バカと妹とロリっこと召喚獣   作:レフェル

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第3問

「設備の確認は終わりましたね? では、端の列から自己紹介をお願いします」

 

福原教諭に促されて、男子の制服を着た可愛らしい女の子が立ち上がった。

 

「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる。最初に断っておくが、ワシは男じゃ」

「?!」

 

その言葉に、つぐみが目をむいた。

 

「じょ、冗談だよね」

「雨宮、認めたくない気持ちは分からないではないが、秀吉は、正真正銘の男だ」

 

つぐみの問いかけに雄二はキッパリと断言した。

 

「斎藤洸也。 趣味はモデルガン集めで特技は射撃と英語と物理くらいだな

秀吉とは幼馴染だけど、余計な詮索するとブッパするからな?」

 

洸也と名乗った男子生徒を見て秀吉は苦笑を浮かべていた。

幼馴染というだけでいろいろあったのかもしれない。

そして何事もなくすぐに着席すると次の女子が立ちあがる。

 

「島田美波です。海外育ちなので日本語は会話以外苦手です。

あ、でも英語も苦手です。育ちはドイツだったので」

 

スレンダーな肢体がモデルさんのような女の子で、髪をポニーテールにしている。

つぐみが「また、綺麗な人だぁ~」と羨望の視線を送りながら思っていると。

その女の子――美波は不思議そうにつぐみを見ていた。

 

「趣味はミニベア集めです♪」

 

にこにこ笑顔で言う美波にハートを打たれる男子生徒が多数出たのは言うまでもない。

それを不思議に思いながらも着席する美波。

 

「アキ、みあ! ハロハロ♪」

「また一緒のクラスで嬉しいです、美波ちゃん」

「そうだね、相談とかきちんと乗ってくれるし」

 

手をひらひらと振る美波に明久とみあも同じように手を振り返す。

 

「前原《まえばら》魅音(みおん)だ。 特技は医学とか薬品とか開発系で趣味は特にないな」

 

つまらなそうに男子生徒はしゃべっているようだ。

それは見ているだけでつまらないんだろうなということがわかる。

そんな彼が着席するとつぐみの番となった。

 

「雨宮つぐみです。家庭科部所属で、趣味はお料理です。特技は……『声帯模写だ』」

 

ひと呼吸おいて言うと雄二の声に変わる。

雄二は驚いてつぐみに視線を向けているようだった。

 

「『感情的でなければこのとおりなのじゃ♪』」

 

と次は秀吉の声で笑いながら言ったつぐみ。

すると大きな拍手が広がる。

 

「すげー!」

「可愛いだけじゃねーな!」

 

等と褒め称える声が聞こえてきてつぐみは恥ずかしそうにしていた。

つぐみが着席すると席を立つ明久。

 

「吉井明久です、趣味は料理で得意科目は日本史等の歴史系です

どうかよろしくお願いします」

 

席を立ってそう言って自己紹介をするが反応うすいことに涙目になりそうなになった。

明久が着席すると従弟の彰仁が席から立ち上がる。

 

「吉田彰仁だ。 さきほどの明久の従弟だ! 料理はまあまあで得意科目は化学系だな

どうか弟共々よろしく頼む!」

 

そう言いながら彰仁は笑みを絶やさずに自己紹介を終えると席についた。

 

「座ったままですみません。 吉井みあと申します、兄様共々よろしくお願いしますね? 趣味はつぐ姉と一緒の料理です」

 

にこにこと笑顔を見せながらみあは自己紹介をする。

彼女が着席すると、次は康太の番となった。

 

「……土屋康太」

 

それだけ言って着席する小柄な体系の少年。

単に無口なのか、それとも口数が少ないだけなのかわからない雰囲気がある。

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