「……」
「あら、また来たのね」
声が聞こえる……でも暗くて見えないし、動けない……
「精神体だけとはいえこうも……に何度も来るなんてありえないわよ?」
此処は何処だろうか……聞きたいけど声も出ない。
「そうそう、今日貴方は大切な選択にせまられるわ。頑張りなさいね」
そして僕は沈んでいく……
「また…あの夢か……」
声だけが聞こえる夢…だけど夢にしてはものすごくリアルだ…
「大切な選択?」
そう、これは運命の始まりであり、僕こと吉井明久の始まりのお話。
僕は中学生開始を4月に控え、休みなので幻想郷に来ていた。
「幻想郷」……それは妖怪、人、神、いろいろなモノたちが共に暮らす世界だ。
「さて、起き……外が赤い?」
外は赤い霧で包まれていた……
「おはよう、慧音」
「やあ、おはよう明久」
「これって……」
僕は紅く染まった外を見ると、
「あぁ、外か。多分異変だろうな」
「異変……ってことはやっぱり霊夢は動くのかな?」
「巫女が……霊夢のことが心配か?」
「え?あ、うん。やっぱ友達だしね……」
「気になるなら行ってもかまわないよ」
「え……」
「明久がしたいようすればいい」
「慧音……」
「た・だ・し!!無事に帰ってくること。これだけは約束してくれ」
「……うん!わかった、行ってくるよ」
僕は慧音宅を飛び出し、博麗神社へと向かった。
少年移動中
「霊夢~」
「あら?明久来たの?」
「おっ、明久じゃねえか」
「あ、魔理沙もいたんだね」
神社に着くと魔理沙もいた。
「霊夢、これってやっぱり……」
「えぇ、異変ね。面倒よね」
「あはは」
いつもどおりだな。
「明久はどうするの?」
「心配だし、ついて行くよ」
「わかったわ」
「でどこ行くんだ?」
「そうね……」
霊夢が僕を見てくる。
「霊夢の感通り行けばいいと思うよ」
「それもそうね。なんだかあっちのほうが霧濃いし、あっち行きましょう」
「了解」
「んじゃ、いくぜ」
僕達は出発した。
現時点での明久設定
霊力と魔力が使える
空の飛行は飛べるが速いと言うわけではない
回避、感、体力に関しては幽香のおかげで高い
能力は曖昧だが意識下であれば干渉が効かないことだけは自覚している