魔法科高校の武器商人<修正版>   作:akito324

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初めてメッセージが来たので読んでみると

続編気になるので更新お願いします

だった・・

文章こそ急かしてるようにも見えなくもなかったが、うp主としてはかなり嬉しかった。
というわけでお待たせしました22話です!

前回までのあらすじ!
森崎と模擬戦をすることになった清夜だったが生徒会室に行くとすでに達也と服部の模擬戦が決まっていた。
模擬戦は達也の圧勝という形だったが達也の本気が見れなくてがっかりする清夜だった。


22話 Strategy 2

2095年4月5日 第一高校 第三演習室

 

達也と服部の試合が終わり清夜と森崎の戦いが始まろうとしていた。

 

「清夜さん!すみません・・私のせいで・・」

 

「大丈夫だよ美月。というより、皆ごめんね。勝手に模擬戦とか決めちゃって・・」

 

「いいんだよ!模擬戦のことを知ってたら俺がしてたんだ。気にすんな!」

 

美月とレオが励ます中、エリカは冷静に清夜と森崎を見ていた。

 

「私達のせいだから こんなこと言うのはおかしいかもしれないけどさ、相手は森崎よ。今からでも私と変わらない?私もさっき思い出したけど模範実技の映像資料に載せられるぐらいの実践経験がある魔法師。一年生の清夜君がいきなり戦って勝てる相手じゃないんだよ!?」

 

「大丈夫だよ千葉さん。」

 

清夜はケースを開きながら答える。

ケースの中身は達也とほぼ同じ拳銃型、正確にはリボルバー型のCAD二機とそのカートリッジと腕輪型の汎用型CAD一機

その中からリボルバー型のCAD一機を取り出した。

 

エリカはそんな清夜の話を聞いてなそうな態度に不満、そして心配だった。

 

「清夜君!!」

 

「大丈夫だよ・・だって・・」

 

清夜はエリカとすれ違いざまに囁いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレハ、”バケモノ”ダカラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え・・・?」

 

清夜の後ろからエリカのそんな間抜け声が聞こえた。

 

(少し教えすぎたかな?・・・)

 

そんなことを思いながら清夜は森崎と向かい合った。

 

「他のCADを使わなくていいのか?おっと雑草(ウィード)ごときが同時操作なんてできるわけないよな〜」

 

「安心しろ。お前よりかは上手に扱えるだろうし、CADを言い訳にするつもりはない。」

 

清夜は呆れながら答えると森崎の眼の前まで近寄った。

森崎は怖気付くにはいかず、一歩も後ずさりせず向き合う。

 

「なんだよ。近づいて・・言っておくが昨日CADが弾かれたのは偶然油断しただけだ!今回は昨日ようにいかないぞ!瞬殺してやる!」

 

「お前、その時点で三流・・」

 

そういうと清夜は何もすることなくクルリと振り返り開始線に戻っていった。

しかし森崎が見た清夜の目は飽きた玩具を捨てる目だった。

 

清夜がそんなやり取りをしている頃・・

達也は深雪と共に真由美達と話をしていた。

達也が真由美達と話すのは清夜の入試結果を聞くためだった。

実は達也は真由美と初めて話した時、真由美が入試結果を知り得ていることを知ったのだ。

 

深雪は真由美から驚きの事実を聞いた。

 

「清夜さんが実技試験で2位!?」

 

「ええ、彼自身は知らないけど深雪さんと僅差の2位。処理速度では深雪さんが勝っていたけどハンゾー君でいう書き換える強度、つまり干渉力においては深雪さんを上回るほどの結果だったの。」

 

「深雪が一番得意とするのは干渉力なんですけどね。まさか深雪の魔法力の一つでも上回れる人間がいるとは・・」

 

(見た目からはそんな気配もしないんだがな・・)

 

深雪は他人に気付かれぬよう達也を心配そうに見つめる。

もちろん達也の動揺が目に見えているわけではない。

どちらかと言えば妹とか女の勘というやつだ。

心が元に戻ったとはいえ達也が動揺するのは深雪が知る限りだと珍しいことだった。

 

摩利は面白そうに話をする。

 

