受験生なのでここにあまりこれませんでした。
今回はついに“使心獣”のことがわかります。
僕は、隠すのが苦手なんで、ここでほとんど分かってしまいます。
これであなたも“使心獣”博士になれる?
それではスタートです!
2013/02/03 改稿しました!
三坂貴大side 鈴原町 女性の家
「で、まず何から話してほしいの。私にだって、分からないこともあるけど、できる限り話すわ」
俺は今、女性……ではなく、高畑緑さんに両親のことを聞いている。この人も科学者で、両親と一緒に研究をしていたらしい、実はもう三十代だったらしい、若すぎるぞ。……ゴホン。えっと、それで、両親はグループのトップだったが研究の資料をそのまま居なくなったらしい。でも、たまに連絡は来ていたそうだ。
「では、まず一体どんな研究をなさっていたんですか」
「私たちは、“ココロ”、人の感情などをエネルギーにしたものね。それを発見したわ。そして、それを実用化ができるように研究していたの。それを使えば、車や電子端末は使う人から、エネルギーを取るから、電池切れが無くなるわね。人からとれないならバッテリーのようなものにためておくとかもできるわ。私たち全員でしたのは基礎理論を組むところだけなんだけど」
「なぜ両親は、研究を止めて消えたんですか」
「分からないの。いろいろ考えたんだけど、全然思いつかないのよ」
「では、研究していたのは、両親と緑さんだけですか」
「いえ。私が知っているのは、先輩達…あなたの両親と私と……竜崎君だけよ。他は、居たとしても知らないわ」
「その、竜崎さんは今どちらに」
「彼は、私とは別で“ココロ”の研究をしてるの」
何かがおかしい気がする。緑さんの話し方が気になる。きっと、何か事情があるのだろう。両親と関係があるかもしれない。それに、最初の時と違って話しにくそうだ。もしかしたら何か違うことをしているのかもしれない。
「緑さん。あなたと竜崎さん、今“ココロ”を使って何をしているんですか。先ほど聞いたのとは別のことをしているような気がしますが……」
「……鋭いのね。いいわ、話してあげる。これからのことは全て事実。嘘だとか言わずに聞いてちょうだい。本当なら、こんなことする時間なんてないのに」
俺は、ここまで聞いて両親がしていたのはすごいことなのではと思っていた。そして、きっとここに両親がこの街を捨てた理由があると思った。昔から勘と物作りは、すごいと評判だったから、きっと当たるだろう。さあ、何だ。ちょっとやそっとじゃ驚かんぞ。
「まず、竜崎君は、先輩達を尊敬というより崇拝していたの。だから、先輩達がいなくなった時は、それはもうショックを受けてね。どうしてどうして、と考え込んでいたわ。そして、その頃、学会でね先輩たちが発表していなかったものと似たものが発表されたのよ。彼は、学会の人間を嫌っていたからそれを見て、先輩たちは学会の人間に消されたと思ったの。そして、彼は、基礎理論のデータを持ち出し一人で研究し始めた。そして彼は、とうとう創ってしまったの。あれを」
あれ。何かは聞いていないが恐ろしいものだというのは簡単にわかる。それにしても竜崎さんは歪んでいる気がしてならない。
「緑さん。あれとは、一体」
「あれとは、“ココロ”と人間以外の生物を組み合わせた生物“使心獣”のことよ。“使心獣”は基本、もととなった生物と同じものを食べるし、習性もほとんど同じよ。まあ、他の動物よりも環境の変化に強いけど」
「それって、なんか危ないんですか」
「“使心獣”は、言語を使えるほどの知能を持ち、人間ほどの大きさの怪人体になるの。更に、人間の“ココロ”を喰らう。喰われた人は、何かの感情をなくす。例えば、“喜び”を喰われたとしましょう。そうすると、何があっても一生“喜ぶ”ことができない」
話を聞いていくとその“使心獣”が恐ろしいものだと分かってきた。そんなものどうしたらいいのだろう。
「ここまでまとめると、“使心獣”は“ココロ”を持った生物で、習性や食べるものは、同じ。でも、人間と同じ大きさの怪人体になれて、人間の“ココロ”を喰らうこともあり、一度喰われれば二度とその感情は戻らない、ですね」
