Exorcists〜滅龍滅鬼のエクソシスト〜   作:秋塚

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龍ヶ崎士貴=りゅうがさき しき
平等院薫=びょうどういん かおる
です。もしかしたら読めない方がいたかもしれないので追記します。


幻影

 

俺は今、謎の施設にいる。横にいる男──鬼崎龍牙と共に。

龍牙が言うにはここは祓魔師協会…つまりエクソシストたちが所属する協会なのだろう。

かなり整備された場所、たくさんの人が楽しそうに話している。場所を除けばあまりにも日常の光景のようでさっき怪物に襲われていたのが嘘のようだ。そう思っていると

「おい、どうした?さっきからボヤッとしてよぉ」

「あ、いや、さっきまで得体の知れない怪物に襲われていたのが嘘のようだなって……」

「ああ、そういうことか。普通信じられねぇよな。しかもお前は特に特殊なパターンだからそれも当然か。」

特殊?どういうことだろうとは思ったが、ひとまず先に聞きたいことを聞く。

「俺、エクソシストになるんですか?」

まあ間違いなくそうだろうと思って聞くと案の定、

「へぇ、鋭いじゃねーか。まぁ、こんな所に連れてこられたらそりゃわかるか」

と龍牙が言う。

つまりこっち側に来る、ということはエクソシストになる、ということなのだろう、また一人物思いにふけっていると、龍牙が立ち止まった、またぶつかりそうになったがなんとか避ける。全く危ない。と、龍牙がこちらを向いて

「着いた着いた。ったく何でこんな面倒なことしなけりゃなんねーんだよ。」

と、ついた場所はいかにも社長室、といった場所だった。

「これからうちのボスである本部長にあってもらう。詳しい説明は本部長に認められてからだ。」

と言って奥の部屋に行くと、そこには一人の男が立っていた。

「おい、おっさん。来てやったぞ。」

そう龍牙が言うと、後ろを振り向いて

「やっと来たか。随分と遅いお帰りじゃないか、龍牙。それに…ふむ、面白い客人を連れてきたようだな。」

その男を見た時、最初に思ったのは

「若いですね。」

思っただけだと思ったら本音が出ていた。

「ははっ、正直だね君は。いつも面倒くさがって適当に嘘をつく誰かさんとは大違いだよ。」

「うるせぇ。ほっとけ」

俺の横にいる「誰かさん」がそういう。嘘をつく方が面倒だと思うんだけどね、俺。と、そんなことを思っていると、男──本部長はこう言った

「そういえば自己紹介してなかったね。僕の名前は朱枝槍丞と言う。よろしくね。皆からはボスって呼ばれてるから君もそう呼んでくれ」

ボスはこの字で、あかえだそうすけ、と呼ぶらしい。俺もとりあえず挨拶はするべきだと思って

「よろしくお願いします」

と言っておいた。

「うん、よろしくね」

そう言ってボスは俺達の方を向き顔を厳しくしてついに核心に迫る一言を放った。

「さて、では君に説明しよう。あの怪物のことを。」

そしてボスはこう言った

 

「幻影《ファントム》

僕達はあれをそう呼んでいる。」

 

 




どうも!秋塚です。
かなり空いての投稿となりましたが、読んでいただけると幸いです。後書きはこれからもちょこちょこやっていこうと思うので適当に読み飛ばしても大丈夫です。よければ作者の戯言を読んでやってください。
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