魔法科高校の武器商人<修正版>   作:akito324

4 / 52
と、言うわけで修正版、1話です。修正版はところどころ台詞、地の文が変わっています。
改めてサーチ&デストロイ Magic&Gunバトルの始まり始まり〜

プロローグみたいなものです 入学編までもう少しかかります


プロローグ
1話 死の商人が見る悪夢<ユメ>


2090年 8月11日 大亜連合 某所

 

「ハァッ、ハァッ」

 

薄暗い遺跡の中を走る兄妹

いや正確には逃げている。

ズシリ、ズシリと追いかけてくる黒い『何か』から

その『何か』は美しい顔立ちをした青年により召喚され彼らの父親を飲み込み彼らを追いかけてくる。

 

「ウアッ!」

 

兄は転んでしまい足を痛めたようだ。

 

「お兄ちゃん!!」

 

「足を痛めた!お兄ちゃんが魔法でアレを止めるから冬華は逃げろ!!」

 

嘘、この兄の魔法の才能は乏しく、兄の才能では魔法科高校すら入れないだろう。

だから足止めにもならないだろう。それでも兄は”なんの罪もない”妹を守るために立ち向かおうとする

 

「イヤ!私はお兄ちゃん一緒に逃げるの!」

 

この間にも黒い『何か』は 足音からは想像がつかない速さで、すぐ近くにまで迫ってきている

 

「行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!冬華ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

兄は妹の背を押そうとしながら叫ぶ。

 

「イヤだァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だが妹は駄々をこねて逆に兄の腕を引き庇うように前に出て黒い『何か』と対峙する

 

「私がお兄ちゃ」

 

おそらく「私が兄ちゃんを守るの」とか言いたかったのだろう

だが、その願いは虚しくも妹自身とともに黒い『何か』に飲み込まれてしまった。

 

「冬華!!」

 

兄は藁にもすがる気持ちで危険を顧みず黒い『何か』に手を伸ばす

しかし飲み込み終えた瞬間に黒い『何か』は消えたのだ。まるで最初から何もなかったかのように

 

「ぁ・・あぁ・・ぁ」

 

彼は声にならない声を呻きながら考える

 

意味がわからない・・冬華はどこ?・・・しししし死んだ?・・・

フユ華・・・イミががががががががががあっぐぁわわわkkkkkkkkkkkkkkkkkrrnrr

$&#)("0#))$0$|{$%&#hh/!!!!hhhhh#>K__"#$"&&%9^/lbgh

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ピキッ・・・・・

何かに亀裂が入った音がした・・・・・・・・

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

2092年 7月30日 南アメリカ 某国 マフィア屋敷

 

この物語の主人公である彼は”音”で目を覚ます

 

「ふぁ・・・数分しか寝てないのに嫌な夢見ちゃったよ」

 

だがこの屋敷に存在する”音”は普通の音ではない

リロードの”音”

銃口が灼ける”音”

CADが壊れる”音”

そして破壊完了の静寂(オト)

そんな中、”音”の原因である二人のメイドが血まみれの姿で彼にこう告げる

 

「「お掃除(殲滅)完了してございます、御主人様。」」

 

目の前にはマフィアの死体が広がり、硝煙と乾いたドブの匂いがするのみ

だが彼はこの結果にとても満足し、ベートーベンの”エリーゼのために”を鼻歌で歌いだす。

だが堪えることができなかったのか、突然笑い出す。”狂ったかのように”

 

「いひひひひ、あひゃげゃえひゃひゃひゃ!!そぉだ・・・お兄ちゃんが仇を取るから、絶対に、・・・・絶対に!!」

 

時間を少し巻き戻し状況を整理しよう。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

2092年 7月20日 日本 東京 某所

 

この惨劇の始まりはサラリーマンで賑わう下町。

とある実業家がアロハシャツを着た男と南アメリカにおける武器商売で、

ここ最近からんでくる某国マフィアの”対応”を相談中

 

”二匹の殺し屋”の話を聞いた。

 

「なにこの唐揚げ、油だらけで肉少な!?。俺が料理した方がマシじゃない?」

 

「仕方ないネ。式さんがあの飯喰らい達を相手に鍛えた料理の腕に比べたら、おおかたの店が冷凍商品のオンパレード」

 

そう言ってアロハシャツの男は後ろの席を親指で指差す。

その席ではオフや付き添いなどで来ている部下で姉貴分や兄貴分でもあるココ・ヘクマティアル、キャスパー・ヘクマティアル兄妹(ちなみにそれぞれ17歳と19歳である)とそのたくさんの護衛が てんやわんや と騒いでいる。

 

普段ならココかキャスパーが交渉の際に付き添ってアドバイスなどをしてくれるんだが今回は何も言わずにただ騒いでいる。

 

これは「そろそろ自分の力で解決してみろ」というつもりなのか、もしくは てんやわんや と騒ぎたいだけなのか彼としては「そろそろ自分の力で解決してみろ」というエールとかでありたいと願っている。

話を戻そう。

 

