IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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#158 第3のパワードスーツ

 ―――黒鋼・堕天

 

 それは「黒鋼」が「ルシフェリオン」の力を受け継いだ姿であり、第二形態時の名前である。

 流石に完全とはいかなくとも、機動力などが軒並み上昇していて、装甲回復速度が並じゃない。

 だからこそ、俺は「黒鋼」の立ち回りに独自の格闘術を組み込んで戦うことができるわけだ。

 

「吹き飛べ!」

 

 さらに「グランドストライク」を《デストロイ》で連発して撃てるのも利点だろう。もっとも、平然とかわして炎の球による弾幕を張られるが。

 

「ネクロ!」

『了解!』

 

 ウイングスラスターから《ファントム・サーヴァント》が無数に飛び出していく。通常の《サーヴァント》程度なら俺でも動かせるが《ファントム》の場合は数が尋常じゃない。だから人に限りなく近い意志を持つ「ネクロ」の力を借りなければならない。……まぁ、簡単な操作なら俺でもできるんだがな。

 相手に動きを読まれないためか、ランダムに軌道を描く黒い球体。スコールはわずかの突破口を見つけて炎で道を作る。相手の攻撃は至ってシンプルだが、相手は100歳を超える超熟練者だ。俺よりも場数を踏んでいるから―――決して油断はしない。

 

 ―――キンッ!!

 

 ダークカリバーと炎の剣がぶつかり、火花を散らす。《サーヴァント》や《デストロイ》はもちろん、俺は「黒鋼」と「ルシフェリオン」、2機に備わっている武装をありとあらゆる使用する。それほどまで強大な存在であり、この戦いに生き残るにはそれしかない。とはいえ、「黒鋼」の部分はエネルギーなどが消耗するので、そんなに使えないが。

 火器を使用したことで、俺たちは離れる。すると俺の周囲に炎が現れて渦を形成。迫ってくる。

 

(……まさかリアルで見ることになるとは思わなった)

 

 ただし、リアルはゲームと違って渦の中でも炎が飛んでくると言う仕様。俺はそれを回避しつつ《ファントム・サーヴァント》でバリアを形成して突っ込む。

 渦の中から出てきた俺に待っていたのは無数の炎の球だった。

 

「消えなさい」

 

 闇の蛇が現れて接近、その後ろでは炎が迫ってくる。

 

『兄さん、バリアの形成、終わったよ』

「その言葉を待っていた! ダークカリバー、キングモード!」

 

 ダークカリバーを展開し、そう唱える。するとダークカリバーが金色に光りはじめ、それが「黒鋼」に伝染する。

 

「ネクロ、本当の意味で手加減抜きだ。出力最大!」

『いいの? 最悪京都が消し飛ぶわよ』

「知ったことか。それに、俺の弟妹ならこの程度のことは慣れっこだろうし、俺の本気にすら耐えないようじゃ、四神機を使っても俺に勝つことはない」

 

 俺は勝利を、そして作戦を捨てる。あるのはかつての俺―――自分の力を絶対的な正義と思い、それを躊躇わず行使していた10年前の俺のみだ。

 

「さぁ、俺を楽しませろよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――ガッ!!

 

 スコールは咄嗟に左腕を立てると、そこに突然現れた悠夜が右足の装甲で蹴りを入れてきた。

 

(お……重い―――!?)

 

 咄嗟に下降したスコールの判断は正しかった。さっきまで彼女がいた場所には黒い光線が放たれていたのだ。

 

「もっと、もっと楽しませてよ、スコールぅぅぅうううううッ!!」

 

 空に穴が開く。そこから隕石が降り注いだ。

 スコールは炎のバリア「プロミネンス・コート」を前方に吹き飛ばして燃やす。

 

「まさか、原点回帰―――無邪気なあなたに戻ったって言うの……?」

 

 それがどれだけスコールにとって危険か、彼女はすぐにわかった。

 これで悠夜は白夜事件の後に記憶を消された。それ故にISの危険性を理解し、「手加減」という心がどこかにあったのだ。だが、スコールは10年前の悠夜―――ユウ・リードベールがどれだけ子供だったのか、善悪の区別がつかない存在だったかをよく知っている。そしてもしそうなったらどれだけ危険かも。

