僕と幻想郷と過去日記   作:只今更新凍結中

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僕が最初に見たときの印象は嗤う少女…でも…それは違うとすぐになんとなくわかった。彼女は笑って(泣いて)いた…そう…泣いていた…


紅魔館紅霧変7 破壊の申し子と涙と叫びと・・・

 

「明久!?」

 

「明久君!!」

 

二人が叫んでいる

 

「へ~これ避けちゃうんだ」

 

僕は当たるギリギリで大剣を回避していた。

 

「いきなりな挨拶だね。君は?」

 

僕はいつでも動けるように構える。隙を見せたら負け、これは幽香がよく実践してくれた…(遠い目

 

「私?フラン、フランドール・スカーレットだよ」

 

「フランか…僕は明久だよ」

 

「明久か~じゃあ…」

 

笑っている…けどこれは…

 

「カンタンニコワレナイデネ?」

 

次の瞬間大量の弾幕がばら撒かれる。

 

「明久!!」

 

「霊夢来ないで!!」

 

「でも…」

 

「大丈夫だから」

 

僕は弾幕を回避していく。

数は多いけど、ばら撒き方が適当すぎる。これなら幽香の訓練のあれのほうがきつい…

しかし油断はできない。

やり方は適当だが、威力があり得ないのだ。

さっきから壁に大穴開けてるし。当たったら死ななくても大怪我しそうだな…

 

「あはは、あきひさ避けるね~」

 

「そりゃあね」

 

当たったらマジでやばそうだもん。

 

「なら…禁忌『レーヴァテイン』」

 

フランはまた大剣を呼びだし振り下ろしてきた。

だが直線的な攻撃なら安定して避けれる!!

 

「これもダメか~禁忌『クランベリートラップ』」

 

先ほどより正確に弾幕が狙ってくる!!

 

「くそっ!!」

 

僕はなんとか避けるも数発被弾しそうになり、左腕に霊力を籠め盾にする。

 

「痛~!!霊力を込めたのにそれでこれ!?」

 

左腕がジンジンと響く、これじゃ動かしにくいな…

 

「まだまだだよ~禁弾『過去を刻む時計』」

 

時計の針のような弾幕が、『反時計回り』しながら飛んでくる。

 

「やばっ!!魔砲『マスタースパーク』」

 

僕は1箇所に穴を開けそこを通った。

 

「わ~そんな避け方するんだすごいね」

 

楽しそうに笑うフラン…だけどなんで…

 

「秘弾『そして誰もいなくなるか?』」

 

するとフランが透けだした…

な…耐久スペル!?

 

「明久危ない!!」

 

魔理沙の声に反応してそこを飛び退くと、僕がいた場所に弾幕が通り過ぎた。

 

「魔霊『耐え抜く守り』」

 

僕は霊力で身体能力を強化し、魔力でオーラのように体を包む。

これで当たったとしてもそれなりに耐えれる…

しかし…

 

「へ~もう攻略わかったんだすごいね」

 

「いや、たまたまなんだけどね」

 

意外とこれがスペルブレイクの条件らしく、フランは現れた…

4人で…

 

「な…」

 

「禁忌『フォーオブアカインド』」

 

「がんばって」

 

「今からの」

 

「弾幕」

 

「避けてね♪」

 

「「「「禁弾『スターボウブレイク』!!」」」」

 

直線的レーザー…僕はそれを避ける。

一つ、二つ、三つ、四つ…しかし…此処で僕は気づいてしまった。

 

僕が避けたうち一本が霊夢達に…

そのあとは本当に何も考えていなかった…僕は脚力を強化し、

走って、そして霊夢達を突き飛ばし、弾幕により『左胸』を貫かれた…

 

「あ、明久…?」

 

ありゃ…ちょっと声が聞こえにくいな…

体もとても痛い…

 

「冗談やめてよ、明久。なんであんたが…」

 

みんな驚いてるな…でも火事場のクソ力ってのはホントにあるみたいだ。

まさかあの距離を一瞬で詰めれるとは思わなかった…

 

やばい目も開けれなくなって…

 

「お願い、明久!!目を開けて!!」

 

頬に当たる温かい雫…あ~泣かしちゃったな…

 

僕はそのまま闇に落ちて行った…

その中僕は暗闇の中足を抱え泣く少女を見た…

あぁ…そうか…そういうことなんだね…

 

side魔理沙

 

「嘘だろ…」

 

明久が…

な、なんでこいつが…

 

「まだだよ!!」

 

いけね!!こいつのこと忘れてた!!

 

フランは一人になり、

 

「禁忌『レーヴァテイン』」

 

大剣を振り払ってきた。

 

『ガキンッ!!』

 

しかしその大剣を止めたのは意外な奴だった。

 

「お、お姉さま?」

 

「レミリア…あんた…」

 

それは槍で大剣を止めるレミリアと結界を張り、衝撃が来ないようしているパチュリーだった。

 

「結界を張ってるから、その子の治療を早く!!」

 

「でも私治療に関しては…」

 

くそ!!こういう時何もできないなんて!!

 

「なら手伝いなさい!!まだ間に合うはずよ!!」

 

「お、おう!!」

 

 

「お姉さま…なんで…」

 

「明久には助けられたからね、私は恩は残しときたくないの」

 

「レミリア…」

 

「それに…フラン、やりすぎよ。貴女には今日は外出許可は出してないはずよ」

 

「なんで…」

 

「……」

 

「なんでいつもそう私をの楽しみを邪魔をするの!!」

 

「フラン…」

 

「もうヤダ…」

 

!?雰囲気が…変わった?

 

「もうお姉様なんか…こんな楽しみを邪魔する世界なんか…大っ嫌い!!」

 

 

 

 

 

「すべて…」

 

 

 

 

「スベテコワレチャエ!!!!!」

 

フランの瞳は真紅に…毒々しいまで紅く染まり…怒気なのか瘴気なのか周りが歪む。

 

「パチェ、明久の治療、頼んだわよ」

 

「任せなさい、レミィ」

 

「霊夢」

 

「……何かしら?」

 

明久を見下ろし顔を俯かせる霊夢にレミリアは…

 

「あぁなると一人じゃ対処しにくいのよ。手伝ってくれないかしら?」

 

「いいわよ。とりあえず一発は殴らないと気が済まないから…」

 

霊夢の瞳に涙の後はあれど…その瞳は怒りに燃えながらも静寂の光を灯していた。

霊夢が…黒い…

 

「すいません遅れ…なんですかこの状況」

 

気が付いて急いで来たのだろう…咲夜は少し啜れたままのメイド服を着たまま現れた。

 

「咲夜すぐに包帯とか持ってきて!!」

 

「え?…!!わかりました!!至急に!!」

 

咲夜は明久の状況を見て一瞬息を呑むも、すぐに消えた。

お願いだ!!間に合ってくれよ、明久!!

 

 

 

side明久

 

ここは…どこ?

 

「あら?また来たのね」

 

この声は聞き覚えがある。

僕は目を開いた…そこには、

 

「へ~今日はちゃんと『意識』まである状態で来たんだね」

 

金髪銀眼の少女と、

 

「はじめまして、あといらっしゃい『 』へ」

 

巨大な『扉』が、あった…

 

「いらっしゃい…とうとう繋がってしまったのね…」

 

そう呟いた声は誰にも届かず、虚空へと消えていく…

 

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