佐渡防衛戦編の最終話になります。
今回は一言で言えば無双です!
そして清夜に異変が・・
マーリンに関してはマイページで公開しました
見る人は暖かい目で見てください 色々とバランスがおかしいので・・・
2092年 8月11日 日本 新潟 佐渡 基地近く
「それじゃ、これから基地をツツこうと思うんだけど・・覚悟はいい?」
エレンが呆れながら返す
「どうせ基地の全員を殺すんでしょう?わかってますよ」
翠と藍は礼儀正しく返す。
「「どこまでも お側に」」
エコー、アーキン、ホウは笑みを浮かべはするが任務の時と同じ真剣そのものだった。
「あぁ弾薬も余裕であるぜ。夜坊」
「敵さんはこちらに気づいてないようですし、ボーナスも出るので頑張りますよ。」
「装備に異常はないっす」
ただし皆、”狩人のように目が光っていた”。
と、ここでエコーが追加注文をする。
「そうだ夜坊。注文がある。」
「なに?エコー」
すると突然
「いだだ!!、なんだよ?」
「俺たちは金で雇われているが、金のためにお前について行っているわけじゃねぇんだよ。バカ。それとこれはココにも言ったが威圧的に喚いてないで、”いつも笑っているべきだ”。お前はまだガキだが一流のボスっていうのはそれぐらい太々しく構えられるもんだ。さっきの同い年くらいの子供を蹴っ飛ばした時から余裕が感じられないぜ。」
「ふ〜・・そうだね」
エコーには一生敵わないなと観念すると”余裕の笑みを作って”作戦を伝える。
「よし、作戦を伝える・・まずは熱光学迷彩で隠れて・・」
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2092年 8月11日 日本 新潟 佐渡 基地
占領された佐渡基地では上陸した兵達によって着々と橋頭堡となりつつあった。
基地の二つの門のうち一つを担当していた門番は退屈していた。
「暇だな〜俺も前線にいって敵を殺したかったぜ。」
「ぼやくな。上官にバレたら二人まとめて罰をくらうぞ。」
「んなこと言ったてよ〜・・・なんだ!?」
門番が横を向くと ついさっきまで話していた相方の男の”首が切り落とされていたのだ”。
『ペン・ドラゴン』を装備したエレンによって。
そしてボヤいていた男もエレンのレーザーブレードで斬り殺される。
そこで異変に気付いたのか兵士達30人近くが銃を構えてやってくる。
「何者だ!?」
「撃て撃てーー!!」
ババババッバ!!
エレンめがけて一斉射撃をする敵兵士。
だがどれだけ撃ってもひるまずに歩いてくる。
敵はまるで紙くずでも投げているような感覚だった。
エレンは言う
「まったく・・こんなものでは傷一つつけられませんよ。」
「な、なんなんだ!?魔法を使え!!」
さらに敵が20人ほど増えて、そのうち数人が加重系統などの魔法を試みるが
「魔法が効きません!!エラーになります!」
「テストもこれぐらいでいいでしょう。私も攻撃をさせてもらいますよ。」
エレンはCADを操作すると空気を圧縮し破裂させ爆風を一方向に当てる収束系魔法 「偏倚解放」を殺傷力最大で発動する。
圧縮され解放された空気の爆発が敵を襲う。
「「「ぐぁーーーーー!!」」」
今の爆発だけで35人近くが死んだ。
魔法師だと分かったのか今度は『キャスト・ジャミング』で魔法を封じようとする。
「キャスト・ジャミングだ!!キャ、ボグワァ!!」
バキューン!!バキューン!!バキューン!!バキューン!!
しかし『キャスト・ジャミング』を発動しようとした兵士は全員狙撃で頭を撃ち抜かれる。
スナイパーはエコーだった。
エコーはアーキンとホウを護衛と観測手として高台に連れ熱光学迷彩で隠れていたのだ。
エコー達からの思考通信が入る
『無事か?』
『えぇ、お疲れ様です。エコー達はこのまま『キャスト・ジャミング』する敵と逃げる敵の始末をお願いします。』
『了解っす』
するとエレンの目に直立戦車の姿が3台確認された。
「私を相手に立ち向かう勇気は買いましょう。ですがもう面倒です。これで決めます!!」
エレンは重戦術級魔法の振動系領域加速・放出魔法「マイクロ・ヒート」を基地の半分を領域と指定し発動する。
「「「「うぐおぼいおぇ」」」」
パァン!!パァン!!パァン!!ドカーン!!
