魔法と科学の共鳴世界   作:杜木 馨

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完成!
では投稿します
第7話です!
今回も多少設定の説明がありますがそんに難しくないので気楽に読んでくださいね〜
ではどぞ!


7話 魔補具

 二人が学校の話や、世間話をしているときだった。

 聖奈が不意に進行方向を見た。

 

「魔導士?」

 

 と呟くと、ドン!!という音とともに乗っている汽車が急停車した。

 

『何かと接触したため、急停止いたしました』

 

 とアナウンスが入り、深龍が目を瞑ったまま聖奈に話しかけてきた。

 

「星那、敵の数は?」

「えっと……、3人」

 

 少し考えた後に聖奈が敵らしき人数を数えそれを深龍に行った。

 彼らがいるのは2両目、先頭車両からは遠くない。

 

「わかった。」

 

 と言い深龍は目をあけ席から離れて、先頭車両に向かった。

 

 

 外にでは謎の人物に声をかけられている乗務員の姿があった。

 

「さぁ、てぇ、今乗って居る乗客を全て下ろしてもらおうかぁ」

 

 少し強面の男が乗務員に詰め寄っていた。

 後ろには金色の髪をして逆立っている奴と、少し腑抜けた顔をしている奴がおり、全員で3人のようだ。

 

 ここ数年は線路周辺には結界が貼られて侵入できなくなっているのだが、どうやって侵入したのか。

 結界を破れば中央管理センターに通知される。

 たとえ解除キーを持っていたとしてもそれを解除した、という情報が中央管理センターに通知される。

 考えられるのはそれを上回る結界魔法か、あるいは……、と深龍はそう考えながら歩いて行った。

 

 

「君達、ここらか早く退きなさい。すぐに警務部隊がここにやってきますよ」

 

  警務部隊。一般市民の乗る乗り物には警察の管轄内にある魔法が使える部隊がある。それが警務部隊が。

 即座に到着、即展開、即座に制圧。

 

 「それは無いのだよ、」

 という強面の男。

 

「確かに10分もすれば警務やつらがくるだろう」

「誰だ、お前!!」

 

 と深龍が複線の汽車が止まっていないほうから歩いてきた。

 

「お客様!危険です!」

 

 と乗務員の一人が深龍に駆け寄るがそれを腕で断りを入れる深龍。

 

「大丈夫です。それよりここは本職に任せください。それと汽車を少し後方の方にお願いします。」

「は!はい!」

 

 二人いた。乗務員がすぐに汽車の方かけた。

 そこに残るのは4人の魔導師。

 見たからに強そうな金髪の男と強面好きヘッドの男が前に立つ。

 

「確かここは結界が張られていてそう簡単に入れる訳ではないのだが、どうやって入った」

「あぁ、あの結界か我らにはその結界を破れる人がいてね」

 

 そう言ったのは後ろにいる金髪の頭の男だ。

 その金髪の後子が前に出てくる。

 

「なるほど、この結界は穴が開けばそれを検知しすぐに警務部隊がくるのだが……。まぁいい、もうすでに私の方で連絡しているからな、くるのは時間のうちだ」

 

 金髪の頭は深龍が背中に背負っているものを見てあることを思いついたようだ。

 

「ふん、魔補具(まほうぐ)など所詮弱いものが身につけて、自分を強く見せているだけにすぎない」

「魔補具をつけてる奴が弱い?確かにそれも一理ある。だが一流の魔導師ほど補助的に使っている人は少なくはない。案外便利なものだぞこれ?」

「知るかよ!!!自分で発動できないような三流に言われたくないね!」

 

 啖呵をきる金髪の男。

 自分で発動とは、魔法を発動する媒体を使用しないで発動することだ。

 

「三流か、参ったな。」

 

 頭を掻きながら言う深龍、完全に煽っているようにしか見えない。

 だが金髪の言うことも一理ある。

 本来はこの《魔法発動補助器具》(通称:魔補具)魔法発動弱者を手助けする役割で開発された器具である。だがこの器具は万能で術者の能力によって様々な使い方を発見されたのだ。

 その中でも深龍が身につけている魔補具、《魔棒具》は魔法を発動するのに必要な魔法式(魔法陣)を入れ込むことができる。

 なので魔法を使うときは使いたい魔法の入った杖を選び、それに合うように魔力を流すことで簡単に発動できる代物だ。

 基本的には5種まで魔法しか収納できない。

《魔棒具》には現段階では数種類あり、ネックレス型、剣型、盾型、銃型などがあり、最近では指輪の形をしたものまであると言う。

 

