数日後・・・
とりあえず、僕はあの後2日間眠り続けた。
理由としては霊力と気が枯渇寸前まで消費されたかららしい。
ただ不思議だったのは、紫の話だと、
怪我はまったく無く、妖怪化等も起こってないらしい。
永琳という人にまた見てもらった(そしてまた匙を投げられた)らしい。
とりあえず御礼はしないとな・・・場所は知ってるけど、その人にあったことはない。
しかし・・・その話が本当だとしたら、龍人化は、ものすごく疲れるが、怪我等は治りが早くなり、
肉体能力とかも急激上昇する。
なれるかな?と思ってやってみたけどなれたんだよね・・・慣れないといけないけど、あまり使わないでおこう。
そして宴会をしてるのだが、
僕は紫と一緒に飲んでいた。ジュースだけど。
「お疲れね」
「何言ってるのさ・・・分かっててヒントくれたくせに・・・」
「でもあんな結果になるなんて予想できなかったわ」
「確かにね~最後のあれには驚かされたよ」
「萃香・・・酒臭い・・・」
近づいてきた萃香におもわず鼻をつまむ。
「むっ、臭いとは失礼だぞ」
「それはゴメン。ところで・・・」
「なに?」
「どう?願いがかなって」
「!!!明久・・・」
僕は騒ぎあってるみんなを眺めて、
「いろんな種族が騒ぎあって、楽しんで手を取り合う・・・」
「そうだね・・・とりあえず成功かな・・・まぁ・・・」
「ん?」
「最後の最後で明久に負けて失敗したけどね~」
「僕もいっぱいいっぱいだったよ」
「それは・・・眼を使わなかったからだろ?」
「そうね・・・その眼を使えば萃香にもすぐ勝てたんじゃないの?」
「まさか・・・この眼は殺すことしか出来ないよ・・・」
僕は夜空を見て・・・直死でもう一度見る。
「あ~」
本当、空も落ちてきそうだ・・・
「そういえば明久」
「なに?萃香」
「負けたから無理だけど・・・知ってるかい?
鬼はね、気に入った相手をさらうんだよ?
だって、何時までもそれを見たいじゃないか」
「・・・何でそれが僕なの?」
「私はずっと見ていた・・・君は優しかった・・・
そして強く、弱い・・・
そして何よりその眼かな?」
「眼?」
「強い思いを灯した眼・・・
妖怪ってのはね、思いによって生まれるんだ。
だからこそ思いに引かれる」
萃香はそのまま僕の隣に座ると、
「とりあえず今回は諦めるけど、いつか攫うから」
「笑顔で恐ろしい事言わないで!?」
「あら、それなら私もそうしようかしら」
「紫!?」
まぁ、いろいろあったけど・・・コレはこれでいいのかな。