アロハシャツを着ているのはサイモン・サイトウ、彼の税務処理を”主に”仕事にする男。

彼は照れ隠ししながらサイモンに話を合わせる。

 

「まぁ、多分あいつらは腹が減ってれば何でも『うまい』って言うと思うけど、まぁ機密レベルが高い話にはオシャレなバーやレストランより逆に人がたくさん集まる」

 

「『サラリーマンで賑わう店』でしょ?私も式さんの料理、興味あるネ」

 

「そういうこと。俺のが食いたかったらまた今度」

 

左目の下に泣きぼくろがある まだまだ幼さが抜けない男の子

名前は『式 清夜』(しき しんや)12歳 身長は平均より高い160cm

と言ってもこれは表向きのプロフィール

 

ビジネスでは「子供だから」という理由で交渉などで支障が出ないように彼の会社で開発したホログラム装置や義足のようなものでつんつん頭の白い髪と冷酷そうな切れ長の青い瞳の20代前半の青年になりすまし『アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット』というビジネスネーム、174cmというプロフィールで通っている。

 

Deus Ex Machina Industry(以降DEMと略称)という日本を拠点に海運、武器商、魔法工業を中心にここ最近売り上げてきている企業の社長(今は交渉以外のことはやらせてもらえず部下のウッドマンにほとんど任せきりである)をしている。また今年”大学”を卒業予定で、天才的であるがどこか狂気じみているよな感じうける人物である。

 

「まぁ式さんには 色々便宜はかってもらってるから問題ないよ。感謝感謝」

 

「いいから さっきの話、聞かせてよサイモンさん。他に情報とかないの?」

 

清夜は”二匹の殺し屋”の話に戻す

 

「式さん、何を話したいか全く先が見えないよ。なんでこんな話に興味を持つ」

 

そう言いながらサイモンは鞄からタブレットを取り出す。

 

「まぁまぁ命令だよ、め・い・れ・い!ほぉ可愛い顔・・・てか俺と歳同じぐらいじゃないかな?メイドの格好させられてるのか 学校とか通ってないの?」

 

「分かるのは年だけ13歳名前もないけど魔法も使える殺し屋ネ」

 

清夜はハッ・・ただのロリコンじゃないのかとぼやく

 

「実際そういう目的もあったかもネ。けど今後のビジネスの話、関係ない。聞いてどうするつもりネ」

 

「俺が買う。まぁついで”掃除”もするけどそろそろ秘書以外に直属の護衛か諜報員か工作員が欲しい。強ければそれでいいし13なら学生にしちまえばカモフラージュにもなる。とにかく若くてもいいから即戦力が欲しいんだよサイモンさん。」

 

サイモンは頭を抱えながらため息混じりにこう言った

 

「南アメリカには第三次世界大戦以降、アフリカに負けない貧困がある。彼女らは下から二番目の貧乏。物心ついたら突然聞かれる『体を売って生きていくか、人を殺して生きていくか』と二人はわけもわからず後者を選んだ。」

 

「まぁ南アメリカはブラジル以外、地方政府分裂状態だからな。貧富の差は激しいだろうな〜」

 

清夜は興味深そうに・・だが同情しているとは思えない表情で聞く

 

「そして魔法師としての適性を計られて落ちたものはそこで処分され残ったもののみ「教育」が施される。最初、子供達は殺しには耐えられず吐き出すことしかできない。でも「施設」出る頃には笑って人を殺せるようなっている」

 

サイモンは一度、間を空けて話を続けた

 

「「施設」によって違うが魔法が使えなくても美しく賢く強く育てばそれだけで高く売れる。魔法が使えたら5倍、8倍と跳ね上がる。マフィアのボスや悪い金持ちが喜んで億単位の金で買う。いつでもそばにいる従順で強力な武力。非常に危険ネ。あなたの護衛”シリウス”がついている。充分ネ。」

 

「美しくは別にいらないが、従順で強力な武力が欲しいってのはそこら辺の”ゴミ”と同じ考えかな」

 

「Deus Ex Machina Industryはこれから大きくなる。あなたが危険なことをする必要・・・」

 

ここでサイモンが彼の意図に気づく

彼にとって”会社も世界も自分の命すらもどうでもいい”と

 

「ま、まさか!?妹さんは残念だったけど・・あなたの未来投げ捨てなきゃならない理由はないネ!!」

 

「・・・自棄になっていないさ・・・冷静に物事を進めているよ・・サイモンさん」

 

口調こそ落ち着いているものの怒りや憎悪が混じった狂気じみた目は「さっさと渡りをつけろ」と言っている。

 

「そ、それに最近ボスに新しい女ができてそれは式さんの・・」

 

そういってサイモンはタブレットを操作しもう一枚の写真を清夜に見せる。

 

「これは・・・」

 

そこに写っていたのは清夜が6歳の頃に「化け物」と呼び兄妹を捨ててった産みの母親の姿だった。




あらすじにも書きましたが「これはダメじゃない?」という場合には是非、メッセージなり感想なりで報告をお願いします。

それでは魔法科高校の武器商人<修正版>を今後とも宜しくお願いします。
感想、誤字脱字、評価、アドバイスもお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。