「マイクロ・ヒート」の領域にいた人間はポップコーンのように破裂し、戦車などの機械は内側からボコボコと膨らみ爆発した。
この魔法は自然に放出されているマイクロ波を高周波に変え短いサイクルで直接、照射し破壊する魔法。簡単に言えば高出力の電子レンジである。
対象はあくまでもマイクロ波のため自分の状態(エイドス)をそのまま魔法式で投射して改変を防ぐ対抗魔法『情報強化』も効かない。
領域を広げればそのまま戦略級になるエレンがもっとも得意とする魔法である。
静かになったと思ったが反対側から悲鳴が聞こえ”黒い竜巻”が見えた。
エレンは安堵した。
「どうやらあちらも終わったようですね」
時間はエレンが突入したあたりに戻る。
エレンが突入した場所とは反対の所でも敵にとっての悲劇が始まっていた。
そこには『メルディン』を纏った
作戦自体はエレン達と変わらない。
敵はすぐに魔法師と見抜いたのか対応に出た60人のうち20人ほどが『キャスト・ジャミング』を発動する。
しかし
「「「「「ぐべはぁ!!」」」」」
『キャスト・ジャミング』が効かないことに驚く敵。
「ば、化け物・・・」
「怯えるな!!これだけの数だ!!撃ち殺せる!!魔法も使え!!」
バババッババババッバッバ!!
エレンの時と同じように一斉射撃、魔法を発動する敵。
すると
銀色の液体は彼の周りを飛び交い
キンッ!!キンッ!!キンッ!!キンッ!!
と、まるで意志があるかのように射線の間に入り全ての銃弾を防いでしまう。
そして
銃弾を防いだ魔法は以前に黒川春奈を拘束した時と同じ魔法。
BS魔法を使った水銀を操る『Hgイリュージョン』である。
そして黒い粉は敵の方に飛んでいくと、全ての物切り裂いていった。
「ぎゃーー!!」
「あ、あの黒い粉に触るな!!切られるぞ!!」
飛んでいる粉は砂鉄であり、それも超高速で振動しながら動いている。
この魔法は『Hgイリュージョン』と同じ『電気を自在に発生、操作できる』方のBS魔法の応用で
磁力操作で砂鉄を操り敵を斬り殺す魔法『
触るなというのも『
「嫌だーーーーひぃぃぃぃぃーーーー!!」
スパーン!!また一人、二人と斬られていく
「応援はどうした!?この基地に350人は配置されてるはずだろ!?」
「それが反対でも侵入者が!」
「じゃあ直立戦車だ!!とにかく全ての兵器、魔法を使ってでもこの化け物をつぶぇげぁ!!」
ブバァッ!!
指示していた男はビームのようなもので撃ち抜かれた。
このビームもBS魔法を使った魔法『粒機波形高速砲』
極めて雑な表現をすると全身からビームを放つ魔法である
正確に説明すると、まず『粒子』又は『波形』のどちらかの性質を状況に応じて示す電子を『電気使い』のBS魔法でその二つの中間である『曖昧なまま』の状態に固定する。そしてこの『粒子』にも『波形』にもなれない電子に『留まる』性質を持たせる。 この「留まる」性質により質量を持たない電子が擬似的な「壁」となり、『曖昧なまま固定された電子』を強制的に動かし、電子を白く輝く光として放たれた速度のまま対象に叩きつける魔法である。
機械兵器すら紙のように容易く貫き溶解させる程の威力を持つ
仲間の死体に怯える敵兵士
「ひっ!!ひぃーにげ・・うぐぉ!!」
パーン!!
逃げ出そうとした男も翠の狙撃で撃ち殺される。
「も、もう無理だ・・と、とうk、ぎぃいいいいやーーーー!!」
ズパッ!!
投降の意志を示そうする男も喉を、腕を斬られ殺される。
突入してから始めて喋る
『翠、藍。二人ともご苦労。そのまま援護頼む。』
『かしこまりました』
『ご主人様もお気をつけて』
(そう・・俺たちは殺し合いはしない、するのは一方的な殺しだけだ。)
とそこで直立戦車が10台現れ砲撃をしかける。
ドーン!!ドカーン!!
決まったかと思われた。だが煙が晴れると無傷で立ち尽くす
突然、向こう側が赤く光る。
「そうかエレンは終わらせたのか。ならばこちらも終わらせなければいけないね。」
すると基地の周辺から黒い雲みたいのが現れる。
いや雲ではない、砂鉄だ。
敵は叫ぶ
「そ、総員退避ーーーー!!」
ズザザザザザザザザザザザ!!
