あの場は霊夢に任せ、僕達は竹林へと入っていった。
「あきひさ……」
「大丈夫だよ、フラン。後で話せばいいし」
僕は背に抱きつくフランの頭を撫でる。
意外と撫でにくいけど気にしない。
「さて、入ったのはいいけど問題がある」
「何だ?」
「ここって名前の通り迷いやすいんだよね」
いつもなら妹紅が案内をしてるけど……今は無理だろう。
なぜなら彼女は……
僕は腰につけた刀を握り締め、あることに気づく。
「魔理沙、ストップ」
「へうっ!?」
魔理沙の襟を掴んで止めると微妙に首に決まったようだ。
「何すんだよ……ケホッ」
「……」
僕は魔理沙を下がらせ、魔理沙が進みかけた場所に霊力弾を投げる。
すると何かが切れた音と共にタライが落ちてきた。
「ふむ……罠だね……」
「うわ……助かったぜ、明久」
「たくさんあるから気をつけて」
「けどよく見ると精巧に作られてるわね」
アリスの言うように紐などはなく、竹の葉などを使用しておりわかりにくくしている。
「しかしどうする?ここで。立ってる暇はないわ。
いっそのこと全部消し飛ばすかしら?」
「やらないでよね?レミリア」
罠のために竹林を消し飛ばされるなんてたまったもんじゃないよ。
「じゃあどうする?」
「う~ん咲夜、時止めお願い」
「え、いいけど……」
次の瞬間、周りが停止した。
そして僕は罠を解除し、あることをした。
「よし」
「じゃあ解くわよ」
咲夜が能力を解除すると同時に一斉に罠が発動する。
「わわっ!?なんでいきなり仕掛けが発動してんの!!??」
茂みよりこちらを
『クイッ』
「へ?」
『ピョーン!!』
「うさああああああ!!!???」
「あ、引っかかった」
「逆にはめられた!?」
見事に縄が足に巻き付き、その少女は宙にぶら下がっていた。
「くっ、まさか逆にはめられるなんて……屈辱うさ」
「よく見れば妖兎の類じゃん」
妖兎ね……
「さてと……あんたらは何の用でこんなとこまで来たうさ?」
「え……それは……」
「明久、答える必要はないわ」
「なんで?」
「ここにいるってことはコイツは嘘吐き兎よ。結構有名だから……」
「でも話して見ないとわからないでしょ?僕はこの月のことで永遠亭に行きたいんだ。
通してくれないかな」
僕がそう言うと少女は押し黙り、
「アンタ、私に何かした?」
「え?別に何も……」
「諦めなさい、明久に嘘なんて付けないわよ」
「ぐぬぬ……本音言うの性に合わないんだけど」
少女はうなりため息をつく。
「結論から言えば却下」
「やっぱり?」
「あんま言いたくないけど私にも師匠達には恩はあるのよ。
それに智慧をを授けてくれるなら永遠亭に人間が寄りつかないようにするって約束もあるしね」
そう言うと突如縄が切れ、ひらりと着地する。
そして先ほどまでと違う雰囲気に僕達は構えた。
「私たちとやる気ですか?」
「まさか、私の実力じゃあ勝てないわよ」
しかしその言葉の割に周りに妖兎達が集まってるんだけど……
てゐの足をとっていた紐を切ったのもこの兎達だろう。
「でも恥ずかしいけど師匠達は大事なんだ、一人でも削らせてもらうよ……」
「約束のために負けるの承知でやるってことか?」
「何言ってるうさ、勝てないとはいったけど、負けるとは言ってないよ。
それにここは大事な私らの住処だ」
「……なら私が相手になるわ」
そう言って、レミリアが前に出た。
「任せていいんだね」
「えぇ、すぐに追いつくわ」
「わかった」
僕達はそこをレミリアに任せ走り出した。
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「あら、止めないのね」
「止めれないからね。流石に吸血鬼相手に背中は見せれないよ」
さて、はじめるのはいいんだけど。
「咲夜、やっぱり残ったのね」
「はい。私はお嬢様の
「そう……じゃあまずは、記事内容の本人なら因幡てゐでなまえはいいかしら?」
「いいけどどうかしたかい?」
「まずは謝罪させてもらうわ。記事の内容だけで貴女を決めつけたことを」
昔から考えればありえない謝罪。本当、明久とあってから変わったと自分でも思う。
「そして、貴女に敬意を込めて……本気で行かせてもわうわ……」
「……うささ、怖い怖い」
「……咲夜、貴女には妖兎を任せるわ」
「仰せのままに」
あぁ……
「残念ね。偽りでなければきっと綺麗な満月が浮かんでいたのに……」
「これでも十分綺麗じゃないか」
「私はレミリア・スカーレット。
先ほども言った通り、スカーレットの名に誓って貴女を全力で潰すわ」
「名乗りあげかい?面白そううさね。
私は知っての通り、嘘吐きの兎因幡てゐ。
嘘という名の奇劇にどうぞ惑わされていってくださいな」
その言葉と共に二人は弾幕を張り、打ち出した。
なぜか投稿失敗しまくってたwww