遊戯王 振り子使いの少年と連鎖使いの少女 〜番外編〜 作:DICHI
【現在、すぴばるが閉鎖され、祝札さんのこの小説は投稿されていない状態です】
どうも、この小説の作者DICHIです。
遊輝「どうしたんだ?いきなり現れて」
コラボの時は、こうやって遊輝と話しながら入ろうと思うから。
コラボの時の構成の仕方とかね。
遊輝「ふ〜ん、じゃあその構成を早く話して」
はいはい、コラボではこのように最初は作者と主人公、遊輝が適当に話します。
遊輝「後書きは今回コラボに出てくれたキャラとこの小説のメインキャラが色んなトーク、デュエルした人のエースモンスターをその話の最強カードとして色々語っていきます」
それともう一つ、祝札さん、そちらのキャラの口調や性格が違ったら、直ぐにメールで違う所を指摘してください。出来る限りはやりましたが、やはり、こちらの癖と言うのがどうしても出てしまうので違う所があると思います。(特に後半)
遊輝「それでは、《遊戯王5D's チーム・シグルス》とのコラボ!!スタート!」
遊輝 side
今日もアカデミアで皆と練習してその帰り、1人で今日演奏した曲を音楽プレイヤーで流しながら夕飯のメニューを考えている。
『きゃっ♪』 『キャッ♪』
「はは、相変わらず甘えん坊だな。頭の上に乗っていいよ」
そう言って、ブラックとホワイトが頭の上に乗った。
赤ちゃんだから、どうしても俺と一緒にいたいらしく、毎日こうして実体化しては甘えてくる。
できる限りは面倒を見てやっている。一種の親バカだな。
『マスター、よろしいですか?』
「どうしたの?」
突然ダイヤが横に現れたので、イヤフォンを外し話を聞く。
『この近くで次元の歪みが起きています』
「次元の歪み?」
『この付近の次元が不安定な状態になっており、何処か別の世界に繋がっています。おそらくこのまま道を歩いても、この先へは進めないでしょう』
「それは厄介だね」
でも別の世界か・・・・・・行ってみたいな。
色んな出会いがあるだろうし、良い経験にもなるから。
「ダイヤ、その次元の歪みに入る事は出来るの?」
『はい、ですが帰って来る保証はありませんよ』
「その時はその時だ!」
『・・・・マスターらしいですね。分かりました。こっちです』
ダイヤが先行して、近くの空き地に来た。
その真ん中にはいかにもそれらしき、空間が歪み壁にヒビが入っているような物が開いてあった。
「こいつだな?」
『はい、間違いありません』
「おっしゃ!いっちょ異世界に旅立ってみるか!行くぞブラック!ホワイト!」
『きゃっ!』 『キャッ!』
頭の上に乗っているブラックとホワイトを抱えて、俺は次元の歪みに飛び込んだ。
遊輝 side out
カイ side (ミスティの家)
「はいギン、この工具であっているよね?」
「ああ、ありがとな。カイ!ちょっとDホイールの整備に手伝ってくれ!」
「えっと・・・・・・ごめんギン、今は無理」
「無理って・・・・・なるほど」
龍亞がギンに工具を渡した所で、Dホイールの整備に手伝ってくれと言われたのだが、今の状況だと手伝うことができないから、無理と答えた。
「・・・・・・・良い加減カイから離れたら?龍可」
「///嫌」
昨日から龍可が離れてくれず、こうしてずっと僕にくっ付いているんだ。だから身動き一つも取れない状態なんだ。
でも、昨日のあれは僕が悪いからどうしようもないのだけど・・・・・
「カイに迷惑がかかるだけなんだから離れなさい!」
「///嫌」
「龍可を攻めなくていいよ。昨日、僕が龍可にあんな事をしたのがいけないんだよ」
いつまでも龍可が離れなさい事に腹を立て、エミが詰め寄って来たから、龍可のせいじゃないとエミを止める。
その時・・・・・・
「うわっ!」
「何!?急に光って!」
「ま、眩しいよ!」
突然、部屋の中央で光りが放れた。あまりにも眩しいから目を閉じてしまう。
作業していたギンと龍亞、僕に引っ付いている龍可も目を塞いでしまう強い光だ。やがて、光が収まり塞いでいた目を開ける。そこには・・・・・・
「着いたーーーーーーー!!」
『きゃっ!』 『キャッ!』
白と黒の可愛いらしい人形(?)らしきものを抱いた、アカデミアの制服を着た男の子がいた。
ギンもエミも何が起こったのか分からず固まっているが、今の僕の状況もきっと同じだろう。
えっと・・・・・この人はどうやってこの場に現れたの?さっきの光の間に出てきたみたいだけど・・・・・
「さてと、ここは何処かな?」
『マスター、周りに人がいる事に気づいて無いのですか?』
「・・・・・・・あっ、いたんだ」
その人の後ろに学ランを着て、鎖を持っている精霊のような人物が、周りを見るように話して始めて僕たちの存在に気づいた。
この人、天然かな?こんなすぐ近くに5人も人がいるのに全く気づかないとは・・・・・
「えっと、どうしようかな?固まっているからこのまま逃げても」
「させねえぞ」
一番近くにいたギンが、男の人の腕を掴み、さらに足で相手の両足を止めて攻撃させない体制にする。
「ですよね〜〜。そんな目をしなくても大丈夫ですよ、抵抗しませんから」
「じゃあ、どうやってここに来た?あの光の間に来たとは思えないが」
「話せば長くなるんだけど・・・・・」
--------------
-----------
-------ー