これももちろん間に合わない。
大量の砂鉄が超高速で振動しながら竜巻になって直立戦車すらも飲み込む。
そしてミキサーの名の通り戦車も人間もミンチにしてしまった。
最終的に350人いた基地に残ったのは破裂やミンチになった死体、戦車などの残骸だけだった。
どのように情報が知れ渡ったかは不明だが
後に世界はDEMの彼らを次のように呼んだ
魔法が効かない魔法師「
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2092年 8月11日 日本 新潟 佐渡 防衛線仮設司令部
佐伯少将は高台にある灯台から基地の様子を見ていた。
基地全てが分かるわけではないが赤い光と黒い竜巻は見えていた。
「一体、基地で何が起こっているの・・・」
驚愕している佐伯少将の元に部下からの報告が入る。
「佐伯少将!!一条殿が戦場を回り義勇兵をひとつにまとめてくれました!!その数80!そして無事、我らが陣営に合流しました!それで・・」
一瞬報告を戸惑う兵士。
佐伯少将が問う?
「なにかありましたか?」
「はっ!!なんでも一条殿はDEMの救援をうけたらしいのですが・・その後DEMの方々は基地を攻撃にしに行ったとのことです」
「なっ!?まさか先ほどの光と竜巻は・・・本当に何者なんですか・・」
だが佐伯少将はこうも考える。
(もう戦争は魔法で決まる時代なのね・・これを見ると益々思う・・十師族に頼らない魔法師の特殊部隊が必要だと)
佐伯少将は後に作られる『独立魔装大隊』について思案を巡らせる。
そこにもう一人の兵士が現れ報告する。
「さ、佐伯少将!!敵艦3隻が増援で現れました。しかもすでにいた艦隊は島全体に向けての砲撃準備を始めたそうです!!」
「なんですって!?すぐにMr.ウェストコットに通信をつなげなさい!!」
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2092年 8月11日 日本 新潟 佐渡 基地
「国防軍に十分借りを作れたし帰りますか。」
「「「「「「了解」」」」」」
そこに通信が入る。
『ミスター!!聞こえますか!?』
「えぇ聞こえますよ。基地の方は・・」
『基地の近くに増援3隻が現れました!!しかもすでにいた艦隊は島全体に向けての砲撃準備を始めました。今すぐ退避を!!』
「っ!?了解!!」
エレンは声をあげて進言する。
「あれだけの数じゃ逃げても隠れても意味がありません!!私がすでにいる艦を『ヘイル・ハンマー』で一掃します!!」
「俺も同じ意見だ。エレンの戦略級魔法で減らせるならそうした方がいい。」
「よし!!翠と藍とホウはエレンについて戦略級魔法発動まで護衛しろ!!エコー、アーキンは俺について周辺警戒!!」
「「「「「「了解」」」」」」
エレン達が岸に移動し始めたのを見て
だが異常はすぐに見えた。
10歳ぐらいの女の子が敵兵士の男に連れ去られているのだ。
「おらぁ!!こい!!」
「お兄ちゃん助けて、助けて!!」
少女は
ただただ自分の兄が助けてくれると願っているのだ。
「銃をおいt」
ドカーン!!
敵も少女も
艦の試し打ちだったのだろうか。
少女達の近くに砲撃が直撃した。
問題は冬華に見えた少女が死んでしまったことにあった。
「ぁあ・・・あああああああああああああああああああ!!」
「落ち着け!!夜坊!」
「ボス!!聞こえますか!?ボス!!」
だがその声も彼には届かない。
ししししししし死んだ?ま、またまままま守れなかったたた?なにが?しょsっhそhそほしょしょしょ少女ぉぉおぉぉぉぉおぉx?ふふふふ冬華をををを、?俺ははははっはあっっはまた?よっよよよ弱い。意味がががっががフユ華・・・イミががががががががががあっぐぁわわわkkkkkkkkkkkkkkkkkrrnrr$)("0#))$0$|{$%hh/!!!!hhhhh#>K__"#$"&&%9^/lbgh
彼の中で何かが起動した・・
D&%~=○!s □x M&&%ina System 起動
エコーとアーキンが様子を見てみるが
エコーが
「お、おい夜坊?・・・大丈夫か?」
「世界を・・・壊す・・・行動・・開始」
「どこに行くんです!?ボス!!」
ロボットのように生気のない声をあげると増援に来た艦の近くの岸に向かって走り出した。
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2092年 8月11日 日本 新潟 佐渡 岸
エレンはすでに戦略魔法発動の準備が完了していた。
発動する魔法は収束・振動系減速魔法『ヘイル・ハンマー』
妹のカレン・N(ノーラ)・メイザースが得意とする魔法
標的の上空に収束魔法で海水を集め振動系減速魔法で巨大な氷塊に変えて落とす。
戦略級と言われる理由は船の被害にある。
氷塊だけでも被害は大きいのだが、まず大量の海水を集める時点で船を転覆させることができ、落とした後にも大きな波でより多くの船を転覆させることができるのがこの魔法の恐ろしさである。
「発動します!!三人とも周囲を警戒してください!!」
「「「了解」」」
とうとう『ヘイル・ハンマー』が発動される。
ドパーン!!