「そうだろう?それに大学の研究レポートも工学科なのに魔法について丁寧に説明できている。だから主席は彼だと思ってたんだが筆記で倒れてしまって筆記は0点になってしまったんだ。結局、主席どころか一科生にすらなれなかったんだ。そういえば市原も興味を持っていたよな?」

 

「ええ、彼の研究は高く評価しています。ですから私の研究に・・・そろそろ始まるようですよ。」

 

「お、本当だな。お〜い森崎!昨日問題起こして、今日またトラブルを起こしたんだ。負けたら教職員枠の風紀委員任命は取り下げる可能性が高いと思え!」

 

「大丈夫です。こんなやつ一歩も動かなくても勝てますよ!」

 

アルテミシアが審判の位置に立った。

なぜか隣に目を輝かした梓がいたが・・

 

「はうっ!式君のそれはDEMの・・・」

 

「静かにしようね〜あーちゃん。ルールはさっきと同じだよ。二人とも準備はいい?」

 

「はい、自分は問題ありません。」

 

「おい、式 清夜!なんの真似だ!?」

 

森崎は清夜に不満があるようだ。

それもそのはず清夜は森崎に背を向けて立っているのだ。

 

「お前が俺を馬鹿にするように俺もお前を馬鹿にしてるんだよ。」

 

一科生の男子はキレる

 

「ハンデのつもりか!?森崎!そんなやつ速攻で潰してしまえ!」

 

「そうよ手加減する必要なんてないわ!」

 

「だから安心しろって。負けた時の言い訳にしないし。むしろお前ぐらいなら、この状態から一歩も動かずに勝てる。」

 

さすがのレオ達も戸惑っていた。

 

「何を考えてるんだ清夜は!?」

 

「挑発にしても、これはあまりにも・・」

 

「清夜君・・・」

 

(さっきの発言といい・・剣士の目で見ても昨日までとは雰囲気が違う気がする・・)

 

上級生と深雪も似たような反応だった。

 

「式君は森崎君とスピード勝負をする気ですね。」

 

「だが市原。それは森崎の『クイック・ドロウ』と真正面から勝負するということだぞ!?処理速度なら勝っているかもしれんが『クイック・ドロウ』を含めた総合的な速さでは森崎の方が若干早いと思うぞ。」

 

「それだけじゃないわよ摩利!清夜君が後ろを向いているということは照準合わせ、つまりは座標指定のために一度必ず振り返らないといけないわ。どう考えても森崎君の方に圧倒的に分がある!」

 

「さっきのは条件が同じ勝負で俺が負けただけだ!あいつ・・司波の勝利で浮かれすぎだ!」

 

「清夜さん・・その条件で勝つには・・まさか!?負けるつもりなのですか!?」

 

それに対し、克人と達也は冷静だった。

 

「いや、あの顔は勝算があるようだ。」

 

「自分も会頭と同じ考えです。おそらくあれ自体がなんらかの策だと思います。」

 

(もしそうなら、何故こんな大胆なことやる?知り合って短いがお前はそんなエンターテイナーじゃないだろ?)

 

アルテミシア達も驚いてはいないようだ。

いや梓でいうと驚きよりも清夜のCADに興味深々のようだった。

 

「まぁ、本人がいいようだし始めましょう。それでは・・・始め!!」

 

森崎と清夜はCADを操作する。そして・・

 

「うがっ!・・」

 

バタ・・

 

達也達の試合より早く決着がつく。

結果は森崎の宣言通り瞬殺だった。

森崎が倒れるという形だったが・・・

清夜は依然とリボルバー型CADを持ってる手をダランと下げながら後ろを向いている。

アルテミシアが審判を下す。

 

「勝者、式 清夜」

 

勝利宣言をしても固まったままの一同。

先ほどの達也の試合後のような状態だった。

その中でも平然としていたのは清夜とアルテミシア、そして達也だった。

 

「まさか、『ドロウ・レス』で倒すとはな。恐れいった。」

 

「そうね。私もちょっと驚いちゃった。」

 

「二人ともありがとうございます。でもちゃんと種と仕掛けがあるんですよ。」

 

