諦めないで~想いと絆が人を救う~   作:燦々(さっちゃん)

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第6話【魔法少女】

はやてと一緒に暮らすことが決まった日の夜

響は、外に出かけていた。

目的地は動物病院、ユーノが居る病院である

目的は、なのはが来てちゃんとジュエルシードの封印ができるかを見守るためである

 

(―――まぁ、駄目だったら私が手伝うんだけどね~―――)

 

現在は、響一人である。

マリア達は、家ではやてを迎え入れるための準備をしている。

 

「はやてーこの荷物は、こっちの段ボールでいいんだよなー?」

 

クリスとマリアそして、翼がはやてを連れて、はやての家の荷物の整理をしていた。

切歌と、調は家ではやてを迎え入れる準備をしている。

奏は、大人バージョンに変わって調たちと準備中だ。

料理は、響が戻ってきてからするらしい

因みに台所には、(“翼、奏、切歌台所料理禁止!!”)と張り紙が張ってある。

 

そんな風に準備してる一方響はというと

丁度なのはの変身シーンを見てテンションが上がってたりする。

 

(生のなのはちゃんのセットアップをみたー!テンション上がるよー)

 

苦戦しながらも、無事封印を終え慌てて帰っていったなのはを見て

一安心して響も家に向けて屋根と屋根を飛び移って帰って行った。

家に帰った響は、みんなではやての歓迎会をやった。

クリスが、切歌と言い争いを始めたり、調が潜入美人捜査官メガネを付けて

響が「誰!?調ちゃんどこ行ったの?」なんて言ってはやての「なんでや!普通にわかるやろ!」

 

なんて綺麗な早い突っ込みがさく裂したり

切歌、調、はやてで悪戯をしてマリアの般若を拝んだりと

色々な楽しいことをして、その日は終わった。

 

次の日、学校に向かう途中の公園で不思議なものを見かけた。

半透明な人を見つけたのだ。

響はそれに見覚えがあった。

 

「アリシア・テスタロッサ・・・」

 

そう、アリシアが居たのだ。

まさか、アリシアを見つけることになるとは思わず

響は公園の入り口付近に立ち止まることに

それにより、アリシアに気づかれた。

アリシアのほうを見て口を開けて立ち止まったこと

 

それは、アリシアに感ずかせるには、十分だった。

 

「あのぉ、貴方には私が見えますか?」

 

アリシアが目の前に移動してきて、響に声をかけた。

響は、別方向を向いて見えてない風を装ったが

アリシアが目の前に回ってきて、変顔を披露するもんだから

つい笑ってしまい、アリシアに見えてるのがばれてしまった。

 

「もぉ、見えてるのに何で無視するの?」

 

アリシアは頬を膨らませて、怒ってきた。

 

「いやぁ、幽霊とか私怖くて」

 

苦笑いしながら答える響だが、本当はアリシアに出会うと思わず

つい、見えてないふりをしてしまったのだ。

しかし、見えているからには響が、ほっとくわけないのだ。

 

「あのぉ、貴方の名前は?」

 

響はアリシアを知らないかのように装って名前を聞いた。

まぁ、実際ここでアリシアの名前を出したら警戒されていただろう

響にしては?賢明な判断だった。

 

「私の名前はアリシア。アリシア・テスタロッサ」

 

アリシアが笑顔で自己紹介をする。

死んだ人間っていうのは、自身の事を理解すると絶望するものだが

アリシアは、絶望など知らないかのような綺麗な笑顔を響に向けた。

 

「私の名前は、響。立花響。アリシアちゃんよろしくね。」

 

「ブッキーだね。よろしく~」

 

アリシアの自己紹介を聞いて響も自己紹介をする。

アリシアは、響の自己紹介を聞いて、あだ名で返した。

アリシアの事が見える人が居れば、親友に見えるだろう光景だった。

しかし、忘れるなかれ現在は朝、登校時間なのだ。

ここで、アリシアと会話していた響は、今日も普通に学校なのだ。

 

つまり、ここで時間をとってしまい遅刻なのだが

立花家の人たちから念話が飛んでくるまで、アリシアと話を咲かせてしまうのだった。

 

 




色々リアルで入院したりと忙しくて

全く更新できませんですいません

相変わらずの亀更新になりますが

頑張っていきますので

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