では10話どうぞ!!!
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《分身魔法》
分身魔法とは一般的に戦闘を行うときに、囮や陽動のために自分とそっくりな存在を魔法によって、同じ行動思考の
《幻魔獣》
幻を魔獣の形に生成する魔法。
大きさは様々で小さいものから特大サイズまで存在する。
幻魔獣は基本系統外の魔法になる。
「いやぁ、素晴らし。実に素晴らしい。
我が幻魔獣の弱点を見つけただけでなく、その弱点にて攻撃をして倒すとは、流石ですね」
と一人、緑の迷彩色の戦闘服に身を包んだ、片方の目、左眼を長い髪で隠し、紫色をした長髪ストレートの男が拍手をしながら現れた。
「お前は誰だ?」
深龍の身長からして少し低い。
おおよそ170cmは超えているだろう。
「誰だ?か、
人に名を訪ねるときは、まずは自分から名乗るというものだ」
一度言葉を止めて続ける。
「まぁいい、にしても貴様らなかなかのものだな。
男の方は剣の一振りで滅ぼし、女子の方は魔法で一撃で粉砕する。
なかなかの相手だな、」
俺と晴奈の戦闘を見ていたようだ。
それに俺たちを確信はないもの敵と認識している。
「この
「あぁいかにも私だ。まぁまだ中ぐらいの強さだがな」
深龍の思いは正解だった。
あまりにあっさり答えて来たので少し驚いたが、それほど問題ではない。
問題なのは彼の強さだ。
「そうか、一体一体丁寧に作られていて、最初はびっくりしたよ。
途中で攻撃対象を変更することが出来るとは、なかなかの腕だね。
だが二流どまりだ」
相手の召喚獣の幻魔獣を分析し、それを褒めている。
深龍自体は幻魔獣はそこまで得意ではないが、出来ないわけではない。
深龍は物体の形成というよりかは、幻魔獣の中枢核の司令部を作るのが得意と言える。
そして、分析をしてそれを二流と言った。
それはなぜか?
「何!?どういうことだ!!?」
二流と言われ、怒る。
相手はかなり精度の高い物を作っているはずだ。
それを否定された気分になる。
「一体づつの性能はいい、賢い知能を持っている。
だが、戦闘中少し気になった動きがあった。
効率的に相手のダウンを取りに行くのならもっと沢山同時に攻撃するようにすればいいのだが、どうやら2匹までしか同時に攻撃ができないようだな」
深龍は戦闘中に召喚されたケルベロトスの動きを1体1体ちゃんと観察していたのだ。
「なんだと、お前に対しては4匹むかって行ったはずだが?」
そうだ、確かに深龍には4匹むかってたはずだ。
だが攻撃を加えたのは2匹だけだ。
だが深龍はそのこと言っているのではく、別の事に気が付いていた。
「出現したケルベロトスは全部で20匹近くいた。
だが最初の攻撃を仕掛けてきたのは3匹。
自分で生成し召喚できるのなら数など関係ない、倒されると、また増やせばいいだけ。
だがそれをせずに相手の出方を見るかのように少数で攻めてきた。
戦術的には正解だが少し守りに入りすぎている」
そうだ、幻魔獣の利点は、場所を問わずに倒されてまた召喚することができるのが利点だ。
だが魔導士の能力によって召喚できる数は上下する。
ケルベロトスみたいな幻魔獣を5体が精一杯の魔導士が入れば100体でも召喚できる魔導士もいる。
だが相手の魔導士この動きから見てもっと多くの幻魔獣を召喚、生成できたはず。
「俺なら最初の攻撃は陽動で、後ろで魔法発動の準備に入っているやつを後ろから攻める。
だがそれをしなかった、そのような行動プログラムが組まれていないからだろう。
だが指揮する人がいればそれも可能。
となると相手は召喚はできるが、自分の思い通り行動させるのは苦手、もしくは出来ない可能性がある」
(この戦闘でそこまで読んでいたの!?)
と心の中で驚く晴奈。
深龍の言う通りだ。
幻魔獣は術者の式でいくらでも動かすことができる。
だがそれがうまく出来ていない、可能性がある。
少数なら大丈夫でも数が多くなると無理になる魔導士いくらでもいる。
「確か、このような召喚術を使う魔導士が闇ギルドにいると聞いたな、確か
そして深龍はトドメと言わんばかりに相手の素性を暴こうとしていた。
「お、お、お前は一体何者なんだ!!!!?
