東方化物脳 ~100%の脳が幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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長い間待たせてしまって申し訳ありません。
今日からしっかりやらせていただきます。

それでゃ、どうぞ。


九人の欲と一人の希望 lll 『臆』

布都「太子様!!朗報ですぞ!!」

神子「ど、どうしたのですか?」

 

布都は嬉しそうに、神子のことを呼んだ。

神子はその興奮した布都の顔を見て、少しビックリとしている。

 

布都「なんと、零殿が隋の人を呼んでくれたらしいのです!!」

神子「隋!?」

 

扉の向こうには、布都の反応が面白く静かに笑っている零と、青い髪をした美人の女性が居た。

 

青蛾「ご機嫌よう。私、霍青蛾と言う名の者で御座います」

神子「え、あ、ごきげんよう。豊聡耳神子と言います」

青蛾「早速、この小さな島に来た理由をお話ししたいかと思います。その方が本題に入りやすいので。零さん、少し豊聡耳様と、その部下達と話させてください」

零「…?構わないが……いや、聞かないでおこう。分かった」

青蛾「あら、女性に優しいのね。しつこい男は嫌われますから」

 

零はドアを閉じ、町へと向かった。

 

 

 

 

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

 

 

 

しかし、気になる。

何故、俺を外に追い出したのか……

まぁ良いや。そこの飯屋で腹を満たそう。

 

ガラガラガラ

 

店員「いらっしゃい!」

零「あーっと、すまない。空いてる席はないか?」

店員「すいませんね。相席しかありません」

零「どこだい?」

店員「あそこです。でもあの席に座っている人は、結構地位の高い人ですぜ」

 

そこには屠自古が居た。

 

零「あぁ、知り合いだ。気にしなくて良い」

店員「えぇ!?そ、そうなんですかい…」

零「あぁ、心配ありがとう」

 

そう言い、屠自古が座っている席へ行った。

 

零「やあ、独りか?」

屠自古「……いきなり無礼な事を言う奴だなと思ったら、お前か。何だ?私を口説きに来たか?口説き方間違ってるぞ?」

零「安心しろ、俺には恋人がいる」

屠自古「自慢か?」

零「半分な。おーい、そこの店員。オススメ一つお願いだ!」

店員「まいど!!」

 

屠自古は少し不機嫌そうに言葉を発した。

 

屠自古「何の用だ?」

零「この店で飯を喰おうと思っていたら、空いてる席がここしかなかっただけだ」

屠自古「ふん、確かに混んでいるな」

零「お前もここで飯か?ならちょうど良い、奢ってやるよ」

屠自古「え、いや良いよ。何か企んでるのか?」

零「お前の中の俺のイメージはなんなんだよ」

屠自古「ズル賢い、嫌な男」

零「そこまでド直球で、しかも真顔で言われると逆に清々しいな」

 

『ディア』で心を読む気にもならんかったわ。

 

屠自古「だが、なにも企んでいないのなら、奢られても構わないぞ」

零「何故そんなに上からなんだ…」

店員「ヘイお待ち」

零「いただきます」

 

 

 

 

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

 

 

 

屠自古「ふう、旨かったな、あの店のは」

零「いっぱい喰いやがって」

屠自古「奢ると言ったのはお前だ」

零「分かってる。男に二言はないって言うだろ?」

屠自古「さてどうかな」

零「……」

屠自古「着いたな」

零「あぁ、そうだな」

 

戸を開けた。するとそこには、何やら考え込んでいる神子と布都が居た。

 

零「どうかしたか?」

神子「え、あ……いえ、なんでもありません」

零「そうか?なら良いんだが…」

 

どうしたんだろうか…何かあるのは確実だ。

『ディア』をしようか……

そうしよう。

零は『ディア』を試みた。

 

神子(どうすれば…零さんには心配かけたくないし…でも、人が何故死ぬのかの研究が続けられる…でも、怖いよ……い、いや、臆してはダメ…)

 

なにかに恐怖を抱いているようだ。だが、それを乗り越えれば人が死ぬ理についてを追求することを続けられるらしい。

布都は…?

 

布都(太子様に万が一の事があったら…その為には私が最初に実験台として…太子様の為なら死など怖くない…)

 

『死』?死ぬのか?

何故?何のために?

……あの邪仙か…

 

零「神子、布都」

神子「え、はい?」

布都「な、なんじゃ?」

零「アイツに何を言われた?」

神子「え…あの…」

布都「隋の戦術や文化について話し合っていたんじゃ!!」

零「そうか…」

 

青蛾は確か…道教を薦めに、この國へ来たそうだ。さっき、聞いたからな。

「道教」「死」「仙人」…

もしかして…

 

零「尸解仙か…?」

神子「!!」

布都「!?」

 

どうやら、その様だ…




少し変な所ですがここで終わろうかと思います。

それでは次回も、お楽しみに~。
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