 悠夜はダークカリバーを振るう。それを炎の剣で受け止めたスコールは冷や汗をかいた。

 

(まさか、より闇の力を引き出すために制限を外したって言うの―――)

「考え事は油断を招く―――だろ?」

 

 悠夜はその場から消える。すると四方からスコールに向かって黒い熱線が放たれた。

 スコールはテレポートをする。だが―――あらかじめ予想していたのか、悠夜が現れた。

 

「この―――!」

 

 スコールは気付いた。自分が戦っている物の正体に。

 目の前にいるのは無邪気な悠夜でも、成長した悠夜でもない―――真の意味の、本当の意味での魔王。

 いつの間にか金色のオーラが無くなっていることに気付いたスコールは、「黒鋼」が「堕天」の名に相応しいほど禍々しくなっていることに気付いた。

 

 ―――ガッ!!

 

 いつの間に接近を許したのだろうとスコールは自分に尋ねる。「ゴールデン・ドーン」の要である「プロミネンス」の1基が壊されているのだ。いや―――

 

(捕食……している!?)

 

 ダークカリバーが、プロミネンスコアを捕食している。

 すると飛行形態になってビームを連続で撃ちながら悠夜が接近してきた。スコールは黒い熱線を飛ばして「黒鋼」に攻撃するも、何故か弾かれる。

 

「もっと……もっとだ……」

 

 辛うじて回避するスコール。そこで彼女は自分がギリギリの戦いをしていることに気付いた。

 

(辛うじて……ですって……!?)

 

 ダークカリバーはもうない。いつの間にか消えている。プロミネンスコアが1基欠けた程度で自分の闇は止まらない。

 

「ガキが……舐めんじゃないわよ!!」

 

 スコールは周囲に炎の壁を形成。それを京都を滅ぼすことを厭わずに周囲に広げていく―――が、いつまで経っても何かが壁に触れる時に感じる何かがなかった。

 

「―――あなたは、どこを見ているんですか?」

 

 ―――ゾクッ

 

 寒気がしたと同時に反射的に炎の剣で薙ぐ。意外だったのか、「黒鋼」の装甲が一部吹き飛んだ。

 

「あなた、私を舐め過ぎよ!!」

「だろうな!」

 

 ―――キンッ!!

 

 再び炎の剣とダークカリバーが交差する。そして今度はスコールが背部の尾から熱線を放った。慌てて回避する悠夜。その動きで彼女は自分の勝利を確信した―――ハイパーセンサーが警告を発するまでは。

 

【警告! 6時の方向にエネルギーの収束を確認! ロックされています!】

「え―――」

 

 後ろを見るスコール。ハイパーセンサーが彼女が見たいものを見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一つ一つが長く感じる戦いだった。だがもう、これで終わりだ。

 両方の腕部装甲を分離し、《デストロイ》と共に胸部装甲にある砲口にエネルギーをためる。

 

『エネルギー充填完了。やりなさい!』

「これで終わりだ…「超闇新星(ダークノヴァ)」!!」

 

 俺の前には《サーヴァント》によって形成された2つの輪っかが存在している。発射された黒い球体がその2つを通り、レイたちが展開してくれているバリア境界ギリギリまで巨大化した。

 

「吹き飛べぇええええええええ!!」

 

 おそらくこれがバリアなし、もしくはディメンションバリアだったらバリア崩壊からの京都崩壊―――引いては近畿を中心とした日本崩壊が起こるだろう。特に、「黒鋼・堕天」の全スペック制限なしの状態で撃ったらだ。

 反動で流石に動けないが、スコールは呑み込まれて最悪死ぬ―――

 

「これでやられると思ったら大間違いよ!!」

 

 俺は慌てて上を見る。まさか「ダークノヴァ」を抜けてきたというのか!?

 信じられなかった。それほどまであの技に自信があった―――そうだ!

 

「まだだ……まだ終わらねえ!!」

 

 ダークノヴァを目視、サードアイを開いて相手の場所を把握―――今だ!!

 

 ―――ガッ!!

