「ただいまーでーす」
「あら、遅かったのね」
ドアを開けると、美都先生の声。
「ご飯、ありますかー?」
「えぇ、今日はミクが食べたいって言っていた、コンソメスープよ」
きっと先生、ヒカルとハルキがいるって、知らないよね、笑。
部屋に入ったら、もっと驚き。
先生、ピンク色のエプロン姿、笑。
私があげたやつだ。
「先生・・・お客さん」
『こんばんわ・・・//////』
慣れない先生の姿に、2人赤面だ、笑。
先生って、私服のセンスは意外とあったり。
おしゃれなんだよ?
ま、学校ではあの服しか着ないんだけど。
「ん~っ!仕事の後のご飯って、美味しいよね~っ!」
「よかったわ」
先生が微笑む中、私は食べる。
ちなみに2人は、読書中。
しかし、あまりに真剣に2人が読むもんだから、気になっちゃって。
そーっと覗き込んでみると・・・
「博士の本・・・?」
LBXなんとか(笑)っていう、深紅の本だった。
しかも筆者が、山野淳一郎・・・そう、博士。
懐かしいなぁ・・・。
ヒカルは、物珍しい顔をする。
「知り合いか?」
・・・私が、ミゼルを倒したのは知ってるのに、なんで博士は知らないの、笑?
「うん。ミゼル倒したときにね、一緒に冒険してたんだ」
「そうなのか?」
ハルキがそう言いながら、本を開く。
―――そこに書いてあったのは、博士らしいこと。
今だったら、私も同じこと言うかも。
私だけじゃないか。
バンさんもお兄ちゃんも、ランちゃんも。
ジンさんもユウヤさんも、アスカちゃんもジェシカちゃんも。
カズさんもアミちゃんも・・・キリトさんもかな?
もしかしたら仙道さんや郷田さんもかも。
皆同じこと言うかな。
「ふふっ」
「?どうしたんだ?」
2人が怪訝そうな顔をする。
私はそれでも、微笑んで見せるの。
だって・・・心がそんな気持ちになるんだもん。
あったかくって、優しい気持ち。
「博士って、やっぱり凄いと思って・・・私のLBXは、全部博士が作ってたりするんだよ?」
その一言は、2人にかなりの衝撃だったらしく、
『マジッすか』
なんてセリフを言ってた、爆笑。
―――さて、これで私もテストのレポート・・・
案がまとまってきたかな?
今までは、あやふやなのしか書けなかったけど・・・
今回はさ、博士。
とってもいいものが書けそうだよ。
「じゃ、もう今日は泊って行きなさい」
先生がそういうから、2人は泊ることになった。
・・・本当は、寝れなかったわけじゃなくて、今日アラタ達にかわされた本を、見せたかったみたい、笑。
―――ありがとね。
さぁ、明日はテスト。
良い結果を出せるよ、きっと。ううん・・・
絶対っ!