「それを使う暇なんてあげないがな!!『雷蛇(らいじゃ)』!!!」

 

 金髪の男が右腕を黄色く光らせて腕を深龍の方に伸ばす。

 黄色い蛇の形をしたものが深龍に3つ地面を這う。

 それを深龍はジャンプで避ける。

 

 それと同時に強面スキンヘッドと、腑抜けた顔をしている他の二人が突撃してくる。

 

 深龍の下を通り越した雷蛇を、指をクイッと動かしてその蛇を引き戻す。

 再び深龍を襲う。

 

 背中の杖を二本取り出し、一つを遠くに投げもう一方を地面に突き立てる。

 

「雷蛇とはなかなか強い魔法を使うじゃないか。しかも三匹か」

「まだまだ出せるぞ」

 

 深龍は絶縁性の杖の上に立ち、雷の攻撃を避け。

 地面に降り立ち杖を取り、足でなぎ払い二人を転かす。

 

 すぐに深龍は立ち上がり杖を胸の前で横にかざして魔法を発動する。

 

「5連魔法陣!!『神楽(かぐら)』!!」

 

 こけている二人と奥で雷蛇を出した魔導師の地面周辺に5種類の色の魔法陣が展開し、それが一つに重なり合う。

 二人はギリギリで立ち上がり、その陣から退きもう一人も余裕で回避する。

 そのあとすぐに黄色く光る柱が地面から天空にかけて貫いた。

 

 その光を見て星那と晴奈はすぐにその側に駆け寄った。

 

 少し離れたところから深龍を見ている。

 

「晴奈ちゃん?」

「なんでしょう?」

「お兄ちゃんの戦いを見たんだよね?」

「はい、とても凄い戦闘でした。何が起こっているのかわけがわからなかったです」

「多分あの時ほどの戦闘ではないと思うけどお兄ちゃんの本当の戦闘を見れるよ」

 

 というと晴奈は深龍を注視した。

 

 攻撃をかわした3人。

 それぞれ違う体制で次の攻撃がくるのを待っている。

 

「そんな発動動作の大きい魔法を喰らうわけないだろう」

 

 立ち上がりながらスキンヘッドの男が言う。

 

「『神楽』か、攻撃ランクはCと言ったところか。まさかその棒にそんな能力があったとはな」

 

 その言葉に深龍が反応した。

 

「ほぉ、魔法ランクがわかるとは、君が使っていた『雷蛇』は確か魔法階級A級の魔法だね。かなり強い」

「エレク様はなんとS級の魔法も持っているんだぞ!!」

「コバ!勝手なことを言うな!!ノゼ準備しろ」

「あぁ」

 

 深龍からみて左側にいる奴が答えた。

 どうやらあの雷蛇を使う魔導師はエレクと言い、腑抜けた顔をしている奴はコバ、強面スキンヘッドはノゼか。

 

「なるほど、それは警戒していないと、いけないな」

「ちっ」

 

 なぜ警戒をするのかそれは魔法階級による魔法の性能によるものだ。

 

 魔法階級に大まかに3つに分けられる。

 そしてさらに分けると9階級に分けることができる。

 

《一般魔法》

  《D、C級》ごく一般できに使われる、日常的使うことのできる魔法。殺傷能力はない。

  《B級》日常的に使う魔法も含まれ防御系の魔法が多い階級。打撲程度

 

《上級魔法》

  《A級》攻撃系の魔法が多くなり相手を気絶させるほどである。主に魔導師が使う魔法である。切り傷や、あざなど

  《S級》複数使える魔法があれば『魔導師としては一人前』と言われる。魔法式が複雑になる。攻撃防御ともに存在する。一部殺傷能力がある。会得するには1年~3年。

  《剛級》『一つでも使えれば一流』と言われる。ほとんどは魔法式がより複雑になり発動までに少し時間がかかる。会得するには一般的に5年~10年と言われる魔法である。

 

禁忌(きんき)魔法》

  《()級》禁忌魔法の一つ2種。個人での発動は難しく、なんらかの補助器具が必要になる魔法。

  《(ゼロ)級》禁忌魔法の一つ1種。その人の才能でしか使うことできない魔法、もしくは超高度な魔法式の構築が必要な魔法。大量虐殺や集団催眠など危険な魔法が存在する。ちなみに深龍も一つ持っている。

  《禁法(きんほう)》禁忌魔法の最上位種。使用が国際的に固く禁じられている魔法。その一撃で一国を滅ぼせるほどの魔法である。

 

 

 という感じに分けられている。

 その中でS級の魔法は殺傷能力があるので気をつけなければいけない。

 ま、深龍とっては杞憂でしかいが。

 