 

 俺は左半身をずらしてスコールにダークカリバーで突く。炎の剣は俺の左半身を狙っていたようでかすった。

 

「今一度、我が敵を穿て「ダークノヴァ」!!」

 

 「ゴールデン・ドーン」の装甲を抉りながらダークカリバーの刀身部分が開く。そこに同エネルギーで圧縮されたダークノヴァが姿を現し、レールガンのように飛び出す。ほとんど真ん中に位置していたからか、そのままスコールをバリア上部に持っていく―――そして、周囲を、バリアすらも呑み込む爆発が起こった。

 未だに影が見えない。俺は臆病になり、希望にすがるように呟く。

 

「……死んだ……のか?」

 

 残念ながら、それを確認する術はない。何かが去って行くのを見つつ、俺はそのまま意識を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『随分と派手にやってくれたな、桂木悠夜』

「いやぁ、本当に予想外の連続でしたよ。突然の裏切りに予想以上の無人機の数。まぁ、裏切り者はこうして捕まえたんですけどね」

 

 そう言いながら俺は俺の膝の上に頭を乗せるレインの首に巻かれた首輪―――そこに繋がった鎖を持ち上げる。

 今、しているのはIS委員会に対する事後報告だ。

 

「まぁ、ああいった任務は経験が必要ですし、色々とあなた方に申したいことはありますが、各国の候補生はいい経験を積まれたと思いますよ。囲まれた状態で敵ISを撃破して生き残るなんて、普通ならあり得ないですから」

 

 その言いたいことの一つは、代表候補生たちにまともな装備を送ってくれなかったことだ。

 

『さて、本題に入らせてもらうわね。桂木悠夜、あなたの報告によれば、「モノクローム・アバター」のメンバーの大半が逃亡したということだけどこれはどういうことかしら? さらに言えば、一教員である織斑千冬と山田真耶のために機体を勝手に改造し、部外者まで作戦に参加させたということだけど?』

「少しでも成功確率を上げるためでしたよ。結果としては1人の死亡に1人の捕獲。後は逃亡といったところでしょうか? 良い結果だと思いますがね」

 

 ましてや大物はこの世から葬ったんだ。……そう、葬った。

 少し気分が悪くなる。俺は勝ったと言うのに未だにあのことを悔いていた。

 

「大丈夫か?」

「ああ、問題ない」

 

 心配そうにこっちを見るレイン。俺は彼女の頭に触れて軽く抑える。

 

『報告書によれば、あなたの弟もその場にいて協力したようね。何故その場で拘束しなかったのかしら?』

「拘束したところで、すぐに逃げられるのがオチですよ。それにこちらは日本を除く各国の代表候補生に雑魚2名を連れ添っての作戦行動だったんです。ましてや向こうは大量の無人機を相手にしていて満足に動けない状態だった。そんな状況で、あなたは私の弟を拘束し続けることができると? 本気で思っているんですか?」

『………口を慎みなさい、桂木悠夜。あなたは我々が寛大な処置で生きていられ―――』

「俺を捕縛することができないからだろ、クソババア」

 

 IS委員会も、そして近くで待機している織斑千冬も何か言いたそうな顔をする。

 

「この際だから言っておいてやる。俺が生徒会長になった以上、アンタらの要求にはこっちにメリットがない限り従うつもりはない。アンタらがどれだけ偉いのかなんて関係ねぇ。散々俺を馬鹿にして余計なことをしてきたくせに、いざとなれば大したことをしてこなかったんだ。そんな奴らに敬意を払うつもりもない」

「……桂木、相手は大人だぞ」

「大人だからこそ余計に許せねえんだよ。アンタも含めてな」

 

 俺の目測が甘かったとはいえ、まさか3人がかりで戦っているのにまともにダメージを食らわせていなかったと聞いた時は本当に驚いた。奈々も……いや、奈々はいいか。

 

『………随分と言ってくれるわね、クソガキ』

「ガキに討伐を任せないといけない時点で自分たちが弱者だと気付けよ。ああ、言っておくけどこいつは俺の家で飼うから」

 

 さりげなく伝えたつもりだったが、かなり衝撃があったようだ。……何故か織斑先生すらも驚いている。

 

『待ちなさい! 彼女は亡国機業の組員だったのよ!? 情報を吐かせて他の人間も拘束―――』

『―――その必要はありませんよ』

 

 聞き覚えがある声……じゃないな。というか何してんだ?

