遊戯王 振り子使いの少年と連鎖使いの少女 〜番外編〜   作:DICHI

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お待たせしました!!!3人のコスプレした生活の開幕です!!
超ネタの回!!!ギャグの回!!!執筆して、一番楽しかった!!!!
まあ途中、女の子(もちろんあの子)を巡ってデュエルがあるので(笑)
ちなみにこれは、海外公演、そしてコラボの後ですので、かなりのネタバレが出てしまいます。ご了承ください。


コスプレした3人の生活

遊輝 side

 

 

ジリジリ・・・・・・ポチッ

 

目覚ましの音を止め、ベッドから降りる。そして普段の癖で右側に向き、鏡を見ると・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・/////////そうだった・・・・・・まだ1週間も経っていないんだ」

 

自分の姿・・・・・・・・・・・・マドルチェ・マジョレーヌのコスプレをした姿を見る。

俺の借りている部屋には右側に等身大の鏡が置いてあり、いつもはそこで寝癖を直している。だから、いつもの癖で鏡の方に向いてしまうが、今の俺の服はパジャマじゃない。

 

紫色の魔法使いみたいなとんがり帽子に白いリボン、まるでお姫様が着ているかのような紫色のあちらこちらに白いリボンがついていて真ん中は5本のひだがある大きなドレス、同じく紫色の長く、ドレスまで伸びている靴下と少しかかとが高い靴・・・・・・・・・・・・モンスターカード、マドルチェ・マジョレーヌのコスプレだ。

「/////何で俺だけ女装させるんだよ・・・・・・俺は男なのに・・・・・・」

 

もちろん、好きでこんなコスプレをしている訳じゃない。原因は・・・・・・

 

「/////レミ・・・・・・奏・・・・・・」

 

苦虫を噛むような顔が写るのが自分でも分かる。

この前、奏を見捨てて逃げたのが罰となって仕返しされてしまった・・・・・・コスプレだけならともかく・・・・・・

後ろについてあるチャックに手を伸ばし、服を脱ごうと試みるが・・・・・・

 

「////・・・・・・やっぱり動かないよね・・・・・・」

 

着替えられない、これが一番の地獄だ。服が着替えられず、3週間もの間、ず〜〜とこの姿で過ごさないといけないと思うと本当に恥ずかしくなる。

はぁ〜〜・・・・・・とりあえず・・・・・・

 

「おい、起きろよ。もう朝だぞ」

 

部屋の真ん中に2つ敷いてある布団に寝ている同じ犠牲者を起こす。

 

「う、う〜ん・・・・・・」

 

「ふわぁ〜〜・・・・・・・・・・・・///////夢か・・・・・・」

 

布団に包んで抵抗する甲冑を着たスバルと、欠伸をして、周りを見て顔を赤くする着物を着た響。

 

「////あ〜あ、夢の中で私服で楽しく遊んでいたのに〜〜」

 

「そんな夢の話を言わないでくれよ。折角この甲冑を忘れていたのに・・・・・・重いぜ」

 

ガチャガチャと音を鳴らしながら、スバルが立ち上げる。

甲冑で生活とか地獄だな・・・・・・

 

ここで言うと、スバルはカオス・ソルジャー〜開闢の使者〜、響は氷結界の風水師のコスプレをされている。

響は氷結界のデッキ、スバルはE・HEROだけど、良いのがいないって言って、戦士族繋がりでカオス・ソルジャーにされた。

二人はまだ良い・・・・・・俺なんかマドルチェだぜ・・・・・・何でマドルチェ何だよ・・・・・・いやっ、理由はあるんだけど・・・・・・

 

「遊輝〜〜。起きているなら朝ごはん作ってよ」

 

ノックもせず、龍亞がドアを開けて朝ごはんの催促をしてきた。朝ごはん・・・・・・この格好で作りたくないけど・・・・・・

 

「わかったよ・・・・・・」

 

「流石マドルチェ・マジョレーヌ!!!メイドみたいで助かるよ!!!」

 

「・・・・・・うう〜〜、反論できないよ〜〜(涙)」

 

「・・・・・・ほらっ、飯作ってこいよ」

 

「部屋の片付けは私達がするから」

 

スバルと響に背中を押され、自分の部屋から出る。

 

そういえば、何でスバルと響が俺の部屋にいるか話してなかったな。あのマシンの餌食の後、〈恥をかくならみんなでかこう〉という結論に至ったので、この中で一番家が大きく、世間にバレにくい龍亞達の家に3週間居候する事になった。もちろん、アカデミアには行かない。こんな格好で行けない。

 

そうして、今日も地獄の1日が始まるのだった・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「いただきま〜す」」」」」

 

朝起きて1時間・・・・・・

龍可も手伝ってもらって、簡単な朝食を作る事は出来た。さすがに5人だといつもの調子で作ったら材料があっという間に無くなってしまうからな。

 

「あのマシンで無理矢理着せられてから、唯一の楽しみが遊輝の料理とデュエルだけだもんな」

 

「ほんっとそうだよ。レミは何を考えて、私達をこんな格好にするんだろうか?」

 

「・・・・・・頼む、今はデュエルの事は触れないでくれ」

 

「あっ・・・・・・ごめん」

 

「そうだったね・・・・・・今の遊輝のデッキって女装した時の」

 

「龍可、傷口を広げないでくれ・・・・・・」

 

あのマシンで女装されられた後、レミに普段のデッキを2つとも取られてしまった。今は龍亞と龍可が保有している。

じゃあデュエルはどうするんだって?一応、3つ目の(というより女装されられた時の)デッキがあるにはあるんだが・・・最初のデュエルの時にインパクトが強すぎて、「もう女装した時はこれ!!!」って勝手に決められたんだよ・・・・・・

 

「ごちそうさま〜〜」

 

箸を放り投げて、龍亞がソファへと飛び込もうとしている。

 

「龍亞!食器は台所に持って行きなさいよ!!」

 

「え〜いいじゃん。いつも遊輝が運んでいるのに〜」

 

「今の遊輝の状況を見なさいよ!!普段の生活も大変なのよ!!」

 

