【問題児たちが異世界から来るそうですよ?~え?御一人様追加ですか?~】 作:湊クレナイ
「今一度名乗り直し問う。
私は【白き夜の魔王】―――太陽と白夜の精霊【白夜叉】
おんしらが望むのは試練への『挑戦』か? それとも対等な『決闘』か?」
「参った、やられたよ。降参だ、白夜叉。」
意外にも一番に降参の意を示したのは、問題児の中でも特に規格外かつ破天荒な存在である十六夜だ。
「ふむ?それは決闘では無く、試練を受けるという事かの?」
「ああ、これだけのゲーム盤を用意できるんだからな。
―――それに免じて今回は黙って
「……私も、試されてあげても良いわ。」
「……右に同じ。」
「クク、そうか。あい、分かった。」
十六夜、飛鳥、耀。
それぞれが苦虫を噛み潰したかのように苦い顔をしながらも『試されてやる』っというプライドの高い彼等なりの精一杯の『強がり』は白夜叉にとって可愛らしいモノでしか無く、笑いを堪えるのに必死だった。
「して、おんしはどちらを選ぶ?『挑戦』、もしくは『決闘』か?」
「『挑戦』でお願いシマス。」
十六夜達とは対照的に白夜叉の問いかけに即答で答える狛。
もとより、彼にとってはこの結果は
故に十六夜達の様な虚勢は張らず客観的にかつ冷静に、自分の下した決断に素直に従う。
「まだ『箱庭』に来たばかりなのにゲームオーバーになるのは勘弁して欲しいですカラナ」
「フフ、賢明な判断だ。賢い童は嫌いでは無いぞ」
クククッと問題児達を眺めながら愉快そうに微笑む白夜叉。
一連の流れにヒヤヒヤしながら見ていた黒ウサギはホッと胸を撫で下ろす。
「も、もう!お互いにもう少し相手を選んでください!!
『
それに白夜叉様が『魔王』だったのは、もう何千年も前の話じゃないですか!!」
「何?じゃあ、元・『魔王』様だって事か?」
「はてさて、どうだったかな?」
先程とは打って変わってケラケラと悪戯っぽく笑う白夜叉。
彼女の言葉に今までのプレッシャーからガクリと肩を落とす黒ウサギと十六夜、飛鳥、耀。
その傍らで「怖い人デスナー」っと呑気に呟く狛。
その時、彼方にある山脈から甲高い叫び声が聞こえた。
その声にいち早く反応したのは耀だった。
「何、今の鳴き声……初めて聞いた。」
「ふむ……あやつか。おんしらを試すには打ってつけかもしれんの」
湖畔を挟んだ山脈の向こう岸にチョイチョイと手招く白夜叉。
すると体長5mはあろうかという巨大な獣が翼を広げて空を滑空し、風の如く三人の元に現れた。
鷲の翼と獅子の下半身を持つ獣を見て、耀は驚愕と歓喜の籠った声を上げた。
「グリフォン!? 嘘……本物?」
「フフン、如何にも。あやつこそ鳥の王にして獣の王。
『力』、『知恵』、『勇気』の全てを備えた、『ギフトゲーム』を代表する獣だ」
白夜叉がグリフォンに向けて手招きする。
すると、グリフォンは彼女の元へ降り立ち、深く頭を下げて礼を示した。
「さて、肝心の試練の内容だがの。
そこの
(
狛の疑問が口に出る前に白夜叉は双女神の紋が入った己のギフトカードを掲げる。
同時に虚空から『
白夜叉はそれに白い指を奔らせて記述する。
【ギフトゲーム名:『鷲獅子の手綱』
・プレイヤー一覧
・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。
・クリア方法 『力』、『知恵』、『勇気』の何れかでグリフォンに認められる。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、『ギフトゲーム』を開催します。
『サウザンドアイズ』印 】
「あれ?ワタシだけ仲間外れデス?」
「おんしには別の『ギフトゲーム』を用意しておる。見学でもしながら楽しみに待っておれ。」
「ハーイ」
1人だけ仲間外れにされてた事にキョトンと目を丸くしていた狛だが、白夜叉にそう言われて大人しく引き下がる。
「さて、まずは誰から挑戦する?何なら三人掛かりでも良いぞ」
「私がやる」
白夜叉の問いかけに間髪入れずに速攻で手を上げたのは耀だった。
彼女の瞳は羨望の眼差しでグリフォンを見つめている。普段、大人しい部類に入る耀にしては珍しい熱い視線だ。
