他の方々の国語力強くて涙゚(゚´Д`゚)゚
―――に拾われて十二年がたった。
独学でメイド学を学びつつ、メイドとして働いている、粕谷 瞳と申します。今年で十七歳にな
ったばかりの若輩者です。この十二年間は完璧なメイドを目指してひたすら己を磨き続けてきました。
ただいまの時刻は午前5:00・・・完璧です。ご主人様が起きられるのは8:00ですのでまだま
だ余裕はあります。でうすが油断は禁物、ここから、いえ、起きた瞬間からメイドの仕事は始まってい
るのです。まず最初に顔を洗います。汚れた顔をご主人様に見せるわけのはいけません。シーツを綺麗にたたみ終えたら、着替えです。メイド服はどこにでもありそうな白と黒を象徴としたもの。鏡で最終確認をおこないます。髪型を整え、全身細かくチェック。続いて屋敷の掃除を行います。ご主人様が不快になられないように屋敷の隅から隅までを最善の注意を払いながら掃除を行います。
「マリー!!マリーはどこにいる!!!」
どうやらご主人様が私のことを読んでいるようです。今の時刻は7:00いつもと違い早めの起床です。あ、マリーと言うのはこの屋敷で働くためにの偽名ですのであしからず。
ここで余談ですが私のご主人様は「反学園都市」を唱える反デモ組織の一人で、イギリスの名誉ある貴族のの血族なのです。昔から鉄道、車などと言った機械分野で政経を立ててきたのですが(イギリス、フランスなどの国で政経していた)、ここ数十年日本に学園都市ができてからは低下の一歩をたどっています。科学を独占する学園都市に対して技術力の公表を訴えかけています。ですが、学園都市はそんなものは知らないと言わんばかりに無視を決め込んでいる状況です。学園都市が出来るまでは世界で100人に入るほどの富豪”バロネット・ジェントリ”として有名でしたのですが――――
さて、そろそろご主人様の自室に到着します。
"コンコン"(扉をノックする音)
「おはようございますご主人様。メイドのマリーです」
「おお、来たか。入っていいぞ」
「失礼いたします」
扉を開いてからもう一度挨拶をしてから扉を静かに閉めます。
「今日は珍しく早めの起床でございますね。どこか体に支障でも?」
「ハッハッハッハッハ!!朝っぱらから老人をからかうんじゃない、そこまでやわではない。なに、少し喉が渇いてな紅茶を一杯用意して貰おうと思ってな」
「そういうことでしたら、今すぐにご用意いたします」
まずティーポットを温める為の熱湯を用意します。 沸騰したらティーポットの湯を捨て、杯数分の茶葉を入れます。茶葉を入れたポットに完全に沸騰して泡がごぼごぼ立っている状態の湯を素早く注ぎます。 蓋をして細かい茶葉を2分前後抽出し、 軽くかき混ぜてから茶漉しを通してカップに注ぎ分けます。
「どうぞ」
ソっと今注いだ紅茶をご主人様に渡します。
「 あぁ、ありがとうマリー。お前は本当によくできるやつだ」
「ありがとうございます」
「おぉーよしよし(ナデナデ)さすが私のマリーだ・・・」
ご主人様はよく私のことを褒めて下さいます。例えるなら、、、そうですね。可愛い子犬が一生懸命走り回っている姿を見てついつい顔がほころんでしまい、頭を撫でてしまうみたいなものだと考えています。ですが最後に私の名前をつぶやいた時に対して身の危険を感じたのは気のせいでしょうか?たまにご主人様は私の体を舐め回すように観察しているのは、私を可愛がってのことだと信じております。
「仕事の進み具合は大丈夫ですか?」
「全然だめだ、とくに機会分野は下がる一方で上がる気配が見られないのが現状だ。このままでは代々継いて来た我がジェントリ家は私の代で終わってしまう」
そして、何故かご主人様は私が質問するといつもきちんと答えてくれます。
「ではどうするので?」
さすがにそんな秘密を答えてくれるとは期待はしていない
「グハッ!!」
(危ないところであった!今の
「あの・・・大丈夫ですか?」
「グボァッ!!!」
(今のは危ない!何が危ないって私の理性が危ない!!だがしかし)