「・・・・・・・・つまり、遊輝君はこことは違う別の世界から来たんだね」
「そうだよ。もっとも、こうやって飛ばされるのは2回目だけど」
「一度死んで転生したなんて・・・・・・漫画みたいな話があるんだね」
突然この場に現れた人、遊輝君の事情をここにいる全員が聞いた。
何でも次元の歪みという物から飛び込んでこの世界に来たみたい。さらにすごい事にこの人、一度死んで、別の世界に生き返ったって言っている。
「しかし・・・・・」
遊輝君が龍亞と龍可を見つめる。
「な、何だよ!さっきから俺と龍可ばっかり見て!」
「いや〜、異世界の龍亞と龍可はこんなにも違うんだな〜と思ってさ」
「そっちの世界に龍亞と龍可がいるの!?」
遊輝君の世界にも龍亞と龍可がいるんだ。
「そっちの俺はどんな性格?」
「呑気でお調子者、まだまだ子供だな。こっちの龍亞は何か大人びいた感じがするよ」
「そんな事ないよ。俺も子供だし、まだまだ学ぶ事がいっぱいあるよ」
「そこそこ、そこが大人びいている感じがするよ」
「じゃあ、そっちの龍可の性格は?」
エミが未だに後ろに隠れている龍可を見ながら、遊輝君に聞いた。
「簡単に言ったら・・・・・・弾けてるね」
「は、弾けてる?」
「えっとな、こっちの世界の龍可とは正反対で、俺の世界の龍可は元気いっぱいで何でも積極的にガンガン行く」
「わ、私が、元気いっぱいで、積極的」
「こっちの龍可と全然違う・・・・・・・」
元気いっぱいの龍可か、一度見てみたいな。
「だからデュエルもえげつない事になった」
「えげつない事?」
ギンが?マークを浮かべる。
「俺の世界の龍可のデッキはカオス・ライトロード。しかも思った通りにカードを引いたり落としたりするから、龍亞相手に毎回ワンキルとオーバーキルの繰り返し。ここ最近は龍亞も勝ちだしてきたけど」
「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」
ギンもエミも龍亞も龍可も、そして僕も唖然として聞いた。
何だろう・・・・・・・・勝てる要素が一つも見つからない。ライトロードってあの裁きの龍が出るカテゴリーだろ。しかも、カオスという事は、闇属性モンスターを入れている。そんなデッキで勝てるその龍亞凄いよ・・・
「そ、それは、私じゃない」
「確かに違いすぎる・・・・・」
「遊星も1回は負けているし、ある意味最強の決闘者だね」
「遊星にも勝てるなんて・・・・・・・・」
「そ、そう言えばさ〜、遊輝が抱いているのは人形?」
話題を変えようと、龍亞が遊輝君がずっと抱いている白と黒の人形について聞いた。
「あ、えっと・・・・・・・・精霊って分かる?」
「精霊?」
「僕は分かるよ。精霊が見えるから」
「わ、私も」
実際に精霊が見える僕と龍可、龍亞が遊輝君の質問に答えた。
「じゃあ話が早くすみそうだ。この2人は俺の精霊なんだ」
「ちょ、ちょっと待って。精霊が見えるカイ達が見えるのは分かるが、何で俺も見えるんだ?」
「2人が実体化してるから」
「「「実体化?」」」
「簡単に言ったら、精霊が現実世界に出てくること。だから普段精霊が見えない人でも見えるんだ」
「へぇ〜、これが精霊なんだ」
精霊が見えないエミとギンが興味深そうに遊輝君の精霊を見る。
「なんなら抱いてみる?赤ちゃんだから慎重にしてくれたら、喜ぶよ」
『きゃっ♪』 『キャッ♪』
「じゃあこっちの白い方を・・・・・」
エミが遊輝君から、白い身体の精霊を受け取った。
「この精霊、すごく温かいね。しかも身体がモフモフしているから、気持ち良いよ!」
「ほんとだな。精霊ってこんなに温かいものか?」
「それは2人が特別なだけだよ」
『マスター、そんな事よりもこれからどうするのですか?』
遊輝君の後ろからさっきと同じ鎖を持った精霊が出てきた。
「そう言えばそうだ。どうしようかな〜?」
『折角ですから、デュエルはどうですか?』
「デュエルか、良いかもな。つうことで、誰かデュエルする?」
な、なんか軽い感じがする・・・・・・・
でも異世界の人とデュエルが出来るのか、やりたいな。
「遊輝君!俺としましょう!」
「カイさんか、良いぜ!何処でする?」
「近くに広場があるからそこでしたらどうだ?」
「そうだね。早速移動しようか」
ー〈近くの広場〉ー
ミスティさんの家から出て、遊輝君と俺は決闘デスクをセットする。
エミと龍可は遊輝君の精霊であるホワイトとブラックを抱いたままだ。「この子たちがいなくて大丈夫なの?」とエミが質問したら、「使う時に呼ぶから、抱いていてもいいよ」と返されたので、そのまま抱いている。
「それじゃやろうか!」
「はい!」
「デュエル‼」 「デュエル‼」
遊輝 LP 4000 カイ LP 4000
「先行はそっちで良いよ。お邪魔しているし」
「それじゃ俺のターン!」
カイ 手札 6枚
まずは遊輝君がどんなデッキか様子をみないと・・・・・
「ガスタ・ガルドを守備表示で通常召喚。カードを1枚伏せ、ターンエンド」
カイ 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ガスタ・ガルド 守500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「俺のターン!ドロー!」
遊輝 手札 6枚
遊輝さんはどんなデッキなんだ?