龍可、フォローはありがたいけど、服の事は触れないでくれ・・・・・・

 

「・・・・・・分かったよ。俺も手伝う!!」

 

いやに声を出して龍亞が食器を片付けをし始めた。

あれって・・・・・・なんかやばい予感が・・・・・・とりあえず俺も片付けをしないと・・・・・・

 

「はぁ〜・・・・今日は何する?」

 

「毎日デュエルだけだしな・・・・・飽きたらゲームだけど、遊び尽くしたし・・・・・」

 

「あ〜あ!着物だから身体も動かせないよ!!じれったい!!」

 

今日も何をするか考えるスバルと響。1週間近くも同じ部屋に缶詰めなんかされたら何もする事ないよな・・・・・・

そんな事を思いながら皿洗いをしている。

 

「あっ!」

 

「へっ?」

 

龍亞が何かを滑ったかのような声を出したので、そっちの方に向くと・・・・・・

 

バチャッ!!!!!

 

「あーー!!!!」

 

何故か龍亞が今開けたばかりの牛乳パック(しかもハサミで開けた)のを、こっちに放り投げていた。

「アハハハハ!!!!!」

 

「お前何しやがるんだ!!!!」

 

「あ〜あ、牛乳まみれだよ・・・・・・」

 

「くっさ〜・・・・・・牛乳臭いよ」

 

「どうしたの?ってキャッ!!」

 

ガチャッ!!!バチャッ!!!

 

様子を見にきた龍可と慌てていた俺がぶつかってしまった。その時に何かが割れた音がして・・・・・・

 

「あ〜・・・・・・服に醤油が・・・・・・」

 

「うわっ・・・・・・俺もついてしまったよ・・・・・・」

 

さっきの衝撃で醤油瓶が割れてしまったらしく、俺と龍可の服が醤油の染みが吐いてしまった。

これどうしよう・・・・・・結構目立つ所に出来たんだけど・・・・・着替えられないし・・・・・・

 

「フゥーーフゥーーー!!!!!熱いねお二人さん!!!!」

 

「「//////////る、龍亞!!!!!!!!!」」

 

「(本当にあの二人、息ピッタリだよな)」

 

「(まあ一緒に5日間、メイド服で過ごしたらそうなるよね)」

 

「(俺、絶対あんな事出来ないわ)」

 

「(私も。レミと龍亞君の仕掛けとは言え、メイド服で外に出るなんて出来ないよね)」

 

「///////わ、私、着替えてくるね」

 

顔を赤くしながら龍可が自分の部屋に戻って行った。それよりこれ

 

ピンポ〜ン♪

 

「あっ、誰か来たぞ」

 

「俺見てくる!!」

 

インターホンが鳴り、龍亞が玄関まで走って行く。誰だ?日曜の朝早くから家に来る奴って・・・・・まさか・・・・・・(汗)

 

「みんなーー!!!元気にしてる!?」

 

「出った〜・・・・・・・・・・・・」

 

やっぱりレミだった・・・・・・日曜の、しかもこんな朝早くから良く来るよな・・・・・・

 

「今日は何の用事で来たんだよ・・・・・・」

 

「いやっ、実はさ〜、みんなに頼み・・・・・・あれ?遊輝?その服にある染み、どうしたの?しかもせっかくの衣装が濡れているじゃん!」

 

何かを言おうとしたレミが俺の服(俺の服じゃないけど)についてある染みを見つけ、聞いてきた。

 

「さっき、龍亞君が牛乳パックを遊輝に投げつけていたわよ」

 

「で、そこに醤油瓶を直そうとした龍可とぶつかってしまって・・」

 

「こういう状況になりました・・・・」

 

「ふ〜ん」

 

レミが服に出来た醤油の染みと牛乳をじ〜と見る。そして、手をポンとたたき、

 

「ちょっと待ってね」

 

と言って、ベランダに出て行った。

・・・・・そういえば、あっこってベランダって言うのか?庭では無いし、バルコニーでも無いし、でも、屋上にプールとか付けて、その上でデュエル出来るスペースあるんだろ?こう考えたら、龍亞と龍可の両親って結構稼いでいるな〜・・・・・・

 

ドシン!!!

 

「!?な、何だ!?」

 

「何!?今の音!?」

 

いつの間にか着替え終わった龍可と龍亞も驚く。そりゃそうだろ!何だ今の音!?結構重たい物だったよな!!

 

「みんな〜、こっち来て〜」

 

レミが部屋にちょっと顔を出し、手を使ってベランダに出るように招く。

 

「・・・・・・どうする?」

 

「私、既にヤバイ気がして仕方ないんだけど・・・・・・」

 

「それは俺も一緒。でも・・・・・・逃げられないし・・・・・・」

 

「・・・・・・覚悟を決めていきますか」

 

「「・・・・・・はぁ〜〜」」

 

ため息をつくスバルと響の背中を押しながら、ベランダに足を出す。龍可も龍亞も興味心身でベランダ俺たちのあとを追うように外に出る。

 

「ジャジャ〜〜ン!!!!」

 

レミの口で作る効果音はさておき、外にあったのは、これまた全自動着替えマシン並みとは言わないがそれでも結構大きな物体だった。

 

「・・・・・・・・・スバル、説明」

 

「レミに頼まれて全自動着替えマシンと同時並行で作った洗濯機だ・・・・」

 

「えっ!?洗濯機!?あのバカデカい物体が!?」

 

「・・・・・お前は一体そんな物作って、何を目指すんだ?」

 

「頼まれたからさ・・・・・・」

 

「すっげ〜!!!遊星も凄いけど、こんな機械を作れるスバルも凄いよ!!!」

 

目を輝かせながら龍亞がマジマジとその機械を見つめる。

・・・・・・・・・・・・うん?ちょっと待てよ。洗濯機?

