~flower~   作:御沢

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At night 02

「ただいまーでーす」

 

「あら、遅かったのね」

 

ドアを開けると、美都先生の声。

 

「ご飯、ありますかー?」

 

「えぇ、今日はミクが食べたいって言っていた、コンソメスープよ」

 

きっと先生、ヒカルとハルキがいるって、知らないよね、笑。

 

 

部屋に入ったら、もっと驚き。

 

先生、ピンク色のエプロン姿、笑。

 

私があげたやつだ。

 

「先生・・・お客さん」

 

『こんばんわ・・・//////』

 

慣れない先生の姿に、2人赤面だ、笑。

 

先生って、私服のセンスは意外とあったり。

 

おしゃれなんだよ?

 

ま、学校ではあの服しか着ないんだけど。

 

 

「ん~っ!仕事の後のご飯って、美味しいよね~っ!」

 

「よかったわ」

 

先生が微笑む中、私は食べる。

 

ちなみに2人は、読書中。

 

 

しかし、あまりに真剣に2人が読むもんだから、気になっちゃって。

 

そーっと覗き込んでみると・・・

 

「博士の本・・・?」

 

LBXなんとか(笑)っていう、深紅の本だった。

 

しかも筆者が、山野淳一郎・・・そう、博士。

 

懐かしいなぁ・・・。

 

 

ヒカルは、物珍しい顔をする。

 

「知り合いか?」

 

・・・私が、ミゼルを倒したのは知ってるのに、なんで博士は知らないの、笑?

 

「うん。ミゼル倒したときにね、一緒に冒険してたんだ」

 

「そうなのか?」

 

ハルキがそう言いながら、本を開く。

 

 

―――そこに書いてあったのは、博士らしいこと。

 

今だったら、私も同じこと言うかも。

 

私だけじゃないか。

 

バンさんもお兄ちゃんも、ランちゃんも。

 

ジンさんもユウヤさんも、アスカちゃんもジェシカちゃんも。

 

カズさんもアミちゃんも・・・キリトさんもかな?

 

もしかしたら仙道さんや郷田さんもかも。

 

皆同じこと言うかな。

 

 

「ふふっ」

 

「?どうしたんだ?」

 

2人が怪訝そうな顔をする。

 

私はそれでも、微笑んで見せるの。

 

だって・・・心がそんな気持ちになるんだもん。

 

あったかくって、優しい気持ち。

 

「博士って、やっぱり凄いと思って・・・私のLBXは、全部博士が作ってたりするんだよ?」

 

その一言は、2人にかなりの衝撃だったらしく、

 

『マジッすか』

 

なんてセリフを言ってた、爆笑。

 

 

―――さて、これで私もテストのレポート・・・

 

案がまとまってきたかな?

 

今までは、あやふやなのしか書けなかったけど・・・

 

 

今回はさ、博士。

 

とってもいいものが書けそうだよ。

 

 

「じゃ、もう今日は泊って行きなさい」

 

先生がそういうから、2人は泊ることになった。

 

・・・本当は、寝れなかったわけじゃなくて、今日アラタ達にかわされた本を、見せたかったみたい、笑。

 

―――ありがとね。

 

 

さぁ、明日はテスト。

 

良い結果を出せるよ、きっと。ううん・・・

 

 

絶対っ!

 

 

 

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