 

「回線に割り込むなんて荒いなぁ。おふくろか?」

『生憎、あの人以外にもこれくらいのことは余裕でできるのでね。ごきげんよう、各国の首脳諸君。私はサーバス・リードベール。10年前は「風間剣嗣」という名前で日本にいて、IS学園の現生徒会長の兄でもある』

 

 IS学園と各国にいるIS委員会の人間同士を繋ぐ通信回線は厳重なセキュリティがあって並大抵の奴にはできない。それができるのはおそらく国単位では「レヴェル」だけだろう。

 

『ちょっと待て。何故回線に割り込めた』

『桂木悠夜、あなたまさか教えたとか―――』

「だから自力で介入してきたって言ってんだろうが」

 

 頭を抱える。本当に大丈夫か、こいつら。

 

『今回はあなた方がに重要な話があって介入させていただきました。IS学園にいるレイン・ミューゼル以外のモノクローム・アバターの隊員たちはこちらで捕縛させていただきました』

 

 兄貴の言葉にそれぞれが騒がしくなる。

 

『現在、スコール・ミューゼルは彼が撃った技によってかなりのダメージを負ったようなので治療を施しています。それとこちらで預かっているISコアは奪取された国にそれぞれ返却する所存ですが、どれも損傷が激しくデータのサルベージもままならない状態なのでコアのみとなりますが、返却には条件があります』

 

 条件……? とスピーカーが騒がしくなった。

 

『本日をもって、我々「レヴェル」は建国を宣言。そして条件はアラスカ条約国に加盟させていただくことです』

 

 俺はスピーカーの音量を下げた。織斑先生から何も言わないってことは彼女も煩く思っていたからだろう。

 しっかし、随分と考えたなぁと思って俺は笑いをこらえる羽目になった。

 

『つまりは、あなたたちに我々のコアを渡せと言うのかしら?』

『その必要はございません。我々は既にISコアを持っていますから。そしてその内の1つは―――「黒鋼」』

 

 こればっかりは俺も驚いた。いつの間に俺のISは「レヴェル」に所属したのだろう?

 

『ちょっと待ちなさい! それはどういうこと?! ISコアの事に関してもすべて話しなさい!!』

『まぁまぁ。少し調べればわかることですが、私は織斑千冬並びに篠ノ之束と同じクラスでして、そのコネもあって彼女にISコアを作っていただけたのです』

『そ、そんな理由で―――』

『―――まぁ、けんけんたちには恩があるからねぇ。それくらいはお安い御用なのさ!』

「束、本当に生きていたのか」

 

 …………相手を殺すなら、やっぱり自分の手で仕留めないといけないな。……本当のことを言えば、スコールが生きていることに少し安堵しているけど。

 

『やっほー、ちーちゃん! 元気?』

「貴様は死んだと聞いていたのだがな? それにモノクローム・アバターにも所属していたようじゃないか?」

 

 あ、それバラすの? しかもIS委員会の面々と通信が繋がっているままで。

 

『まぁ、私にも色々あったんだよ。色々と……』

「ほう、色々か……」

『篠ノ之束、下がりなさい。それで、あなた方はどうするつもりなんです?』

 

 無駄に言い合って画面に殺気を飛ばす織斑先生。向こうを下がらせて本題に入らせる兄貴。俺たちは完全に蚊帳の外だった。

 

『……ISコアの総数はいくつ何です?』

『すべては言えませんが、20個は超えていると言っておきましょう』

 

 大人たちが唾を呑む。何故なら、大なり小なりあれどアメリカですらそこまでのISコアを保有することができないからだ。

 

『ふざけているんですか!? 今まで名前すら聞かなかった弱小国の分際でそれだけのコアを保有するなんて……!!』

『我々に分配することを要求する!』

 

 すると他の国からも「分配」や「弱小国」などの声が上がる。だが、兄貴は怒りすら見せずに言った。

 

『良いでしょう。ならば、こういうのはどうでしょうか? 我が国家代表とブリュンヒルデもしくはウインドクイーンを戦わせてみれば』

 