一体誰だなんだお前は!!?!?!」
混乱している。
「おっと、自分の言葉を忘れたのか?相手の名を訪ねるときは自分から名乗るのだろう?」
自分の最初に言った言葉を思い出したのか、少し静かになり冷静になったようだ。
「ふん、まぁいいさ、確かに君の言っていることは当たっている。
だが、それは加害機能制御を入れ仲間を傷つけないというプログラムを入れているからだ。
だがそれを外せば彼らは獰猛と化す恐ろしいほどの破壊衝動に駆られている化け物となるのさ」
加害機能制御とは主に同じ幻魔獣に対して攻撃をしないように、気づけないよにするシステムのことである。
基本はこれを組んでいるが、それを組むことで処理が複雑になり、回避行動や攻撃停止命令など、複数組み合わせることだある。
それは大変な作業だ。
だがその機能を退けると幻魔獣はターゲットとされた物を破壊する。
たとえ味方が近くにいようがそれを無視して攻撃をするようになる。
「それがどうした?」
「今君と話している、こうしている間にも既に奴らは獰猛な化け物として街を襲っているだろうね〜〜」
とニヤニヤしながら話す。
そう、彼は深龍たち魔導士が来るのを知って彼らをここで足止めさせていたのだ。
クエスト依頼を受けて、討伐に向かっている魔導士がいるにもかかわらず、街は魔獣たちが襲って被害が出ている。
そう、それはクエストがちゃんと出来ていないと言ってもいい。
下手をすればギルドの評判を下げることにもつながる。
「僕の名前は
とお辞儀を煙のように消えた。
消えた、消滅したと言った方が表現的にはちかいだろう。
彼、不動一郎自体ここに来ずに、分身体をよこしていたのだ。
それなら話は合点する。
分身体では基本、幻魔獣の操作や、召喚や生成はほぼ不可能。
《分身魔法》
分身魔法とは一般的に戦闘を行うときに、囮や陽動のために自分とそっくりな存在を魔法によって、同じ行動思考の
現代の分身魔法はある程度簡略化されている。
一昔前は発動するのに複雑な魔法式を使用していた。
現代では、魔法発動補助器具の登場や、確立された魔法式に自分の形となる
《分身魔法》は一般魔法に分類され《C級魔法》である。
(厳密に言えば自分以外の人にも分身できる。外見だけだが)
基本的に分身体自体が魔法を発動することはできない。
分身は魔法式によって作られており、別の魔法式を発動することがほぼできない(身体強化等は可能)、そのため相手の陽動や、物理的な物、剣や銃を持たせて奇襲をかけることは可能である。
だが高度な分身体である結晶分身や分裂分身、自分と全く同じ存在の
「くそ!これは俺たちをここに留ませる為の罠だったのか!!
晴奈急ぐぞ!!不動が言っていた街は多分俺たちの依頼主の街だ」
「そんな!!!」
晴奈は口を両手で抑える。
「急ごう!!」
2人は走り出した。
普通に走るのではなく、魔法によって自身を加速させて。
移動した彼らはすぐに現場に到着した。
街はとても悲惨な状態だった。
暴れ狂うモンスターに街が襲われている。
家々が崩れて、応戦する人もいるが殆どが返り討ちにあっている。
人的被害も沢山出ているだろう。
「酷いな、」
「なんてことを……」
2人は言葉を失った。
「深龍さん!早く助けに行かないと!!住人の人達が死んでしまいます!」
「これだけとの数がいるとは……」
「早く助けを呼ばないと!!」
「今から助けを呼んでも遅いだろう…」
「そんなぁ…」
ここは少し都会から離れている。
周辺に存在するギルドに連絡したとしても、到着すまでには1時間はかかるだろう。
それに軍隊でもすぐには動けない。
幾度も幾度も彼らを特88小隊を呼ぶわけにはいかない。
「こういう場合は術者を先に探す方が早い。だが……」
約1キロほどの円形の街に魔獣がおおよ100体以上は出現しているだろう。
村の男たちが数名戦っているが、数が圧倒てきに足りない。
幻魔獣は基本術者を倒せばその魔法の効果は消え、霧散する。
100以上全て相手してから術者と戦闘するよりも、先に術者を倒すのがセオリーだ。
それにこれだけの幻魔獣を召喚しているとなるとあの不動一郎という男は相当の魔導士ということになる。
「私がモンスターの足止めをします!しんかみさんは術者を探してください!」
晴奈がそう言ってきた。
確かに晴奈は聖属性の魔法を使う。
幻魔獣に対しては効果は高い。
むしろ弱点である。
だが今の幻魔獣はリミッターが解放されて、とても危険な状態とも言える。
「君一人では無理だ!今度こそ死ぬぞ!」
「でも……」
今度こそ死ぬぞ、
前回のドラゴン戦とはまた違う。
あの時は相手が一体だけだったからまだ生きているものの、今回は攻撃力こそドラゴンに劣るものの、数が多すぎる。
一瞬の判断ミスで周辺を囲まれておしまいだ。
だが深龍はまだ諦めていなかった。
「まだ諦めるな、」
といい深龍は何やら自分の魔力を7等分にしだした。
一体何をするのか?