「(ガスタか・・・・・て事はまだ出さない方が良いかもな)ガガガマジシャンを召喚!」
ガガガマジシャン 攻1500
遊輝君の横に鎖を振り回し、学生服を着たモンスターが現れた。あのモンスター・・・・・
「そのモンスター、さっきの・・・・・」
「あっ、見えていたんだ。そうだよ。ガガガマジシャンの精霊、名前はダイヤ」
『初めましてカイさん』
遊輝君の精霊、ダイヤが丁寧に頭を下げた。
「さてと結局呼ばれてしまうけど・・・・・バトル!ガガガマジシャンでガスタ・ガルドに攻撃!」
ガガガマジシャンが鎖を振り回して、ガルドは破壊されてしまう。
「ガスタ・ガルドの効果!フィールドから墓地へ送られた時、デッキからガスタの巫女 ウィンダを特殊召喚!」
ガスタの巫女 ウィンダ 攻1000
「まあ、そう来るよね。カードを2枚伏せてターンエンド!」
遊輝 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ガガガマジシャン 攻1500
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「俺のターン!」
カイ 手札 5枚
「罠カード発動!リミット・リバース!墓地の攻撃力1000以下のモンスターを特殊召喚する!ガスタ・ガルドを特殊召喚!Lv2のウィンダにLv3のガルドをチューニング!」
☆2 + ☆3 = ☆5
「導きの風よ!さまよう者達を導く道を示せ! シンクロ召喚!こい!ダイガスタ・ガルド ス!」
ダイガスタ・ガルドス 攻2200
「ダイガスタ・ガルドスの効果!墓地のウィンダとガルドをデッキに戻して、ガガガマジシャンを破壊!」
ガルドスが竜巻を起こし、ダイヤを破壊する。
「くっ!ダイヤが破壊されてしまった!」
「そして俺の墓地にモンスターがいないことでこいつを特殊召喚する!来てくれッ!ガーディアン・エアトス!」
ガーディアン・エアトス 攻2500
大きな鷹のような翼、茶色の変わった服を着て、右手には剣を持つモンスターが現れた。
凄く目をキラキラさせているけど・・・・・
『カイ!!あそこにある人形たちは何!?凄く抱きたい!!』
「あれは・・・・・」
「・・・・・もしかして精霊?」
遊輝君が俺たちの会話を聞いて精霊かどうか尋ねてきた。
「そう。俺の精霊、ガーディアン・エアトスだよ」
『ねえカイ!!今すぐにあの人形たちを抱いてきて良い!?』
「ダメだよ!!今はデュエル中だよ!!それにあれは今戦っている遊輝君の精霊だから!」
『精霊!?人形にしか見えないよ!!あぁ〜〜、エミやギンたちが羨ましいよ〜〜』
「・・・・・何でそんなに反応するの?」
『だって凄くモフモフして気持ち良さそうなんだから!』
「そ、そう(奏みたいな精霊だね・・・・・)」
「ねぇ、早くデュエルを進めてよ。さっきから何を話しているの?」
エアトスや遊輝君との会話で止まっているデュエルをエミから早く進めるように言われた。
「デュエルが終わったら、抱いていいから」
『やった!!カイ!早く終わらせよう!』
「はいはい・・・・・バトル!ダイガスタ・ガルドスで攻撃!」
「リバースカードオープン!罠カード、和睦の使者!このターンに受ける戦闘ダメージを全て0にする!」
遊輝君の前に女神が現れ、ダイガスタ・ガルドスの攻撃を止めさせる。
「そう簡単には終わらないか。モンスターをセットしてターンエンド!」
カイ 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ダイガスタ・ガルドス 攻2200
ガーディアン・エアトス 攻2500
裏守備モンスター 1体
【魔法・罠ゾーン】
リミット・リバース (使用済み)
「俺のターン!ドロー!」
遊輝 手札 4枚
「・・・・・じゃあそろそろ行きますか。今から面白い物を見せてあげるよ」
「面白い物?」
「まずはゴゴゴゴーレムを召喚!」
ゴゴゴゴーレム 攻1800
遊輝君の前に岩で出来たモンスターが現れる。
「何?あのモンスター?」
「さっきのマジシャンと言い、見た事がないモンスターを使うな・・・・・」
「そしてカゲトカゲを特殊召喚!」
カゲトカゲ 攻1100
岩で出来たモンスターの影から黒いトカゲが現れる。
「カゲトカゲはLv4のモンスターの召喚に成功した時、手札から特殊召喚できる。その代わり、シンクロ素材にはできないけど」
「シンクロ素材にできないモンスターをわざわざフィールドに出す?」
「この世界の常識なら入れないカードだよ。言ったよ。俺は異世界から来た転生者って」
「どういう事だ?」
「じゃあ今から面白い物を見せてあげるよ!Lv4のゴゴゴゴーレムとカゲトカゲでオーバーレイ!」
「「「「「オ、オーバーレイ!?!?!?」」」」」
遊輝君のモンスター達が小さな球体になり、突如現れた謎の穴に吸い込まれる。
☆4 × ☆4 = ★4
「な、何が起きているの!?」
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!交響魔人マエストローク!」
交響魔人マエストローク 攻1800
謎の穴が爆発して目を瞑る。光が収まり目を開けると、右手に剣を持ち、英国の騎士のような服装を身につけた人が出ている。そのモンスターの周りにはさっきの球体が浮かんでいる。
「な、何これ・・・・・」
「え、エクシーズ召喚!?!?」
「これが俺の転生する前の世界で、シンクロモンスターの次に出たエクシーズモンスターだよ」
「シ、シンクロモンスターの次のモンスター・・・・・」
「エクシーズモンスターは、自分フィールド上の同じLvのモンスターを2体以上存在する時、素材となるモンスターを重ねることでエクストラデッキから特殊召喚出来る」
「Lvが同じモンスターを揃えるだけ!?」
「チューナーも無しに呼べるモンスターだと・・・・・」
「そして、素材となったモンスターは、墓地にはいかずオーバーレイユニットとしてエクシーズモンスターをサポートする」
「オーバーレイ・ユニット?」
龍亞が遊輝君に疑問を投げかけたので、遊輝君はさっき出たモンスターの球体に指を指す。
「これがオーバーレイ・ユニット。エクシーズモンスターはこのオーバーレイ・ユニットを使って、始めて効果が使えるんだ」
「て事は、オーバーレイ・ユニットが無くなったら効果が使えないの?」
「良い所に目をつけたな。エクシーズモンスターはオーバーレイ・ユニットが切れたら、普通のモンスターになるんだ」
「つまりあのモンスターは2回しか効果が使えないのか」
「もう一つ、エクシーズモンスターにはLvが存在せず、代わりにランクという物があるんだ」
「ランク?」
「あぁ、だからLvに関する効果は一切受け付けないんだ。その代わりにシンクロ素材にも出来ないけどね。こんな物でどう?」
「大丈夫だよ。それにそのエクシーズモンスターがどんなカードが興味があるね」
「私も!どんな効果を持つのか楽しみ!」
「俺も!」
「俺もだな」
「わ、私も」
皆、遊輝君が出したエクシーズモンスターに興味を持っているみたい。
そうだよね。俺たちの世界には無いカードがどんなカードなのか、デュエリストなら気になって当然だな!