 

「なあレミ、今から何を洗濯するんだ?」

 

「決まっているでしょ!!遊輝の衣装よ!!」

 

「えっ!?いやっ、服が脱げないんだよ!!」

 

「でも洗濯出来るんだ!!」

 

・・・・・・・・・・・・まさか、俺の思っている事が起ころうとしていないだろうな・・・・・・(汗)

いや!そんなはずは無いと信じたい!!あの洗濯機の中に入r「嵐風術〜ウィング・パヘット〜!!!」

 

「ってうわっ!!」

 

「そりゃっ!!!」

 

「ゆ、遊輝!!!!」

 

油断していた所をレミに捕まえられて、洗濯機の中に放り込まれた。て言うか!!!

 

「冷たっ!!!それになんかネバネバしているんだけど!!」

 

「当たり前だよ。水温が5℃で、ちょっと特別などんな汚れも取れる液体を入れているからネバネバしているんだよ」

 

「お前は俺を殺す気か!!何で俺を洗濯機に入れるんだ!!」

 

「決まっているじゃん!!遊輝ごとその汚れた衣装を洗濯する!!」

 

「本気で殺す気か!!!」

 

「さてと・・・・・・スバルも響も1週間近くは着替えて無いんでしょ?」

 

「無視するな!!蓋をするな!!!」

 

大きな蓋をバタンッ!と閉められて、外にいるスバルと響達の方に向くレミ。

 

「頼むから開けてくれ!!凍え死ぬ!!!服が水に染みてくる!!ネバネバとして気持ち悪い!!」

 

「「(ギクッ!)」」

 

そんな中で抵抗している遊輝を無視して、外でレミによる脅しが今始められてようとしている。

 

「響もスバルも同じ服を着て洗濯していないから気持ち悪いでしょ〜?それに、お風呂も入ってないから身体も不衛生だよね?だからさ〜洗濯は大事だよね〜?」

 

「ま、待ったレミ!!!俺は甲冑だぞ!!」

 

「下は布じゃん。と言う事で・・・・・・」

 

「逃げるぞ!!!」

 

「う、うん!!!」

 

「嵐風術〜ストーム・バインド〜!!!!」

 

外で一体起こっているんだ!?て言うか、新しい技を覚えた!?

 

「ちょい!?ああ!!!!」

 

「た、助けて!!!!」

 

「蓋を開けて♪2名様ご案な〜い♪」

 

ザボン!ザボン!

 

真っ逆さまに落ちるスバルと響。

 

「冷たっ!!!」

 

「ハックション!!風邪引くぞ!!」

 

「え〜と、この特別な洗剤を5kg入れて、柔軟剤を2kg入れて・・・・・・」

 

ドボボ・・・・・・

 

洗剤と柔軟剤を一変に入れて、俺たちの身体がどんどん沈んで底なし沼のように抜け出せなくなっていく。

 

「や、止めて!!!!」

 

「洗剤を入れすぎだ!!」

 

「蓋を閉めて、スイッチオン!!!」

 

バチッという音が聞こえ、一番上の蓋も閉められて中が真っ黒になってしまう。そして・・・・・・

 

ウィ〜ン・・・・・・

 

「ちょっ!?回転しだした!!」

 

ウィ〜ン・・・・・ガガガガガガガガガガガガ!!!!!!

 

「「「わああぁぁ!!!!!!!!」」」

 

「め、目が回るううううぅぅぅぅぅ!!!」

 

遊輝 side out

 

 

龍可 side

 

 

「みんな洗濯機から出たらピカピカになるからね♪」

 

・・・・・・・・あの人、殺人鬼だ・・・・・・

 

「(なぁ龍可)」

 

隣で私と一緒に事の成り行きを見ていた龍亞が耳元で話しかけてきた。

 

「(何?)」

 

「(いっつも思う事だけどさ、レミ姉ちゃんってあんな重い機械をどうやって運んでいるのだろう?)」

 

「(・・・・・・私に聞かれても分からないわよ・・・・・・)」

 

「(レミ姉ちゃんって・・・・・・こういう所が謎なんだよね)」

 

「(同感・・・・・・)」

 

「れ、レミ姉ちゃん。それっていつ終わるの?」

 

永遠の謎であろう話題を忘れようとして、龍亞がレミさんに質問した。

 

「う〜ん・・・・・・洗濯してすすぎして、脱水・乾燥もするから・・・・・・・・・・1時間は回りっぱなしだね」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

3人とも、生きて帰れるかな・・・・・・

 

「・・・・龍可、部屋に戻って掃除しよう」

 

「・・・・そうだね。私も服の洗濯とかしないと」

 

 

〜そんなこんなで1時間後〜

 

 

 

「は〜い♪みんな綺麗になりました!」

 

ひと段落して龍亞と机でデュエルしていたら、レミさんが洗濯を終わったっと言ってきた。

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

「〜〜〜ど、どっちが前だ〜〜〜」

 

「あ、脚が〜〜ふらつく〜〜〜」

 

フラフラの足取りでレミさんの後ろから3人が部屋に戻ってきた。洗濯された服は染み一つなく、文字通りピカピカに光っているという言葉がふさわしいぐらい綺麗になっていた。

 

「・・・・・・ご愁傷様です」

 

「龍亞〜〜、それ言うんだった止めてくれよ〜〜」

 

「無理です」

 

プルプル♪

 

「あっ、私だ」

 

携帯が鳴ったのでレミさんが相手と連絡する。

 

「もしも『レミ!!!何しているのよ!!!もうお店がオープンする時間だよ!!!』あっ!ごめん!!祈ちゃんは!?」

 

『もうこっちに来て手伝ってもらっている!!早く来て!!お客さんの数が物凄いから!!』

 

「分かった!!」

 

「どうしたんだ?」

 

携帯を切ったレミさんにスバルさんが何があったのか聞いた。

 

「今日、奏の店、特売セールの日だよ!!」

 

「あっ、だから昨日、遊輝が出掛けていたのね」

 

「/////恥ずかしかったよ・・・・・・みんなにこんな格好見られてさ」

 

「あとは今日は売るだけなんだけど、奏の両親が風邪で寝込んじゃったのよ」

 

「じゃあ店を休めばいいじゃん!!」

 

「龍亞君、カップケーキは消費期限がすごく短いのよ。特売で大量に作ったカップケーキを今日売らなかったら奏の店が上がったりよ」

 

「おいちょっと待てよ、まさか・・・・・・」

 

