ソードアート・オンライン~黒の剣士と絶剣~ リメイク版 作:舞翼
舞翼です!!
この作品を観覧して頂きありがとうございます!!
あらすじにもありましたが、これは『ソードアート・オンライン~黒の剣士と絶剣~』のリメイク版っす。
え~、前回は導入回が無かったので書かせていただきました。
ま、プロローグとなるので短いですけどね。
それではどうぞ。
第1話≪剣の世界へ≫
桐ケ谷和人は、睡眠が全く取れていなかった。
何故かというと、今日の――二〇二二年十一月六日日曜日、午後一時に、《ソードアート・オンライン》の正式サービスが開始されるからだ。
《ソードアート・オンライン》が各メディアに大々的に発表された時、世界のゲーマーを震撼させたのだ。
《ナーヴギア》。このマシンは、VRMMORPG――ソードアート・オンラインを動かすゲームハードだ。
しかしその構造は、全時代の据え置きマシンとは根本的に異なり、モニター装置と手で握るコントローラという二つのマシン・インターフェイスを必要とした旧ハードに対して、ナーヴギアのインターフェイスは一つだけなのだ。
頭から顔まですっぽりと覆う流線型のヘッドギア、それだけだ。
その内側には、無数の信号素子が埋め込まれ、それらが発生させる多重電子よって脳そのものに直接接続し、脳の視覚野や聴覚野にダイレクトに与えられる情報を見て開き、触感や味覚、嗅覚を加えた、五感全てにナーヴギアはアクセスが可能なのだ。
ナーヴギアを装着し、顎下を固定アームでロックし、開始コマンドである《リンク・スタート》を唱えた瞬間、あらゆるノイズは遠ざかり、視界は暗闇に包まれ、その中央から広がる虹色のリングを潜れば、其処はもう全てがデジタルデータで構築された完全なる別世界だ。
半年前、二〇二二年五月に発売されたこのマシンは、遂に完全なる≪
開発した大手電子機器メーカーは、ナーヴギアによる仮想空間への接続を次のように表現したのだ。
――≪
完全ダイブはその名に相応しい、現実世界との完璧な隔離だったのだ。
だが、完全ダイブという新世代ゲームを実現したナーヴギアだが、その斬新さゆえに、肝心のソフトリリースはぱっとしない物が続いた。
パズルや知育、環境系のタイトルばかりで、俺を含む、ゲーム
――ナーヴギアは真の仮想世界を創る。
なのに、その世界が百メートル歩いたら壁に突き当たるような狭苦しいものでは、本末転倒ではないか。
ハードの発売当初こそ、自分がゲームの中に入る、という体験に夢中になった俺や他のコアゲーマーたちが、すぐにあるジャンルタイトルを待ち望むようになったのも当然の流れだ。
即ち、ネットワーク対応ゲーム――それも、広大な異世界に数千、数万のプレイヤーが同時に接続し、己の分身を育て、戦い、生きる。MMORPGを。
期待と渇望が限界まで高まった頃、満を持して発表させたのが、VRMMOという世界初のゲームジャンルを冠した《ソードアート・オンライン》だったというわけだ。
ゲームの舞台は、百層にも及ぶ階層を持つ巨大な浮遊城。
プレイヤーが武器一本を頼りに駆け抜け、上層を目指し攻略していくのだ。
この世界には魔法は存在せず、代わりに
スキルは戦闘以外にも、鍛冶屋や裁縫、釣りや料理、音楽などフィールドを冒険するだけではなく、生活する事も出来るのだ。
そして、僅か千人に限定して募集されたベータテストプレイヤー。 つまり、正式サービス開始前の稼働試験参加者の枠には、十万人の応募が殺到したのだ。
俺がその狭き門をかいくぐって当選したのは、まさしく幸運だった。
オマケにベータテスターには、その後の正式パッケージの優先購入権がプレゼントさせたのだ。
まあそんなわけで、俺は三日前から店頭前に並んで購入を待つ、ということはしていないのだ。
店頭に並んで購入した皆さま、お疲れさまですッ!!
壁に掛かっている時計の時刻を確認すると、午後一時までは残り一分。
俺は、ナーヴギアの有線がコンセントに刺さっているか、ソフトが入っているかを確認すると、ベットの上へ横になり、枕の横に置いてあるナーヴギアを被り電源を起動させる。
信号が点滅し、それが強くなってくる。
残り五秒……四秒……三秒……二秒……一秒、そして俺は、仮想世界に飛び込む言葉を発した。
「リンク・スタート」
しかし、この時俺はまだ知らなかった。
――この言葉が、俺を含めた一万人を《ソードアート・オンライン》へ幽閉する言葉だったとは――
うん、ほぼ原作通りやね。
ごめんなさい!!説明回だから許しってちょ。
次回の話は書き上がっているので、今日中に投稿が出来そうです☆
多分これからはご都合主義が満載になるで~。
ではでは、次回もよろしくです!!