僕と幻想郷と過去日記   作:只今更新凍結中

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暗いクライ世界・・・私が知る世界はそれだけ。 外に出られたとしても限られた空間、限られた世界。 まるで牢獄のようなちっぽけな世界・・・ けど・・・彼が現れた・・・暗い世界から引き上げてくれた。 彼を壊そうとした私を・・・彼は・・・あきひさは・・・


紅魔館紅霧変9 破壊と殺す事と約束と

「行くよフラン!!」

 

「ウん!!禁弾『スターボウブレイク』!!」

 

一直線に僕に向かってくるレーザー・・・

僕はレーザーに見える線を切り裂いた。するとレーザーは僕を中心に半分になる。

 

「禁忌『フォーオブアカインド』!」

 

さてまだまだ!!

 

side霊夢

 

「やっぱり心配だぜ・・・」

 

「任せろって言ったんだから任せときなさい」

 

「でも妹様は本気ですよ?」

 

向こうには4人のフランと乱闘する明久。

 

「まぁ明久君なら大丈夫でしょう」

 

「どういう意味?」

 

「確かにパチュリーの言うとおりだな。どういう意味だ?」

 

「なんせ彼の面倒を見ているのはこの幻想郷でも屈指の妖怪ですよ?」

 

「え・・・何を言って・・・」

 

「いや、文の言ってることも間違ってないわ」

 

「なんでそう言えるのかしら?」

 

だって・・・

 

「明久から妖力の残滓を感じるもの」

 

「なるほどね・・・それでも貴女達の信用はおかしいと思うわよ?」

 

「そうでもないわよ。彼は紫ですらまともに近い状態にさせるほどの人間よ?」

 

「え・・・・あれをか?」

 

「・・・・・えぇ」

 

それ以上に・・・・

 

「あいつは・・・何かを助けようって時が一番強いもの」

 

頑張って明久・・・

 

 

side明久

 

「「「いくよ!!」」」

 

なんとか一人削ったけどきついな・・・・そうだ・・・

僕は横に飛ぶとフラン達は僕を眼で追いながら、

 

「禁弾『スターボウブレイク』」

 

「禁忌『恋の迷路』」

 

「禁弾『過去を刻む時計』」

 

スペルを発動してきた。

よし、出来た!!

 

「魔砲『マスタースパーク』」

 

僕の砲撃と弾幕はぶつかり合い視界が曇る。

 

「こ、コレは・・・」

 

「ミエナイ」

 

「ドコ?」

 

「此処だよ」

 

「「「え?」」」

 

僕が横に飛んだ理由それは二人が並ぶように立つようにするため!!

僕はレーザー状に弾幕を撃つとそれは二人の点を貫いた。

 

「スゴイネ、おにいチャン。ならこれは?」

 

「え?」

 

「きゅっとして」

 

「!?」

 

フランが右手をかざした瞬間僕は瓦礫に隠れた。

 

「ドカーン」

 

『ドゴッ!!』

 

「な・・・」

 

「これもヨケチャウンダネ」

 

「すごい能力だね」

 

でも・・・

 

「視えた・・・」

 

「え?」

 

僕はフランの前に立った。

 

「な、明久何してるの!!フランの能力は・・・」

 

「大丈夫だよ、レミリア」

 

「オニいさん?アタッチャウヨ?」

 

「大丈夫だよ」

 

「なら・・・」

 

フランは能力を発動する・・・

僕の前に迫り来る手・・・多分これがフランの能力なのだろう・・・

その手は何かを捕まえようと寄って来るけど・・・僕はその手の点にナイフを通した。

 

『キーンッ』

 

「・・・え?」

 

「フランの能力が・・・」

 

「効いてない?」

 

「ドウシテ?」

 

どうしてって・・・

 

「簡単だよ、能力を発動する前に殺しただけさ」

 

「コロシタ?」

 

「そう」

 