逆に彼女の腕に抱かれている三毛猫は不安そうな顔で耀を見上げる。
「にゃ、にゃあ……にゃあん?(お、お嬢?……大丈夫か?なんや獅子の旦那より遥かに怖そうやしデカイけど)」
「大丈夫、問題ない」
三毛猫の頭を優しく撫でた後、しゃがんでそっと三毛猫を地面に下ろした後、立ち上がって再びグリフォンを見る。
「ふむ、自身はあるようだがコレは結構な難物だぞ?失敗すれば大怪我ではすまんが」
「大丈夫、問題ない」
耀の瞳は真っ直ぐグリフォンを捉えていて周囲の音はまるで聞こえていない。
キラキラと光るその瞳は、探し続けていた宝物を見つけた子供の様に輝いていた。
「OK.先手は譲ってやる。失敗するなよ?」
「頑張ってね、春日部さん」
「ご武運をお祈りしていマス」
「うん、頑張る。」
仲間達の声援を受けて、耀は照れくさく感じながらもコクリと頷き、グリフォンに駆け寄る。
だが、グリフォンは大きく翼を広げてその場から離れた。
耀への威嚇と同時に、戦いの際、白夜叉達を巻き込まない為の行動だ。
耀は動じることなくグリフォンを追いかけ、数mほど離れた場所で足を止め、マジマジとグリフォンを見つめる。
(……凄い。本当に上半身が鷲で、下半身が獅子なんだ。)
鷲と獅子。猛禽類の王と肉食獣の王、数多の動物と心を通わせてきた耀だが、それは地球上で生活していた生物に限る。
幻獣と呼び称されるモノと対峙するのはコレが初めての経験。
耀は緊張した様子で慎重に話しかけた。
「え、えーと。初めまして、【春日部 耀】です。」
『!?』
耀の言葉にグリフォンの身体がビクリと跳ね、耀への警戒が薄れると同時にその瞳に戸惑いが生まれる。
その様子をみて白夜叉が感嘆の息を漏らす。
「ほう……、あの娘、グリフォンと言葉を交すか。」
グリフォンに跨る方法は大きく分けて二つ。
1つは、力比べや知恵比べで勝利し、屈服させる事で背に跨る方法。
もう1つは、その心を認められる事。王であり誇り高い彼等に認められて跨る方法である。
耀がどちらの手段を選ぶにしろ、言葉を交わせるのであれば自分にとって有利な条件で勝負できるかもしれない。
気を取り直して、耀は再びグリフォンと向き合う。
「私を背に乗せ……“誇り”を賭けて勝負しませんか?」
『何……っ!?』
「貴方が飛んで来たあの山脈。あそこを白夜の地平から時計回りに大きく迂回し、この湖畔を終着点とします。
貴方は強靭な翼と四肢で空を駆け、湖畔まで私を奮い落せれば貴方の勝ち。
私が背に乗っていられたら私の勝ち。……どうかな?」
耀は小首を傾げながらグリフォンに提案する。
この条件で勝利すればグリフォンに『力』と『勇気』を認めさせる事が出来た上で試練をクリアする事が出来る。
加えて気高い彼等に対し“誇り”を賭けろっというのは最も効果的な挑発だ。
だが、グリフォンは如何わしく鼻を鳴らし、尊大な態度で問いかける。
『娘よ。お前は私に“誇りを賭けよ”っと持ちかけた。
お前の述べる通り、娘一人奮い落とせないならば、私の名誉は失墜するであろう。
―――だがな、娘。“誇り”を対価にお前は何を賭す?』
「“命”を賭けます」
即答だった。何の躊躇いも無く耀はグリフォンの瞳を真っ直ぐ見た上でキッパリと答えた。
余りにも突飛な答えに傍観していた黒ウサギと飛鳥の方から驚きの声が上げられた。
「だ、駄目です!?」
「か、春日部さん!?本気なの!?」
しかし、耀は二人の言葉に耳を貸さず、あくまでグリフォンと向き合ったまま続ける。
「貴方は“誇り”を賭ける、私は“命”を賭ける。
もし転落して生きていても、私は貴方の晩御飯になります。
……それじゃ、駄目かな?」
『……ふむ。』
「あれは本気デスナ。嘘やデタラメでは無く、本気で命を賭けて勝負するみたいデス。」
「そ、そんな……っ!!」
「春日部さん!そんなの危険過ぎるわ……!すぐに撤回して!!」
狛が確信を持った声でそう断言すると黒ウサギと飛鳥はますます慌てる。
それに対し白夜叉と十六夜が厳しい声で彼女等を制止する。
「双方、下がらんか!これはあの娘から切り出した試練だぞ」
「ああ、無粋な真似は止めとけ」
「そんな問題ではありません!!同士にこんな分の悪いゲームをさせる訳には……っ!」
