遊戯王 振り子使いの少年と連鎖使いの少女 〜番外編〜   作:DICHI

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【これは2012年12月25日にすぴばるに投稿したものです】




今回はクリスマス番外編で、軽音部がクリスマスコンサートを開催します。
少し話が前後して、ネタバレがありますが、許してください。

それでは、軽音部主催のクリスマスコンサートのスタート!


クリスマス番外編 クリスマスコンサート

遊輝 side

 

「さあ、明日のコンサートに向けて色々準備するわよ!」

 

アカデミアの食堂で張り切るレミ。

 

「そんな大声を出して明日喉を潰しても知らないよ〜」

 

「大丈夫!その時はサブヴォーカルを全て遊輝に任すから!」

 

「おい!何勝手に決めてるんだよ!」

 

「そんな事してないで早くクリスマス料理を作りましょう」

 

「明日までにケーキとか作らないといけないんだからな」

 

既にエプロン姿の奏とスバルが言うと、レミや響もエプロンを着たので、俺もエプロンを着てケーキ作りをする。

ここで、皆に説明しよう。

明日はクリスマス。皆がプレゼントや家族と楽しむ季節にアカデミアのホールを借りて、コンサートをしようと言う事になった。これは数ヶ月前から決まっていてライブに向けて練習したのだが、突然レミが「料理を作って皆に振舞おう!」と言って、他の皆が賛成してしまったので、前日のこの日に食堂を借りて料理を作るという訳だ。

 

「え〜と、まずはスポンジからだな」

 

「そこのボウルに卵を割って、砂糖をその中にいれ泡立てて」

 

奏の指示通りに卵を割り、砂糖をいれる。

ボウルの底に湯を当てると、卵液が人肌くらいの温度になって泡立ちやすいよ。

 

「ところで・・・・・卵の量が異常なくらい多いのだけど?」

 

「ホールのケーキを10個くらい作るからね。これでも足りるかどうかだよ」

 

「誰がそんなに食うんだよ・・・・・」

 

「少なくとも、響で1つはいけるでしょうね」

 

「納得・・・・・・・・・・・・」

 

この前、奏と一緒に作ったカップケーキを1人で10個ぐらい食べていたからな・・・・・・・・・・・

 

「そんで、ある程度泡立てたら粉をふるいにかけて牛乳をいれるんだね?」

 

「そうそう、その時に粉が混ざりきらないように注意してね」

 

この後、別のボウルで粉とバター、牛乳を混ぜた物と合わせ、型に入れてオーブンで焼けばスポンジは出来上がり。

 

「ああーーーー!また失敗したーーーーー!」

 

「だからこうすればよかったんだよ!」

 

向こうから声が響いてきたから振り向くと、黒焦げに焦げた何かの物質があり、それを巡って響とレミが大声で言い合いをしてた。スバルは2人の間に入って止めている。

 

「・・・・・やっぱり俺、あっちにいっといた方がよかったな」

 

「ここからは私一人で何とかなるから、遊輝は料理の方を見てきて。いえ、作ってきて」

 

「頼むわ」

 

ケーキ作りを奏に任せて、料理している組に入る。

 

「スバル、状況を教えて」

 

「えっとな・・・・・唐揚げを作ろうとしたのだけど、鶏肉のサイズがバラバラだったり、揚げるのが長過ぎて黒焦げになったり・・・・・」

 

・・・・・こんな調子で明日、みんなに料理を振る舞えるのかな?

 

 

遊輝 side

 

龍可 side

 

 

 

「龍可ーー!早く遊星たちを誘って、アカデミアに行こうよ!」

 

「ちょっと待ってよ龍亞!それに、コンサートまでまだ2時間あるのよ!」

 

今日はクリスマス、いつもなら龍亞と二人で過ごしていたけど、今年は遊輝が軽音部のライブに誘われたから、遊星やアキさん達と一緒にアカデミアに行くの。

せっかくの機会だから、オシャレして行こうと決めていたのに、龍亞に急かされてしまった。

遊輝は先にアカデミアに行って、準備をしている。

う〜ん、この服にしようかな?

