魔法科高校の武器商人<修正版>   作:akito324

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6話で〜す。
さて始まりました!佐渡防衛編!
バトルももちろんありますが、私の注目はオリ主の交渉術などです!
6話ではありませんがヨルムンガンドのココの頭脳、駆け引きが活躍した話のようなシーンが入ってきます。
それではどうぞ!!


佐渡防衛編
6話 phonetic code


2092年 8月2日 日本 沖縄

 

南アメリカから成田を経由し、途中で一泊をして無事、沖縄にたどり着く清夜一行。

 

「到着〜いやーよかった藍と翠の偽装パスポートが通じて。途中ヒヤヒヤしたよ。」

 

清夜は笑いながら入国審査を思い出す。

だが藍と翠は清夜に抗議する。

 

「ヒョッヒョッヒョ、それは違いますよ御主人様。あれはエレンさんが悪いって。」

 

「キョフフフ。その通りです。すでに偽装の戸籍を用意してあるから堂々としていればいいのに、まるでお母さんのように心配してチラチラとこっちを見るから怪しまれるんです。」

 

「なっ!?私のせいですか!!?」

 

自分のせいだと自覚していないのかエレンは驚く。

余談だが翠と藍は着くまでの間にエレンからガールズトークを交えて仕事、能力などの会話で仲良くなった。

 

「フフーフン♪ そうだなーエレンはもう少し『ポーカーフェイス』ってのを磨いたほうがいい。」

 

「あ、アイクまで・・・分かりましたよ、頑張って磨きますよ。磨けばいいんでしょ。」

 

「はいはい、この前に約束したイチゴのケーキ奢るから機嫌直して。で、改めてこの後の細かい予定は?」

 

エレンはデバイスを操作して答える。

 

「この後は・・ここの空港でエコーと合流、その後、おn」

 

「・・っと、すまない電話だ。」

 

そう言って清夜は突然鳴った電話に出る。

デバイスを見るとココからの電話だった。

 

『ハ〜イ♪清夜、元気にやってるかーい?』

 

「どうしたのココ姉?」

 

『んもぉ〜聞いてよ、それがね今いる店のワインが不味くてね!しかも相手はキモい・・・』

 

経験上、この手の話から始める時のココの話は長い。

ギャルゲーの類なら美女相手に付き合うのが定石かもしれない。

だが清夜はギャルゲーをしているつもりもないし、仕事中に無駄話に付き合う義理はない。

 

「そう、それは大変だね(棒読み)。じゃあまたね」

 

『ちょっ!?待った、待った!!んもぉ〜つれないなー清夜は。私は清夜がいなくて寂しいんだよ〜!』

 

この女性は話が長くなりそうなのが嫌だと気付いていない。

清夜は諦めて本題を聞くことにした。

 

「それで用はなんなの?」

 

『バルメー、ひどいよー!清夜が構ってくれない〜〜うわ〜ン』

 

『ふぉぉぉぉぉ!ココが、ココが私に熱い抱擁を・・・・』

 

電話越しに部下のバルメの興奮した声が聞こえたが無視しよう。

清夜は半ばヤケクソで答える。

 

「わかった!!わかったから、仕事の合間とかオフとか電話かけるから!!今からエコーに会うんだから愚痴はまた今度!!」

 

ココはイヤッホー!!と叫んだあと本題に入る。

 

『そうそう、そのエコー”達”についてなんだけど、日本語は鍛えたんだけど、日本文化とか日本の礼儀とか知らないだろうからサポートよろしくねっていうのと、装備の受け取りの話』

 

「そう、分かったよ・・って”達”!?他に誰か来るの!?聞いてないよ!」

 

『あれっ?エコーは伝えたし、書類も送ったて言ってたよ。』

 

「聞いてないし、届いてない!あの野郎〜〜減給だな。それでメンバーは?書類もあるなら送って。」

 

突然のトラブルでも直ぐに落ち着きを取り戻す様は社長としての資質があがったなと思うココ

ココはデバイスを操作して清夜にデータを送った。

 

『USNAの元デルタフォースの二人、レームの部隊だった。アーキン元一等軍曹、ホウ元曹長、二人ともスパイじゃないし魔法も使える身元も腕も私が保証する。データ送ったよん♪』

 

「ありがとうココ姉、そういえば聞きたいことがあるんだけど。」

 

『なになに!?なんでも聞いて、スリーサイズ?服?』

 

「違うから!!・・この間、南アメリカのマフィア屋敷近くの山で傭兵に襲われたんだけど・・」

 

『大丈夫なの!?ケガしてない!?』

 

必要以上に焦るココをなだめて清夜は話を続ける。

 

「仲間も増えたし、大丈夫だから!!それでその依頼主は女、ダミーの番号だったけど・・エレンの推測ではCIAかもしれないって心当たりはある?」

 