「な、なんでもない・・・・お、もうこんな時間か、私は仕事に出かけることにするよ」
「分かりました」
惜しいですね。あともう少しで聞き出せたのですが、、、、、ですが本番はここからです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午後9:00
「今日もダメだったよ~これもあれも全部学園都市なんてのができたせいだ!だいたい何なんだあいつら!!こっちが仕立てに出ればいい気に乗り上がって!」
酔っぱらいです。それはもう盛大に酔っ払っています。こうなってしまったら止めるのが容易ではありません
「ご主人様、体に障ります。もうおやめになったほうが・・・」
かれこれ一時間飲みっぱなしです
「これが飲まずにやっていけるか!」
これはだめですね。ですがこれはチャンスです
「ですが、学園都市に対する秘策があればこの状況をどうにかすることができのでは?」
さあどぉでる
「当たり前だ!!秘策も秘策!これが成功すればまた私の時代だ!!!」
ビンゴです
「どのような秘策が?」
「聞いて驚くなよ・・・・・・学園都市でデモを起こすのだよ!!」
「デモ・・・ですか」
「そうだとも!!詳しい詳細は言えないがこれが成功すれば奴らに一泡吹かせることができる!!!!!」
「なるほどそのような手があるとは」
詳しい事を聞くのは今の時点では無理ですね
そして、そのままご主人様が酔いつぶれるまで付き合わされるのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
深夜、ご主人様や他の使用人が眠りについた時間帯。マリーこと粕谷 瞳は連絡を取り合っていた。
「こちら、コードネーム《ザ・ペーパー》暗証、、、、、、、」
『照合確認、定時連絡ヲドウゾ』
相手は機械音で応対してくる。いつものことなのできにしませんが
「最近学園都市に対する反対運動の過激化にバロネット・ジェントリが関わっている可能性があることが分かりましたので確認をお願いします」
『了解シマシタ』
酔っ払い相手に聞き出した情報とは言え、この情報は無視できるものではない。
実際、学園都市に対する反対運動は由々しき問題とされている。
今回の事で何か進展があればいいんですが。
『確認ガ取レマシタ。「バロネット・ジェントリ」ハ独自ニ所有スル金ガ銀行カラ秘密裏ニドコカニ流レテイルノガワカリマシタ』
なるほど、”黒”の可能性が上がしましたね
「では、今回の事におきましてはこちらで情報を探ってみようと思うのですがいかがですか?」
『、、、、、、確認ガ取レマシタ。許可シマス』
「それでは、もしもの事態を想定して能力の使用許可を申請します」
『、、、、、、確認ガ取レマシタ。能力ノ使用ヲ許可シマス』
「ありがとうぎざいます。以上、定期連絡を終わります」
『ゴ苦労様デシタ。引キ続キ任務ヲ実行シテクダサイ』
「了解しました」
"ピッ"、連絡を切り、また誰かに連絡するためにPDAを操作する。
『‥‥‥‥‥‥‥・ふぁい?』
可愛らしい間の抜けた声がPDAから聞こえる。どうやら今まで寝ていたらしい。
「仕事です」
『しごとぉ?・・・・・・・・・て、今深夜三時じゃん!なんで私なんだよ、何時もみたいに―――の野郎に任せればいいじゃっ』
「我が儘を言わないで下さい、今は―――はいないのですから」
『・・・・・・・・・・』
「・・・・・・・・・・」
『・・・・・・だめ?』
「駄目です」
『そんなきっぱり言わなくても・・・』
「いいから仕事です。今夜中に終わらせたいので早く着替えて顔を洗って下さい」
『・・・・・・・・・』
「返事は?」
『・・・・・はぃ』
返事は小さいですがまあいいでしょう。今の時刻は三時五分―――
「それでは、三時三十分までにあなたの仕事を遂行して下さい」
『はぁ!?ふざけんな!!あんなメンドくせー服着るのに何分かかるかっ』
「それではよろしくお願いします」
『はなしをきけえええええええええええ!!!!』
"ピッ"念の為電源もしっかり切っておきましょう。さて――――――仕事です。
直後、屋敷に悲鳴が響いた。