服を着替え部屋を出ると、急かしていた龍亞が待っていた。

 

「お、おう・・・・・なかなか似合っているじゃん」

 

「そうかしら?」

 

龍亞が後ろに向き、バタバタとしている。

私の格好はいつもの服と違い、淡い赤のトップスに白の上着を羽織って、スカートを着ている。

 

「そ、それより早く行こう!」

 

「待ってよ!」

 

龍亞が走りだしたから、その後を追い家を出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遊星!ジャック!クロウ!みんないる?」

 

噴水広場のガレージについて、龍亞が遊星たちがいるか確認している。

 

「龍亞、心配しなくてもみんないるぞ」

 

「どっかの誰かさんが、コーヒーを飲みに行こうとしていけどな」

 

「それを言うな!」

 

ジャックとクロウがまた口喧嘩を始めて遊星と龍亞、私も一緒にため息をつく。

なんでいつもこんな事で喧嘩をするの?

 

「・・・・・遊星も大変だね、あんな口喧嘩に毎日付き合って」

 

「いつもの事だからな」

 

「それよりも早くアカデミアに行こうよ。アキ姉ちゃんも先に行っているみたいだし」

 

「そうだな。そろそろ行こうか」

 

遊星がジャックとクロウの喧嘩を止めて、準備を始める。

 

 

ー(アカデミア)ー

 

 

「メリークリスマス!!みんな来てくれてありがとう!!」

 

遊星たちの準備が終わり、アカデミアでコンサートの受け付けにレミさんと響さん、スバルさんがサンタの格好でいた。

 

「軽音部の演奏は文化祭の時に凄く盛り上がったから楽しみだよ!」

 

「ありがとう龍亞君!招待状を見さしてくれる?」

 

龍亞が響さんにみんなの招待状を出す。

 

「はい、どうぞ。中に遊輝の料理と奏のケーキがあるから好きなだけ食べろよ!」

 

「よっしゃ!食うぞ!」

 

スバルさんが料理があると言った瞬間に、クロウと龍亞が走って入っていった。

龍亞がこれが目的だったのね・・・・・

 

 

私たちも中に入ると、コンサート会場になっている会場には、すでに多くのアカデミアの生徒やその家族が来ていて、たくさんのケーキと料理が並んでいた。

 

「これ、本当に二人で作ったのかしら?」

 

「確かに二人で作るには量が多いな」

 

会場の片方の壁に料理が並んでいて、その反対側には料理の数に負けないくらいにホールケーキが十数個並んでいた。ちなみに、真ん中には白いテーブルクロスを引いた机と椅子があり、そこでコンサートを観るらしい。

 

「あっ、アキさん!」

 

前の方にアキさんがお父さんとお母さんと一緒に座っているのを見つけたので、アキさんの所に行く。

 

「龍可、あなた一人なの?」

 

「いいえ、龍亞とクロウは料理を食べていて、遊星たちは座って待っているの」

 

「そう・・・・・」

 

アキさん、遊星の行動を聞いてホッとしたみたい。

 

「それで、龍可は予定があるの?」

 

「予定?」

 

「遊輝と過ごさないの?コンサートの後はいけるでしょう?」

 

「//////ア、アキさん!」

 

顔が真っ赤になり、顔を隠す。

 

「/////そ、そう言うアキさんも、遊星との予定はないの!?」

 

「わ、私!?私は一応、あるけど・・・・・」

 

アキさんはあるんだ・・・・・

予定か・・・・・せっかくのクリスマスだし、二人っきりで遊輝と・・・・・・・

 

「でも、遊輝はコンサートの後に打ち上げがあるって・・・・・」

 

「その後でもいいじゃない。せっかくだし、二人で楽しんで来たら?」

 

「・・・・・・・はい、ところで、遊輝と奏さんの姿が見えないのだけど?」

 

「あの二人はね・・・・・控室で倒れているわよ」

 

「ど、どうして!?何かあったの!?」

 

