ダンジョンでスタイリッシュさを求めるのは間違っているだろうか   作:宇佐木時麻

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久しぶりにスクライドのクロス作品がランキングに上がっているのを見て思ったこと。
……クーガーとベートを絡ませたダンまちss書けば良かった……!


番外編2:小さな英雄の産声

 ―――夢を見ている。

 まだ自分にとって全てが存在していた頃。祖父が居て、兄がいて、まだベル・クラネルにとって何も失っていなかった頃。祖父が死んでしまった日に見た夢を思い出している。

 見上げる夜空は雲一つない満天下。大地に生い茂る草を布団代わりに寝転び、満天下に輝く星々を眺めていると、横で寝転がっていた兄が腕を枕代わりにしながらふと訪ねてきた。

 

『ベル。お前は受け継ぐならば、力か誇り高き魂。どちらを選ぶ』

 

 兄は寡黙な人だった。多くを語らず背中で語るような人だった。誰よりも厳しくて、それ以上に自分に厳しい人だった。他人に頼らず、どんなに辛くても前に進み続ける人だった。

 そんな兄の事が好きだった。生まれてからずっと兄の背中を追いかけてきたと思う。どんなに苦しくても辛くても転んでも、決して兄は助けようと手を差し伸ばしてくれることは無かった。

 ただ信じているように、僅かに振り向いた貌は自分の到達を待っていた。

 

『やっぱり僕は英雄になりたいから、誇り高き魂かな。だって力だけじゃ英雄にはなれないと思うから』

『……そうか』

 

 応えた解答に兄は目を細める。冷たい眼、だけど寂しそうにも見える眼。その眼は嫌いだった。まるで自分を通して誰かを見ているような、何処かへ往ってしまいそうな眼だったから。

 

『兄さんならどっちを選ぶの?』

『…………』

 

 その問いかけに兄は答えなかった。誤魔化すように、髪を強引に掻き混ぜられる。兄の真似をして掻き上げていた前髪も無理やり垂れ下げられて不満気な顔をするが、兄は知らん振りだった。

 だけど、見えていた。掻き混ぜられている最中、垂れ下がった前髪の隙間から見えた兄の眼は、何処までも達観していた。

 まるで、自分にはその答えを選べないと言うように、大切な物を見るような優しい眼で。

 

『―――お前の魂は、何と叫んでいる―――』

 

 もう一度投げ掛けられた問いに、自分は応える事が出来なかった。

 ベル・クラネルの世界は完結していた。祖父の語る冒険者という言葉に憧れは持っていたとしても、それは遠い世界の出来事だった。だからベル・クラネルは冒険者に憧れながらも、きっと祖父と兄と一緒にこの村で過ごし続ける。そう思っていたからこそ、自分の望みが解らなかった。

 

『……兄さんのは、何て叫んでいるの?』

 

 だからこそ兄の望みが知りたかった。自身の目標、憧れの存在。そんな彼はいったい何を思って生きているのか。

 その問いに兄は一度小さく笑い、そして告げた。

 

『―――■■■■■―――』

 

 あの時、兄はいったい何て言ったのだろう。

 

『じゃあ、僕もそれでいい』

 

 あの時の自分は、いったい何に共感したのだろう。

 あの時、僕は―――

 

 

 

   ◇◇◇

 

 

 

「―――ベル君!」

 

 衝撃、反転、落下。

 何かに身体を突き飛ばされて意識が覚醒する。何が起こったのか、突然の事態に混乱する思考を冷静にさせるために何があったのか回想する。

此処はダイダロス通りで、今日は怪物祭(モンスターフィリア)が開かれており、その際にモンスターが脱走し、自分はシルバーバックに襲われて―――

 そこまで思い出して、ベルは自分の胸元にある温もりに意識を向けた。そこにいたのは先ほどシルバーバックに襲われて逃げるように説得したはずの彼の主神、ヘスティアが激しく息切れしながら庇うようにベルの胴体を抱き締めていた。