この眼は『殺す』ということに特化している。それは生物や物体に限らず、能力にも干渉するみたいだ・・・

それ以上に多分この目で殺さずとも打ち消せるかもしれない。

僕の考えが正しいならフランには僕のように者が壊れやすい場所、もしくは壊す為のモノが見えていてそれに触れるか、もしくはそれを間接的干渉してモノを壊すのだろう。

その干渉こそがあの手であり、僕の能力は間接的干渉は受け付けない・・・

まぁ、試す気は無いけど。

 

「ねぇ、フラン」

 

「ナニ?」

 

「これが終わったらさ、一緒に外に遊びに行こうよ」

 

「え?」

 

「そしてみんなと・・・お姉さんと一緒に遊ぼう?」

 

「・・・・無理だよ・・・」

 

フランが泣きそうになりながらつぶやいた・・・

 

「無理だよ、ワタシコンなんだからみんなを壊そうとしちゃう・・・」

 

「無理じゃないよ」

 

「でも・・・」

 

「もしもそうなったら僕が止めてあげる」

 

「え・・・?」

 

泣きながら驚いたように僕を見るフランに・・・僕は・・・

 

「もし…そうなったら僕たちが止めてあげる。

そしてどこが悪いか叱ってあげるよ…だって…

 

 

 

 

 

 

友達なんだから…」

 

多分・・・いや、確実にフランは僕なんかより年上だろう・・・でも、彼女は幼いんだ。

一人でいる悲しみしか知らない。

僕は彼女を・・・哂う彼女を見て・・・まるで訴えてるように見えた・・・

自分を見てと・・・一人にしないでと・・・

そんな世界なんて楽しくなんか無い。世界はそんなちっぽけなモノなんかじゃない!!

悲しいことがあれば楽しいことがある。辛い事があれば嬉しいことがある。

だから・・・僕は伝えるだけ。

 

「・・・また暴れるかもしれないよ?」

 

「大丈夫。その時は今みたいに止めるさ」

 

「・・・わがままだよ?」

 

「おしゃ、どんと来い!!あ、でもちょっと手加減はして欲しいかな?(苦笑」

 

僕はフランの言葉に答える。一つ一つ聞き逃さないよう・・・

 

「・・・・・・」

 

しかしまぁ・・・さすがに疲れてきたのも確かなんだよね・・・さすがにフラフラとする。

 

「さぁ、僕もさすがに疲れて来たからねとりあえず・・・これがラストだ・・・」

 

「・・・うん」

 

僕はナイフを持つ右腕に力を籠める。

 

     お願いだ・・・本当にこの眼が何でも殺せるというのなら・・・

 

「行くよ。QED『495年の波紋』!」

 

「うわ・・・・」

 

周りを覆い尽くす弾幕の雨・・・でも・・・

 

「進む!!」

 

僕は避け、しかし体が追いつかず迫り来る弾幕を力の入らない霊力の籠めた左腕で払いながらただまっすぐにフランに向かって突き進む。

 

     彼女達を縛る根源を教えてくれ・・・

 

僕はフランをただまっすぐ視続ける。

 

     その鎖を!!

 

見ろ、視ろ、ミロ!!

あの時と同じように・・・ただ・・・ただまっすぐに!!

その時、僕ははっきりと見えだした。

左胸の点の下の禍々しく光る輝きを・・・確証はない・・・でも核心はあった。

 

「視えた・・・・」

 

僕は迫り来る最後の弾幕を切り払いフランの前にたどり着く。

 

「・・・虹色・・・」

 

フランは驚いたように僕の眼を見つめる。

 

「フラン・・・」

 

僕は・・・フランを・・・レミリアを・・・この姉妹の・・・

 

「それが・・・君達を苦しめる(うんめい)というのならば・・・」

 

「・・・・」

 

僕は君の・・・君達のために・・・

 

「僕は、運命(きみたち)殺して(すくって)みせる!!!!」

 

「・・・・うん!」

 

涙目だけどはっきりとした笑顔。

僕は場違いかもしれないけどかわいいと思った。

心の底からの笑み、僕が視たかったモノ・・・

だから・・・

僕はフランとの最後の距離をつめるように飛び彼女の胸に・・・・ナイフを突き立てた。

 

 

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