『CIA・・北アメリカ合衆国中央情報局ね・・もしかしたらパラミリかもね』

 

ココは声のトーンを落とした。

その声色に清夜は少しの悲しみを感じた。

 

「準軍事工作担当官(パラミリタリーオペレーションズオフィサー)か・・特殊部隊あがりが多いって教えてくれたね。執拗以上に恨んでる人物でもいるの?」

 

『そう、今じゃスターズやスターダストの元隊員まで引き入れてる・・で犯人とは言わないけど注意する人物は『hex』・・』

 

「ヘックス?なんだか面白い名前だね。6角形の顔でもしてんのかね。データ送ってよ」

 

清夜はリラックスさせるためにジョークを交えたがココは真剣な声で答える。

 

『ちゃんと聞きなさい・・hexの意味は6角形じゃなくて、『魔女』って意味・・・』

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

2092年 8月2日 日本 沖縄空港

 

「よぉ〜夜坊。久しぶりだな〜。てかなんだなんだ、いつの間にかハーレムになってるじゃないか。その二人の嬢ちゃんは何なんだい?」

 

清夜を『夜坊』と呼ぶのはエッカート元少尉、通称『エコー』。白人男性で元デルタフォース、実力は折り紙つきである。

 

「エコー!!あなたはそうやって雇い主に軽々しい態度をとるのは・・・」

 

エレンが説教に入るがエコーは全く取り合わず

 

「おぉ〜総隊長殿もお久しぶりでございますなー。」

 

逆にからかわれるような始末で、まるで兄妹や父娘のような状態である。

 

「はいはい、漫才はいいから。久しぶりエコー。早速だがお前今月減給ね」

 

喧嘩(?)を収める清夜だがエコーを許すつもりはないようだ。

 

「え!?なんで!?」

 

「当たり前だ。後ろの二人について俺は何も聞いてなかったぞ。ちゃんと説明して」

 

「へーい。じゃあ紹介するぜ。こちらの黒人がアーキン元一等軍曹、こっちのゴツイ白人はホウ元曹長、どちらも俺と同じレームの部隊出身の元デルタフォースだ。アーキン達にも紹介するぜ。このチンチクリンが式 清夜、俺達の雇い主だ。『夜坊』と呼んでやれ、でこのお堅い嬢ちゃんは秘書兼護衛のエレン・M(ミラ)・メイザース。見たことあるだろ?”双子のシリウス”の片割れ、元スターズ総隊長。こっちの小さい二人は知らない。」

 

「『夜坊』は余計だ。」

 

そうすると後ろの二人が清夜とエレンに近づき握手を求める。

 

「アーキンです。よろしく。呼び捨てで構いません。」

 

「ホウです。よろしくっす俺もホウで大丈夫っす。」

 

「エレン・M(ミラ)・メイザースです。よろしく。エレンと呼んでください。」

 

「式 清夜です。こちらこそよろしく。ビジネスネームは『アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット』です。呼び方は・・まぁ『アイク』でも『夜坊』でも構いません。もう慣れました。」

 

ドッと笑いだす一同。

そして今度は清夜が紹介する。

 

「では紹介する。こちらの黒髪が『透野 翠』で、茶髪のが『透野 藍』だ。基本、俺の護衛だがメイド、諜報員、工作員もできる。出処は聞くな死ぬことになる、エコー達と比べると少し劣るかもしれないが腕は立つ。俺がちゃんと見た。翠と藍にも紹介する。エッカート元少尉だ。元デルタフォースの凄腕だぞ。」

 

「「よろしくお願いします。」」

 

「へ〜メイドさんかい。エッカート元少尉だ。エコーと呼んでくれ、腕が立つのは大歓迎だ。」

 

翠と藍は礼儀正しく、エコーはフランクに挨拶を交わした。

 

「phonetic code(欧文通話表)のエコーと同じだからやめろっていうのに・・相変わらず」

 

「そんで、この後どうするんだ夜坊。」

 

「この後は恩納空挺基地の方に行って、開発した新型CAD二機を渡しに行く。」

 

「全員でですか?さすがに子供は・・」

 

アーキンは翠と藍を見ながら清夜に問う。

 

「う〜ん。そうだね、じゃあ二手に分けよう。エレン、翠、藍は前に頼んだ”売人”探し。エコー、アーキン、ホウは俺の護衛について。」

 

ホーは納得して清夜に問う

 

「なるほど、テストというわけっすね?」

 

「そういうこと、ココやエコーを信用してないわけじゃないけど。今日初めて君達のことを知ったし、実際どんな動きをするのか見てみたいしね。本当は実戦で見たかったが、それはまた今度、今回は護衛での働きを見させてもらう。異議はないね?それじゃ行動開始!ホテルで落ち合おう。」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

皆ははっきりした返事をして行動を開始した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

2092年 8月2日 日本 恩納手前の道中

 