「そう!みんなも手伝って欲しいの!!!」

 

「ええ!!!!!また!?」

 

またって言うの?前はレミさんが暴走して、レミさん以外がメイド服になって働いて・・・・・・

/////ダメ・・・・私もメイド服を着せられたから、だんだん恥ずかしくなってきた。

 

「と言うわけで、みんな行くぞ!!」

 

「おお!!!」

 

「こんな格好で行けるかよ!!」

 

「「そうだそうだ!!!」」

 

「・・・・・・延長したい?」

 

「行きます!!」

 

「すいませんでした!!」

 

レミさんの脅しに全力で土下座する3人。もう哀れにしか見えない・・・・・・でも、逆らったら私も着せられるから助けられないんだよね・・・・・・

 

 

龍可 side out

 

 

遊輝 side ー(奏の店 裏口)ー

 

「////恥ずかしかったよ・・・・・・」

 

「////俺、これで恥をかくの何度目だ?」

 

レミが大通りを通って奏の店に行くから、途中で通行人がこっちを良く見る。しかも陰口で「あのドレスを着た女の子は誰だ?」とか「あのメイド服みたいな服を着た女の子、可愛いね」とかいろいろ言われた。もう嫌・・・・・・

 

「奏!!開けて!!!」

 

裏口の扉をどんどんと叩くレミ。直ぐに鍵が開く音が聞こえ、順々と中へ入っていく。

 

「遅いよ!!何していたのよ!!!」

 

「洗濯していた!!」

 

「???洗濯って、そんなに量が多かったの?」

 

「・・・・・・・・・・・・奏さん、何も知らない方が良いですよ」

 

龍可が奏の耳元で囁く。そうだ・・・・・・あれを知ったら地獄だぞ・・・・・・

 

「そう?それより早くしてよね!!」

 

「じゃあ響と遊輝はカウンターで接待!!!」

 

「また!?!?メイド服の時も私接待したじゃん!!」

 

「インパクトは大事だからね!!スバルと龍亞君はビラ配りよろしく!!」

 

「俺また大通りに行くのか!?!?」

 

「目立つのが一人いるよ!!あとは私と龍可ちゃんと祈ちゃんで、奏のお手伝いね」

 

「みんな!!持ち場に行って!!!」

 

裏口からビラを持った龍亞と、かなり足取りが重そうなスバルが大通りを目指して歩き、奏達は作業場に行く。

となるともう・・・・・・

「・・・・・・行くか」

 

「・・・・・・・・・・・・はぁ〜カウンターなんか嫌だよ〜〜」

 

俺たちは作業場の隣の廊下を渡り、そのままお店のカウンター前に行く。

カウンターにはショーケースがあるんだが、既に半分ぐらいのカップケーキがなくなっていた。

 

「/////お、お待たせしました」

 

「おお!!!君はメイド服で働いていたいつかの女の子!!!」

 

「何!?」 「あの子が来たのか!?!?」 「早く店に入れさせてくれ!!」

 

・・・・・・・・・・・・こうなるんだから嫌なんだよ(涙)。誰一人、俺を男として見てくれない・・・・・・

 

「今日は紫色のメイド服みたいなドレス!?なかなか似合うね!!」

 

「おまけに帽子もかぶって、魔法使いみたいだな!!」

 

「//////す、すみませんが、後ろのお客様がお待ちですので、ご注文をお早めにして欲しいのですが・・・・・・」

 

「そうだそうだ!!」 「お前一人の物じゃないぞ!!」

 

・・・・・・いつから俺は物になったんだよ・・・・・・

 

「////あ、ありがとうございました」

 

「君も着物美人だね!!また来るね!!」

 

「・・・・・・響も響で大変だな・・・・・・」

 

「お嬢さん!!このカップケーキ5つ!!」

 

「・・・・・・遊輝もでしょ・・・・・・」

 

「「はぁ〜・・・・・・」」

 

遊輝 side out

 

 

龍亞 side

 

う〜ん、お店に残っていろいろイタズラしたかったな〜〜。小麦粉と砂糖を遊輝の服に掛けたら、また洗濯出来たのに〜〜。店帰ったら考えるか!

 

「龍亞、何しているんだよ・・・・・・早くビラ配れよ」

 

「あっそうだった」

 

色々考えたらスバルに注意されたよ〜〜。スバルにも何かイタズラしたいな〜〜。と、仕事仕事。

 

「どうぞ〜。今日は特売ですよ」

 

「あらそう。後で立ち寄ってみようかしら?」

 

「ありがとうございま〜す」

 

「君、その被り物どこで買ったの?」

 

「いや、これは・・・・・・(汗)」

 

まさかの被り物を聞いてくる人がいるとは・・・・・・

そんな事思っていたら・・・・・・

 

「ほら!さっさと渡しやがれ!!」

 

「うわっ!!」

 

後ろで大きな男の人が男の子を飛ばして行った。

何あれ!?酷い!!

 

「だいたいお前みたいな奴がこの店の超限定のプリンを買うなんて100年早いんだよ!!」

 

「うわあああ!!!」

 

「・・・・・・龍亞、今の見たな?」

 

「見たよ。放っておけないよ」

 

「よし、行くか」

 

ビラをそこらへんに置いて、男の子を泣かせた不良の元に行く。

 

「おい」

「ああ?」

 

ボカッ!!!!