深龍はまだ諦めていない。
術者を探している間にも幻魔獣は住人を襲う。
それを最小限に抑える。
『結晶分身』
深龍の前に青い魔法陣が6つ出来る。
そこに集まる魔力。
光って目で見える。
光の粒が人の形に変形する。
深龍と同じ形のものが6つ出て、同じ配色になる。
「すまない、今はこれが限界だ」
オリジナルの深龍がそう答えた。
《結晶分身》陽動や囮として幻を作り出す分身魔法とは違い、自身の魔力を等分させ、元素であるパラデュルを放出し魔法陣にて結晶化させて作るあげる、実体ある分身体である。
普通の分身魔法と違い、結晶分身には魔法を発動した術者(オリジナル体)の魔力が等分に分けれれている。
そのため魔力を消費して魔法を発動することが可能だ。
「問題ない」
「久しぶりの登場だな」
「フゥ」
深龍が7人に増えて少し変な感覚になっている晴奈。
「知っていると思うが、今依頼主が住んでいる街が幻魔獣に襲われてい、あの有馬様だ、」
と襲われている街を見横目に見ながら言う深龍。
「これは確かにひどいな」
「確かに」
一応分身になる前の意識は深龍と共有している。
なので知っているのが、実際分身体自体が目にするのは初めてだから、確認の意味を込めて行ったのだろう
「6っつに散って各々各個撃破してくれ、魔法はあまり使えないと思ってくれ」
深龍は街の幻魔獣を倒す作戦を伝えたあと、注意をした。
魔法はあまり使えない。
それが何を意味しているのかというと、それは魔力が十分に分散されていないという事だ。
「あぁ、だがオリジナリのお前は大丈夫なのか?」
「お前たちよりかは魔力を少し多く残している。が、大技は使えないだろうな」
「どのみち気おつけろよ」
「あぁ」
深龍は軽く答えて指示を出した。
「abcは南の方から、defは北側から行け!!!散!!!」
というとすぐに散った。
♢ ♢ ♢
結晶分身達と別れたあと、加速魔法で移動速度をあげて移動した。
その間深龍はエリアルサイトを使用して捜索していた。
そして案外すぐ見つかった。
「やっと見つけたぞ」
「あらぁ、案外早いですね。もう見つかっちゃいましたか」
そこにはさっき会った人物と全く同じ人が居た。
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木
今回の話しはどうでしか?
最近はバイトとモンハンワールドをずっとしていてなかなか投稿できなくて申し訳ないです。
分身魔法〜〜〜〜
忍者の世界ではよく聞く言葉ですが、魔法ファンタジー系ではあんまり聞かないですよね??
主人公が使う結晶分身なんですが、某忍者漫画のシャドウ分身のオマージュですね。
結構色々なアニメや小説の名前と被ったりして、色々と変更したりとても大変ですね……。
個人的には少し気になるので、違う名前を考えたりして対応してます。
(今もある魔法の名前に困っている…登場はまだ先ですが)
結晶分身の裏話をするとなぜ結晶なのか?
それは実態にしたいからなんですね。
普通の分身は幻、触れると煙や綿のような。
でも結晶分身は結晶化しているので、少し硬度があって頑丈ですwww。
効果音をつけるとすれば『しゅ〜〜〜ぅ。パーーン!!!!』
ということで、世間はお盆ですが、私は頑張って投稿して行きますよ〜
そろそろ艦これの方も投稿しますのでお待ちください!!!
では!!!
♦︎次回予告♦︎
男と戦闘を開始するが、相手はかなりの強者!!
前回の疲れが残っている深龍はたして勝てるのか!?
次回『11話 不動 一・二郎?』
お楽しみに〜
よかった評価していただけると嬉しいです。