「ここの料理は本当は軽音部全員で作る予定だったみたいだけど、遊輝と奏以外は戦力外だったらしくてほとんどあの二人で作ったのよ」

 

確かに、スバルさんは料理のイメージがないし、響さんとレミさんは「壊滅的だ・・・・・」って遊輝が呟いていたわね。

 

「それで、昨日の内に料理を作り終えたのだけど、当日になって料理とケーキが足りなくなったから、二人がついさっきまで作っていたのよ。6時間かけて」

 

「ろ、6時間・・・・・」

 

だから朝早くに大慌てで出て行ったのね。

 

「でもよくそんな情報を知りましたね?」

 

「受け付けをした時にレミが話していたのよ。私たちが来た時は少ししか料理が並んでいなかったからね」

 

レミさん・・・・・少しは手伝ってあげたら?

そう思っていたら、ブザーの音が会場に響く。

 

「もうすぐ始まるよ。そろそろ席に座ったら?」

 

「そうだね。ありがとうアキさん」

 

私はアキさんから離れて、龍亞や遊星たちがいる席に座る。龍亞とクロウはまだ料理を食べていた。

 

 

♪〜〜〜♪♪〜〜〜〜♪

 

照明が消え幕が開くと、サンタの格好をした響さんがピアノを弾き始めた。

いつも練習している私が知るような曲ではなく、オーケストラで弾きそうな曲だ。

演奏が終わると、みんなが拍手をして、響さんがマイクを持って前に出る。

 

「メリークリスマス!!今日はアカデミア軽音部のクリスマスコンサートに来てくれてありがとう!最初は私が独奏でベートーベンの【喜びの歌】でした!それでは!軽音部主催!クリスマスコンサートを開催します!!」

 

周りから紙テープが飛び出して、観客が一気に盛り上がる。龍亞やクロウたちも、箸を止めて、盛り上がる。

でも、響さん以外の姿が何処にも見当たらない。

 

「それよりみんな何処にいるの!?始まってしまったよ!」

 

「響!ピアノの演奏良かったよ!練習してきた甲斐があるね!」

 

何処からか奏さんの声が聞こえてきた。さっきまで倒れていたって聞いたけど大丈夫なのかな?

 

「奏!何処にいるの!?」

 

「一人での独奏は正解ね!」

 

「レミも何処にいるのよ!そして遊輝もスバルも!」

 

「スバルはお前の後ろにいるぞ」

 

「みんな!メリークリスマス!」

 

響さんの後ろからサンタ姿のスバルさんが現れた。

 

「スバル!?いつの間に来たの!?」

 

「響の演奏が終わるのと同時に来たよ!少しは気付けよ!」

 

「私一人で、てんぱっているのよ!みんなは何処なの!?」

 

「ちゃんといるから、みんなーーー!そろそろヴォーカル組を呼ぶかーー!?」

 

『呼んでーーー!!!』

 

「おっしゃ!響!次の曲のスタンバイ!」

 

「本当に大丈夫?」

 

「大丈夫だって、早くスタンバイして」

 

スバルさんと響さんが、それぞれドラムとピアノの前に座った。

 

「行くぞ!みんなも一緒に!」

 

ドラムとピアノのセッションが始まって、響さんとスバルさんが手を上げる。

 

『1・2・1・2・3・4!』

 

ドオーーーーーン!!!

 

♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪〜〜〜

 

ドラムが叩き始めるとギターの音がなり始め、それと同時に後ろと両側にあった白い箱からサンタ姿の遊輝とレミさんがギターを、奏さんがマイクを持って飛び出した。

 

「行くよ!」

 

ここから軽音部のコンサートがはじまった。

ちなみに演奏している曲はこれ、受け付けでもらった紙に書いてあったのよ。全部有名みたいだけど、たまに私には分からない曲がある。

 

 

1 シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 【Mr.Children】

 

2 クリスマス 【JUDY AND MARY】

 

3 冬がはじまるよ 【槇原敬之】

 

4 Loves Again 【EXILE】

 

5 ボーイフレンド 【aiko】

 