「そうデスカ?十分、対等な条件での勝負だと思いますケド」
「何をどうみればそうみえるのよ!」
「大丈夫だよ」
耀が振り向きながら黒ウサギと飛鳥に微笑む。
その瞳には何の気負いも無い。寧ろ、勝算ありと思わせるような表情だ。
同時に耀の覚悟の強さが伺い知れ、黒ウサギと飛鳥は渋々ながら引き下がる。
一連のやり取りを見ながらグリフォンは考える仕草を見せた後、頭を下げて背に乗る様に促す。
『乗るがいい、若き勇者よ。鷲獅子の疾走に耐えられるか、その身で試してみよ』
耀は頷き、手綱を握って背に乗り込む。
鞍が無い為、やや不安定だが、耀は手綱をしっかりと握りしめて獅子の胴体に跨る。
耀は鷲獅子の滑らかで強靭な肢体を擦りつつ、満足そうな表情で囁く。
「始める前に一言だけ。……私、貴方の背に跨るのが夢の一つだったんだ。」
『―――そうか。』
決闘を前に何を言っているのか。グリフォンはこそばかゆいとばかりに翼を三度羽ばたかせ、前傾姿勢とるや否や、大地を踏み抜くようにして薄明の空へ飛び立った。
それを皮切りにグリフォンとの勝負が始まった。
最初は様子見で空を駆けていたグリフォンだったが、耀の挑発をキッカケに旋風を操る『ギフト』と翼を駆使して空を縦横無尽に駆け、本気で耀を振り降ろそうと身体を回転させる。
それでも耀は必死で手綱を握り締め、振り落とされまいと力を込める。
「春日部さん……。」
黒ウサギと飛鳥が固唾を飲んで見守る中、十六夜と狛はあくまで冷静に観戦していた。
(やっぱりな。この気候とあの速度じゃ、体感温度はもうマイナス数十度は超えている筈。それに耐えられる人間はまずいない。
それに耐えているって事は……。)
(彼女の『ギフト』、どうやら動物さん達とお話が出来るだけじゃないみたいデス)
二人が耀の『ギフト』について考察している中、遂に湖畔の中心を駆け、ゴールを区切り抜けた瞬間、耀の手から手綱が離れ、そのまま地面へと落下して行く。
『なにっ!?』
「春日部さん!!」
称賛をかける暇も、安堵の息を吐く瞬間も与えず、耀の身体は無慈悲に墜落して行く。
黒ウサギが耀を助けに行こうとした瞬間、十六夜が彼女の腕を掴んでそれを制止する。
「は、離して下さい!このままでは耀さんが……っ!!」
「待て!まだ終わってない!……お前も余計な事はするなよ、来馬」
「アリャ、やっぱりバレましタ?」
狛もまた咄嗟にゲートを開きかけたが、十六夜の言葉と共にそれを止める。
これで誰の手も借りる事が出来なくなったが、耀の心に残っているのは落下への恐怖では無く、グリフォンの背に乗り、空を駆けた感動だけだった。
(四肢で……風を絡め、大気を踏みしめる様に―――!)
ふわっと、耀の身体が翻る。
慣性を殺す様な緩慢な動きは徐々に彼女の落下速度を落として行き、遂には湖畔に触れる事無く飛翔したのだ。
「……なっ!?」
その場にいる殆どの者が絶句する中、耀は拙い動作で一歩一歩、地上へ降りていき、ゆっくりと着地する。
―――パチパチ
耀が地面に降り立つと同時に彼女を賞賛するように小さな拍手が送られる。
反射的に振り替えると其処には柔らかな微笑みを浮かべ、手を叩く狛の姿があった。
狛は一旦、拍手する手を止めると耀に歩み寄った。
「お疲れさまデシタ、耀さん。コレはワタシからのささやかな労いデス。」
そういうや否や狛は被っていたシルクハットを脱ぎ、1,2,3っと指を立てると同時にシルクハットを空高く放りだした。
空中に投げだされたシルクハットは1、2回開店した後、シルクハットと同じ黒のタオルケットに早変わりして、そのままフワリと唖然とする耀の肩に掛けられた。
「お身体、冷えたデショウ?気休めにしかならないと思いますガ、どうぞお使い下サイ。」
「……ありがとう。今度もタネが分からなかった。」
耀はお礼と共にお辞儀すると、貰ったタオルケットをしっかりと握りしめる。
ついさっきまでマイナス数十度を超える体感温度に晒されていたのだ、一刻も早く身体を温めようと暖をとろうとしても不思議ではない。
「おー、見事なもんだな。ワープの他に『ギフト』を持ってたのか来馬?」
「只のマジックですヨ。それに十六夜君の事ですカラ、もうトリック分かったんじゃないデスカ?