 

「かっ、神様!? 何でここに―――」

 

 逃げたはずじゃ、とそこまで考えて隣から聴こえてきた息遣いに思考を打ち切りそちらに視線を向ける。

 恐らくヘスティアが突進してきた衝撃で紛れ込んだであろう路地裏の階段上、そこからシルバーバックが腕を伸ばしてベル達を掴もうとしている。幸い怪物の図体が巨体なため身体が裏路地に入れないでいるが、両壁はシルバーバックの巨体に耐きれず罅が奔り、壁を粉砕して路地裏に侵入してくるのも時間の問題だろう。

 このままだと、神様まで巻き込んでしまう……っ!

 

「失礼します、神様!」

「うっ、う~ん。ベル君……ッ? うわぁ!?」

 

 階段から転げ落ちた際に頭を打ったのか、頭を押さえて呆然としていたヘスティアを不躾さだと分かっていながらベルはその小柄な身体を抱き上げ一直線にシルバーバックから離れるべく駆け出す。

俗に云う、お姫様抱っこの形で。

 

「べ、ベル君……こんな状況で本当にすまないと思ってるんだけど……ボクは今心から幸せを感じている……!」

「なに言ってるんですか神様ぁ!?」

 

 こんな状況でも幸福そうに笑うヘスティアに絶叫しながらベルは一歩でもシルバーバックから遠ざかるべく全速力で迷路とも言えるダイダロス通りを縦横無尽に駆け巡る。

 もっと、もっと遠くへ。この(ひと)だけでも逃がしてみせる―――決死の覚悟で逃走するベルに対し、されど運命は微笑まず、

 

「……ぁッ、そん、なぁ……」

 

 複雑な一本通りの行く先。そこにあるのは青空へと続く出口ではなく―――空高くそびえ建つ壁だった。

 袋小路。即ちデッドエンド。一本通りを引き返したところで別の道など存在するはずなどなく、完全に退路を断たれてしまった。怪物がここまでやって来るのも時間の問題だろう。四肢に力が入らず崩れ落ちる。

 

「ごめんなさい、神様。僕は、僕は……ッ!」

 

 また失うのか。また家族を守れないのか。矮小で惨めな自分が情けなくて流れ落ちる涙を拭う事すらできず、ベルは蹲りながらとうとう耐え切れず己の心的外傷(トラウマ)を口にした。

 

「僕は―――兄さんにはなれないッッ!!」

 

 ―――ベル・クラネルにとって、バージル・クラネルは憧れであり、同時に歪みでもあった。

 

 幼いベルにとって兄であるバージルは英雄そのものだった。

 強く、格好良く、誰も譲らない信念を持っており、弱くて無様ですぐ揺れる己とは正反対な存在。すぐ立ち止まってしまう自分とは違い、前に進み続けることが出来る理想の人物。

 だからだろう。何の変哲もない日。激的な変化もなく、同じような日々が繰り返されていた日常で、唐突に兄はオラリオに一人で向かった。

 その時、その気になればきっと自分もその後を追えたはずなのだ。だけどそれが出来なかった。”お爺ちゃんを一人には出来ないから―――”そう自分に言い訳して、村に残った。

 そうだ、ベル・クラネルはそういう人間だ。すぐ立ち止まってしまい、誰かに尻を蹴って貰わなければ前に進むことが出来ない。結局、何もかも失わなければ行動することが出来ない弱く惨めな存在。

 そんな自分が嫌だった。だから祖父が崖から転落して死んだと聞かされた時、涙を流し尽くし一人になった部屋を見て決めたのだ。

 変わろうと―――兄のように成ろうと。強くて格好良い、英雄のように成りたいと。夢に憧れていた冒険者になると誓ったのだ。

 そして残った全財産を持ってオラリオに着いて、先に向かった兄の行方を知ろうと調べて、愕然とした。

 