6 気まぐれロマンティック 【いきものがかり】

 

7 白い恋人達 【桑田佳祐】

 

8 愛でした 【関ジャニ∞】

 

9 ワイルド アット ハート 【嵐】

 

10 Your Best Friend 【倉木麻衣】

 

11 心color 〜a song for wonderful year〜 【福山雅治】

 

12 アゲハ蝶 【ポルノグラフィティ】

 

 

 

そして、数曲歌ったところで30分の休憩が入った。

その間も遊輝たちは、今日来ているみんなにクリスマスプレゼントとして何かを配り回る。

 

「メリークリスマス!みんな、コンサートに来てくれてありがとう!」

 

遊輝が私たちのところに回ってきた。

 

「遊輝!今回は伊達メガネを掛けないの?」

 

「止めてくれ、龍亞。この場で文化祭みたいな事をしたくない」

 

「あれは面白かったからね!ねぇ、龍可お嬢様!」

 

「/////それは言わないで!」

 

龍亞にお嬢様と言われ、顔を赤くする。

あれは、少し嬉しかったけど物凄く恥ずかしかったんだから!!

 

「はい、クリスマスプレゼント。遊星たちも」

 

「ありがとう」

 

「ふん、もらっておくか」

 

「何が入っているの?」

 

龍亞とクロウが袋を開ける。中にはクッキーとマシュマロが入っていた。

 

「材料が余っていたからクッキーを作ったんだ。あと、マシュマロは後で関係があるからね。それじゃ・・・・・」

 

「待って遊輝!」

 

遊輝が他の席に行くのを止める。

今日の事を言わなくちゃ・・・・・

 

「どうしたの?」

 

「今日の夜・・・・・行きたい所があるの。ついて来てくれる?」

 

「良いよ。打ち上げの後になるけど」

 

「それでもかなわないわ」

 

「じゃあ、夜ね」

 

そう言って、遊輝は他の席も周り始めた。そして後半が始まった。後半の曲はこれ。

 

13 Fragile 【Every Little Thing】

 

14 何度でも 【DREAMS COME TRUE】

 

15 いちご 【ゆず】

 

16 チェリー 【スピッツ】

 

17 CHE.R.RY 【YUI】

 

18 オレンジ 【SMAP】

 

19 M 【プリンセスプリンセス】

 

20 星に願いを 【flompool】

 

21 OZONE 【vistlip】

 

22 SEASONS 【浜崎あゆみ】

 

 

「みんなーー!盛り上がってる?」

 

『イエエーーーーー!!!!』

 

「良いわね!それじゃ、最後の曲に行こうか!」

 

『えええーーーーー!!』

 

「ええって言わないでよ!準備をした曲がこれだけなんだから!!その代わりにもっと盛り上がってくれる?」

 

『もちろん!』

 

「じゃあ遊輝!頼むね!」

 

「俺かよ!まあいいや、みんなーー!マシュマロは好きか!?」

 

『好きーーーーー!!』

 

「チューインガムも好きか!?」

 

『好きーーーーー!!』

 

「マシュマロみたいなカラフルな恋をしてみたいか!?」

 

『イエエーーーーー!!』

「それでは行きましょう!!Mr.Children!《Marshmallow Day》!!」

 

 

 

-----------------

 

-----------

 

------ーーー

 

 

 

〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 

ピアノとギターで余韻を残し、最後はスバルさんがドラムをたたいて終わった。

観客はこれ以上ないくらいに盛り上がっている。私も立ち上がって拍手をしている。さっきプレゼントで貰ったマシュマロがこんなに盛り上がるなんて・・・・・・・

遊輝たちが前に出て挨拶をする。

 

「それでは、軽音部主催のクリスマスコンサートを終了します!」

 

「「「「「ありがとうございました!!!!!」」」」」

 

みんなが頭を下げ、幕が閉じる。もう一度拍手が沸き起こる。

 

「凄く盛り上がったね龍可!」

 

「そうね。文化祭の時も思ったけど、あんなに難しい曲をたくさん用意できるのが凄いわ」

 