「それじゃ、マエストロークの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、相手フィールドの攻撃表示のモンスター1体を裏守備にする!ダイガスタ・ガルドスを裏守備に変更!」
交響魔人マエストローク OVR 2→1
ダイガスタ・ガルドス 攻2200 →→裏守備
遊輝君のエクシーズモンスターが浮かんでいた球体を1つ斬り、剣を使い指揮者のように振る。
これを見たガルドスのカードが裏守備に変わる。
「ガルドス!」
「バトル!マエストロークで裏守備になったガルドスに攻撃!」
交響魔人マエストローク 攻1800
裏守備モンスター→ダイガスタ・ガルドス 守800
マエストロークの攻撃をガルドスは無抵抗のまま破壊される。
「ガルドスをあんなにも簡単に破壊するなんて・・・・・」
「あのエクシーズモンスターは少し厄介だな」
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
遊輝 手札 1枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
交響魔人マエストローク 攻1800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
エクシーズモンスター・・・・・俺たちの世界には無いカードを持つデュエリスト・・・・・燃えてきたぜ!!
「俺のターン!」
カイ 手札 4枚
あのエクシーズモンスターの効果は少し厄介だけど、攻撃力は1800。このままエアトスで倒せる。
「エアトスで交響魔人マエストロークに攻撃!」
『フォビドゥン・ゴスペル!!』
「リバースカードオープン!次元幽閉!エアトスの攻撃を無効にしてゲームから除外する!」
エアトスの目の前に次元の穴が開き、吸い込まれて行く。
『えっ!?私の出番これだけ!?』
そのままエアトスは吸い込まられてしまった。
「エアトス!!くっ・・・・・・・ガスタ・イグルを守備表示で召喚!これでターンエンド!」
カイ 手札 3枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
伏せモンスター 1体
ガスタ・イグル 守400
【魔法・罠ゾーン】
リミット・リバース (使用済み)
「俺のターン!ドロー!」
遊輝 手札 2枚
「このまま押すぜ!ゴゴゴジャイアントを召喚して効果発動!召喚に成功した時、墓地から《ゴゴゴ》と名のついたモンスター1体を守備表示で特殊召喚する!」
「遊輝の墓地に《ゴゴゴ》なんてつくモンスターって」
「忘れてないか?あのエクシーズモンスターの効果だ!」
「そう!ゴゴゴゴーレムを特殊召喚!その後、ゴゴゴジャイアントは守備表示になる」
「でも、またLv4のモンスターが2体・・・・」
「今度はどんなモンスターが出てくるの!?」
「Lv4のゴゴゴジャイアントとゴゴゴゴーレムでオーバーレイ!」
さっきと同じ謎の穴に2体の岩石でできたモンスターが吸い込まられていく。
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!フォトン・バタフライ・アサシン!」
フォトン・バタフライ・アサシン 攻2100
地面に出来た穴から出てきたのは、黒い羽の真ん中にピンクの模様が入ってある人型の蝶。
「フォトン・バタフライ・アサシンの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、守備表示モンスターを攻撃表示にして、その攻撃力を600ポイントダウンさせる!エキサイト・スケールス!」
「させない!手札のエフェクト・ヴェーラーを墓地に送って、フォトン・バタフライ・アサシンの効果を無効にする!」
フォトン・バタフライ・アサシン OVR 2→1
アサシンがオーバーレイ・ユニットを吸収した所で、エフェクト・ヴェーラーが現れて、アサシンの効果を止めた。
「あっちゃ〜止められたか〜、しょうがない!バトル!アサシンで伏せモンスターに攻撃!バタフライ・デス・ランス!」
アサシンからたくさんの色鮮やか蝶が出てきて、セットしたモンスター・・・・・墓守の偵察者を破壊する。
フォトン・バタフライ・アサシン 攻2100
裏側守備モンスター→墓守の偵察者 守2000
「墓守の偵察者のリバース効果!デッキからもう1体の偵察者を守備表示で特殊召喚!」
「は、墓守!?(ガスタだけじゃないのかよ!!参ったな・・・・マエストロークで突破出来ない・・・・)マエストロークでイグルに攻撃!」
「イグルの効果!戦闘で破壊された時、デッキからガスタの静寂 カームを特殊召喚!」
イグルの破壊された所から風が吹き、杖を持った女性が出てきた。
「魔法カード、エクシーズ・トレジャー!フィールド上のエクシーズモンスター1体につき、カードを1枚ドローする!フィールドにはマエストロークとアサシンの2体!デッキからカードを2枚ドロー!」
遊輝 手札 0枚→2枚
ドローしたカードを見て、遊輝君が苦い顔をする。
あまり良いカードじゃないみたいだな。
「(これは・・・・少しやばいんじゃねぇの?)カードを1枚伏せてターンエンド!」
遊輝 手札 1枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
交響魔人マエストローク 攻1800
フォトン・バタフライ・アサシン 攻2100
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
「俺のターン!」
カイ 手札 3枚
・・・・違う。このカードだと突破できない。だけど・・・・・
「カームの効果!墓地のイグルとガルドスをデッキに戻して、1枚ドローする!」
カイ 手札 3枚→4枚
・・・・・・・・・・・来た!!