 迷宮都市オラリオの最大派閥【ロキ・ファミリア】に属するLv.6。数多の最速到達記録(レコード)を更新し僅か四年で数少ないLv.6に到達した生きる英雄。それが調べて出てきた兄の記録だった。

 それを知った時、ベルは決めた。喩え何があろうと、決してロキ・ファミリアの看板だけは叩かないと。自分のような弱者が受け入れて貰えるとは到底思えない。だがそれでも、そこだけには行かないと固く胸に誓った。

 きっとそこに行き、バージルの弟だからと受け入れられてしまったら―――二度とベルは、ベル自身を許せなくなる。また兄に頼ってしまう。それは絶対に認められなかったから。

 そして。数多のファミリアから入宗を拒否られ路傍を彷徨っているところを、ベルは現主神となるヘスティアに拾われたのだ。それが運命の出会い。ベル・クラネルは冒険者となり、ダンジョンに潜り―――兄との隔絶した差にトラウマを持ってしまっていた。

 こんな時、兄ならばどうしたか―――? 決まっている、きっと兄ならば勇敢に立ち向かったに違いない。英雄のように、お伽話に出てくる主人公のように、きっと見事に勝利を収め前に進み続けるに違いない。

 だけど、それをベル・クラネルは選べない。力がない。勇気がない。自分を信じれない。こんな無様な自分では何も出来ない―――

 

「……当然じゃないか、ベル君」

 

 涙を流すベルの頭上からヘスティアの声が彼の身体に突き刺さる。そうだ、成れるはずがない。兄のような存在に、自分のような無様な弱者が―――

 

「―――だってベル・クラネルに成れるのは、ベル・クラネルしかいないんだからさ」

「えっ―――」

 

 罵倒されると思った声は優しくて、ベルは思わず顔を上げた。そこには普段彼が見慣れた優しい神様の笑顔があった。

 

「ベル君。人は誰かになることは出来ないんだよ。喩えその人と同じ出来事をしてきても、どれだけ真似たとしても、絶対にその人自身になることは出来ない。神様(ボクら)だってそうさ。だけどそれは、君には君しか成れないって事でも在るんだよ。君が今までしてきた努力は決して無駄なんかじゃない。それでも君が君自身を信じられないって言うんなら―――」

 

 そう告げて、ヘスティアはそっとベルの手を両手で包み込んだ。その際にベルの手に何かが手渡される。両手の隙間から見えたのは、漆黒に輝く一振のナイフ。まるで生きているように輝く刃の刻印にベルは息を飲んだ。

 

「ボクがベル君を高みへと導いてみせる。それが君が君であることの証。この世に一つとしか存在しない君だけの武器(ユニークウェポン)。バージル・クラネルでも持っていない、ベル・クラネルだけの武器さ」

「神、様……」

 

 呆然とするベルに対し、ヘスティアは笑う。強く優しい、女神のように。

 

「どうか信じて欲しい。ボクを―――そして、ボクが信じる君を」

「……はいっ!」

 

 ベルは頬を垂れる涙を強引に拭い、力強く頷いた。

 もう、その手は震えていなかった。

 

 

 

   ◇◇◇

 

 

 

 ベル・クラネル

 Lv.1

 力:G221→E403

 耐久:H101→H191

 器用:G232→E412

 敏捷:F313→D521

 魔力:I0

 

 全アビリティ熟練度、上昇値トータル600オーバー。

 過去最速で【ステイタス】の更新を終えたヘスティアが見たベルの【ステイタス】は、彼女が見てきた中で最高の上昇値となっていた。

 これならいける―――! ヘスティアがベルに与えたナイフは《ヘスティア・ナイフ》。彼女の親友であるヘファイストスが直々に打った進化する武器。所有者の【ステイタス】と共に進化するそれは、紫紺の輝きを放っていた。

 

「ベル君! 準備できたよ!」

 