 リアさん、可哀想にな。まぁ、あの人って兄貴ラブだから言われたら普通にしそうだが………

 

『随分と言ってくれるじゃない』

『なんなら、『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)』の封印を解いてはどうでしょう? 聞けば、「ISの軍事転用」を禁止しているのにも関わらず、軍用ISを作られているとか?』

『………何のことでしょうか?』

『どちらにしても、我が国の代表はそれすらも退けれると言うのですよ』

 

 ………随分と高く評価しているな。しかし軍用相手に単機で退けられるのって上級IGPSでも無理なんじゃ―――

 

『良いわ。そこまで言うならやってあげる。精々遠吠えをする準備をしておくことね』

『と、言うことだ。頑張れユウ』

『だと思ったよチクショー!!』

 

 だが待てや。俺の機体は轡木ラボ製だからコアなんて含まれていないだろう。

 レインの身柄の話すら結局上がらず、IS委員会の話は終了したので家でもう一度連絡を入れてその旨を伝える。

 

『知らなかったのか? 轡木ラボがこちらで出資しているし、コアは我々持ちだ。それに、ユウの機体の情報開示なんてさせることはできない』

「……どういう意味だよ」

『……「ルシフェリオン」今どこにある?』

 

 すぐに首に触れると、そこにはあるはずのものがなかった。ミアにも聞いたが京都にいた時点でなかったらしい。

 

「………まさか」

『そうだ。これはかつてない事態らしいが、どうやら我々の技術であるIGPSとISが融合した。故に我々はユウの機体分類をこう呼称することにしたよ

 

 

 

 ―――IGPSIS(イグプシス)、と』

 

 そんな、非現実的なことを言われ、俺はしばらく呆然とした。




黒鋼が、ルシフェリオンと融合したのでISからIGPSISに進化しました。実はこの設定、だいぶ前からあったんですけどね。元ネタは知る人ぞ知る例のアレです。

強敵には超強力な反則技をぶっ放すのは基本中の基本。これは一般常識のテストに出るぞ←断じて出ねぇよ

※実はとある部分は某同化鬱アニメとして有名な名台詞にしていたんですが、反感を買われるのと違和感があったので変えました。さて、どこでしょう?



次回予告

国家代表との試合も終わり、冬休みも消化して溜まった仕事にギブアップを唱えている悠夜。そんな時、楯無から一枚の書類を渡されてため息を吐く。

自称策士は自重しない 第159話

「3組の救世主」

「……そろそろ部屋を引き払わないといけないかもな」





黒鋼・堕天

黒鋼の第二形態の名称。ルシフェリオンの力を受け継いで顕現しているため、スペック上はルシフェリオン匹敵するIS……と思われたが、融合しているので分類上はIGPSISになる。
全体的に装甲部が細くなっており、菱形の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)が無くなり、必要時に肩部の後ろに大型砲口が隠れている。
また、背部のバックパックが縮小し、ウイングスラスターが増設。バックパックに《サーヴァント》が10基マウントされている他、胸部装甲には第二形態の福音が放っていた熱線と同等の出力の熱線を放つことができるが、それは制限をかけての出力である。

強引吸収(グラビティ・ドレイン)

黒鋼の単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)相手のシールドエネルギーを吸収することができる。距離によって吸収力が変わり、近ければ近いほど早く吸い取ることができる。
また、敵味方の識別が可能で集団戦でも活躍が可能……というよりも、操縦者の意思によって吸収が可能となっているので、そう言う仕様となった。





黒騎士・怨念

黒騎士の第二形態時の名称。機体全体のグレードアップとなり、武装そのものの強化となっている。蝶に似たウイングスラスターが一般的なウイングタイプになり、ビット数が増えたこと、そして胸部装甲からエネルギーを放出する機構が増えたこと以外は主だった変化はない。



我が憎悪晴らす時(ヘイトレッド・バーン)

黒騎士の単一仕様能力。全ステータスが上がり、またエネルギーが減らない所謂無敵状態。マドカの元々のスペックが高いため、この能力だけでもかなりの脅威となっている。


※名称に深い意味はありません。単なるカッコつけです。
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