「ジャンク・シンクロンを通常召喚!」
ジャンク・シンクロン 攻1300
「ジャンク・シンクロンの効果!墓地からエフェクト・ヴェーラーを特殊召喚!」
「チューナー・・・・・・攻めにきたか」
「Lv4の偵察者にLv3のジャンク・シンクロンをチューニング!」
☆4 + ☆3 = ☆7
「導きの風よ!飛び散る力を、結晶として集めよ!シンクロ召喚!現れよ!アーカナイト・ マジシャン!」
アーカナイト・マジシャン 守1800
「げっ!?アーカナイト・マジシャン!?」
「アーカナイトの効果!シンクロ召喚時、このカードに魔力カウンターを2つ乗せる!このカードの攻撃力は魔力カウンターの数×1000ポイントアップ!」
アーカナイト・マジシャン 攻400→2400
MC 0→2
「そしてアーカナイトは魔力カウンターを取り除く事で、相手フィールドのカードを破壊出来る!2つ取り除いて、マエストロークとアサシンを破壊する!」
アーカナイト・マジシャン 攻2400→400
MC 2→0
アーカナイトが魔導波を2つ作り、それで攻撃する。アサシンの方はそのまま破壊されたが、マエストロークはオーバーレイ・ユニットを吸収して耐えた。
「ぐっ!マエストロークがフィールドに存在する時、《魔人》と名のついたモンスターが破壊される代わりに、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて破壊から免れる!」
「でもこれでマエストロークのオーバーレイ・ユニットは無くなった!Lv7のアーカナイトにLv1のエフェクト・ヴェーラーをチューニング!」
「またシンクロ召喚!?今度は・・・・・8!!」
頼むよ・・・・・・・ストーム!!
☆7 + ☆1 = ☆8
「導きの風よ!吹き荒れる嵐を、一翼の羽に宿せ!シンクロ召喚!吹き荒らせ!ストーム・ ウィン・ドラグーン!」
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻2500
『グオオォォォーーーーーー!!!!!』
七つの星と一つの輪がひとつに集まり、緑色の翼を持ち鷹のような鋭い目を持った龍が上空から舞い降りてきた。
そして何かに共鳴するかのようにストーム・ウィン・ドラグーンが轟く。それと同時に右腕の痣が光る。
「うっ!?な、何で痣が!?」
「・・・・もしかしてカイさん、シグナーですか?」
「!?!?遊輝君も!?」
「あ、あぁ、俺も一応シグナーだ」
遊輝君がアカデミアの制服の右腕を捲り上げ、みんなに痣を見せた。遊輝君が・・・・・・シグナー?
「まさか異世界の痣で共鳴するとはな・・・・」
「みんなはどう?」
「俺も反応ありだ。痣が光っている」
「私も」
デュエルを見ているギンやエミたちの痣も赤く光っていた。
「ま、まあ、原因がわからないから取り敢えず再開しようぜ」
「そ、そうだね。ストーム・ウィン・ドラグーンの効果!墓地のモンスターを3体選択して、デッキに戻しシャッフル。その後、カードを1枚ドローする!墓地の《ジャンク・シンクロン》・《アーカナイト・マジシャン》・《エフェクト・ヴェーラー》をデッキに戻して、1枚ドロー!」
墓地から出てきたカードのうち、シンクロモンスターのアーカナイト・マジシャンだけをエクストラデッキに戻し、残りのカードをデッキに入れる。オートシャッフルによりシャッフルされたデッキからカードを1枚ドローする。
・・・・・・・よし!
「そしてストーム・ウィン・ドラグーンはこの効果でドローしたカードを互いに確認して、カードの種類によって効果が変わる!俺が引いたのはモンスターカード、《カオス・ソーサラー》!モンスターをドローした時、ストーム・ウィン・ドラグーンの攻撃力はそのモンスターの攻撃力を加える!」
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻2500→4800
「こ、攻撃力4800!?(エンシェント・コメットとほぼ同じ効果かよ!!)」
この攻撃が全て通ったら、俺の勝ちだ!!
「ストーム・ウィン・ドラグーンでマエストロークに攻撃!テンペスト・ウィンド!」
ストーム・ウィン・ドラグーンが翼で竜巻を起こし、マエストロークの身体を飲み込んで粉々にする。
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻4800
交響魔人マエストローク 攻1800
遊輝 LP 4000→2500
!?半分しか減ってない!?
「な、何で遊輝のライフが半分しか減ってないんだ!?」
「・・・・・ふぅ、罠カード、ダメージ・ダイエットを発動した」
「ダ、ダメージ・ダイエット?」
「このターンに俺が受ける全てのダメージを半分にする!」
「なっ!?だ、だけどまだカームの攻撃が残っている!!カームでダイレクトアタック!」
遊輝 LP 2500→1650 (ダメージ・ダイエット 効果)
遊輝君がカームの攻撃を受けた後、残り1枚の伏せカードをオープンした。
「リバースカードオープン!罠カード、ショック・ドロー!このターンに受けたダメージ1000ポイントにつきカードを1枚ドローする!2350のダメージを受けたから2枚ドロー!」
「この状況でドローソース!?」
遊輝 手札 1枚→3枚
一気に手札が3枚・・・・・次のドローで4枚、何か仕掛けてもおかしくはない。
「カードを1枚伏せてターンエンド!そしてエンドフェイズ時に、ストーム・ウィン・ドラグーンの攻撃力は元に戻る」
カイ 手札 2枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻2500
ガスタの静寂 カーム 攻1700
【魔法・罠ゾーン】
リミット・リバース (使用済み)
伏せカード 1枚
カイ side out
遊輝 side
危なかった〜〜、ダメージ・ダイエットが無かったら、負けていたよ。
えっと、こっちは手札が次のドローで4枚だけど、フィールドはガラ空き。
カイさんは、あのドラゴンとカーム、そして1枚のリバースカード・・・・・この手札だと、あいつは呼べる。ただ、それだけだと足りない。このドローでキーパーツを引けば・・・・・・行くぞ!!
