家を出た。
外に出てみると、冷たい空気が顔にあたった。どうやらポッケ村であってるようだ。やはりゲームの時と比べると全然違う。まず全体的に広いし普通の家も結構ある。雪山だからか多くはないが。
まずは村長に挨拶だな。家を出て左に行けばいいはずだ。そう思い雪の上を歩き始めた。なかなか歩きずらい。傷も痛むし雪も積もっている。
「よう、お前さん怪我はもう大丈夫なのか?」
四苦八苦して歩いていると横から声を掛けられた。
見てみるとさっきの男だった。心配しているらしい。
一応大丈夫な事を伝えたら
「そうか!だが病み上がりなんだから、無理はするなよ。」
と言ってきた。良い人だなぁ。
「おっと自己紹介がまだだったな、俺はアレクと言う。この村の専属ハンターだ。[元]がつくがな。」
あれ?そうなの?元って事は引退したのか?
「ああ、ある飛竜にやられた傷が原因でな。まあ今は新人ハンターのアドバイスなどをしている。」
なるほど、俺には必要ないかな?ゲームの知識があるし。
そろそろ行かないとな。村長に挨拶は早めにやっておきたい。と言う訳でもう行く。
「おう!そんじゃ困った事があったら俺に聞いてくれ、大抵の事なら答えられるぞ。」
そうだな、その時はよろしく頼む。そう言い歩き始めた。
にしても広いなぁ鍛冶屋とかデカいし。人も沢山いる。さらには村の外から来たのだろう、アプトノスの荷車を引いた行商人もいる。
まわりを見ながら歩いていると、村長らしき人が見えた。結構ゲームの時に似てるなぁと思い、近づいて行った。ある程度近づくと向こうも気づいたのかこちらを見て口を開いた。
「おやまぁ!新しいハンターかの?儂はこの村の村長をやっておるよ。」
どうやら村長であってたようだ。
「村の人達にはオババと呼ばれていてな、ヌシもそう呼んでくれ。」
了解だオババ様。相手は村長だし、一応敬称をつけた方がいいだろう。
「ホッホッホ。いい顔つきをしておる、将来強いハンターになるだろう。若者よ、期待しておるぞ!」
ああ、任せろ。強くなるかわからないができるだけ頑張るよ。
「なら安心じゃの。これは餞別じゃ。」
そう言い1500ゼニーを渡して来た。ありがたく貰っておこう。たしかオババ様の所でもクエスト受けられるよな?
「儂はギルドと比べ、簡単な依頼を持っておる。どうじゃ、クエストを受けてみるか?」
そうだな。どんなクエストがあるか見せてもらえる
か?まずは見てから決めたい。
「そうじゃの。ヌシに頼めそうな依頼はこれぐらいかの。」
ーーーーー雪山草摘みーーーーー
報酬金:300ゼニー
契約金:0ゼニー
制限時間:50時間
指定地:雪山
特殊条件:なし
成功条件:
雪山草5本の納品
失敗条件:
報酬金ゼロ
タイムアップ
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よし!これにするか討伐よりもまずは採取がしたい。
「このクエストなら肩ならしに丁度いいね。頑張るんだよ。」
さてと、準備するか。
ピッケルと虫網は持って行きたいな。あと念のため回復薬も持って行くか。ここは現実だからケチって死んだり怪我したりしたくないからな。あと緊急脱出用にモドリ玉だな。金足りないから回復薬は一個、ピッケルと虫網は二個ずつにするか。残金が少ないがまぁいいだろう。
こうして、準備が終わった俺は雪山へと向かって行った。