まず1隻が海水を集める段階で転覆する。
そして集めた海水を氷塊に変える段階で藍が異変に気付く。
「ヒョ?あそこにいるのはご主人様じゃない?」
「本当です!藍ちゃん!ご主人様もエコーさんたちもいる」
「本当っす!なにをするんすかね?」
エレンもつられて三人が向いてるほうを向く。
するとそこには確かに
「アイク!?なにを・・ええい!!どちらにせよ、もう発動しているので今は魔法に集中させてもらいますよ!」
その頃
「ターゲット・・・ロック・・オン」
「な、なんだ!?敵艦に魔法を発動するのか!?おい夜坊!!・・ええい、とりあえず発動するまで護衛するぞアーキン!!」
「了解です!」
この魔法は
まず標的の上空で領域魔法「ムスペルムヘイム」を使い気体分子から大量に電子を取り出し、『粒機波形高速砲』で電子を光線ではなく全方位に放ち溶かし消す。
簡単に言えばその光に飲まれれば、あらゆる物が溶けてなくなるということだ。
ブバァ!!
「
ドカーーン!!ドバー!!
それと同時にエレンの『ヘイル・ハンマー』が振り下ろされ艦2隻に直撃破壊され、落ちた時の波で残りの艦2隻は転覆する。
すべての艦が落とされたこの瞬間、佐渡防衛戦勝利が確定した。
排除完了。ダメージ0、次の標的のせんてeeeee%#&"$$%&!!~?/<$#$"<・・・・・冬華・・・・
プツン!!
それと同時に
エコーとアーキンは抱きとめ起こそうとする。
「お、おい夜坊!!・・・どうしたんだよ本当に・・」
「ん?何かつぶやいてますよ、エコー」
エコーは耳を傾けてみるとこう聞こえた。
「ごめん、冬華・・・・ごめん、冬華・・・ごめん、冬華」
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この1年後に佐伯少将は今回の戦闘をこうまとめる。
報告書
・・・・・・・・・・(省略)
生き残った兵士、DEM、一条率いる義勇軍、酒井大佐の増援の奮闘により佐渡防衛線が構築された
基地にいた敵が全滅していた件については不明。
調書は取っていないが噂ではアイザック・ウェストコットが全滅させたと言われ、彼を世界最強の魔法師と呼ぶ者まで現れている。
その後増援の艦が3隻現れたが何者かによって全艦沈没
全艦の沈没後、一条家の一条剛毅、将輝の活躍により敵残党は確保、排除され佐渡防衛戦は終了
また沖縄も同日に大亜連合による襲撃を受けたもののこれを撃退する。
なお、この両戦闘において、同日同時刻に佐渡で二つ、沖縄で一つ、合計3つの光が見られた。
一つ目は佐渡で氷塊を落下させたことによる艦の爆発の光
二つ目は佐渡に来た艦の増援を滅ぼした光
三つ目は沖縄に現れた艦隊を滅ぼした光
いずれも魔法によるものと見られる。
一つ目の氷塊を落下させた魔法は先代シリウスが使っていた魔法と思われるが先代シリウスは死んだとされているため使用者は不明である
三つ目の沖縄に現れた艦隊を滅ぼした光については魔法も使用者も確認されている。詳細については送付されている別途資料に記載
ただ二つ目の佐渡に来た艦の増援を滅ぼした光については詳細も使用者も不明である。
やっと入学編に入れる(汗)・・
あと電子ということで麦のんの能力を入れてみました。
これでお兄様以外には無双できるぜ
さてさて、今回はいかかでしたか?
次回はとうとうヒロインが登場します!イチャつかないけど・・・
あと主人公の絵も載せときます!
お楽しみに!!
「これはダメじゃない?」という場合には是非、メッセージなり感想なりで報告をお願いします。
感想、誤字脱字、評価、アドバイスもお待ちしております。