―??サイド―
「こちら『
スーツの上のボタンに付いている隠しカメラをターゲットに向ける
『――――――・・・・了解。こちらでも確認した』
耳に隠すように取り付けられている
「それにしても何なんだこの任務は?あんな子供を尾行する自分が犯罪者に見えてくる」
『諦めろ、これも任務だ」
「分かっているって、にしても『あの方』の娘か。情報に目を通したが日本人とのハーフらしいな」
今尾行をしている少女の書類ペラペラめくりながら答える
『そうだが・・・・・・それがどうした?』
「ハッ!さすがビックリ箱の国日本だ。あんな"力"を持った化け物が生まれてくるとはな」
『おい、あまり余計な事をしゃべるな。この無線だって盗聴されている可能性があるんだぞ』
「だから分かってるって。それに、これだけの会話だけじゃあ何のことを言っているのかわかんねーって」
『それはそうだが‥‥‥』
「それにしても驚いた。あの方・・・・・・……・ジョン・オルブr――――――――」
『黙れ。
「おいおいこわいなぁ~、冗談だよ。しかし、これがそこらの一般人や政治家の娘なら誘拐なり死んだことにすれば楽なんだが、そうするのは相手が悪すぎるな」
『―――また減らず口を』
「だがそう思わないか?」
『それには同感だ』
「だろぉ~?しっかしまた、なんであの方はこのことを今まで隠していたんだ?俺の知っているあの方なら
『お前がか?平気で同じことをしそうだが?』
「いやそれが全然違うんだよ。そうだな‥‥‥‥俺の場合はただ上からの仕事を忠実に実行しただけ―」
『お前本気で言ってんのか?』
「うるさいなー。黙って聞いてろ」
『・・・・・・・・』
「よし、話は戻すが、分かりやすく言えばこころざし?かな?が、違うんだよ」
『志?』
「ああ、何って言うのかねーー、こぉ~っなんだ――――そお!!私念だよ!し・ね・ん!!!!」
『私念だと?あの方に限ってそれはないだろ、私でさえ目を背けてしまうことを、あの方は表情を変えずにやるんだぞ』
「だからだよ、恨みか嫉妬かは分からないが、そこまでしてやり遂げたい何かがあるんだろうよ」
『・・・・・・・』
「ま、結局の所このまま任務を継続して出方を見るしかないがな」
『………ここまで話を引っ張っておきながら結局それか』
「仕方ないだろ………おっと、
彼もプロ、さっきまでの会話の口調と違い、仕事モードに切り替わった
「では、定時報告を終了する。以上」
『了解した。くれぐれも気お付けて任務に当たれ。以上』
そして、
「
その娘、瞳・オルブライド・粕谷に関する資料
」
そして、水が染み込んだ資料はインクが落ちていき、最後はただの真っ白な紙になった。
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