インフィニット・ストラトス~やさしい世界で《さいこう》目指す~   作:星屑英雄

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やっと投稿できました…

これも作者のタイピング速度の遅いことが原因だ…
非力な私を許してくれ…
ああ、ナッシュ…こんな時、君がいてくれたら…

と、おふざけはここまでにして、誠に申し訳ございませんでした。
タイピング速度も、話を作る頭もないのに、なんで連載してしまったんだ…

次回からもまた遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って書きますので、見捨てないでください。
お願いします。

それではどうぞ!!


第七話 激突!! 一夏VS央樹 後編

~アリーナビット内~

 

「まったく、央樹の奴。自分ともやるとは言ってたけど、こんな早くとは聞いてねーよ」

 

俺こと織斑一夏は今、ビットで白式を纏い、コンソールを叩き最終調整をしながら、ぼやいていた。

前に、セシリアと戦う前に『お前の白式と俺の赤最でも戦うからな』と言っていたのは自分は覚えている。が、なんせセシリアと戦ってまだ三~四日ほどしかたっていない。もうちょっと情報収集などの準備をする時間が欲しいところではあった。

まあ、そう言っても何も始まらないし、機体の調整はもう出来ていて俺の調子も最高なのでいいだろう。

さてと、この話はここまでにして、俺は集まってくれた人を見る。千冬姉と箒それから、山田先生が俺のところに来ていた。

 

おし、準備は万端だな。

コンソールから手を放した、俺を見て千冬姉が言う。

 

「相手は防御型だ。だが、お前の雪片ならば突破できるだろう。しかし、相手はお前よりISのことを知っている…なめてかかるなよ?」

「分かってるって!!あいつは俺にISの基礎を叩き込んだ奴だぜ?油断はしないよ、千冬姉」

 

…そう、あいつは厄介だ。セシリアほどのISの《慣れ》ってやつはないが、それを補える装甲と操作技術を持っている。

あいつは俺との練習の時、模擬戦で最初は普通の動きだったが、最後の方は確実に動きがよくなってきていた。考えるに、あいつは一週間IS生活で操作技能は一定のものになったのはいいが、慣れないせいでセリリア戦ではあまり動かせてなかったのだろう。

ISに慣れ始めている…

ならば、セシリア戦とは比べ物にならない強さになっていると考えられる。

これは気を引き締めなければならないな…

 

「さてと、そろそろ行くか…」

「一夏!!」

 

俺がカタパルトにつこうとすると、後ろから箒が俺の名前を呼ぶ。

俺はその声に反応するように後ろを向く。

すると箒は少し赤い顔で何かを言おうとしている。

 

「どうしたんだ、箒?」

 

あまりにももじもじしているので、何かあったのだろうか?と思い声をかける。

箒は少し唸ってから、意を決したように俺に向かい――――

 

「私はお前を応援する!!だから、絶対に勝ってこいっ!!」

 

エールをくれた。

何を言われたのか一瞬分からず、ぽかんとしてしまったがその言葉を反芻してみて意味が分かった。思わず、笑ってしまう。

 

「な、なぜ笑う!?」

「いや、悪い。そうか、箒は俺を応援してくれるのか」

「…悪いか?」

「いーや何にも悪くない。箒がエールをくれたんだ、箒のために勝ってくるよ」

「ばっ、私のためにっ!?!?!?!?」

 

箒の顔がみるみる赤くなってくる。

…風邪か?大丈夫だろうか?

一応確認しておく。

 

「箒?どうした、大丈夫か?」

「な、にゃんでもない!!早く行け!!」

「?」

 

ま、いいや、そう思い俺はカタパルトにISを乗せる。

機体に俺の体を預け、射出の時を待つ。

白式とカタパルトのシステムをチャックしていた山田先生がOKを出してくれる。

 

『織斑君、システムオールグリーン発進してください!』

「了解!織斑一夏、白式、出ます!!」

 

その言葉と共に、俺の体にGがかかり、一気に射出されたのだった。

 

 

 

 

~アリーナ~

 

「よお、待ってたぜ?」

 

央樹はすでにアリーナの中央に待機して待っていた。

ビットから出てきた一夏は、降下し地面に降りながら頭を下げ、謝る。

 

「悪い、少し遅れちまった」

「いや、これくらい大丈夫だ、問題ない」

「そうか、よかった…」

 

へーデートかよ、とでも言いたくなるような会話の後、二人は真剣な表情になり、互いに獲物を構える。

 