 

スバルが振り向いてきた不良の顔面に一発殴る。突然の事でとっさに反応出来ず、素直に受けた不良は、身体を飛び跳ねて鼻を抑えて痛がる。

いたそうだな・・・・・・手も甲冑で覆われているから余計だよ・・・・・・

 

「くそっ!!てめえ!!何をしやがる!?」

 

「それはこっちのセリフだ!!こんな小さな男の子を泣かすな!!」

 

「こいつがさっさと動かずにいるから動かしただけだ!!」

 

「じゅ、順番通りに並んでいただけたよ!!」

 

「順番通りに並んでた〜〜?元々、俺が先に並んでいただろうが!!」

 

「そ、その後何処か行ったじゃん!!」

 

「はっ、関係無いな!!」

 

「・・・・・・・・・・・・だったらデュエルで決めよう」

 

俺はたまたま持ってきてたデュエルデスクをセットする。

 

「俺が勝ったら、この子に謝る。お前が勝ったらどうする?」

 

「ふん!じゃあプリンを買えなかった弁償代でも払って貰おうか!!」

 

「龍亞、大丈夫なのか?」

 

「大丈夫。直ぐに決める」

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

 

不良 LP 4000 龍亞 LP 4000

 

「先行は貰うぜ!!ドロー!」

 

不良 手札 6枚

 

「重層武者ーベン・ケイを召喚!さらにカードを1枚伏せて魔導師の力、デーモンの斧、アサルト・アーマーをベン・ケイに装備!」

 

重層武者ーベン・ケイ 攻500→3800

 

「こ、攻撃力3800・・・・・・」

 

「これでターンエンド!」

 

 

不良 手札 1枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

重層武者ーベン・ケイ 攻3800

【魔法・罠ゾーン】

伏せカード 1枚

魔導師の力 (ベン・ケイ)

デーモンの斧 (ベン・ケイ)

アサルト・アーマー (ベン・ケイ)

 

 

「(奴がベン・ケイより攻撃力を高いモンスターを出せば、ミラーフォースで返り討ち!逆に守備表示で出せば手札の流星の弓ーシールでダイレクトアタックを決める!俺の勝ちは揺るぎないぜ!!)」

 

「俺のターン!ドロー!」

 

龍亞 手札 6枚

 

あっ、決まった。本当にこのデッキってパーツが揃えば1kill出来るよね。

 

「魔法カード、召集の聖刻刻!デッキから聖刻龍ートフェニドラゴンを手札に加えて、そのまま特殊召喚!さらにトフェニドラゴンをリリースして、聖刻龍ーシユウドラゴンを特殊召喚!リリースされたトフェニドラゴンの効果で、デッキからエレキテルドラゴンを守備表示で特殊召喚し、シユウドラゴンの効果!手札の聖刻龍ーアセトドラゴンをリリースして、伏せカードを破壊!そしてリリースされたアセトドラゴンの効果で2体目のエレキテルドラゴンを特殊召喚!」

 

エレキテルドラゴン ×2 攻/守 2500/1000→0/0

 

「間違いだったな!伏せカードを破壊するんじゃなくて、魔導師の力を破壊するべきだろう!!攻撃力0じゃ、ベン・ケイに勝てないぜ!!」

 

「Lv6のエレキテルドラゴン2体でオーバーレイ!」

 

「なっ!?エクシーズモンスターだと!?」

 

☆6 × ☆6 = ★6

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!聖刻龍王ーアトゥムス!!アトゥムスの効果!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、デッキから銀河眼の光子竜を攻撃力と守備力を0にして特殊召喚!」

 

聖刻龍王ーアトゥムス OVR 2→1

銀河眼の光子竜 攻/守 3000/2500→0/0

 

空の間に銀河が出来て、その中からプラチナがゆっくりと舞い降りてきた。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

何かプラチナが物凄く言いたそうな顔つきをしている。

ごめん。俺、精霊が見えないからプラチナが言いたい事が分からない。

 

「さらにアトゥムスをゲームから除外して、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!」

 

えっと、今の俺のフィールドはさっき出したレッドアイズ、攻撃力0のプラチナにシユウドラゴンか。うんもう良いか。龍可と違って、俺はオーバーキルを狙いには行かないから。

 

「ど、どれだけお前がモンスターを並べても俺のベン・ケイには叶わないぜ!」

 

あれ?プラチナの効果知らな・・・・・・あっ、そうか。プラチナは一般ではまだ出回ってないから、遊輝しか持ってないんだ。

 

「バトル!銀河眼の光子竜でベン・ケイの攻撃!この瞬間、銀河眼の効果発動!このカードがバトルする時、このカードとバトルするモンスターをバトルフェイズ終了までゲームから除外する!」

 

「な、何だと!?」

 

プラチナがベン・ケイに近づいたところで、ベン・ケイとプラチナが消えて行く。

 

「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンとシユウドラゴンでダイレクトアタックだ!!」

 

不良 LP 4000→0

 

 

WIN 龍亞 LOS 不良

 

 

 

「勝ったよ。約束は守ってもらうよ」

 

デュエルデスクを直して不良に詰め寄る。もちろん、泣かされたあの子も一緒に。

 

「く、くそ・・・・・・覚えて」

 

「グラビティロック!」

 

「ゴホッ!!」

 

「たく・・・・・・謝れって言っているだろ」

 

「か、身体が重い・・・・・・」

 

「お前が謝るまで身体はその場所から一生動かせないぞ」

 

身体の周りに大きな岩で動きを防がれた不良にスバルが持っていた大剣を首に突きつける。

 

「ぐ・・・・・・す、すいませんでした」

 

「よし・・・・・・」

 

指をパチンと鳴らして、不良の周りにある岩が消えていく。不良は「覚えていろよ!!」とか言ってどっか行ってしまった。

 

「ふぅ、龍亞、ご苦労様」

 

「スバルもありがとう!俺一人だったら、絶対逃げられていたよ!」

 

「あ、あの〜〜・・・・・・」

 

「うん?どうしたの?お礼なら良いよ」

 

「い、いえ、その、あなた・・・・・・」

 

「?俺?」

 

俺たちが助けた男の子がスバルをじっと見る。

 

「・・・・・・」

 

「??あ〜、この格好か?ちょっと訳ありでな。カオス・ソルジャーの」

 

「やっぱりそうだ!!カオス・ソルジャーだ!!」

 

「へっ?」

 

「みんな!!!!ここにカオス・ソルジャーがいるよ!!!」

 

その男の子は後ろに振り向き声を張り上げて、男の子の友達らしい子達が一斉にこっちに振り向いた。

 

「ほんとに!?」

 

「あのカオス・ソルジャーがいるの!?」

 

「うわあ!!本物だ!!!」

 

「ちょっ、ちょっと待ってくれ!!!!」

 

何が起きたのか良く分からないスバルはテンパる。そんなのをおお構いなしに、スバルの周りにどんどん男の子を中心に集まってきた。

・・・・・・あ〜分かった。

 