 【ステイタス】の更新が終わったのを告げるのと同時に獣の咆哮が響き渡る。間違いない、今のはシルバーバックの咆哮―――もうじき場所が割れるのも時間の問題だろう。ベルは隠れていた物陰から立ち上がり、一歩だけ進むと振り返った。

 

「神様。……行ってきます」

 

 その時浮かべていた表情は、今まで見たことがないほど―――男の子の顔をしていた。

 ああ、そんな表情で言われたら、女神として、愛する女として、告げる言葉など一つしかない。

 

「うん! 行ってらっしゃい、ベル君っ!!」

 

 いつものように、されど笑顔度120%増しで。ヘスティアはベルの背中を押し、ベルは今度こそ振り返ることなく物陰から戦いの場へと身を乗り出した。

 

「…………」

 

 ―――身体が、熱い。まるで全身が燃焼しているように、されど思考だけは異様に冷静(クリア)。そして全ての熱が集中しているように、ナイフが熱い。まるで生きているように。

 そこまで考えて、上から降って来たシルバーバックにベルは視線を向けた。自分では到底敵わないはずの怪物。だというのに、今はその姿を見ても何の恐れも抱いては居なかった。

 そしてその変化をシルバーバックも感じ取ったのか、警戒するように唸り、威嚇するが如く咆哮を解き放った。

 

『ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!』

 

 雄叫びに大気が震え、風となってベルの全身に叩きつけられ、前髪が揺れる。

 ベルはその咆哮に怯えを見せる事もなく、上に掻き立つ前髪を掴み―――そっと降ろした。

 

「そうだ、当たり前のことだったんだ」

 

 呟く声は、まさに零れたとしか言えない音量。

 誰かに聞かせる訳でもなく、自分自身にベルは告げる。

 

「僕は、ベルだ。兄さんじゃない。僕は僕だ。弱くて惨めで情けなくて―――それでも変わりたいと思った―――ベル・クラネル。それが僕だァ―――ッ!!」

 

 咆哮に負けじと吠えて、掻き降ろした前髪からシルバーバックを睨みつける。それは決別の証。もう、バージルに成り切るのは辞めよう。今度は、ベル・クラネルとしてバージル・クラネルに追いついてみせる。

 前へ。先へ。一歩踏み出し、その逆の脚も踏み出して歩みは次第に駆け足に、疾走へと進化していく。

 ―――その刹那。

 

”―――這い上がって来い。頂にて、貴様を待つ“

 

 それは幻覚だったのだろう。

 それは幻聴だったのだろう。

 吹き荒れる風の中、その先に兄の幻影を見た。いつものように、助けを伸ばすのではなく、ここに辿り着くのを待つように僅かに振り向いた横顔。

 それを見て、告げる言葉など一つしかない。

 待ってて、でもない。

 置いて行かないで、でもない。

 歯を食い縛り、熱く滾る四肢に更に力を込めて、絶叫と共に幻影の背中を突破した。

 

「先に行ってて―――必ず、兄さんを追い抜いてみせるから―――!」

 

 それは自分自身に告げる宣告。

 他の誰でもない、自分の魂への誓い。

 風が途絶え、目前に広がるはシルバーバックの驚愕した顔。先ほどとはかけ離れた速度に完全に迎撃しようとして振るっていた腕は明らかに追いつかない。

 空前絶後のチャンス。これを逃せばベル・クラネルに勝機はもはや存在しない。無防備となった胸部に向けて、ベルは矢のようにナイフを持つ右腕を引いて足腰に力を込め、一気に解き放つ。

 それはかつて、ベルがバージルから教わった数少ない技の一つ。

 魔剣技突撃疾走式―――

 

「スティンガァアアアアアアアアアアッッ!!」

 

 解き放たれた突撃槍(ペネトレイション)が紅い軌道を宙に描きながらシルバーバックの胸部に深く突き刺さる。衝撃に視界が真っ白に染まり、それでも前へナイフを深く突き立てる。