「それじゃあ…」

 

そう言いながら、央樹はハンドガンを一回くるりと回す。

 

「一対一の真剣勝負…」

 

一夏は、央樹の言葉の続きを言いながら、雪片を一度、ブンッと下に向かって振るう。

 

「「始めようか!!」」

 

瞬間、央樹のハンドガンが火を噴き、弾丸が発射される。

一夏は慌てず、雪片を一振り…IS用の実弾は横に弾かれていく。

 

「と、思うよなぁ!!」

 

一夏は央樹の声にハッし、横を向こうと機体を動かそうとした。

が、横殴りの衝撃で機体ごと体制を崩す。

その隙を央樹は逃がさず、更に二発三発とハンドガンで撃つ。

 

「クッ、何がっッ!?」

 

一夏は放たれた弾丸から頭を守るように腕を盾にし、気づいた。

 

「そうかこの弾丸…磁石か!!」

「大正解!!正確にはISのシールドに引き寄せられる特別製の弾丸…名付けて立体吸着シールド弾だ!!」

 

そう、先ほど防御した時、一夏のIS白式の腕装甲部分に張り付いている弾丸が見えたのだ。

 

実は前の試合で簡単によけられたことから、央樹のハンドガンの弾丸は全部この立体吸着ウェットシー…立体吸着シールド弾に変えてあるのだ。この試合のためにだけ用意したという訳ではなく、元々は絶対に当たる弾丸というコンセプトで開発された赤最の基本装備である。だが、試験実演で衝突時の衝撃がかなりあり、必ず当たることは当たるので成功かと思われた、が、威力がほぼ無いに等しいという事が発覚し再開発になったものだった。それを、央樹は引っ張ってきたのである。

 

「威力は小さいがそれ、結構効くだろ?」

「…ただでさえこっちはシールドエネルギーを気にしないといけないって言うのに、やってくれるっ!!」

 

一夏もやられてばかりではない、ダメージが微々たるものであるとわかるとすぐに体勢を立て直し、反撃に出る。

央樹のハンドガンを気にせず、一気に接近し、気合の言葉と共に雪片を振るう。

 

「はあ!!」

「っ!!」

 

それを何とか紙一重で、躱す赤最。

この時ばかりは、鈍重な装甲を少し恨めしく思う央樹であった。

攻撃を避けた央樹だが、このままでは追撃を食らってしまう。

央樹はハンドガンを一夏のISに密着させる。

そして―――

 

「この距離なら、バリアは張れないな!!」

 

ハンドガンを連射する。

いくら威力のほぼ無い一撃と言っても、至近距離で連続して喰らうのはかなりこたえたらしく、一夏は距離を開ける。

その間に央樹は自身のハンドガンの弾数がなくなったことを確認し、弾がなくなったハンドガンを一夏に向けて放り投げる。

一夏は冷静にそれを切り払おうとするが、央樹の様子がおかしいことに気づき、全力で上に飛ぶ。

 

「っち!!」

「あっぶねっ!?」

 

次の瞬間、今まで一夏がいた場所に、槍のようになった無数のドリルが通り過ぎる。

そう、央樹はセシリア戦でも使った技『フルドリライズ』で一夏のシールドエネルギーを一気に刈り取ろうとしたのだ。

 

「(早く気付けて良かった…あと一歩でも遅れていたらと思うと…ああ、考えたくないな)」

 

一夏は冷や汗を流しながら、そう呟く。

一瞬、自身が貫かれるイメージが浮かぶが、頭を振りそのイメージを霧散させる。

実際にはシールドエネルギーが削れるだけなのだが、白式の全身に多大な損傷が出るところであったのは変わらない。

央樹には空を攻撃する手段が無い。遠距離攻撃で攻めたいところだが、生憎、一夏には遠距離で攻撃をする手段が無い。

なので、必然的に近距離しかないわけなのだが、央樹には『フルドリライズ』があるのだ。不用意に近づくと、グサリッ!!である。

 

「(厄介だな…)」

「(厄介だ…)」

 

しかし、下手に動けないのも央樹とて同じであった。

そう、央樹にも対空攻撃がないのだ。

 

「(このままじゃジリ貧だな…)」

 

央樹はそう感じ取っていた。

何故なら、自身の技である『フルドリライズ』は大きくエネルギ-を消費する。あと放てて2・3回が限度であろう。

 

「(このままじゃ赤最はただの木偶の坊になっちまう…)」

 