「スバル、多分この子達、アカデミアの小等部の生徒だよ」

 

「しょ、小等部?」

 

「うん。確か小等部の低学年のクラスを中心にカオス・ソルジャーがブームになっていたんだよ」

 

「な、何でカオス・ソルジャーがブームになるんだ!?」

 

「龍可がカオス・ソルジャーを中心に使ったデッキで、低学年の子達にデュエルを教えたのがきっかけだよ」

 

アカデミアの小等部の授業でたまに、上級生が下級生にデュエルを教える交流会みたいな物があるんだけど、その時に龍可が珍しくオーバーキルも1killも狙わずにカオス・ソルジャーばっか使っていた。最後の方になったら、カオス・ソルジャーもかなり息が上がっていたけど。

それで、小等部のそれも男子を中心にカオス・ソルジャーがかなりのブームになったんだよ。カオス・ソルジャー自体はとても高価なカードだから、龍可は低学年の憧れの的になったんだ。

 

「わああ!!!本物だ!!!」

 

「握手してください!!!」

 

「ねぇ!!その大剣で何か切って!!」

 

「と、とりあえず龍亞!!助けてくれ!!」

 

「さ〜てと、俺はビラ配りをしないと!」

 

「る、龍亞!!!」

 

「カオス・ソルジャーさん!!僕とデュエルしてください!!」

 

子供達に人気のカオス・ソルジャーは置いといて、ビラ配りするぞ!!!

 

 

龍亞 side out

 

 

龍可 side

 

 

「はい龍可ちゃん!このケーキをショーケースに入れて!」

 

「分かりました」

 

「祈ちゃんはこのケーキをあそこに!」

 

「は、はい!」

 

「レミ!!クッキーが焼き上がるまで後何分!?」

 

「あと2分だよ!!」

 

奏さんのお店の作業場で私たちは慌ただしく動く。

予定していたクッキーの量があっという間に完売してしまって、奏さんが大急ぎで次のクッキーを作ったり、ショーケースにケーキを並べたりする。

 

「遊輝、ちょっとごめん」

 

「あっ、どうぞ」

 

お客さんの接待している遊輝に少し立ち退いてもらって、ショーケースにカップケーキを並べる。

やっぱり奏さんところのカップケーキっていつ見ても美味しそうだよね。作業場にいたら甘い香りがすぅ〜と鼻に抜けていくもの。

 

「奏さん。このケーキ入れました」

 

「は〜い。じゃあ次に祈ちゃんと一緒にこのクッキーの包装をお願い!作業用の手袋を付けてクッキーを入れてね」

 

「分かりました」

 

作業場の奥でキッチンから出た美味しそうな臭いするクッキーを祈ちゃんと入れていく。

 

「奏さんのクッキーって本当に美味しそうですね」

 

「そうだよね。でも、これで本人が納得しないのが凄いよ」

 

「そうだ「誰か!!ちょっと来て!!」?何かあったのでしょうか?」

 

「奏さん、見に行っても良いですか?」

 

「お願い!私もレミも今、手が離せないから!!」

 

「分かりました。祈、行こう」

 

「はい」

 

手札を外して、お店の入り口に見にいくと、遊輝とお客さんさんが何か揉めていた。

 

「だから僕と一緒にデートに行こう!!」

 

「だから行きません!!それに俺は」

 

「そんな事別にいいじゃないか!!ほら!!君と一緒に出掛けたい人がこんなにもいるよ!!」

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

また・・・・・・・・・・・・これで何回目なのよ?

 

「あっ!龍可ちゃん!祈ちゃん!遊輝を連れ戻して!!」

 

「ひ、響さん一人で無理なのですか?」

 

「私一人で出来たら、既に解決しているよ!!だからお願い!」

 

「さあ!!これから二人一緒にドライブに行こう!!そして、このまま僕と結婚しよう!!」

 

ブチッ!!!!私の何かが切れた・・・・・・

 

「・・・・・・祈」

 

「は、はい!!」

 

「この件は私一人で解決するから仕事に戻って」

 

「えっ、で「いいから・・・・」は、はい!!」

 

祈が作業場に戻った事を確認して、遊輝を連れ出そうとしているお客さんの所にいく。

 

「すみませんが、お店の店員を連れて行かないでください。もし連れて行くなら・・・・・・」

 

私はデッキをデスクにセットした、デスクを起動する。

 

「良いだろう!君に勝てば、この子と一緒にドライブ出来るんだ!!」

 

「デュエル‼」 「デュエル‼」

 

龍可 LP 4000 男 LP 4000

 

「僕のターン、ドロー!」

 

男 手札 6枚

 

「僕は切り込み隊長を召喚!切り込み隊長の効果で、僕は手札からチューナーモンスター、ソード・マスターを特殊召喚する!Lv3の切り込み隊長にLv3のソード・マスターをチューニング!シンクロ召喚!C・ドラゴン!」

 

C・ドラゴン 攻2500

 

「僕はおろかな埋葬を発動して、デッキからネクロ・ガードナーを墓地に送り、ターンエンド!」

 

 

男 手札 3枚 LP 4000

【モンスターゾーン】

C・ドラゴン 攻2500

【魔法・罠ゾーン】

なし

 

 

えっと、奏さんとレミさんが言ってたわね。「店員(女装した遊輝)を連れて帰ろうとする愚か者は制裁を加えよ」って・・・・・・じゃあ殺っちゃおう!