この会話で一科生以外のメンバーが目を覚ます。

最初の声は真由美だった。

 

「え、あの・・・え、どういうこと?・・」

 

エリカもたまらず声をあげる。

 

「えと・・さっきの試合以上に意味がわからないんだけど?・・振り返ってすらいないよね?」

 

「うん、一歩も動かないと言ったからね。」

 

市原でさえも勘付くことはできないようだ。

 

「司波君・・式君は何をしたのですか?」

 

「皆さん、『ドロウ・レス』は知っていますよね?」

 

「えぇ、それぐらいは・・取り出さないだけでなく特化型CADの照準補助システムなどの補助機能も使わず、CADで魔法を発動することですよね。あれは『クイック・ドロウ』より早く発動できますがその分難しいはず・・・そもそも森崎君を見てすらいないんですよ?」

 

「そうですね。とにかく清夜は『ドロウ・レス』を使って頭を揺さぶって中度の脳震盪を起こす振動系魔法『震盪波』で気絶させたんです。それでどうやって『ドロウ・レス』を使ったんだ清夜?」

 

清夜は隠すこともなく答える。

 

「そうだね説明しないと納得しないよね。では渡辺先輩、魔法を使うとき拳銃型CADを対象に向けるのはなぜですか?」

 

「そ、それは照準、つまり座標指定のためだ・・」

 

「では十文字先輩『ドロウ・レス』はなぜ拳銃型CADを向けなくても使えるのでしょう?」

 

「それは照準なしでも座標が分かって座標指定できるからだ。・・まさか五感を使わなくても知覚できる知覚系魔法を開始前から使ったから座標が分かったのか?」

 

「それではルール違反になってしまいます。でも、いい線です。自分は始まる前から正確な座標が分かっていました。」

 

深雪は信じられない様子だった。

 

「どういうことですか?」

 

「イデアの座標に変換するのに必要な座標は横の距離X、高さのY、対象までの距離Zだよね。といっても基本、魔法師は目や耳で知覚して直接変換するから距離を知る必要はないから、この場合は目や耳で知覚できない場合のことだよ?まずXについては正面を向き合っている以上0mでいいよね?」

 

「ですが残りのYとZは?」

 

「渡辺先輩、ルールでは何m離れなければならないんですか?」

 

「開始線に立たなきゃいけないから5mだ・・・・あっ!?そうかZは5mか!だがYはどうする?森崎の身長は知らないだろう!?」

 

「いえ、この部屋来る前に調べましたよ。自意識過剰な人間だと思ったら予想通り・・・とにかく、これを見てください。」

 

清夜はデバイスを取り出した。

そこには『森崎駿の華麗なる学園生活』と書かれた痛々しいブログが映っていた。

その中身を見てみるとポエムなような日記?のほかにプロフィールようなものも書かれていた。

 

 

 

      『森崎駿の華麗なる学園生活』

○月×日 

 

今日も俺様は華麗に到着。

学校一のマドンナは今日も俺様に釘付けだ。

さすがに面倒くさくてたまらないぜ・・・

ほかにも違うクラスから・・

・・・・・

・・・

(痛々しいので以下略というか皆は目を逸らした。)

 

 

 

 

 

「うわぁ・・」

 

どこからそんな声が聞こえた。

部屋が一瞬で氷づく・・

深雪の魔法よりも強力だった。

 

 

「なんだあれは・・・」

 

「きめぇ・・・」

 

「吐き気がしてきたわ・・・」

 

味方だった一科生もドン引きだった。

ついでにいうと森崎は未だに気絶中だ・・

 

「ま、まぁともかくプロフィールから身長が169.4cmと分かったというわけです。そして俺から0m、1.694m、5mの地点を中心に半径10cmの球状の範囲で振動系魔法を発動したんです。もちろん確認のために近づいた時に目測をしました。自分の身長を物差しにして・・誤差は2〜3cmで済んだと思いますよ。」

 

「なるほど・・そんな抜け道があったとはルールを見直さなければな・・」

 

まだ皆の心の氷が解けないようだったが納得はしたようだ。

ここで森崎が目を覚ます。

 

「うっ・・俺は・・」

 

アルテミシアは容赦なく結果を伝えた。

 

「あなたの負けよ森崎君。」

 

「そ、そんな・・」

 

清夜が森崎に近づいてしゃがみこむと。

 

「ほらよ・・」

 

バキッ!