「ほんとだよ、俺たちには無理だね。料理やケーキも美味しかったし、大満足だよ!帰ろうか」

 

「あっ、私ちょっと寄り道するから先に遊星たちと帰って」

 

「そうなんだ。じゃあ先に帰るよ」

 

龍亞と遊星たち、アキさんも会場を出て行った。

さてと、せっかく遊輝と二人っきりなんだから今度はこっちがプレゼントを準備しよう

 

 

龍可 side out

 

 

 

遊輝 side

 

 

 

 

「「「「「かんぱーーい!!」」」」」

 

観客が帰っていた会場で、みんなで打ち上げを始める。

料理とケーキはたくさん作ったから、俺たちの分も嫌っていう程残っている。

 

「コンサート、無事に成功したな!」

 

「最初は(どうしよう)と思ったよ!みんな何処にいるか分からなかったから!」

 

「演出も成功したし、料理も大成功ね!」

 

「そのために、俺と奏は地獄だったけどな」

 

「突然「料理が足りない!」って電話で聞いた時は何事かと思ったよ」

 

「まあまあ!成功したからいいじゃない!ケーキも美味しいし!」

 

響の周りには、色んな種類のケーキが並んでいる。本当に甘い物好きだな、虫歯にならないのか?

 

その後、みんなでドンチャン騒ぎ。

ギターを引いたり、色んな事を話したり、最終的には伊達メガネを掛けさせられてしまった・・・・・・・

何で伊達メガネを掛けるのを嫌がるって?文化祭の時に嫌な思い出があったと言っておこう。

そして、打ち上げもお開きになり家に帰ると、既にコートを着た龍可が準備をしていた。

 

「遅くなってごめん。直ぐ準備するよ」

 

「急がなくていいわよ。私もさっき帰ってきたから」

 

「そうなんだ」

 

俺は部屋に入って直ぐに着替えて準備をすます。

 

「これで良いかな?それじゃ行こうか」

 

「うん」

 

「いってらっしゃーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

Dホイールで龍可に案内されて着いたのは、シティを一望できる高台だった。

 

「ここから見る景色はいつも綺麗ね」

 

「そうだな」

 

夜は、シティのライトアップがあり幻想的な雰囲気を漂わせる。

 

「それで、何でここに来たの?」

 

「・・・・・遊輝と二人っきりで来たかったの」

 

「俺と?何で?」

 

「ベ、別に良いでしょ!」

 

龍可が顔を赤くする。

なんか俺、怒らせる事を言ったかな?

 

「あ、あと、これ・・・・・」

 

龍可から包装紙で包まれた箱を渡された。

 

「これは何?」

 

「私からのクリスマスプレゼント!遊輝から貰うだけだと悪い気がしたの」

 

「へえ、ありがとう!開けてもいい?」

 

「良いよ!」

 

包んでいる包装紙を取って箱を開けると、赤いマフラーが入っていた。

 

「遊輝は太陽のシグナーだから赤いマフラーを選んでみたけどどうかな?」

 

「凄く嬉しいよ!マフラーは持っていなかったから、ありがとう」

 

龍可から貰ったマフラーを首に巻いて、龍可の頭を撫でる。

頭を撫でてもらった龍可はまた顔を赤くする。

 

「あっ、雪だ」

 

龍可が雪が気付く。

クリスマスの夜に雪か・・・・・これまた幻想的だな。

 

「・・・・・俺、今日の事は忘れないよ。今までで一番のクリスマスだったよ」

 

「・・・・・・私も」

 

自然と俺たちは近づいていく。

何だろう?胸がドキドキするこの感じは・・・・・

 

「さてと、雪が積もる前に帰るか」

 

「そうね。遊輝!」

 

Dホイールを起動させたところで龍可に呼ばれ、振り向く。

 

「メリークリスマス!」

 

「メリークリスマス!」

 

俺たちはDホイールに乗って、家に帰る

 

 

これが、俺がこの世界に来て最初のクリスマスだった・・・・・・・・・

 

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