東方遠来客〜大怪獣ラッシュ世界から傭兵が現れた〜 作:紅 星鎖
ゴッドイーターものから読んでくれてる人はこんにちは。
紅 星鎖です。
今回は東方Project古代スタートものを書いていきます。
多くの古代スタートものと比べたら駄文ですし、キャラ崩壊も多少なりとも起きてると思いますがよろしくお願いします。
本日は一気に三話分更新予定です。
0話 崩壊からの脱出
かつて、プラズマギャラクシーと呼ばれる宇宙で、未曾有の危機が起きた。
その時、プラズマギャラクシーを救った七人の英雄がいた。
そして彼らの武器である七振りの剣があった。
その剣の名を七星剣という。
ーーースタート・ザ・ストーリー
雨が降りしきる滅んだ町。
ここはとある次元に存在する地球。
全てを等しく滅ぼす災厄によって終わりを迎えた世界。
そんな町の中、奇跡的に生き残った傷だらけの少年が一人。
そしてその腕の中には少年よりも致命的な傷を負った
「う、あぁあ。あ、ああああぁぁ⁉︎」
誰もいない町の中、少年は泣き叫ぶ。
そう、
その腕に抱いた少女も既に息を引き取っているのだから。
救えなかった。この町を。
救えなかった。誰一人。
救えなかった。友人を。家族を。恋人を。
「ぐ、うぅ。ううぁああああぁぁ‼︎」
涙が流れる。
時は巻き戻らない。
都合良くヒーローは助けに来ない。
死んだ人は生き返らない。
分かってる、分かってた。
でも。
一人で残される孤独が、これほどまでに恐ろしいとは思わなかった。
少女の亡骸をかき抱く。
その時、ふと上から声が聞こえた。
少年は虚ろな瞳を空へと向けた。
【あ〜あ。駄目だな、この世界。
もう滅ぶしかないわ〜。征服する価値もないわ〜】
そこには黒いローブを纏った、いるはずのない謎の人物がいた。
生存者。いや、違う。
そもそも人間じゃない。だって空に浮かんでいる。
「アンタは、誰だ……?」
【お? 生存者?
スゲェな! この惨状で生き残るなんてよ!
いやぁしぶといねぇ、人類】
答えは返ってこなかった。彼(?)は一方的に喋りながら空から降りてくる。
【でもどちらにしろ無理だね。この星は滅ぶ。
君が生きようが死のうが関係なく。
残念だ。いやはや、とっても残☆念!】
おどけたように言う黒ローブ。
少年はそのいかにも他人事のような喋り方に苛立つ。
「アンタは何も感じないのか⁉︎」
【感じないよ〜ん。
だって俺様、地球とは何の関わりもないし〜。
ここへは視察に来ただけだし〜】
ぷっぷくぷ〜、と笑う黒ローブ。
あくまで飄々とした態度を覆さない彼(?)を少年は睨む。
【あ? 何その目?
言っとくけど俺様、平和主義者じゃねーんだぜ?
やろうと思えば
纏う気配が急に殺気を帯びたものに変化した。
そのあまりの変わりように思わず少女を抱く手に力が入る。
【だがまぁ、ここでただぬっ殺しちゃうのも面白味がねぇ。
そこでだ少年。俺様、イイもん持って来てんのよ】
「イイもん?」
【そ。えーと確かこの辺に……。
お、あったあった】
ローブの中をごそごそと探ると中から一振りの太刀を取り出し、地面に突き立てる。
煌めく星々の様な装飾が施された美しい剣。だが、どこか危うげな雰囲気を纏った剣でもあった。
【七星剣が一つ。一の剣、妖刀無銘。
こいつに吸い殺されなければ新しい世界へ連れて行ってやるよ。
まぁ、その死体と一緒にこの星と滅びたいというなら挑戦する必要はないがな】
少年は逡巡した。
このままただ死を待つならば簡単だ。だがそれでいいのか?
腕に
決して安らかな死に顔ではなかった。でもどこか満足げだ。
彼女は愛する恋人を、自分を庇って死んだのだから。
なのにその自分がすぐに彼女の下へ言ったらどうだろうか?
間違いなく、ぶん殴られる。
彼女ならそうする。
生きろと言って、死んだ彼女なら。
吸い殺されるというのは恐ろしかった。
だが、それ以上に少女に嫌われるのはもっと嫌だった。
1パーセントでも希望があるのなら、いや、もっと低い確率だったとしても可能性がゼロじゃないのなら縋る。
「………わかった、挑戦する」
その一言を聞くと、黒ローブは愉しむように笑い出す。
少年は少女をそっと地面に横たえると、刀に向かって歩き出す。
【そうこなくっちゃなぁ!
勇敢にして無謀なる
「俺の、名前はーーー…」
その日、少年は選択した。
「
そして。
【センカ。センカか。ま、生きていられたら覚えていてやるよ】
自らの死の運命を覆したのだった。
はい、のっけから東方関係ありませんね。ごめんなさい。
しかも次の話も東方関係ありません。
こんなスタートですがよろしくお願いします。
次は本日18時更新予定です。