森崎と他の一科生の目の前で勝利報酬だったメモリーカードを折って森崎に投げつけた。

 

「な、なんで・・?」

 

「ばら撒いても俺に得はないからな。あっ、だけど負けたんだから約束は守れよ。」

 

(まぁデータは複製してあるし MSSを脅す時に使おう・・)

 

なかなか外道な主人公である。

だがそんなことを知らない森崎たちは美月に土下座で謝った。

美月も人としてできているため、すぐに許し昨日から続く喧嘩に決着がついた。

そう・・あくまで『昨日からの喧嘩』にすぎない。

 

そうして清夜は一件落着と思いながらCADを片付けようとすると

梓が飛びついてきた。まるで犬のように・・

といってもアルテミシアが押さえつけてるからぶつかることはなかった。

 

「式君!式君が持っているのは『マルチ・キャスト』とFLTと同じ『ループ・キャスト』に適したDEM社の特化型デバイス『アーサー』シリーズではありませんか!?しかも銃弾型カートリッジが複数あって弾倉を回すだけで複数の系統、種類の魔法が使えるDEM社の特許技術『リボルバー・システム』搭載の最新機種ですよね!?しかも最新機種に搭載させるのは技術的に量産させるのはまだ難しくDEMのお得意様の特注のみと聞きましたが!?それも2機!!しかも、もう一機あったのは汎用型の『マーリン』シリーズですよね!?これも限定モデルの形状です!!それに・・・」

 

「ははは・・金はたくさんあるんですよ・・」

 

「ほら、あーちゃん。清夜君が苦笑いになってるわよ。やめなさい」

 

「でもでも・・・」

 

なんてやりとりが行われたが

達也と深雪はそれを少し離れて見ていた。

 

「お兄様、誰も気づいてないようですが清夜さんは試合前から勝負を仕掛けていたんですね。一見、座標指定の仕掛けがすごいように思えますが・・・」

 

「あぁ・・もし森崎が正面からのスピード勝負を捨て、動いてしまえば魔法が外れて負けていた。恐らく挑発も近寄ったのも背を向けたのも全て森崎の性格を考慮した上での一歩も動かさないための行動だ。清夜は道具どころか魔法すら使わずに森崎を動けなくしたんだ・・心理的にな。あれが実力だったのか分からないが正直、頭の回転では敵いそうにないな。」

 

エリカも離れたところで清夜を見つめていた。

 

(・・あれが清夜君の本気なの?・・さっきの雰囲気から見たって・・・ツウッ!!また頭が・・・痛い!!悲しい?・・なんで!?)

 

エリカはそれでも清夜を見つめるのだった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

2095年4月5日 東京 八王子

 

試合の後、達也は摩利に連れられ風紀委員本部に深雪は生徒会に行き

レオと美月もコミュターに乗って帰った時のことだった。

 

「清夜君、話があるの・・」

 

そう言って裏道に連れてかれた清夜。

偽物ではないか?という最低限の警戒は持っていた。

 

「それで、どうしたの千葉さん?」

 

「あの、まずは謝らせて模擬戦の時、清夜君の実力を疑ってごめんなさい。それと、助けてくれてありがとう。清夜君が来なかったら私たちは間違いなく大怪我していた。」

 

 

 

 

 

 

アリガトウ?ゴメンナサイ?ナニソレ?ソンナコト・・・グウゥ・・・クルシイ・・ズキズキスル・・アタマガワレル・・イタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタイクルシイイタiiiiiiiiiijgisrjiirmimr;ksetcmskguvmk;4t3#%djacpnva#$VS<Vl,sb・・

 

 

 

 

 

 

「清夜君?・・・」

 

エリカが顔を覗き込んできた。

清夜の目がさめる。

頭の中で様々な負の感情がミキサーにかけられたような気分だった。

 

