Lonely crown   作:ラーメン文庫

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お久しぶりです。本当に。
勉強が忙しくて中々執筆が捗りませんでした…。難産すぎて文がかなり荒いです。

あと今回はあんまり進みません。
では。



五話 目覚め-wake up-

 

 

気付くと真っ白な空間に居た。目を開け瞼を手で軽く擦り、数回瞬きをして漸くそれが何時もの夢の中の空間であることを俺は悟った。

 

目の前にはいつもの例に漏れずやはり桜満集が立っており、その表情は俺が桜満と話してきた中で一番硬い。何かあったのだろうか。

 

 

………そういや、俺はヴォイドを使ってそのまま気を失ったのか。

 

気を失う前の記憶が唐突に濁流の如く脳裏に流れ込み、脳内へと補完されていく。すると自ずと桜満のその普段の柔らかな表情とはかけ離れた顔色をしている理由が見えた。

 

 

 

『…遂に目覚めちゃったね。王の力』

 

そうポツリと呟く桜満。

 

「そうだな…。多分有るとは思ってたが本当に使えるとは思わんかった」

 

『しかも真っ先に自分に使うなんて、僕とは大違いだな…。正直僕は八幡が羨ましいよ』

 

「羨ましいって…まあともかく、そりゃ人に見られて困るような物は俺の中に無いしな。それに他の理由もあるぞ」

 

「他?」

 

桜満は不思議そうに首を傾げる。いや可愛くねえから、そう言うことはせめて彩加を呼んでからやれ。と言うかむしろ彩加にやって欲しいまである。

 

 

「だってお前、アポカリプスウイルスが他の奴に感染してる可能性ってゼロに近いじゃん。何せお前と話せるようになってからの日数を数えるとしても既に一ヶ月は経ってる、そんだけ有ればもしウイルスがあって誰かが感染してると仮定したなら既にその誰かがキャンサー化してニュースになってても可笑しくないだろ?」

 

俺はそう、ここ何日か考えていた事を桜満に話す。

何せアポカリプスウイルスが本当にこの世界にも有ったとするならもう既に確実に症状が進行しているはずなのだ。症状の進行速度は桜満の記憶によるといまいち個人差があるようだが、それでも一ヶ月経って何も起きないというのは無いようだった。

そしてアポカリプスウイルス特有の症状は何と言っても身体の何処かしらに紫色の結晶が生成されることだ。既存のものでそんな病気は少なくとも俺は聞いたことないし、もしこんな奇特な病気が発現したならニュースになっても不思議ではない。それにアポカリプスウイルス自体の感染力も桜満の記憶から推定するにかなり高いものであるようなので、数十人規模で感染してしまったならより伝染病としてニュースで報道される可能性は高くなる。

 

しかし、未だそのような噂をネット上を毎日漁ってる俺ですら見つけられてないのだ。つまり、現在アポカリプスウイルスに感染してる人間は極めてゼロに近いと言えるだろう。

 

 

『…あ、そういうことか』

 

「そう、アポカリプスウイルスが無いとヴォイドは形成されない。よってヴォイドを持った人間は恐らくこの世界で俺一人って事になるだろ?」

 

桜満が納得したような声を上げ、俺は先程の説明に補足する。

 

『…それでも僕は、昔の僕はやらなかっただろうね……』

 

「いやそれどういう…!」

 

 

そこまで言いかけ、白の空間が割れ始める。何時もの夢が醒める兆候だ。しかし普段なら喜べるこの現象も今日は絶妙にタイミングが悪いために手放しで歓喜することはできない。

 

 

 

『孤独の王冠…ね…』

 

意識がぐちゃぐちゃに撹拌される少し前、桜満がそんなようなことを言った気が、した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識を落とし、再び目が覚めると所々が汚れで黒ずんだ白いタイルで作られた天井が視界に入ってきた。…全く見覚えはないが、恐らく背中に当たるベットの柔らかな感触から保健室だろう。

 

にしても俺は旧校舎の裏で倒れていたはずだ…だとしたら誰が俺をここまで運んだのだろうか?

 

 

そう思い上半身を起こして辺りを見回すと、脇にある小さな丸椅子に水色のカーディガンを着た女子が座っていた。

 

「漸く気づいたのね」

 

ホッとしたようにそう言葉零す女子。

…そうだ、こいつは告白されて寄る辺もなく相手を振った冷酷無比な女だ。それで妬み羨みから襲われていた…確か名前は春ノ下…いや夏ノ下…秋ノ下でもなくて……

 

「そうか、雪ノ下か」

 

こいつ態度冷たそうだし。冷たい繋がりで冬だったな、うん。

 

「…非常に不愉快な覚え方をされたような気もするけど…まあいいわ」

 

いや何で分かんの?エスパーなの?桜満集なの?

