僕達は走っていた……なぜかというと……
「なんで妖精たち襲ってくるんだよ!!」
「この霧のせいで興奮してるんだと思うわ」
「迷惑だな!!」
妖精達が行き成り弾幕を放って来たからだ。
相手にしてるとこっちが疲れるのでスルーしてたけど…
「霊夢!一番密集してるとこどこ!?」
「え?えっと右らへんよ」
「魔理沙やるよ!!」
「なるほどね、わかったぜ」
僕と魔理沙は少量の弾幕をそこに投げた。
「よし、結構片付いたね」
「考えたわね」
「確かに広範囲に撃つより、密集したとこに撃ったほうがあてやすいもんな」
「さあ!!後は走ってまくよ!!」
少しあいた所に来ると妖精からの攻撃がやんだ。
「……あれは…」
前方の方から黒い塊がふよふよと飛んできた。
「妖怪?」
「多分そうじゃないの?」
そう話していると塊は形を崩し始め金色の髪を肩口まで伸ばし、黒っぽい服を着て頭の方には赤いリボンを付けた少女が現れた。
「君は?」
「う~ん?私はルーミアだよ~」
話せるみたいだね…
「ね~ね~」
「?なに?」
「あなたは食べてもいい人間?」
いきなり物騒である。
「ダメに決まってるでしょ」
たしかに、大丈夫だと答える人間はいない。いたら怖い。
「え~でもお腹空いたしな…」
「…あ、じゃあこれ食べる?」
「?なに?」
僕はおにぎりを取りだしルーミアにあげた。
「わ~い」
ルーミアはそれを受け取ると嬉しそうに食べ始めた。
(二人とも今のうちに…)
(わかったわ)
(了解だぜ)
「まだあ……ってあれ?」
ルーミアが気づいたころには僕達は逃げていた。
「逃げられたのだ~」
そう言うとルーミアはまた黒い球体になって飛び始めた。
「意外と逃げれたわね…」
「追いかける気はなかったみたいだしね」
「でも、さすがに疲れたな…」
ずっと走っていたためか足がちょっときつい・・・
「そうだねちょうど湖で見晴らし良いし」
「休憩しましょうか」
僕達は休憩しようと立ち止まると、いきなり氷柱が飛んできた。
「おっと」
「勝手に私の土地に入るな〜!!」
そこには氷の羽の妖精が…
「あ~チルノか」
「チルノ?」
「あの妖精の名前よ」
「そして自称サイキョーのバカだ」
魔理沙…その言い方は…
「相手にするのもだるいわね…」
「時間がかかりそうだね」
「じゃあ吹き飛ばすか」
「「え?」」
魔理沙の発言に振り向くと…ミニ八卦炉を取り出しており…
「いくぞ!!」
「え?」
あ、あれは…
「恋符『マスタースパーク』!!」
「わにゃ~~~~~!!??」(キラッ☆
「不意打ちね…」
「そうだね…」
魔理沙のはなった極太レーザーはチルノを軽々と飲み込み、吹き飛ばした。
チルノは……星になったのだ……
「さ、邪魔は居なくなったし休憩しようぜ」
「「……」」
時折この子の行動が恐ろしい…
と言うか弾幕勝負をまるっきり無視である……
なんで走っていたかというと、飛んでいく場合とても目立ってしまい、雑魚妖怪の絡まれる可能性が高いと明久が考えたため。
まぁ、どちらにしても絡まれるのは運命。