もし、このままエネルギーが切れたらエネルギーが回復するまで完全に無防備になってしまう。一夏はその隙を見逃さないだろう。

エネルギー切れで決着とは何ともかっこつかないものになってしまうので、それだけは避けたい、と思う央樹であった。

央樹はこの膠着状態を活用し、少し思考する。

 

「(幸い一夏も俺の『フルドリライズ』を警戒して、仕掛けてこない…

仕方ない。切るか、切り札の一枚(・・・・・・)を―――!!)」

 

央樹が、動く―――

 

 

 

 

 

 

「(っ!!空気が変わった!?何か…来る!!)」

 

俺は白式を構え、その何かに備える。

ジッと、央樹の動きをよく見て、どんなアクションがあっても見逃さないようにじっと見つめる。

が―――――――

 

「えっ?」

 

ブンッと央樹の姿がぶれ、ドンッという衝撃が俺の全身を駆け巡る。

気づいた時には、俺は地面に叩き落とされていた…

 

「が、は…っ!!」

 

息が詰まる…いったい、何が起こった!?

俺は慌てて身を起こす。視界に入った央樹は、先ほどいた所とは真逆の方向にいた。

央樹のISの装甲の一部分が少し汚れている。いや、少し歪んでいる…?

 

「そう、か…央樹。今のは瞬間加速(イグニッションブースト)だな?」

「…ああ、そうだ」

 

大方、あの分厚い装甲のまま、タックルでもしたのだろう。

そういえば、と、俺は央樹にISを教えてもらっている時のことを思い出す。

 

あの時、央樹はメガネと白衣を着て、教壇の前に立っていた。

 

『いいか、一夏。ISには、後部スラスター翼からエネルギーを放出し、内部に一度取り込み、圧縮して再度放出。その際に得られる慣性エネルギーで爆発的に加速することが出来るんだ。これを瞬間加速という、覚えておけよ』

『なんでだ?』

『これが一番手っ取り早いんだよ。現にお前の姉の得意技は、これを使用して一気に相手の懐に入り一刀の元に切り伏せる、というものだ。お前もどうせ近接戦特価だろう?だったら覚えておいた方がいい』

『千冬姉の…』

『おーい、一夏?これは世界大会とかでは一般的な加速方法で…』

『千冬姉…』

『駄目だ、コイツ…早く何とかしないと…』

 

…駄目だ、肝心な部分が思い出せない!!

その後、央樹のISの瞬間加速について説明してくれたのに!!

クソッ…

 

「非力な俺の記憶力を許してくれ…」

「ぜってぇ許さねぇ!!ちゃんと説明してやったのに!!」

「何がいけなかったんだ…」

「シスコンが悪い!!」

「千冬姉は悪くねぇ!!」

「いや、お前のことだよっ!?お前が悪いって言ったんだ!!誰も織斑先生のこと言ってねぇよ!!!!」

「はっ!!」

 

しまった…俺の頭の中で千冬姉=シスコンの方程式が出来上がってた…

後悔するがもう遅い。俺の白式から千冬姉の通信が入る。

 

『ほう…私のことをそう思っていたのか…後でO☆HA☆NA☆SIだな…』

『ちーちゃん!!それ私のセリh…ブッツ――――』

「…」

「…」

 

央樹にもこの通信は聞こえていたらしく、互いに微妙な顔をする。

…束さん、なんでいきなり通信傍受したんだろう…

そう考えていると、央樹はキッと真剣な表情になり、こう言った。

 

「ああ、そうだ…これが俺の瞬時加速だ!!」

「いやいやいや、なかったことにならないぞ!?」

「…お前、KYって言われないか?もしくは朴念仁…」

「大丈夫、もう言われた!!」

「って、おい!?」

 

一瞬、ポカーンとした顔になったが、すぐに気を取り直して俺に突っ込む。

なんだか、俺にはそれがツボに入ってしまい、少し笑ってしまう。

 

「ぷ、はは!!」

「…何笑ってんだ?」

「なんだかツボに入ってさ!うふふふふ」

「はぁ…」

「ははははははは、ゲホゲㇹへ!!!」

「ブッ、ふはははは!何、むせてんだよ!」

「いや、ゲホッ、ははは!!」

「「あはははは!!」」

 

言い合うと、どちらとも笑い出してしまった。

なんだろう、今、この時俺たちは本当の友になった気がした。

一通り笑った後、お互い真剣な顔をする。

 