そんな俺の心中は読むことができなかったようで、雪ノ下は小さく口を開いた。

 

「貴方、もうかれこれ1時間くらい寝ていたから今日中には起きないのかと思ったわ」

 

「…そうか、悪かったな。あと一応名乗っておくと俺の名前は比企谷八幡だ、気軽に比企谷って呼んでいいぞ」

 

俺はそう親しみを込めて自己紹介をする。しかし当の雪ノ下の反応は余り良くはなく、顔を顰めてしめてしまう。

 

「それは気軽というよりは普通なのじゃないかしら…」

 

「俺にとっては気軽に分類されるんだよ」

 

「なら貴方の中で名前で呼びあうのはどう定義されているの?」

 

「んなの女神とだけに決まってんだろ」

 

すると雪ノ下は危ない物を見るかのような警戒の視線に目の色を変えてこちらをじろりと覗き込む。いやいや、普通に考えれば彩加は女神だろ。寧ろアダムとイブで言うイブであっても可笑しくないまである。でもそうすると俺は恋人であるアダムを殺さなきゃならんし、したら人間が生まれなくなるからな…やっぱ彩加はイブじゃなくて上級天使だな。天使ちゃんマジ天使。

 

 

「…まあともかく、知っているようだけれど一応名乗っておくと私は雪ノ下雪乃よ。気軽に雪ノ下さんと呼べば良いと思うわ」

 

おいなんだこの女、俺がさっき言ったことを根に持ってるのか?しかもしてやったり、みたいなドヤ顔が物凄いウザく感じるんだが。

 

少し、ほんの少し親指のちょびっとだけイラッと来たので俺は反論しようと口を開く。

 

「…じゃあ雪ノ下さん、それともう一つ聞きたいんだが」

「ごめんなさい、やっぱその呼び方止めて頂戴。その腐った目で言われると生理的に受け付けられないものがあるから」

 

本当に何なのこの子。今時の小学生でもここまで我儘じゃないぞおい。

 

仕切り直すつもりなのか、雪ノ下は小さくコホンと咳を零した。

 

「それよりも貴方からの質問は一つ答えたことだし、私にも質問する権限があると思うのだけれど」

 

「まあそうだな。じゃあ何でも聞いていいぞ、何なら妹の小町について話してやっても良い」

 

「知らないわよ…そうじゃなくて、さっきの事よ」

 

「さっきの事って何だ?何か大したことあったか?」

 

「惚けないで。貴方、さっき胸からナイフを取り出したわよね?それで相手を切ったにも関わらず相手に怪我一つ無い…これがどういう事なのか説明してくれるわよね?」

 

追求するように冷徹な視線を俺へと向けてくる雪ノ下。その厳しく批判するような瞳からは、自分が納得するまで解放する気は無いという意志が垣間見える。

しかし、だからと言って全てを話すのもかなり気が引ける。「俺、実は自分のコンプレックスを具象化したイデアをアポカリプスウイルスのおかげで取り出すことできるんだぜまじで」と言って果たして誰が信じるだろうか?普通に考えてみれば信じてもらえることは断じてないと言えるまであるだろう。何せこんな能力は本来アニメや漫画のような空想の中でのみ存在しているはずであって、現実にあるとは誰も信じていない。いや信じてる奴もいるがそれは唯の理想主義者、いわゆる大衆的に言えば中二病だ。一般的にこんなのファンタジーやお伽話の中だけの幻想であり、アンチリアリズムも甚だしい。

 

だからこの少女、雪ノ下雪乃には上手く誤魔化しながら説明しなければならないだろう。当然全てが嘘だと直ぐに疑われバレる可能性も高い。なのである程度真実を混ぜつつその中に隠し味程度の嘘を入れる。そうすれば何も問題は無く信じてくれるだろう。

 

 

 

頭の中で指針を立て終わり、ストーリーを構成し終えると俺は身じろぎもせずこちらを睨む雪ノ下に一言、分かったと言い口を開く。

 

 

「まず、前提条件として1つ。…実はこれ、俺良く分からないんだよな」

 

「………は?」

 

予想外の返事に雪ノ下の力強かった眼差しが緩くなるのを感じる。それもそうだろう、今まで俺が状況を知ってるような雰囲気で話していたはずなのにそれを否定したのだ。俺的には予定したフローチャート通りである。

 

「…まあお前の驚く気持ちも分かるが聞いてくれ。事実、俺はこの力についてはは何にも知らない。寧ろ教えてくれる人が居たら聴きたいくらいだ。ただ、何時だったか気付いたら良く分からないこの能力が使えるようになっていた、本当にそれだけだ」