「え、あ、ああ。謝らなくていいさ、結局はイカサマみたいなもんだし。助けたって言っても模擬戦までやる必要はなかったよ。」

 

「む〜それでも、ちゃんと言わせてよね。」

 

「ははは・・それで呼んだのはこれだけ?」

 

清夜は苦笑い気味に質問した。

エリカのいじけるような仕草は昨日の偽エリカによく似ていると思ったからだ。

戦う覚悟ができていたかは分からないが・・

 

「ううん、今日はね、聞きたいことがあるんだ。」

 

「聞きたい・・こと?」

 

清夜は恐る恐る喋る。

エリカは清夜の目を見て聞いた。

 

「清夜君。昔、私と会ったことない?」

 

核心をつくような質問。

清夜の世界が一瞬氷付いた。

苦しくてたまらなかったが清夜は即答する。

 

「いや、ないと思うよ。・・・・なんでそんなことを?」

 

「う・・変な目で見ないでね。私、記憶に空白の部分があるの・・2年前のある時期なんだけどね。私、どうしても思い出さなきゃいけないと思うの・・でも思い出そうとすると頭が痛くって・・」

 

清夜は大爆笑した。

もちろんフリだ。

 

「白馬の王子様にでも会ったのかい?www。はははははwwww、ウゲッ、ゴホッ!ゴホッ・・あははは。しかも自分の過去話とは・・あははははははwwwwwwww」

 

「そこ!笑うなーー!!む〜もういいよ・・それで兄貴たちの話だとその時私は誘拐されたんだって、他は詳しく教えてくれないけど・・・でも誘拐した組織も人間も全員捕まったし監禁された場所にいた他の子供も全員見たから思い出す必要はないんだけどね。」

 

「で俺が何か知ってると思ったと?」

 

「うん・・清夜君を見てると頭が痛くなるの・・もしかしたらって・・」

 

「う〜ん。その時はUSNAにいたからな・・それに千葉さんみたいな可愛い子と会っていたら忘れないさ。」

 

「か、かわ、!!可愛い!?」

 

(い、いや、昔からそこら辺の男にそう言い寄られたから慣れてはずよ!・・顔が・・顔が熱い!?違う!どうせ清夜君もそこら辺の男と同じなんだから!!そうよ!きっとそう!!)

 

エリカは真っ赤な両頬を両手で隠すと下を向いた。

清夜はそんなことは気にせず声のトーンを落として話を続けた。

 

「それにね・・頭が痛いっていうのは、きっと思い出したくないことのサインなんじゃないかな?だからお兄さん達も詳しく教えてくれないんだよ。・・だからそういうのは忘れたままがいい・・そう、ずっと・・・ずっと・・」

 

「清夜・・君?・・」

 

突然の変化にエリカは戸惑ったがそれ以上質問はできなかった。

 

「あの〜そこの お二人さん。ちょっといいかな?」

 

その声の方に振り向くと黒髪が長いスーツ姿の女性がいた。

千葉家であるエリカにはすぐわかった。

 

「もしかして・・刑事さん?」

 

「あ、あれ?よく分かったね。私『螢田みのり』って言うの・・ほ、補導とかはしないよ?だからね、その〜話を聞いてくれない?そうだ!そこの『アイネブリーゼ』ってかいうカフェでスイーツ食べながら話そう!?」

 

((刑事なのになんでそんな弱腰なの!?オドオドしすぎ!!))

 

「ラブラブのデートを邪魔してるのは分かってるの!!でも、ちょっとでいいからね?お願い!」

 

デートという言葉にエリカの顔がまた赤くなる。

 

「ちょ、だから!!違う!私たちはそういうのじゃ!ラブラブとか・・そういうのじゃ・・アンタも黙ってないで否定しなさいよ!」

 

「えっ!?二度目!?ガハッ!!」

 

ドカッ!!

 

結局、そんなオチなのかと思いながら本日二度目の攻撃をうける清夜だった。




がんばったけど・・課題が忙しいし就活準備で忙しいのでやはりペースは落ちてしまうかなと思います。

次回予告!
デストロsideのお話!
清夜ハーレム状態に(嘘)!だがそこは殺し屋地獄だった・・・

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