アイク(清夜)達はエコーの運転で基地に向かっていた。

ホウは変身したアイク(清夜)に尋ねた。

 

「それがエコーの言っていた変身装置っすか。どっからどう見ても大人っすね。」

 

「フフーフン♪俺の研究チームで開発したホログラム装置だよ。まだどこも開発してないし、色々応用が利くんだよ。今度、皆に試してもらう予定の装備、防具にも使われてるんだ。」

 

アーキンは思い出したかのように聞く。

 

「そういえば、さっきCADを届けると言ってましたが・・そのCADにもそのホログラム装置が使われているんですか?」

 

「いいや、最新技術だからね。これはDEM専用ってことで他の所が開発しない限りは売るつもりはない。今回は新型特化型CADの試作と超長距離狙撃用の移動、加速の術式を組み込んだスナイパーライフルを届ける予定だ。」

 

アイク(清夜)は自慢げに答える。

 

こんな何気ない会話中でもエコーを含め護衛全員は無意識に警戒をする順番を決め、常に誰かが警戒をする状態を作っている。

この状態がそれぞれの集中のペース配分をうまく作り、隙のない護衛が出来上がる。これがココ、キャスパー、アイク(清夜)の護衛が優秀な理由である。

 

車を走らせていると工事なのか通行止になっている

エコーは車を左折させ別ルートに入ってからアイク(清夜)に質問する。

 

「なぁなぁ、なんでまた軍にコンペやら本格的に武器を売るんだ?外国で売ったほうが儲かるとか言ってなかったっけ?」

 

「まぁ兵器コンペの予定は元々あったんだが、俺が本格的に売るのは、つい先日から軍とのパイプが必要になってきたからだけど。なんで軍に売るのが難しいか言ったの覚えている?」

 

「あぁ〜確か軍が民間企業に頼る一派と十師族に頼る一派に分かれているから・・だっけ?」

 

エコーは頭を絞りながら思い出す。

及第点とでも思ったのかアイク(清夜)はジェスチャーなど交えて解説していく。

 

「まぁだいたい正解。軍の武器の仕入れ先で言えば九島、三矢といった十師族の関連企業と俺達のDEMが4割ずつ、残りをその他企業から仕入れている。まぁこれでも売り上げならこれで充分なんだが・・実はDEMより十師族の方が発言力が大きいんだ。」

 

そこでアーキンとホウも会話に加わってきた

 

「それで本格的に売るのですか?だけどそんな簡単に売れますか?」

 

「でも沖縄は軍の縄張り意識が高く、十師族が介入しづらいって聞いたことあるっす。」

 

アイク(清夜)は勉強熱心(?)な姿に感心を示したが今は関係ないため思考を隅において会話に戻る。

 

「そんなとこかな。簡単に言えば武器の仕入れの割合を増やし、軍に依存させ十師族より強い発言力を手に入れるのが今後の方針。売るのは簡単じゃないよ。確かに沖縄は軍の縄張り意識が高いけど、ここ最近、九島の息がかかった連中が増えてきたから沖縄でも民間企業が武器を売りづらいんだ。だがこの先にあるコンペで負けてしまうようでは足がかりも掴めない。だからコンペで勝つために今は地道に味方を増やすのさ。二つのCADはその一環。」

 

車は監視カメラもサイオンレーダーも人気もない田舎道に入る。

 

「へぇ〜そりゃたい・・・・・まずいな、前の2台のトラックは壁役か・・」

 

エコーと同じタイミングで全員異変に気付く

そこには道の真ん中で大型トラック2台が停止していた。そして後ろからも同じトラックが2台近づいて停止する。

アーキンとホーはCADや拳銃を装備し戦闘態勢に入り状況を報告する

 

「どうやら”狩場”に誘導されていたようですね・・・」

 

「横の林にもけっこうな数いるっす・・」

 

アイク(清夜)も武装しBS魔法で磁力探知し敵の装備数から人数を割り出す。

 

「前後のトラックは1台に5名ずつ・・両横の林にも5名ずつ・・かなりの最新装備だ。国防軍の闇の部隊か?一旦おとなし・・・」

 

「危ないっす!!」

 

ホウがアイク(清夜)を抱え全員脱出する。

次の瞬間、黒迷彩の服を着た男二人が現れ警告なしに銃でしかけてきた。

 

清夜達と闇の部隊の戦いが始まった。




ここで味方キャラ出ました!!
エコー、ホー、アーキンです。
彼らはヨルムンガンドのワイリさんが化学プラント工場を爆破した時にレームと一緒に行動したデルタフォースの三人です。知らない人は原作をチェック!!
次回はバトル回の予定です。

「これはダメじゃない?」という場合には是非、メッセージなり感想なりで報告をお願いします。
感想、誤字脱字、評価、アドバイスもお待ちしております。
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