この作品は素人が書いたものです。
設定もガバガバです。
他にも色々変なところがあります。
楽しんでいただけると幸いです。
魔法都市マクロジク
魔法が発展したこの国はさらに発展するために魔法を行使できる者『魔法士』の育成に力を入れている。
その育成機関の一つである国立魔法士育成高等学校には様々な魔法士が在籍している。
そして、今日この学校にクロン・サレスという少年は入学するのだが
「くそっ!死神はどこに行った!?」
「すぐに探し出せ!死神を我らの女神と同じ学校に入らせてたまるか!」
いや、俺のことを死神なんて呼ぶのお前らくらいなんだけど、などと考えていて油断していると
「いたぞ!死神がいたぞ!」
「やばっ!つーか俺は死神じゃねぇ!」
そんなやり取りをしているのを聞いて周りからぞろぞろと人が集まってくる。
「死神か?」
「俺は死神を倒す!」
「女神さまに近づけるな!」
そんな言葉を聞いて少年、
クロン・サレスは溜息を吐く
「はぁ、いい加減にしてくれよ。
急にこんな路地裏に連れてきて、魔法の一斉攻撃とか洒落にならないぞ?」
「はっ、お前は存在自体が罪なのだ。
そんなお前が我らが女神様と同じ学校に通うだと?ふざけるな!」
「ふざけてねぇし、・・・しかたないな、
〝幻惑魔法・逃走者の羽衣〟」
突如クロンの姿が消えた。
「くそっ!姿を隠しやがった!」
「まだそんなに遠くには行ってないはずだ!」
「何としても探し出せ!」
バタバタと大きな音を立てながらそこにいた大勢が走り去るとそこにはしばらく静寂が訪れた。
その静寂を破ったのは先ほど消えたクロンだった
「ふぅ、何とか騙せたみたいだな。
だけど幻惑魔法で姿を消したらどこかに移動しているとかどんな法則だよ」
そう、クロンは姿を隠してから逃げていない。
正確には浮遊魔法を使い宙に浮いていただけなのだ。
「また見つかると面倒だし、透明化しているのがばれると後々さらに面倒なことになるからなぁ、
仕方ない」
そういうとクロンは近くの壁に手を当て
「〝転移魔法・盗賊の抜け穴〟」
すると壁に人ひとりがギリギリ通れそうな穴が開いた。
そしてその先にはどこの城かな?と聞きたくなるような巨大な建物が建っていた。
「いやぁー、本日二度目の登校!」
そう、今目の前にある巨大な建物こそがクロンが今日入学する国立魔法士育成高等学校である。
長いので魔法校と呼ばれている。
その他の高等学校はすべて私立であり、学校名のは必ず創始者の名前を入れなければならず、私立の高校は創始者の名前で呼称される。
クロンはさっきの奴らに邪魔されたせいでまだ受付を済ませてなかったので受付に向かう。
受付の札が立っている机につくとひたすら何かを書いている黄緑色の髪の女性がいた。
「あの、」
「ん?あぁ受付ね?じゃあ名前と色を教えてくれるかしら?」
目の前の彼女は両利きらしく、右手は同じ紙に何かを書いており左手で受付の紙に記入を始めた。
「クロン・サレス、色は黒です」
「へ?く、黒!?」
ボキ!と両手に持っていたペンがへし折れるとすさまじい形相で顔をこちらに向ける。
「ほんとだ!髪の毛が黒!ほんとに黒魔法士なんていたんだ!」
「はい、今日入学するクロン・サレスです。よろしくお願いします」
「うん、よろしくクロン君。私は2-Aのシャルス・ミーナよろしくね」
「よろしくお願いしますミーナ先輩」
「それで今更ですが受付って間に合いますか?」
「うん、間に合うよ。クロン君は・・・えっと、この紙持って」
そういって今まで見たことがない魔法陣が書いてある紙を受け取った。
「これは?」
「転移魔法の魔法陣だよ。君を今から君が行くべき教室へ転移させる。」