「…行くぞ、央樹」

「ああ、来い一夏」

 

お互いに獲物を構える。

今度はお互いに本気の獲物だ。

俺は零落白夜を発動させ、雪片をエネルギー刃にする。

央樹は全身のドリルを収束させ、大きなドリルへと変換する。

 

「お、おおおおオオォォォォォォォォ!!!!」

「ダァァぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」

 

俺達の口から咆哮がもれ、それを合図に互いに向かって走り出す。

 

「央樹ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

「一夏ァァァァァァ!!!!!!」

 

互いの名前を叫び、光り輝くエネルギーの刃と高速回転する大型ドリルが火花を散らしながら激突する。

激突のエネルギーが紫電を散らし、大きな光となり俺たちの全身を包む…

 

そして――――

 

 

『勝者…

 

 

無し!!

この勝負、両者ダウンにつき、引き分け!!』

 

 

アナウンスが響き、ドッと観客が湧くのを最後に意識を失った…

 

 

 

 

 

一夏は意識を失ったようだな…

俺こと央樹は、壁によりかかりながら、一夏の様子を見ていた。

それにしても、効いたな…

俺は自分の顔に手を持っていった。っ痛、やっぱり大きく腫れている…

 

…最後の瞬間、一夏と俺の武器は砕け、膨大なエネルギーの中で互いに拳振りかぶり、殴り合ったのだ。互いのISの拳が両者の顔面にぶち当たり、絶対防御が発動しシールドエネルギーがゼロとなった。それだけに留まらず、エネルギーの膨張で弾き飛ばされアリーナの壁に叩きつけられたのだった。

 

メットが砕け、かなり腫れている…

これはヤバイくらい痛い…

 

そして、俺も陽やメル、アルル、セシリアが走ってくるの後目に意識を失った…

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

色々突っ込みたいところがあると思いますが、戦闘描写に自分の頭が追いつきませんでした…
すいません、もっと勉強していきたいです。

それと央樹の瞬時加速ですが、背後のスラスターないのにどうやった。また、瞬時加速っていっても、そこまで早くないだろう?という疑問があると思いますが、次回で説明したいと思うので、ご安心ください。

それでは、また次回!!



お詫びのおまけ~ちょっと未来編~


ある日の放課後、俺こと央樹はセシリアとアリーナに練習に来ていた。

しかし、なぜセシリアはドヤ顔をしているんだ?
いや、ドヤ顔かわいいけどさ…
俺は不思議に思い、問いかけてみる。

「なあ、セシリア…なんで、そんなにドヤ顔をしているんだ?」
「ふふふ、よくぞ気づいてくださいました!!」

あ、これめんどくさいパティーンのやつや…
俺は直感的にそう思った。
セシリアはそのまま説明を続ける。

「実は武装を新調したのです!!」
「へ~」

そうなのか、それはちょっと見ておきたいかも…
セシリアはISを展開して、その武装を俺に見せてくる。

「見てくださいまし!わたくしの新調したこの『ブルー・ティアーズ』を!!翼型にし、そして数を8個に増やしましたの」
「お~、え……ゑ?」

…うん、それはとってもストライクフリーダムだなって。

見た瞬間、絶句した。
何アレ!?完全にストライクフリーダムガン○ムのスーパードラグーンなんですけど!?
いやいやいや、それはまずいでしょ!!
何処が開発したんだよ…

「あのー、セシリアさん?それはどこで…」
「?ブルーティアーズを作ったイギリスの会社ですが…?」

イギリスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!
何してんの!?
いや、かっこいいけどね!?
これはまずいでしょう!!
ちなみに言っとくと、ガン○ムは普通にアニメとしてあるぞ!?

その武装はヤバイ!!(著作権的な意味で)
と、言うことを教えた方がいいよなぁ…

「これで、もっとあなたと共に戦えますわ!!」

うん、嬉しそうにドラグーン…もとい、ブルーティアーズをなでるセシリアを見て、何も言えなくなってしまった。
非力な私を許してくれ…



「許してやるよォ!!」
「わ、ちょっと一夏いきなり叫ばないで!」
「ご、ごめんシャル」

と、いったやり取りがあったりなかったり…



まぁ、とにかく…
扱えるかをテストしてみてもいいだろう。

「じゃ、少し慣らしでやって(試合して)見るか!」
「はい!!」

その後、何度か試合をしたが8個はやはり操作が難しかったようで、泣く泣くイギリスに送り返しましたとさ。


おしまい。


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