 

「私のターン!ドロー!」

 

龍可 手札 6枚

 

「魔法カード、ガガガ・ゲット!デッキからガガガマジシャンを特殊召喚!さらにガガガガールを召喚!」

 

ガガガマジシャン 攻1500

ガガガガール 攻1000

 

『龍可ちゃん・・・・・・まさかあのコンボ決めるつもり?』

 

手札から出てきたパールが何かを決めていた。

 

「うん。決める」

 

『あれはあまりにも酷いのでマスターが封印しているのですが・・・・・・』

 

「私はね・・・・・・・・・・・・遊輝を連れ去ろうとしている馬鹿が許せないの(ニコッ♪)」

 

『(!?!?!?お、怒っている!?もしかして彼氏が誘拐されそうになって怒ったの!?)」

 

『(パール、誘拐は違うぞ・・・・・・)」

 

「「!!!!!!(る、龍可(ちゃん)の後ろに三幻神がいる!!!!)」」

「な、何だ・・・・・・この圧倒的なプレッシャーは・・・・・・」

 

どうやら店員2人、そしてデュエルしている男も野次馬も龍可が怒っている事に気づいた。野次馬の中には逃げ出す物もいる。それだけ今の龍可は怒っているのだ。それもそうだ。大好きな彼氏が女装しているとは言え、見知らぬ人にいきなり結婚なんて言われたら、誰だって理性はぶっ飛ぶだろう。

 

「ガガガマジシャンの効果でレベルを5、ガガガガールの効果でガガガマジシャンと同じレベルにするね(ニコッ♪)」

 

ガガガマジシャン ☆4→☆5

ガガガガール ☆3→☆5

 

「Lv5のガガガマジシャンとガガガガールでオーバーレイ(ニコッ♪)」

 

☆5 × ☆5 = ★5

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築して、No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マックをエクシーズ召喚(ニコッ♪)」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400

 

「まずは素材となったガガガガールの効果で相手の特殊召喚したモンスターの攻撃力を0にするよ(ニコッ♪)」

 

「何だと!?!?」

 

C・ドラゴン 攻2500→0

 

「マシュ=マックの効果発動(ニコッ♪)オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて、モンスター1体の今の攻撃力と元々の攻撃力の差だけ、相手にダメージを与えてこのカードの攻撃力を与えるよ(ニコッ♪)」

 

「なっ!?ダメージと攻撃力上昇だと!?」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック OVR 2→1

男 LP 4000→1500

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻2400→4900

 

「ぎゃあああ!!!!」

 

「まだだよ(ニコッ♪)装備魔法、エクシーズ・ユニットをマシュ=マックに装備して攻撃力を1000ポイント上げるよ(ニコッ♪)」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻4900→5900

 

「速攻魔法、リミッター解除を発動(ニコッ♪ニコッ♪)マシュ=マックの攻撃力を2倍にするよ(ニコッ♪ニコッ♪)」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻5900→11800

 

「こ、攻撃力11800!?!?」

 

完全に狂気とかした龍可。女装した彼氏を連れ去ろうとした馬鹿を徹底的に殺ろうとする。

 

「バトルでマシュ=マックでC・ドラゴンに攻撃(ニコッ♪ニコッ♪)」

 

「ぼ、墓地のネクロ・ガードナーの効果発動!!このカードをゲームから除外して、この攻撃を無効にする!」

 

遊輝を連れ去ろうとした馬鹿はこの攻撃を無効にして安心する。これでもうこのモンスターは破壊されるだろうと。

だが・・・・・・・・・・・・これが自分の首をさらに締める事になると直ぐに分かる。

 

「速攻魔法、ダブル・アップ・チャンス(ニコッ♪ニコッ♪)モンスター1体の攻撃が無効になった時、そのモンスターの攻撃力を2倍にして、もう1度だけバトル出来るよ(ニコッ♪ニコッ♪)」

 

「!?!?」

 

「さらにおまけで速攻魔法、バイテンション(ニコッ♪ニコッ♪)モンスター1体が2回目のバトルをする時、攻撃力をさらに2倍に出来るよ(ニコッ♪ニコッ♪)さあ、マシュ=マックの攻撃力はいくらかな〜〜♪♪??」

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻11800→23600→47200

 

「あっ・・・・あっ・・・・・・」

 

「マシュ=マック!!大事な人を奪おうとした馬鹿に攻撃!!ヴリルの火!!」

 

それはそれはもうとてつもなくでかい巨大な火の玉が攻撃力0のC・ドラゴンに落ちたとさ。

 

No,33 先史遺産ー超兵器マシュ=マック 攻47200

C・ドラゴン 攻0

 

男 LP 1500→ー45700

 

 

 

WIN 龍可 LOS 男

 

 

【この小説の最高攻撃力、オーバーキルをこの子はまた更新しました】

 

 

龍可 side out

 

 

遊輝 side

 

 

「これで私の勝ちね(ニコッ♪ニコッ♪)」

 

「ご、ごごごご、ごめんなさい!!!!!!!」

 

俺を連れ去ろうとした男は龍可に土毛座して、直ぐに店から立ち去った。これを見た野次馬共もついでにいなくなる。

・・・・・・・・・・・・怖かった・・・・・・・・・・・・

 

「あ〜・・・・・・龍可ちゃん・・・・・・」

 

「な〜に?」

 

・・・・・・いつの間にか元通りになっている。

 

「店員を連れ去ろうとした愚か者には制裁を加えよって言ったけど、お客さんまで帰したらダメだよ」

 

「えっ?」

 

そう、さっきの龍可のオーバーキルのデュエルを見たお客さんさんが龍可に恐れて帰ってしまったのだ。これだと昨日作ったケーキやクッキーがまだそれなり残っているので、奏としてはかなり困る。

 

「・・・・・・お客さん呼んできましょうか?」

 

「良いよ。もうすぐ龍亞君とスバルが帰ってくるからその時にお客さんを呼んでもらうよ」

 

「たっだいま〜〜!」

 

ビラ配りを終えた龍亞がタイミング良く帰ってきた。うん?スバルは?

 

「龍亞君、スバルはどうしたの?」

 

「カオス・ソルジャーならもうすぐ子供達を連れて来るよ!」

 

「「「「へっ?」」」」」

 

何を言っているのか分からず、俺たちは情けない声を出す。その時・・・・・・

 

「た、助けてくれ〜〜」

 

「待ってカオス・ソルジャー!」

 

「僕とデュエルしてよ!」

 

スバルがたくさんの子供達を引き連れて帰ってきた。

 

「!?!?スバル!!これ何!?」

 

「あ、アカデミアの小等部の子達だよ」

 

「あっ、もしかして、みんな低学年の」

 

「あっ!!龍可さんだ!!!」

 

「ちょっ、ちょっと!!!」

 

スバルに群がっていた子供達が今度は龍可の方に集まる。一体、何が起こっているんだ?