 

雪ノ下は黙り込んで考えるように瞼を閉じる。恐らく矛盾点でも探しているのだろう。

だが見つかるはずは無い。なぜなら俺はこの能力のことを未だ桜満以外の人間に話したことは無い上、何時から能力が使えるようになったかは俺と桜満が勝手に推測しているだけでその真なる事実は"知らない"からだ。

 

「…それじゃあ、さっきあのナイフで身体を斬らずに相手を無力化した方法は話せるかしら?」

 

「ああ。これは俺が使い始めてから少し経ってから分かったことなんだが、このナイフは相手の意識とか、或いは薄い縁のようなものも切れるらしい。因みに薄い縁っていうのは具体的には昨日初めて会った知人と自身との縁とか、表面上の友人関係の縁とかだけだ。親友同士だとかは切ることが出来ない」

 

 

ここでもブラフを使う。俺がこのナイフを使ったのは勿論今日が初めてだし、ナイフの力もこんなものでは無い。実際はこのナイフは本当になんでも切れるのだからだ。

 

「…そう、ね。不可解な現象ではあるけど特に疑問点は無いし、何よりこの目で見てしまった以上それを信じる他ないわね」

 

 

…どうやら上手く信じてくれたようだ。思わず心の中で溜息をつく。

雪ノ下雪乃という少女は一見するとかなり聡明そうだったので、細心の注意を払ったのが幸いだったようだ。これで他に問題はないだろう。

 

「まあ貴方の話が全部本当だという前提条件で成り立っている以上、もし虚偽が含まれていても私が感知できるかどうかは微妙な所だしこの話はこれまでにしましょう」

 

その雪ノ下の言葉でほんの一瞬、体が強張るのを感じた。…いやいや、感知できるか微妙とかそれができる時点で可笑しいだろ、なんで知らない情報に対してサーチが出来るんだよ。もしかして脳内に百科事典でも持ってんの?ユキペディアなの?

 

 

「そう言えばさっき貴方何か言いかけてなかったかしら?」

 

「…いや、特に大した事じゃないからもう良いわ。それより早く帰ろうぜ?さっさと帰ってチバテレビ付けて昔のアニメ観たいまであるしな」

 

あの質問ただの皮肉言おうとしただけだし。それに今更それを掘り返したら破壊光線飛んできそうですしおすし。

そんな感じで雪ノ下の疑問を流す。

 

「そうね、その気持ちの悪い習慣はともかく時間も遅いのは確かだし帰りましょう」

 

チバテレビ見てる人に今すぐ謝れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後雪ノ下とは家の方向が違った為校門で別れた。それについて特に語ることは無いが、敢えて言うなら分かれ際に「…また学校で」と雪ノ下が言っていたのが印象的だった。しかし果たしてクラスが異なるのに再び学校で会える確率はどのくらいなのか。願わくばサイコロを3つ振って3つとも1のゾロ目が出るぐらいの確率であって欲しい。雪ノ下と話すの結構疲れるし。いくら外見美少女でも内面が毒々しい棘付き薔薇過ぎてちょっと俺の器では収まらない。

 

…これただの同級生の、しかも女子生徒に対する評価じゃないな。でも雪ノ下怖いし仕方ない。その内読心術習得しそうな雰囲気も放ってるし。さすが雪ノ下さん、略してさすのしただわマジで。…何かそろそろ雪ノ下の怒りの琴線に触れそうだからこの話題は止めよう。本当に。

 

一人で戦々恐々としながらバス停へと歩き、自宅周辺のルートを通るバスを待つ。

 

そしていつも通りにバスに乗り、夕暮れが色濃くなると同時に夜の暗さが徐々に浮き出つつある千葉の町並みを眺めながらガタガタと揺られる。

もうそろそろ足も治り、短距離バス登校なんて言う贅沢な権限も消えてしまうだろう。自転車登校でもこの景色は味わえるが、バスからのこの光景とはまた違った趣だと思われる。なのでこの景色は今の内に十全に味わっておくのが後悔しないベストチョイスだ。…まあ金さえ出せば何時でも乗れるんだけどね!