「俺のターン!!ドロー!!」
遊輝 手札 4枚
・・・・・・来た!
ドローしたカードを確認した後、エミさん達に預けているホワイトとブラックにアイコンタクトを取る。それを見た2人は頷く。
「カイさん、それがあなたのシグナーの龍ですか?」
「い、いきなりどうしたんだよ・・・・・・確かにストーム・ウィン・ドラグーンは俺のシグナーの龍だよ」
「じゃあシグナーの龍を倒すには、シグナーの龍がふさわしいですね」
「遊輝のシグナーの龍!?」
「どんなモンスター何だろう?」
「太陽風帆船を特殊召喚!」
太陽風帆船 攻/守 800/2400→400/1200
「太陽風帆船は自分フィールドにモンスターが存在しない時、攻撃力と守備力を半分して特殊召喚できる!」
「バイス・ドラゴンみたいなモンスターだな」
「その通りだね。続いて、チューナーモンスター、ヴァイロン・ステラを召喚!」
ヴァイロン・ステラ 攻1400
「チューナーモンスター!!」
「これでシンクロ召喚が出来る!」
「その前に、ブラック!!」
『きゃっ!』
ギンさんに抱かれていたブラックが精霊の状態となり、カードに戻っていく。
「えっ?もしかして・・・・・」
「Lv5の太陽風帆船にLv3のヴァイロン・ステラをチューニング!」
太陽風帆船が5つの星となり、ステラが形成した3つの輪に入り、ひとつの光となる。
☆5 + ☆3 = ☆8
「極夜の地に潜む漆黒の太陽よ!暗黒の世界から舞い降りて、この世界の闇の神となれ!シンクロ召喚!染まれ!ブラック・サン・ドラゴン!」
ブラック・サン・ドラゴン 攻1000
ひとつに結束した光が黒く染まり、やがて空をも漆黒に包み込む。そして雲の切れ目から、漆黒の太陽がゆっくりと降りてきて、ブラックが姿を現した。
「これが・・・・・・遊輝君のシグナーの龍・・・・・・」
「凄い・・・・・・なんかこう・・・・・・言葉に表すのが難しいけど・・・」
「漆黒の太陽だからか、迫力があるな」
「ブラックの効果!特殊召喚時、墓地のエクシーズモンスター1体を装備カードとして装備する!それにチェーンでヴァイロン・ステラの効果!500ポイント払って、装備カード扱いとしてブラックに装備!そしてブラックの効果で、墓地のフォトン・バタフライ・アサシンを装備!」
遊輝 LP 1650→1150
ステラがブラックの額部分に合体し、ブラックが咆哮を挙げ、地面からアサシンを引き上げ吸収する。
「ブラックは装備したエクシーズモンスターの攻撃力分、攻撃力をアップさせる!」
ブラック・サン・ドラゴン 攻1000→3100
「攻撃力3100!?」
「あっという間にストーム・ウィン・ドラグーンの攻撃力を抜いただと!?」
「そして・・・・・・装備魔法、ガガガリベンジ!墓地のダイヤを特殊召喚して、このカードに装備する!」
地面に穴が開いて、ダイヤが鎖を振り回しながらポーズを決める。
『私を呼ぶという事は・・・・・・』
「もちろん。これが俺のスタイルなんだから。魔法カード、ガガガ・ゲット!デッキから《ガガガ》と名のついたモンスターを特殊召喚する!」
「まさか2体目のダイヤを!?」
「いや、ダイヤは自身の効果でフィールドに1体しか存在できない。俺が出すのは、ガガガガール!」
ガガガガール 攻1000
いつも通り、骸骨のストラップを付けた携帯の番号を押しながら、ガガガガールが出てきた。
『マスター!私を出すのが遅いよ!』
「だってドローできなかったんだもん」
『そんな事で誤魔化さないでよ!』
「・・・・・・そのモンスターも精霊?」
「あっ、紹介しなきゃ。ガガガガールの精霊、名前はパールだよ。パール、カイさんだよ」
『始めまして♪よろしくね♪』
右手でカイさんに手を振るパール。その姿に少しカイさんは戸惑っているようだ。
「なんかこう・・・・・・ダイヤと違って、少し軽い感じが・・・」
『気にしない♪気にしない♪』
「はあ・・・・・・ダイヤの効果!1ターンに1度、Lvを1〜8まで好きなLvにする!Lv6を選択!」
ガガガマジシャン ☆4→☆6
「レ、レベル変換能力モンスター!?」
「も、もしかしてパールも?」
「その通り、パールはフィールドのダイヤを選択して同じLvにする!」
ガガガガール ☆3→☆6
「これでLv6が2体・・・・・・」
「エクシーズ召喚をする前に、ひとつ質問してみるか。シグナーの龍は一人何体?」
「な、何なのその質問?」
「いいから答えてみて」
「シグナーの龍って・・・・・・一人1体・・・だよな?」
「そ、そうだね。私もエンシェント・フェアリー・ドラゴンだけだから」
「俺もブラッド・ファン・ドラグーンだけだな」
「それが質問の答えだね。確かにシグナーの龍は1体だよ。普通はね」
「普通?」
「ホワイト!!行くぞ!!」
『キャッ!』
今度はエミさんに抱かれていたホワイトが実体化をやめ、カードに戻る。
「ま、まさか・・・」
「そのまさかだ!!Lv6になったダイヤとパールでオーバーレイ!」
地面に出来たブラックホールにダイヤとパールが黒い球体になって吸い込まられて、爆発した。
☆6 × ☆6 = ★6
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!白夜の地に輝く純白の太陽よ。天空の世界から降臨して、この世界の光の神となれ!エクシーズ召喚!輝け!ホワイト・サン・ドラゴン!」
ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400
爆発したブラック・ホールから今度は眩しく輝く白い太陽が登ってきて、ホワイトが姿を現した。
「に、2体目のシグナーの龍!?!?」
「遊輝はシグナーの龍を2体も持っているの!?」
「これが太陽のシグナーの龍!ブラック・サン・ドラゴンとホワイト・サン・ドラゴンだ!!まずは、ガガガリベンジの効果からだ!装備モンスターがエクシーズ召喚されこのカードが墓地に送られた時、フィールドのエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップする!」
ホワイト・サン・ドラゴン 攻2400→2700
「さらにエクシーズ素材になったパールの効果!このカードと《ガガガ》と名のついたモンスターのみでエクシーズ召喚に成功した時、そのエクシーズモンスターの効果を追加させる!」
「効果の追加!?」
「一体どんな効果なんだ?」
「エクシーズ召喚に成功した時、相手フィールドの特殊召喚したモンスター1体の攻撃力を0にする!!」
「なっ!?」
「対象はストーム・ウィン・ドラグーン!!頼むぜパール!ゼロゼロコール!!」
オーバーレイ・ユニットのパールが携帯の番号を押し、画面をストーム・ウィン・ドラグーンに向ける。
携帯から0の形をした何かがストームに向かって行き、ストームが跪いた。
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻2500→0
「ス、ストーム・ウィン・ドラグーンが・・・・・・」
「攻撃力0になった!?」
「バトル!ブラック・サン・ドラゴンでストーム・ウィン・ドラグーンに攻撃!」
「まだ終わらせないよ!罠カード、聖なるバリア〜ミラーフォース〜!」
「良し!これで遊輝のモンスターは全滅だ!」
ブラックの攻撃がミラーフォースに跳ね返り、自分自身に直撃して爆発する。
「これで遊輝君のモンスター・・・・・・!?!?」
爆発が収まり煙がはれると、遊輝の両隣にはシグナーの龍が悠然と構えていた。
「残念。ホワイトはオーバーレイ・ユニットがある限り、カード効果で破壊されず、ブラックは装備カードを墓地に送る事で破壊から免れる!この効果でヴァイロン・ステラを墓地に送ったよ」
「破壊態勢持ち!?」
「てか、あのエクシーズモンスター強くねぇか!!」
ギャラリーがいろいろ意見を言っているが、カイさんは何処か吹っ切れた感じがした。
「・・・・僕の負けだね。来なよ」
「あぁ、ブラック・サン・ドラゴンでストーム・ウィン・ドラグーンに攻撃!ダークネス・ブラスト!」
ブラックが黒いエネルギーを貯め、ストームに放つ。攻撃力が0になったストームは何の抵抗もせずに破壊されてしまった。
ブラック・サン・ドラゴン 攻3100
ストーム・ウィン・ドラグーン 攻0
カイ LP 4000→900
「ラスト!ホワイト・サン・ドラゴンでカームに攻撃!サンシャイン・パティズム!」
ホワイト・サン・ドラゴン 攻2700
ガスタの静寂 カーム 攻1700
カイ LP 900→0
WIN 遊輝 LOS カイ
「強いですね遊輝君」
「カイさんの方こそ。一回追い詰められたからね」
デュエルが終わった俺たちは先ほどのデュエルの感想を皆で話している。
「でもシグナーの龍が2体いたのは驚いたな」
「ほんとだねギン。しかもそのうちの1体がエクシーズモンスターって言うんだから」
「俺も最初は驚いたよ。まさか2体いるなんて」
「と、所で、あれは・・・・・・」
龍可が指を指す方には、何かのリミットが外れたみたいに満面の笑みを浮かべてホワイトとブラックを抱く実体化したエアトス。
「・・・・・・・約束してしまったからな」
「大分我慢していたみたいだね。あそこまで強く抱いているのは始めてだよ」
『可愛い!!!!フワフワしていてポカポカしていて!!!ずっと抱いてられるよ!!』
『キャッ・・・・』 『きゃっ・・・・・・』
「ブラックとホワイトが引いているよ・・・・・・」
「あんなに抱かれて平気でいられる方が可笑しいだろ」
色々とはなしていた時・・・・・・
「あれっ?皆見て!上空から何か落ちて来るよ!」
エミさんが何かを見つけて、みんなに上を向くように指示する。そこには白く光る物質が俺の手に落ちて1枚のカードに変化した。
「ダイヤ、これは?」
『おそらく次元の歪みで生じた物だと思います。デュエルで使っても何の問題もないでしょう』
「ふ〜ん、これは・・・・・・うん!!カイさんに挙げるよ!」
「えっ?良いのですか?」
「良いよ良いよ!このカード、何かカイさんに使って欲しいみたいなんだ。それにこのカードはカイさんが持つべきものだよ。俺からの友情の証!!」
空から落ちてきた1枚のカードをカイさんに渡す。最初はカードを見て、少し驚いたけど、直ぐにこっちも向く。
「ありがとう!大事にするよ!」
『マスター、先ほどの光の場所から次元の歪みが出来ました。どうやら元の世界に戻れるみたいです』
ダイヤが次元の歪みを見つけ、後ろにこの世界に来た歪みと同じ歪みが出来ている。
「・・・・・・お別れの時だな」
「そうだね」
『ええーーー!?!?もっと抱きたいよ!!』
「エアトス。それは遊輝さんの精霊なんだから、遊輝さんに返してあげなきゃ」
『うぅ〜〜』
エアトスがブラックとホワイトを離し、俺の元に来る。
