僕は倉庫に向かうと香霖堂から受け取った日本刀を取り出す・・・
無銘の刀だが志貴さんとの訓練の時から使ってる。
「さぁ、行こうか」
「どこから行くのかしら?」
「とりあえずあっち行って見ましょう」
僕達は霊夢の勘を頼りに歩いていくのだった。
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「さすがに寒いわね・・・」
「そりゃそんな格好じゃね・・・」
霊夢の格好はいつもの巫女服(一応ちょっと厚め)にマフラーだけである。
「ほら、これ着なよ」
「・・・いいの?」
「うん」
「じゃあ、ありがたく使わせてもらうわ」
僕はジャンバーを脱ぎ、霊夢に着せた。
「明久は大丈夫なの?」
「それなりに厚着してきたし、あんまり着てると逆に動きにくいからね・・・!?
みんな!!避けて!!」
僕達は飛びのくとさっきまでいた場所に氷柱が突き刺さる。
「これは・・・」
「ふふふ、来たわね」
「あの子は・・・」
「何のよう?」
「そこら辺をプラプラと飛んでいたらあんた達を見つけてね。ちょっかい掛けてやろうと思ったのよ」
・・・はた迷惑な理由である。
「急いでいるから退きなさい」
「断る!!」
さてどうしようか・・・
そう思っていると、チルノの横からナイフが飛んで来て、
「え?」
チルノは避けきれず吹き飛んでいった。
「さっきの仕返しよ」
さっきのナイフは咲夜が設置したみたいだ。
前回もそうだが・・・なんかやられ役だねチルノ・・・
「バカはいなくなったし行くわよ」
「了解だぜ」
この頃いっそう霊夢が口が悪くなっていく一方でございます。
「あら、そんな人数でどこへ行くのかしら?」
白い髪をし、青と白を基調とした服を着た女性が現れた。
えっと・・・前話した気が・・・
「だれ?」
「私の名はレティ・ホワイトロック。冬の妖怪よ」
「あ、レティか、久しぶりだね」
「あら、明久君。久しぶりね」
「冬の妖怪? じゃあお前がこの異変の犯人なのか?」
「う~ん、まあ違うけど」
「違うけど?」
「異変解決に来たんでしょ?ならなんとなく邪魔しとこうかな?」
「いや・・・なんとなくって・・・」
「だって私、冬の妖怪だもの」
「なら私が行くわ」
霊夢がそういうと二人は空に飛んだ。
二人は互いに弾幕を張り、勝負が開始した。
「前の時はそこまで見れなかったけど、あの子強いわね」
「まぁ、才能もすごいしね」
「明久がいなかったら修行もしないけどな」
さすがに博麗の巫女なだけあり、紅魔館のときよりも多く、そして密度の濃い弾幕をばら撒いている。
これにはレティも必死になって避けている。
このままではジリ貧だが・・・・
「冬符『フラワーウィザラウェイ』」
まるで花が・・・氷の花が散るように弾幕が広がるが、
「・・・・」
しかしそれを霊夢は器用に避けていく。
霊夢の強さ、それは感もそうだが、冷静に周りを見る観察力だ。
それにだいぶ動いたことで体が暖まってきているのか、動きがよくなり始めている。
「霊符『夢想封印』」
霊夢が発動したスペルカードは的確に弾幕が薄い場所に大きな穴を作り、霊夢は回避した。
「くっ、なら白符『アンデュレイションレイ』!!」
「させないわ!!夢符『封魔陣』」
「え?きゃっ!!」
レティのスペルが発動する前に霊夢の投げた札がレティを巻き込み爆発した。
威力は見た目よりそこまでなさそうだが・・・視界を奪うので・・・
「これで終わりよ。」
「あ・・・」
「霊符『夢想封印 集』」
近距離での霊力の集中砲火をうけてレティは落ちていった。
こうしてレティと霊夢の勝負は、霊夢が勝ちを収めた。