僕と幻想郷と過去日記   作:只今更新凍結中

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僕は後悔しない。 確かに怪我をした。 ある意味人が持つには強大すぎる力を手に入れた。 でも・・・あの子達を救えたという事から考えればこれらはちっぽけなことなのだ。


紅魔館紅霧変終幕 その後

僕はただ今妹紅と慧音に説教を受けております・・・

しかないとは思う・・・

あの後僕は気を失い慧音宅に運ばれた。

紫の連れてきた永遠亭の医者(永琳と言うらしい)の診断の結果、

 

霊力、魔力の消耗、左腕の打撲、左胸の貫通による血液不足・・・

これらによる意識不明の重体のはずだったのだが・・・

 

昏睡2日目で意識回復、3日目で左腕の回復が終了、5日目で動き回れるほどまで回復・・・

紫が言うには永琳曰く、

 

「本当に彼人間なの?なんだか私の中での常識を全部吹き飛ばされた気分よ。

おまけにあの傷。はっきり言って手の施しようが無い・・・いえ、私ではどうしようもないわ」

 

と頭を抱えて匙を投げたそうだ。

 

実際左胸の傷は残っているが・・・これと言って何かあるわけでもない。

 

 

「聞いてるのか!!」

 

・・・はい、現実逃避してました。

でも・・・一番つらいのは・・・二人が泣いていることだ・・・

 

「ホントに・・・ごめん」

 

「お願いだ・・・こんなことやらないでくれ・・・」

 

「・・・それは・・・約束できないかも・・・」

 

「明久!!」

 

「たとえ慧音達の頼みでもこれだけは譲れない」

 

僕はまっすぐに慧音の眼を見つめ、

 

「確かに死ぬのは怖い。それは当たり前なことだと思う。

でも怪我は・・・僕の怪我は治るよ。だけど・・・あの子は泣いていた・・・

それを無視したら死ぬのと同じだ。

泣きじゃくる子を見捨てるような人間なるより、僕は怪我をしてでも・・・僕は自分が信じたことをやる」

 

「「・・・・・・」」

 

「怪我させられた?そんなことはどうでもいい。ただ・・・泣いてたあの子を助けたかっただけ・・・

あの子の本当の笑顔を見たかっただけ・・・

だから僕は後悔してないしこの気持ちを曲げたくない」

 

「なら・・・死なないで。これだけでも守ってくれるなら、私はいい」

 

「妹紅!?」

 

妹紅の一言に慧音は驚くが、

 

「だって、明久ももう子供じゃないんだ・・・私達は道を示すことは出来ても明久のやることを決め付ける権利は無い。

それに私は明久の覚悟を尊重したい」

 

「・・・そうだな・・・」

 

「うん、それは絶対に守るよ」

 

やっぱり僕はいい家族を持ったと思う・・・血の繋がりだけが家族じゃないんだ・・・

 

 

 

時間は飛んでただ今宴会中

 

「はぁ、本当にどうなるかと思ったわよ。いきなり貴方はフランを刺すんだもの」

 

「あははは・・・」

 

「まぁ、そのおかげであの子も・・・」

 

結果から言おう・・・

僕はフランを刺したが彼女はこれと言って怪我をしなかった。

しかし変わったことがあり、レミリアいわく、フランの狂気に飲みこまれる運命が視えなくなったそうだ。

そう、あの時突いた点は、フランの過剰な狂気だったというわけだ。

しかし感情は湧いてくるもの・・・でも大丈夫だろう・・・

 

「本当にありがとう」

 

 

レミリアはフランと向き合うことを・・・一緒に頑張ることを決めた。

 

 

「どういたしまして」

 

「あきひさ~」

 

向こうからフランが走ってくる、今度からこうやって外にも出れるそうだ・・・

だけどまぁまだ手加減の練習とかいるらしいけどね。

 

 

そう・・・フランはもう一人じゃない・・・

帰るべき場所はあんな暗い牢獄なんかじゃなくて・・・

美鈴、パチュリー、咲夜・・・そしてレミリア・・・

大切な家族のいる場所なのだから。

 

「あきひさ」

 

「何フラン?」

 

フランは僕の膝に座っていた。妹がいたらこんな感じなのかな?

 

「ありがとね」

 

その言葉の後、頬に柔らかい感触が・・・え?

 

「な!?こら!!フラ~ン!!」

 

「あははは、お姉さまが怒った~♪」

 

フランは膝から跳び下りると走り出し、

 

「待ちなさい!!フラン!!」

 

レミリアはそれを追いかけていった。

 

「はぁ・・・」

 

「ため息つくと幸せ逃げるわよ?」

 

「言わないで紫」

 

今更彼女がいきなり現れようと驚かん・・・慣れたし。

 

「で、どうするの?」

 

「2,3日したら学校の準備しなきゃだから戻るよ」

 

「そう・・・」

 

「たまには来るさ、此処は第二の故郷なんだから」

 

「ふふ、ありがとうね」

 

僕は追いかけっこする二人を見ながら微笑むのであった

 

 

 

 

 

おまけ

 

宴会翌日の朝

 

「・・・・・・」

 

周りは僕に抱きつく少女達・・・

 

「どうしてこうなった・・・」

 

 

そして・・・

 

「私にそのこと黙ってるなんていい覚悟ね?(ニコッ」

 

「すいませんでした」(土下座

 

幽香に怒られたのは予想道理だった・・・

 

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