「遊輝!今度はそっちの俺と龍可を連れて来てよ!そっちの俺たちを一回見てみたい!」
「わ、私は良いです。何か疲れますから・・・・・・」
「今度は俺とデュエルしような!」
「ギン!!それは私のセリフよ!!また会いましょうね!!」
「あぁ、それじゃ・・・・・・」
俺はブラックとホワイトを抱え、次元の歪みに飛び込んだ。
「・・・・・・・行ってしまったな」
「凄く短い時間だったけど、楽しかったわね」
「また会えるかな?」
「きっと会えるさ。さあ!!Dホイールの整備に戻ろう!」
元気な声を出し、カイ達はガレージに戻っていった。
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空き地に再び次元の歪みが開き、中から遊輝がブラックとホワイトを抱えて出てきた。
「異世界か・・・・・・楽しかったな」
『きゃっ♪』 『キャッ♪』
「・・・・・・そうだよな!!生きている内にまた会えるよな!!」
再びブラックとホワイトを強く抱き、遊輝は空き地を出る。その入り口で後ろに振り向き・・・・・・
「じゃあカイさん、みんな。また会おうな!!」
そう言い残して、帰宅の道へとついた。
遊輝「今回は後書きに、《チーム・シグルス》のメインキャラ、火野カイさん!雲井ギンさん!エミさんにお越しくださいました!!」
カイ「遊輝君、よろしく」
ギン「早速だが、ひとつ文句を言わせてくれ」
エミ「私達の出番がなさすぎるよ!!」
遊輝「あっ、何か紙が落ちてきた。何々・・・・・・【すいませんでした!!!! by作者】だって」
カイ「俺と遊輝君のデュエルがメインだったからしょうがないよ」
エミ「だからって、少しだけ喋るのもどうなのよ!!」
カイ「次回のコラボから出番が増えるように頑張らないいけないという事だよ。・・・・・・そうだ遊輝君、これお返しします」←ゴムを渡す。
遊輝「あっ、ありがとう。レミに返しておくよ」
エミ「そのゴムは何?」
カイ「実は一回、遊輝君の所にこっちの龍可が行ったんだよ」←(注!すぴメールでの感想での話です)
ギン「あの龍可が!?」
遊輝「と言うよりほぼ無理矢理なんだけど・・・・・・」
カイ「それで少しの間預けてもらっていたんだけど、あっちの龍可との生活が大変だったみたいで・・・・・・」
エミ「でしょうね。性格が正反対の自分と一緒に暮らすなんて」
ギン「どうやって過ごして居たんだ?」
遊輝「ずっと俺に引っ付いていた」
エミ&ギン「「えっ!?!?また!?!?」」
遊輝「困ったよ・・・・・・料理している時、デュエル中、普段過ごしている時、ずっと引っ付いていた」
カイ「本当にすいません」
遊輝「良いよ。そんで、ちょっと自身をつけてもらうために、髪型を《龍亞髮》にレミがしたんだ」
エミ「《龍亞髮》・・・・・・そんな事したら」
カイ「案の定、余計に引っ付いてしまった」
遊輝「んで、帰ったんだけど、ゴムが髮に結んだままらしく」
ギン「なるほどな。所で・・・・・・ずっと引っ付いていたって事は一緒に寝ると・・・・グエっ!!」←カイにはたかれる。
カイ「何言ってるのよ!?」
遊輝「???どういう事?」
エミ「(これが遊輝の鈍感ね。確かに重症だわ)」
遊輝「訳分からなくなるから、今回の最強カードの紹介に行くよ」
ギン「今回はカイのシグナーの龍、ストーム・ウィン・ドラグーン!!カイのピンチを何度も助けたエースモンスターだ!」
ストーム・ウィン・ドラグーン ☆8 〈チーム・シグルス オリカ〉
風属性 ドラゴン族 攻2500 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスターを3体選択して発動する。
選択したモンスターをデッキに戻してシャッフルし、カードを1枚ドローする。
また、ドローしたカードの種類によって以下の効果を得る。
・モンスター
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、ドローしたモンスターの攻撃力分アップする。
・魔法
このターン、このカードは相手に直接攻撃ができる。
・罠
フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
遊輝「1ターンに1度、墓地のモンスター3体をデッキに戻しシャッフル。その後、1枚ドロー」
エミ「さらにドローしたカードの種類で色んな効果を持つよ!モンスターは、そのモンスターの攻撃力分、攻撃力を上げる。魔法はダイレクトアタック。罠カードはフィールドのカードを1枚破壊出来る!」
カイ「ランダム要素はあるが、どれを引いても強い効果だよ!」
ギン「てか、墓地のモンスターを回収して1ドローだけでも強いけどな」
遊輝「ダイガスタ・エメラルと同じ効果だね」
エミ「何そのカード?」
遊輝「エクシーズモンスターだよ」
エミ「へぇ〜」
カイ「色んなデュエルもストームと一緒に乗り越えていけた。これからもよろしく頼むぜ、ストーム」
遊輝「次回もコラボ!!今度は龍南さんの小説、《遊戯王 CROSS HERO》」
ギン「駆たちの世界に行くんだな」
遊輝「そう。俺たち、シークレットシグナーである軽音部のメンバーが駆さんたちの世界にお邪魔するよ!」
エミ「私達の小説、《遊戯王5D's チーム・シグルス》もよろしくね!」
遊輝「次回もよろしく!!!」