 

「俺、休憩に戻るね」

 

「ちょ、ちょっと龍亞君!!説明して!!」

 

「いいじゃん!!お客さん連れて来たんだし!!」

 

「この子達ケーキ買うの!?どう考えてもスバルと龍可にしか群がって無いんだけど!!」

 

「大丈夫。さっきこの子達に、『ケーキ買ったら、カオス・ソルジャーと1回デュエル出来るよ』って言ったら、みんな着いてきたよ!!」

 

・・・・・・こいつは商売上手なのか、ただのイタズラ好きなのかどっちなんだ・・・・・・

 

「あっ!」

 

「うん?」

 

「お姉さん、すっごく美人だね!!」

 

グサッ!!!!

遊輝 LP(精神) 4000→2500

 

「ほんとだね!!それにこのドレスも可愛いね!!」

 

「こんな綺麗な人。私初めてみたよ」

 

グサッ!!!!グサッ!!!!

遊輝 LP(精神) 2500→100

 

「お姉さんってファッションモデルとかしているの?」

 

「し、していな「してるよ!!」る、龍亞!!!」

 

龍亞が何か雑誌を持って出てきた。

ま、まずい!!!!あれはダメだ!!!!!!

 

「ほら!!このページにお姉さんがいるよ!!」

 

「すっごい!!!これ、超有名ファッションデザイナー監修の雑誌だよ!!!」

 

「お姉さんって世界的に有名なモデルさんなんだね!!!」

 

ドカーーーーーン!!!!!!!

遊輝 LP(精神) 100→ー10000

 

「う、うう〜〜・・・・(涙)」

 

「・・・・・・やっぱり最後は龍亞君がとどめをさすのね・・・・・・」

 

もう俺、完全に女としか見られてない・・・・・・

 

「お姉さん!!どうやったらファッションモデルになれるか教えて!!」

 

「ご、ごめん!!このお姉さん、ちょっと疲れているから、奥の部屋で休憩させてくるね!!」

 

奏に引っ張られ、奥の作業場に連れ戻されました・・・・・・

純粋な子供の発言は心に響く・・・・・・もう俺の男のプライドが粉々に散ってしまったよ・・・・・・

 

 

 

ー(その日の夜)ー

 

 

「みんなありがとう!おかげで助かったよ!!」

 

無事にお店が終わり(俺の精神は崩壊しているが)みんなで夕ご飯を食べている。

 

「久しぶりに売り上げが伸びたよ!!」

 

「やっぱり女装した遊輝の力は偉大だね!!」

 

「う、うううう〜〜〜(涙)」

 

「龍亞、今それを言うのはやめよう・・・・・・」

 

「遊輝が哀れだよ・・・・・・」

 

響が背中をなすってくれる。その時・・・・・・

 

「あっ!」

 

バシャーン!!!!

 

「あっ・・・・・・・・・・・・」

 

「ご、ごめんなさい!!足がつまずいてしまって」

 

祈が近くのロープに足をつまずいて、手に持っていたコーラが背中を中心に濡れてしまった。

・・・・・・・・・・・・これって(汗)

 

「あ〜あ♪ま〜た汚れちゃった♪」

「!!!俺帰るね!!!」

 

危機感を感じ、即刻店の浦口から出て、ダッシュで帰る。もう恥ずかしいなんて言ってられない!!あれに入るなんて絶対に嫌だ!!!

 

「嵐風術〜ストーム・バインド〜!!!」

 

「えっ!?ちょっ!?ちょっと待って!!」

 

突然上から風の竜が出てきて、俺を飲み込もうとする。

一度目は避けたけど・・・・・・

 

「無駄よ!!ストーム・バインド!!」

 

「!?つ、追尾!?」

 

「それだけじゃないよ!!」

 

「!?!?足拘束されている!!」

 

追尾機能じゃなくて、拘束機能もあるだと!?

そのまま飲み込まれて、捕まえられました。

 

「さ〜てと♪洗濯の準備をするか!」

 

家に連れ帰られ、まだあった巨大な洗濯機に怯える。

 

「ねぇレミ」

 

「何?」

 

「ちょっと鬱憤ばらしして良い?最近身体動かせなくてイライラしているの?」

 

「良いよ。どうせ濡れるし!!」

 

「やった!!じゃあ」

 

「ま、待て響!!」

「アイスフォール!!!!!」

 

上空に大量の雪が降ってきて、そのまま俺の身体中心に積もっていく。やめてくれ!!死ぬ!!!

 

「出来た!!!雪だるま!!!」

 

「すっげぇ・・・・・・こんな時期に雪だるまなんて出来るんだ・・・・・・」

 

【※アイスフォール・・・・・・ウォーターフォールをさらに進化したバージョン。今回はなかったが、足を先に凍らし、その上から大量の水分を含んだなかなか溶けにくい雪を降らせ、対象の相手を雪だるまにする。ちなみに、溶けるか炎を当てて溶かせば良いが・・・・・・】

 

「(さぶ!!で、でもこれくらいなら太陽で・・・・・・)」

 

身体の体温を上げて、手の部分を先に溶かし、太陽を作って溶かしていく。

ちくしょう・・・・・・本気で雪だるまにされたよ・・・・・・

 

「あっ、遊輝の雪だるまが溶けてきたよ」

 

「追撃のウォーターフォール!!!!」

 

ザバーーーン!!!!!

 

【このように、溶かしていても追撃が来るという恐ろしい技だ】

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

何で俺は今日、こんなに濡れるんだよ・・・・・・

 

「あ〜あ。ビショビショだよ」

 

「よ〜し、洗濯するぞ!!」

 

!!!!忘れてた!!!!

 

「そりゃ!!」

 

「うわっ!!」

 

「洗剤と柔軟剤を入れて♪スイッチオン!!!」

 

ウィーン・・・・・・・・・・・・ガガガガガ!!!!!!!!

 

「わあああああ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、今日も地獄の1日が終わる・・・・・・・・・・・

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