 構えを取る二人を前にして深龍が語り始めた。

 

「今の一連の流れを見てだが、君たちはいいチームプレイをしているね。前にいる二人が遊撃で後ろの一人が攻撃の主体。前二人が陽動をかけ、その隙にエレク君が攻撃を仕掛ける。『雷蛇』は相手を拘束するにはもってこい魔法だ。対象に巻きつき放電し気絶させる、どうかな?」

 

「エレク、完全に読まれているぞ」

「あぁわかっているノゼ」

 

 と言ってエレクという男は深龍の後ろに方にいる二人の少女を見た。

 ノゼはエレクが次に何をしようとしているか考えたようだ。

 

 動き出したのはノゼだった、さっきと同じなら雷蛇を使うはず、彼の雷蛇は地面を這うだけで空中まで来ないだろう。

 深龍はコバを一瞬にて目の色を空色よりも白く、二重の輪っかが、眼に浮かぶ。そうこれはスキャニングと言う技だ。

 相手の魔法を瞬時に読み取ることができる技である。

 コバの行動を見て何をするのか魔法式を読み深龍は行動する。

 

 ノゼが深龍突っ込んでくるので深龍も突っ込む。

 二人が出会う瞬間に深龍の足元の草が異様に伸び始め深龍の足に巻きつき始めるが、それを予測していた深龍は素早く足を空中に畳、右回転し、通り過ぎるノゼに右手の手のひらに溜めていた魔法攻撃を繰り出す。

 

 手のひらがノゼの横腹にあたり手に少しひねりを加えると、ノゼは回転しながら飛んでいく。

 

 自分の攻撃を避けられた衝動で地面にぺたりと座り込むコバに対して、杖を一つコバに投げ深龍は魔法を繰り出す。

 二つを手に持ち胸の前でクロスさせる。

 

「十五連魔法陣!雷!『神楽雷柱(らいちゅう)』!」

 

 基本無属性の神楽に雷属性が加わったのだ。

 先ほどとは少し変わり黄色い大きな魔法陣3つ重なる。コバは動こうとするが動けない、体が痺れているようだ黄色い柱がコバを包む。

 

「ぐわあああああああああ」

 

 と叫ぶコバ。

 

「何!あいつも雷を使えるのか!」

 

 エレクが少し驚くが驚きながらその顔は冷静だ、もう一度攻撃を仕掛けてくる。

 

 雷蛇だ。

 

 深龍はそれを華麗に回避し、その雷蛇に杖を差し込む。

 するとその雷蛇は杖に吸い込まれていく。

 

「これは雷を吸収する杖でね、案外使えるだろ?」

 

 苦虫を噛んだような顔をするエレクだがその顔をの中には少しの余裕が見える。

 そしてニヤリと口元が緩む

 なぜなら。

 

「キャーーーーーーー!!」

 

 深龍の後ろで叫ぶ声が聞こえた。

 深龍は振り向く。

 すると、晴奈が岩で体を包まれ、ノゼが聖奈を後ろから鋭利尖った岩で首元にあて襲う。

 

「おい!よせ!」

 深龍が反応する。

「悪いことは言わない、彼女から離れるんだ」

「そんな事を言える立場かね?」

 

 と言いエレクは親指以外の指を交互に胸の前で組み、親指を立てて魔法陣が展開する。

 腕から手にそして光りだす。

 その腕を伸ばす。

 

「君はもう逃げられないのだよ、この攻撃を避ければ彼女らはあいつが殺す。いや連れて帰ったほうがいいか」

「貴様ら、」

 

 深龍はちょうどエレクと晴奈たちの真ん中の位置にいる。

 どうすることもできないのか。

 

「終わりだ!雷法(らいほう)!『雷餓狼(らいがろう)』」

 

 




☆あとがき☆

どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木 (かおる)です。

今回の話しはどうでしか?
魔補具の話と魔法階級の話ですね。
魔補具の方は多分頻繁に出てくると思うですけどね主人公使っているし。
割と色々あります。意外なの魔補具だったりとかねw現段階では一応ですが砲刃機も魔補具の一種と考えてくれて結構です!
魔法階級はね多分そんなに出てこないかもしれないw←おいwww
でもこんな魔法だとどれかな?って考えるのは楽しいのでいいと思います。

では私はデレステのイベントを走ります。
(文書考えるので1日使って1日はしれなかったorz)

では次回!!


♦︎次回予告♦︎
ギルドに戻るとそこであることが起きる。
次回『  武眼』

お楽しみに〜
よかった評価していただけると嬉しいです。
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