この世界に来て一日がたった。実は夢だったなんてオチもなく、少し気が滅入った。はぁ、なんで俺こんな事になってるんだろう・・・その内戻れないかな。
よし!気にしていてもしょうがないから行くか。今日は討伐系のクエスト受けよう。ふっふっふ、ようやく弓が使えるぞ!昨日使ってたって? あれは練習だからノーカン。どうせだからギルドのクエストにしよう。楽しみだなぁと思い浮かれた気分でギルドに行った。
で、ギルドに来たんだが。酒場だな。酒場としか言いようがない。何人かテーブルで酒飲んでるし。
朝っぱらから酒飲むなよ。俺には関係ないが。そう思いながら受付に向かった。
ええと、下位はどっちだろう?ゲームの時と同じだとピンクか?
「ハンターズギルド・ポッケ村出張所へようこそ!
こちらでは下位のクエストが受注できます!新人ハンターさんですね?私はエリナと言います。ギルドの説明は必要ですか?」
そうだな、お願いするよ。もしかしたらゲームと違う事があるかもしれない。
「はい、では説明させていただきます。
まず、ギルドはハンターのクエスト受注や報酬の管理等をしています。次に、ギルドポイントについて説明します。ギルドポイントはクエストをクリアする事によってたまっていきます。もちろん、クエストの難易度でたまって行くポイントは変わります。そして一定のポイントに達するとハンターランク昇格クエストが受けれます。ハンターランクが上がると受けられるクエストも増えるので頑張ってくださいね。ちなみにハンターランク4から上位、ハンターランク7からG級です。何か質問はありますか?」
ハンターランクの上限はあるのか?
「いえ、ありません。ですが現在でもっとも高いハンターのランクは12です。」
なるほどわかった。
ハンターランク上げるのは緊急クエストじゃ無いんだな。まぁそう何回も緊急クエストがでたらやばすぎる、ハンター何人いると思ってんだ。
じゃあさっそくクエスト受けよう。ここは簡単なドスギアノスからだな。これ受けます。
「はい、[ドスギアノスの強襲]ですね。仲間を募集しますか?」
いや、一人だよ。
「え?!弓でソロなんて危険過ぎますよ!」
え?なんで?別に普通じゃね?むしろ仲間いた方が邪魔なんですけど。
「何言ってるんですか!弓は基本パーティのサポートするための武器でしょう!大して攻撃力の無い弓では倒すのに時間がかかりますしモンスターに狙われて死にますよ!」
ええー。どうやらこの世界で弓はあまり使われないらしい。肉質の柔らかい部分狙えばはやくおわるのに。
「とにかく!仲間を募集して行く方がいいです!」
うーむ、やっぱりこのまま行く。攻撃は当たらなければどうと言う事は無い。なんと言われようとこのまま行くつもりだ。
「っ!分かりました。ですが危なくなったらすぐに帰ってください。」
わかっているさ。自殺しに行く訳じゃ無いんだし。
今のやりとりで何人かこっちを見たハンターがいたが、どうでもよかったのかすぐに視線をはずした。
よし行くか。待ってろよドスギアノス!お前の爪を弓強化の素材にしてやるぜ!
次回ようやく弓での狩りです。