〜アニとお友達になりましょう〜
ミカサが来てから数週間が経った。俺がアニメで知ってるミカサと違い感情が豊かで良く笑うようになった。誘拐された時、覚醒もなく助けたからかもしれない。
そんな、ミカサは最近よくアニを見ている。声を掛ける訳でもなくジッと見ている
ある時ミカサに聞いてみた
「なぁ、ミカサ」
「なに? お兄ちゃん」
「最近よくアニを見ているけど何かあったのか?」
えっ? となるミカサ。顔を逸らして頬を若干紅くしモジモジする
なんだその反応は? ……まさかミカサはアニが……いやいやそれは無いだろう。ミカサはまだ子供ないよな……ほんとに
少し、もといかなり俯きモジモジしていたが、意を決したのか顔をあげ
「あ、あのね、お兄ちゃん……」
「お、おう(って何で俺まで緊張しているんだ)」
「私………
アニとお友達になりたい!!」
「……はい?」
「えっ!? おかしい事かな?」
俺の間の抜けた答えに慌てるミカサ。
「おかしくないよ。むしろ、良いことだと思う(そう言う事か、一瞬……いや、よそう)」
「そうだよね」
「それなら声を掛けたらいいんじゃないか?」
「でも、いつも怒ってる顔していて、近付きにくい雰囲気出ていてよく格闘の練習をおじさんとしていて……」
「友達になりたいんじゃないのか」
思わず突っ込む俺に
「なりたいよ。だって本当は優しい子だから。よく動物にご飯あげたりしてるの」
「そうだな(優しい子は同意見だな)」
と言って考えるヒロト。そこである事を思い付く
「明後日、アニの親父さん町に出るから1日アニがうちに来るんだよな」
「その時にお友達になってもらう様にしたらいいんだ。ありがとう、お兄ちゃん♪」
「俺は別に何もしていないが……」
そんな事ないよと言って自分の部屋に戻ったミカサ
そして当日
アニをお願いしますと言って町に向かうおじさんに手を振るミカサ。アニは何時ものことなのか、しれっとしていた。
〜ミカサの部屋〜
アニを案内してソワソワ落ち着かないミカサ。そんなミカサに
「なんであんたがソワソワしてんのさ?」
「えっ? ごめん……その……あの……お……お……」
口ごもるミカサ
「ん? 」
首を捻るアニ。そして
「お兄ちゃんどう思うの!?」
「……はっ?」
真正面から見て意を決っし言った言葉に一瞬呆気にとられたアニ
ドアの外で盗み聞き…もとい聞いていたヒロトは
「(いきなり何言ってんだミカサ!? 天然か! 天然なのか!?)」
と心の中で訳の解らない突っ込みをしていた
「どうって、別に何とも思ってないけど」
「そうなんだ……じゃ、私の事は?」
「別に、ただの隣同士……それだけ 」
「そう……なんだ」
とだけ言って下を向くミカサ。泣きそうになるのを耐えていた
「(まだ……お友達になりたいと言ってないから……でも、断られたら)」
そして、ますます下に俯くミカサに対して
「……はぁ〜」
とため息をつくアニ。すると徐にミカサの右手を掴んで部屋をでるアニ。慌てて隠れるヒロト
「アニ!? どうしたの? あ、ちょっ……」
アニはミカサを引っ張り家を出て森に向かった。途中転けそうになりながらもアニに引っ張られ歩くミカサ
ある程度森を歩いた時突然視界開けた。そして
「……わっ!? すごーい♪」
目の前に広がる光景に驚いくミカサ。辺り一面色とりどりの花が咲いてるお花畑に笑顔になった
「……ここはさ」
嬉しそうに座って花を見ていたミカサは笑顔のままアニを見上げた
「人を連れて来たのは初めてなんだ」
「それって」
「……友達になって……あげなくも……ないけど……///」
「うん! お友達になりたい!!」
わずかに頬が赤くなりそっぽを向くアニに笑顔で頷くミカサ
「じゃお花の冠作ろうよ」
「なんでそうなるの?」
「お友達になったから」
言いながら作り始めるミカサ。何だかんだ言いながら一緒に楽しく作るアニであった
森から帰った夜
ミカサは今日あった事、アニと友達になった事、お花畑を教えて貰った事、一緒に花の冠を作った事をとても嬉しそうに話していた。そして、アニと一緒に作った冠をお爺さんとお婆さんに被せてあげたお礼を言う2人……あれ? 俺のは?
「じゃ、私部屋に戻るから、お休みなさい」
と言って部屋に戻ったミカサ
頭に被っている花冠をさわり嬉しそうにしている2人
「(みんなが喜んでいるならいいか)じゃ俺も部屋に戻るよ。お休み」
そして、部屋に戻った
暫くしてドアをノックする音がして
「どうぞ」
と言うとミカサが入って来た
「どうしたんだ?」
と聞くと少し恥ずかしそうにしながら
「はい♪お兄ちゃん」
背中に隠して持って来た花の冠を出して来た
「えっ!? 俺に? 俺にもあったんだ……」
「当然だよ。お兄ちゃんの時間が掛かったから持って帰って作ったの」
2人の冠より華やかで大きい花の冠である
「そうか……ありがとう」
かなりジーンときたヒロトはミカサの頭を優しく撫でた。嬉しそうに目を細め頬を紅くするミカサであった
その頃アニは
自分が作った冠とミカサに貰った冠を並べて嬉しそうに見ていました……とさ
¶次回¶
〜ピクニックに行きました(仮)〜
です
〜中間説明〜
ヒロト
小説本編程巨人に対してチートではないけどそこそこ強い
ミカサ・アッカーマン
原作と違い覚醒していない。そして感情豊かでお兄ちゃん子な所がある。
運動神経はまあまあ良い
アニ・レオンハート
原作と違い巨人化しない。ツンデレ根は優しい
以上です