~flower~   作:御沢

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続き


恋物語2

それからしばらくして、京介は行方をくらました。

 

 

心細くって、仕方がなかったけど・・・

私は信じてたから―――

 

 

やがて、帰ってきてくれたし。

幸せって、とてもありがたいんだ・・・と、痛感できた。

 

 

―――とまぁ

「こんな感じよ?どう?」

みかは、目をキラキラ輝かせながら、私を見つめた。

「すごいっ!おかあさんとおとうさんみたいに、わたしも“ステキ”な“けっこん”する!」

「そう?みかなら、絶対にできるわよ」

 

 

 

 

~瑠奈の場合~

 

 

私はモデルだ。自分で言うのも何だけど、結構有名なモデル。

世界レベルで活躍している。ファンクラブがあることだって、一応知ってはいた。

でも、直線そんなに感じる、なんてことはなかった。

 

 

雷門で出会ったのは、私のファンだという狩屋マサキ君。

最初は怖かったけど、今はいい仲間だと思っている。

 

 

今日は、サッカー部は休み。・・・と言うことで、私はサッカーをすることにした。

マネージャーの仕事があって、普段はなかなかできないからだ。京介も楓も、今はホーリーロード真っ最中。邪魔はできない。

ピンク色のジャージを着て、ハーフパンツをはいて、白いハイソックスをはいた。そして、スパイクをはいて、フィールドに向かうと―――・・・

「え・・・狩屋君・・・?」

そこには、狩屋君がいた。

狩屋君は、驚いたように私を見た。

「る、瑠奈ちゃ!?え!?なんで・・・!?」

「私・・・サッカーしようと思ったの。実は私も、サッカーしたりするのよ?」

すると、狩屋君は顔を輝かせながら言った。

 

 

「じゃあ!一緒にしよう!」

 

 

私は、一瞬戸惑ったけど、せっかくの誘いだから、一緒にすることにした。

狩屋君は、まっすぐドリブルしたり、すぐれたボディバランスで色々な技を見せてくれたり・・・ちょっぴり、かっこよかった。

 

 

「瑠奈ちゃんはさ、何が出来る?」

ベンチに座って休憩中、そんなことを尋ねられた。

私は、指を3本立てた。

「スノーフラワー、デスドロップ、あと・・・化身技くらいかしら?」

狩屋君は、目を見開いた。

「瑠奈ちゃん・・・化身使い?」

「えぇ。化身名は、女神セレネー。技は、ムーンライト。ちなみにポジションは、MFかDF。デスドロップは、シュート技・・・って、京介が使っているから、わかるわね」

「じゃ、デスドロップって・・・瑠奈ちゃんの技・・・?」

私はうなずく。狩屋君は、もはや言葉も出ないようだった。

「マジですか・・・」

しばらく黙りこくって、急に立ち上がった。

「化身、見せて!」

 

 

・・・ということで、私はボールを持って、グラウンドの真ん中に立っている。

「はぁぁぁぁぁぁ!!!女神セレネーっ!!」

後ろから、若干魂が抜けたような、そんな感じがした。そして、紫色の光がみえた。

「ムーンライト!」

ボールをけり上げ、狩屋君をあっさり抜くと、私は化身を収めた。

 

 

パチパチパチ・・・

「すごい!すごい!」

狩屋君は、まるで小さな子供のように、目を輝かせて、私に拍手してくれた。

私は照れてしまって、視線を落とす。

「そんなことないと思うわ・・・楓や京介は、もっときれいで強い化身出せるもの・・・」

「そうかな?・・・俺はわかんないけど、瑠奈ちゃんの化身、すごく強いしかっこいいし美しいよ?」

―――狩屋君って、時々思っていることを、そのまま話しちゃうから、恥ずかしかったりする。でも・・・

 

 

「―――ありがと・・・///////」

 

 

 

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