 

この場にマックスコーヒーが無いことを不満に思いつつ、そうして俺は自宅最寄りのバス停まで窓の外を眺め続けた。…明日はマックスコーヒー買ってから乗るか。

 

 

 

バス停を降りると多少の髪の引っ張られる思いを早歩きで振り切りつつ自宅への道のりを歩く。当然家から一番近いバス停で定期を買っているので、ここからは歩いて数分もしない。

 

自宅に着くとポケットを探って家の鍵を手に持ち、ドアの施錠を開ける。

 

 

「ただいまー」

 

玄関で靴を脱ぎつつ俺は惰性的に声を上げる。既に廊下の照明が付いてるあたり、多分もう小町が帰ってきているのだろう。

 

リビングに入るとそこにはソファーでグダぁ…と寝転びながらポテチを片手にドラマを見ている小町の姿があった。

 

「ふぁ、ほあふいほひいひゃん(あ、お帰りお兄ちゃん)」

 

「ただいま…てか食うか喋るかどっちかにしろよ」

 

すると小町は急に手に持っていたポテチを全部口の中に突っ込みバリバリと音を立ててながら咀嚼し始めた。いやどっちかとは言ったがせめてもう少し女子中学生らしく食べてくれ…まあそんな小町も可愛いんだけどな!あ、これ八幡的にポイント高い。

 

口に入ったポテチを全て飲み込むと、んっんっと喉の調子を確かめるように呻く。だから女子中学生らしく…(略)

 

 

「今日お父さんとお母さん帰ってこないんだって」

 

「…また二人きりで旅行とかか?」

 

因みに親父とおふくろは偶に休みが取れた瞬間、突発的な旅行を始めたりする事がある。それ自体はお土産も買ってきてくれるから構わないのだが、不満があるとしたら毎回その事を長男の俺ではなく小町に伝えてるくることだろうか。もしかして俺の両親からの信用性…薄過ぎ?

 

しかし小町は俺の予想を首を横に振って否定する。

 

「ううん、何か高校の同窓会って言ってた」

 

「そういや何時だかにおふくろが親父とは高校で知り合って交際し始めたとか言ってたしな…」

 

「何かそれ小町も聴いた気がする…だけど何でだろう、思い出すのをとても嫌がってる気がする…」

 

それもそうだろう…。確かあれは俺が中学校の時、道徳の宿題で両親の馴れ初めを聞いて来いみたいな訳分からんものが出て、仕方なしに俺は当時まだ専業主婦だったおふくろに質問したところ高校編、大学編、社会人編、結婚生活編と全四編にして5時間は語り続けたからな。その時運悪く隣に小町も居て、しかも強制的に聞かされてたから小町も未だ忘れることができないのだろう。寝かけるたびに起こされたし。

…これ、ネタ話として少し話すだけなら良いけど再び聞くのだけは絶対に、断固として拒否するレベルで俺もトラウマなんだよなぁ…。…脳内フィルター掛けとくか。

 

 

「…まあそれはともかく、つまり夕飯が無いんだろ?」

 

そんな辛い思い出から目を逸らし話題を無理矢理方向転換させる。小町もその意図を汲み取って、明るい声を張り上げる。

 

「う、うん!今日はお母さんが食材買って来て作ってくれる予定だったから冷蔵庫には殆ど何もない!それに小町はもう料理する以前にお腹がペコペコなのです!という訳でどこか食べに行かない?」

 

「それただ外食したいだけだろ…?何なら今日は俺が食材買って来て作らんこともない」

 

「でもお兄ちゃんのご飯より外食の方が小町的にはポイント高〜い!」

 

この……もし妹で小町じゃなかったら晩飯マッ缶オンリーにしてたぞ。

 

「…じゃあまあ、どっか回転寿司でも行くか?」

 

「お、何時もはごみいちゃんなのに今日は気前良いね〜それ小町的にポイント高い!」

 

「八幡的にはポイント低いけどなその発言」

 

つか今日は小町のポイント発言多くないか。それとも何、ポイント二倍キャンペーンでもやってんの?何それ俺も参加する。

 

「さ、てと!外行く準備準備〜…ってそういやお兄ちゃん」

 

小町はソファーから立ち上がり、ポテチを飼い猫であるカマクラが間違って食べないよう台所へ持っていこうとして、唐突に何かに気がついたようにこちらへと振り向く。

 

「どした小町?」

 

「えっと、……今って松葉杖無くても歩けたっけ?」

 

「………あっ」

 

あっ。




なんか日常編の中でサラッとタイトル回収しちゃいました。まあ問題はないはず。

そんな訳で今回は八幡が保健室に松葉杖を置き忘れ、なのに普通に二足歩行で帰ってきた回でした。それでは。

Q&Aコーナー

Q,雪ノ下さんはどうやって保健室まで八幡を運んだの?
A,運んでません、教師に頼みました。教師はその後教員室に帰りましたが。
Q,雪ノ下さんと八幡、初対面なのに仲良くない?
A,これに関してはアニメの中でも割とこんな感じだったような…(閑話休題)。取り敢えずそれは置いておくとして、簡単な話あの二人は何だかんだで会話の相性は悪くないという事です(性格の相性は、特に初期は合いませんがね…)

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