「大体あってるわ。付け足すなら、怪人体以外にもとの動物の姿“原獣体”今は、まだなれないけど竜崎君の研究しだいで“人間体”にもなるし、これも研究しだいで“ココロ”をすべて喰らうこともできるそうよ。そして、軍を動かすぐらいしないと倒せないほど強いらしいわ」
「あの、なんでそんなに知っているんですか。くわしすぎます」
「私と彼は、一緒に先輩たちのもとで頑張っていたのよ。連絡ぐらいするし、さっきのは、彼から連絡が来て長々とご説明してくれたからよ。聞いたのは、何年も前だったけど」
「そうだったんですか。では、どうするんですか。大勢の人の“ココロ”が喰われますよ」
「ええ、そこで私の作った“ハーツシステム”が出てくるの」
新しい言葉が出てきた。これで、“使心獣”をなんとかすることができるんだろう。どうするんだろうか。
「それってなんですか。どうやって使うんですか」
「“ハーツシステム”は、簡単に言えば、装着者の“ココロ”を使った武装よ。このシステムは、“使心獣”と戦うためにつくられたの。使い方は、“ハーツドライバー”をつけて、それに、“チップ”を差し込んで、武器や防具なんかを作って戦うというものよ」
「それは誰が使うんですか。緑さんが使うわけではないですよね」
「もちろんよ。私は裏方なんだから。それで、使う人は、見つかってないの。これには、条件が必要で、クリアする人がいないのよ。……そうだ、貴大君。これを試してくれないかしら」
そう言って、出してきたのは、スロットの付いた機械。これが、先ほど言われた“ハーツドライバー”なんだろう。果たして使えるのか疑問だ。
「分かりました。やってみますよ」
腰の所に当ててみた。すると、ベルトが出てきて巻き付いた。おお、もしかして俺は使えるのではないかと期待したが、すぐに取れてしまった。
「あれ、どうなってるんですか」
「ああ、それはね“ココロ”が足りないのよ。それは、使うのに特殊な“ココロ”が必要なんだけど、更にそれが一定以上ないと駄目なの。今のは、特殊な“ココロ”があるけれど量が足りません、ということね。今まで、特殊な“ココロ”の持ち主がみんなそうだったのよ」
「特殊な“ココロ”は、普通のものと何が違うんですか」
「よく分からないのよ。“ココロ”は、少しずつ違うけど、すべて信号のようなものを出しているの。それで、特殊な“ココロ”は普通のものとはかなり違った信号だということしか」
「どれくらいのいるんですか」
「大体数百人に一人ぐらいよ」
数百人に一人、そんなに少なくない。しっかり探せば何人も見つかるだろう。でも、使える量がある人間は、ほとんどいないんだろう。どうしたらいいんだろうか。
「量を増やせばいいですよね。それなら、使える人が出てくる」
「確かにね。でも、増やし方なんて見つかってないの。上昇して使えそうになることはあるけど、維持ができなくて」
「そうなんですか。ならもう、見つかるまで探すしかないですね。俺も手伝います。二人ならきっと見つかりますよ」
「ありがとう、貴大君。じゃあ早速行きましょうか。念のためドライバーとチップも持っていきましょう。まあ、誰も使えないんだけれど……」
俺は、指示された鞄を取った。中には不思議な機械があって、これで探すんだと思った。今の俺は、怖いとかあり得ないとか思うよりもドキドキというかわくわくというかそんな感じだ。危険かもしれない。でも、こんな非日常的なこと関わるしかないだろ。
俺は、いろいろごちゃまぜな気持ちで、外へ出た。今の自分は気楽だったと思う。なぜならこれから、その感情は“後悔”そして、“決意”だけになるのだから……
“使心獣”についてはわかっていただけましたでしょうか?
これは“使心獣”が完成したころのものです。なので、今はもっと進んでいるのです。
まだライダーが出ないです。すいません。
ライダーになる話は、次だった気がします。
戦闘シーンとか書くのが下手ですし、とっても短いものになります。
次にまた来るのは遅くなります。
それでは。
See you next time!