「なんでわざわざ転移魔法を使うんですか?」
「それは行けばわかるよ」
「さいですか、それでは行ってまいります」
「いってらっしゃ~い」
魔法陣に魔力を込めると体が光に包まれて行く。
光が消えるとクロンは椅子に座っていた。
「よし、ようやく最後の一人が来たみたいだな。」
声が聞こえたほうを見ると、そこには長身の健康うそうな男が立っていた。口調からおそらく先生だと断定しクロンは話をする。
「おはようございます、遅れてすみません」
「いや、遅れてはいない、ただギリギリすぎだ」
「すみません」
「まぁいい、俺はこの教室の担当のアルド・ベルドだ。俺は全員がそろったことを報告しに行くので皆ここでしばらく待機。
外出は禁止するが話などして中を深めておくように」
そういって先生らしき人は出ていく。
すると他の席に座っている男子生徒がが隣の女子生徒に話しかけた。
「おい、見てみろよ黒だ」
「うん、すごいね。伝説の中にだけ存在するって言われている色を持つ人と同じ教室だなんて私たち運がいいね」
この会話をきっかけに教室中が話を始めた。隣に座っていた男子がクロンに話しかけてくる。
「初めまして、俺はマルコ・ユイルよろしく」
「よろしく、俺はクロン・サレス」
「いやぁ、まさか噂には聞いていたけど本当に黒魔法士もいたんだ」
「ん?〝も〟?」
「あぁ、他の教室にだけど白魔法士も見たんだよ俺」
「あー、なるほどだからあいつ等女神がどうのこうの言ってたのか」
「女神信者か?」
「大当たり」
「確か女神信者って自分の魔法を司る神を信仰しないで伝説に出てくる女白魔法士を信仰する奴らだったよな?」
「そうだ、そして同じ伝説に出てくる黒魔法士を憎むだよあいつらは」
「へぇ、女神信者って名前しか聞いたことないから知らなかったよ。
クロンは自分の魔法を司る神を信仰しているのか?それとも別の神?」
「俺はまず神を信仰していない。この国は信仰するしないは自由だろ?」
「そうだな」
そのとき教室のドアが開き先ほどの先生が帰ってきた。
「さて、皆今から配る名前が書かれた転移魔法陣が書かれた紙を受け取ったら私の合図と同時に魔力を流し込め」
「今度はどこに飛ばされるんですか?」
「お前たちのクラスにだ」
「え、ここじゃないんですか?」
「あぁ、ここは違う。ここはただの待合室だ」
「なんで最初に自分のクラスに転移されなかったんですか?」
「それは、校長が決めたからとしか言えないな」
「えー、せっかく周りに人と仲良くなったのにお別れなんですか?」
「違うクラスになっても接点を残すために会話の時間を設けたんだぞ」
「そんなー」
教室中から不満の声が上がる。
「静かにしろ!別に離れ離れになるわけじゃないんだからいいだろ?クラス間交流は別に禁止していないんだから」
「はーい」
「それでは、皆転移開始!」
その言葉と同時に教室中は光に包まれる。
光が消えた後クロンはまた椅子に座っていた。
目の前には何本もの光の柱が立っていた。
あの転移を傍から見るとこうなのだろう。
そんなことを考えているとクロンの隣に席にも光の柱が現れる。
「どんな人だろう?女子だといいな」
光の柱が消えるとそこには真っ白な髪の少女が座っていた。
「なっ!?」
クロンが驚愕して出した声に気付いた少女はクロンの方を向き笑顔で自己紹介を始める。
「初めまして、私はシエル・ロス・ミナス
白魔法士です。これからよろしくお願いします。」
これが、これから起きる波乱の幕開けだった。
駄文で本当にすみません。
感想を書いて頂けると作者は狂気乱舞します。
よろしくお願いします。