異世界の英雄の英雄譚   作:運命0204

2 / 2
異世界到着と問題児たちとの邂逅

 

士郎と凛が世界から消えた時、

また別世界で異世界に飛んだ?3人がいた

 

 

 

 

 

 

side???

 

――箱庭二一〇五三八〇外門居住区画、第三六〇工房

 

???「……上手く呼び出せた?黒ウサギ」

 

???「そうみたいですねぇ、ジン坊ちゃん」

 

黒ウサギと呼ばれた齢15,16歳頃に見えるウサ耳を生やした青い髪の少女が、肩を竦ませておどける。

その隣で幼い体躯に見合わないダボダボなローブを着た幼い緑色の髪の少年が溜息を吐く。

 

「まぁ、後はノリと運任せって奴でございますね。あまり悲観的になると良くないですよ?

表面上は素敵な場所だと取り繕ろわないと。

初対面で『実は私達のコミュニティ、全壊末期の崖っぷちなんです!』っと伝えてしまうと簡単ですが、それではメンバーに加わるのも警戒されてしまうと黒ウサギは思います。」

 

握り拳を作ったりおどけたりと、コロコロ表情変えながら力説された少年は同意する様に頷いた後、申し訳なさそうに黒ウサギを見る。

 

「何から何まで任せて悪いけど……、彼等の迎えお願い出来る?」

 

「任せれました!」

 

ピョンっと、跳ねると黒ウサギは『工房』の扉に手をかける。

その背中を見つめながら少年は不安そうに黒ウサギに問いかける。

 

「彼等の来訪は……このコミュニティを救ってくれるだろうか?」

 

「……さぁ? けど主催者

曰く、これだけは保証してくれました。」

 

少年の問いかけに黒ウサギは一旦、『工房』の扉から手を放し、クルリとスカートを翻して笑う。

 

「彼等3人は……人類最高クラスのギフト所有者だ、と♪」

 

side out

 

 

 

side 士郎

 

 

魔法を使って気がついたら

上空3000メートルの高さにいた

 

「え!?何よこれ!」

 

横で凛が叫んでいるが、俺もびっくりした。叫んでいないのは、似たような経験をしたことがあるからなのだが

そこは、割愛する。

取りあえず、状況を確認しよう。

 

「凛!捕まれ!」

 

凛が捕まるのを確認すると

飛行魔術を使い、空中にとどまる。

 

「大丈夫か?凛」

 

「ええ、大丈夫よありがとう」

 

「取りあえずここは、どこなんだ?」

 

「さあ?取りあえず、下に降りない?」

 

「そうだn「ドッボーン!」……」

 

「………取りあえず、下に降りましょ」

 

「………そうだな」

 

俺たちは、下にある湖のようなところのほとりに降りた。

すると

 

side out

 

 

 

 

 

???「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

???「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

 

???「…………。いえ、石の中に呼び出されたら動けないでしょう?」

 

???「俺は問題ない」

 

???「そう、身勝手ね」

 

二人は軽口の応酬をしていた

 

???「此処……何処だろう?」

 

先程の猫の飼い主の少女が言う

 

「さぁな。まぁ、世界の果てっぽいのが見えたし、何処ぞの大亀の背中じゃねぇのか?」

 

金髪の不良のような少年は、続けて、

 

「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にもあの変な手紙が?」

 

「そうだけど、まずは"オマエ"って呼び方を訂正して。私は久遠 飛鳥よ。これからは気を付けなさい。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」

 

「…………春日部 耀。以下同文」

 

「そう。よろしく春日部さん。次に野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

 

「それで、私がずぶ濡れになっているのに、優雅に降りてきた貴方達は?」

 

「あぁ、俺は衛宮士郎でこっちが」

 

「遠坂凛よ、よろしく」

 

「よろしく、衛宮くん遠坂さん」

 

心からケラケラ笑う十六夜

傲慢そうに顔を背ける飛鳥

我間せず無関心を装う耀

2人だけで、状況を確認する士郎と凛

 

そんな彼らを見ている怪しい影が

名前は黒ウサギという彼女は、とある事情で彼らを呼び出した張本人なのだが、

 

(うわぁ………………なんだか最後のお二人以外問題児ばかりみたいですねえ……でもおかしいですね、主催者曰く3人と言われてましたのに)

 

呼び出しておいて思うが…………彼らが協力する姿は、客観的に想像できそうにない

 

黒ウサギは陰鬱そうにため息をついた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。