なにせワタシだけでなく、彼女の『ギフト』の正体にも気付いたみたいデスシ」
「ヤハハ、タネはバラさねぇから安心しろ。
それに、お前も気付いてただろ?春日部の『ギフト』が動物と会話するだけじゃなく、他の生物の特性を手に入れる類の『ギフト』だってこと。」
「さぁ、どうデショウ?」
二人の会話に一瞬、目を丸くする耀だが、直ぐにムスッと僅かに頬を膨らませる。
「……勘違いしないで、コレは友達になった証。でも、二人共何時から気付いてたの?」
「ただの推測。お前、黒ウサギに出会った時に『風上に立たれたら分かる』、とか言ってたからな。
そんな芸当は普通の人間には出来ない、だから春日部は他種とコミュニケーション出来るだけじゃ無く、そいつらの『ギフト』を何らかの形で取得する事が出来る……と推察したんだが、それだけじゃなさそうだな。あの速度で耐えられる生物なんて地球上にはいないだろうし」
「それにグリフォンさんの鳴き声にいち早く気付いたのは耀さんでしたカラネ。
少なくとも普通の人間より五感に優れている事は間違いないデス」
「……そう。」
「にゃー!にゃーーーー!?(お嬢!怪我ないか!?)」
漸く我に返った三毛猫が三人の会話に割り込むように耀の元へ駆け寄る。
「春日部さん!大丈夫!?」
「耀さん!お怪我はありませんか!?!」
耀は腰を屈めて駆け寄って来た三毛猫を抱き上げると、そのままゆっくりと立ち上がった。
心配そうに彼女に擦り寄る三毛猫を優しく撫でる。
それを皮切りに飛鳥と黒ウサギが我に返り、彼女の元に駆け付ける。
彼女達に向けて淡い笑みを浮かべてコクリと頷く。
「うん、大丈夫。指がジンジンするのと服がパキパキになったぐらい。」
耀がそう答えた後、次に彼女に近づいて来たのはグリフォンだった。
グリフォンは彼女に敬意を示す様に深く頭を下げた後、感嘆した様子で話かける。
『見事。お前が得たギフトは私に勝利した証として使って欲しい』
「うん、大事にする。」
耀がグリフォンと確かな絆を結んだ後、白夜叉が拍手をしながら近づいて来た。
「いやはや、大したものだ。このゲームはおんしの勝利だの。……さて、次はそこの奇術師の童の番だの。」
「お手柔らかにお願いシマス」
不敵な笑みを浮かべる白夜叉に動じることなく、狛は柔らかく微笑み返す。
「ふふ、では始める前に童以外は下がって貰おうかの」
白夜叉の言葉に皆疑問を抱きつつ、彼女に逆らう事なく素直に下がる。
そして、皆が下がった事を確認すると白夜叉自身も狛と距離を取り始める。
「?どうして貴女まで下がるんデス?」
「これは少々、場所を取るゲームでな。ある程度、離れていないと此方も巻き込まれてしまうのだ。」
「一体、どんなゲームが始まるんデス?」
「なに、おんしにおあつらえ向きなゲームだ」
パチンっと白夜叉が指を鳴らす。
すると狛の半径10メートル地点から金色のゴブレットが彼をグルリと囲むように現れ、その中から紅蓮の炎が噴き出し、まるで檻の様な形を成して狛を閉じ込める。
同時に狛の手に12枚のカードが現れる。
「なっ、これは……!?」
「白夜叉様!?これはどういうつもりですか!!?」
「心配せんで良い。死ぬ事は無い……上手くいけばな」
飛鳥と黒ウサギが抗議の声を上げる中、白銀に輝く
【ギフトゲーム名:『焔の檻』
・プレイヤー一覧
・クリア条件 金のゴブレットに正しき星の加護を与え、檻を開ける事。
・敗北条件 プレイヤー側の降伏。
三回目の回答が不正解だった場合。
・詳細 ルール
*プレイヤー側には三回の回答権がある。
*プレイヤーは回答を失敗する毎に規定されたペナルティを受ける。
*手持ちのカードはゲーム中に紛失しても直ぐに手元に再生される。
*勝利条件以外での檻の破壊、脱出行為を行った場合、即失格。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、『ギフトゲーム』を開催します。
『サウザンドアイズ』印】
「成程、脱出ショーですカ。確かにワタシにはお似合いのゲームですネ。」
「気に入って貰えたかの?」
「ええ、トテモ。お礼に最高のショーをお見せ致しまショウ」
グルリと自分を囲む炎を見回しながら狛は何時も通りの笑みを浮かべ、深々とお辞儀をした。
彼のショーは此処から幕を開ける。
=つづく=
=あとがき=
よかれと思い主人公だけ別の試練に参加させました☆
このギフトゲームで主人公の能力が全て分かる予定ですので、楽しみにして頂けたら嬉しいです。
それでは、此処まで読んで下さりありがとうございました。
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