―――熱い。身体が沸騰しているかのように、思考も曖昧になっていく。

 何もかもが溶けていくような感覚の中、ベルの口がまるで制御から離れたように勝手に言葉を紡ぐ。それは、彼の魂の叫び。嘘偽り無い、彼の思い。

 

「あの日に……誓ったんだ。もう二度と、失わないって……家族を、守りぬいて見せると……僕の魂が、叫んでいる……!」

 

 フラッシュバックする記憶。何もかも曖昧となっていく世界で、過去と現在が交差する。

 

 

 

「―――もっと力を―――」

『―――もっと力を―――』

 

 

 

 胸の内側から溢れ出す魂の咆哮が起爆剤と化し、熱く滾る身体が回路と成りて、ナイフが力を爆発させる。身体の力を一つ残さず使い切る勢いでベルは渾身の思いと力をシルバーバックに叩き込む。

 

「いっけぇえええええええええええええええええええええええええええええッッ!!」

 

 迷いも、恐れも、何もかもを置き去りにして―――シルバーバックは魔石を砕かれ、跡形もなく消滅した。

 

「……勝っ、た……?」

 

 自分のした事が信じられず、驚愕と共に無意識に座り込む。やがて自分のした事を受け入れて、震える両手を握り締めた。

 それは決して恐怖から来る震えなどではない。むしろその逆。押し寄せて来る歓喜を抑えきれなかったから。

 そして、抑える気もなかった。

 

「―――ぁ、ぁぁぁ、ぁああああああああああああああああああああああああああああああァァァッッ!!」

 

 両手を強く握り締め、渾身のガッツポーズと共に抑えきれぬ歓喜を咆哮に変えて天へと轟かす。ただただ、喉が枯れ果てるまで少年は空へと吠えた。

 

 この日。ようやくベル・クラネルはベル・クラネルとして、冒険者となった。

 

 

 

   ◇◇◇

 

 

 

 ―――そして、その至高の輝きを眺め女神は恍惚の笑みを浮かべていた。

 

「ああ、良いわベル……やっぱり貴方の魂は本当に綺麗……」

 

 青臭く、されど誰しもが思わず見てしまう魂の輝き。それを見て笑っていた女神は、ふと視線を変える。

 

「それで……貴方はいったい何の用なの、オッタル?」

 

女神が向けた視線の先。赦しを乞う罪人の如く頭を垂れるオラリオ最強の冒険者と謳われる【猛者(おうじゃ)】は、何時間もその体勢でありながら何一つ不満を述べること無く発言の権利を得たのと同時に告げる。

 

「フレイヤ様、不躾ながらお許し下さい。―――どうか、私に貴方の護衛から離れ、ダンジョンに潜る許可を与えて下さい」

 

 その脇に置かれているのは、嘗て鍛冶の神であるヘファイストスが己の全霊を注ぎ『神の力(アルカナム)』を駆使して作り上げた至大至高の神造兵器(アーティファクト)

 僅かに上げられたオッタルの顔から見える双眸は隠し切れない戦気の業火に燃えており、その魂の輝きに思わず飲み込まれそうになる。

 その姿を見て、女神は更なる笑みを浮かべた。

 

 ―――決戦の日は近い。

 




 一方その頃のバージル。
 ばーじる(ヒャッハー! 逃げる奴は怪物だ! 逃げない奴はよく訓練された怪物だァ! 幻影剣エアトリック羅閃天翔閻魔刀飛翔斬・弐兜割り月輪脚2そしてトドメの……オーバードライブじゃあアアア!! )
 そもそも怪物祭に参加せずダンジョンに潜っていた模様。


 という訳でベル編はこんな感じです。兄に対してトラウマを抱えるベル君の頑張る場面を書きたかったのですが、上手く書けたでしょうか?
 次回はバージルvsロキ・ファミリア幹部の予定です。

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