D.C.Ⅲ.C.E. ~ダ・カーポⅢ チェンジエンド~   作:Masty_Zaki

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戦況こそ拮抗しているものの、その実敵は未だに余裕を見せている。
いつ何を起こしてもおかしくはない、不利な状況に立たされる。
襲い掛かる魔の手は、無情にも仲間の下へと向かった。
その時、反撃の嚆矢が戦場へと突き刺さる。


反撃の絆

 

 

思う存分に魔力を放出しながら、敵を睨む龍雅。

ただ悠然と佇み、出方を窺うでもなく龍雅を見据えるシグナス。

どちらも寸分たりとも動かない。

まるで、動いた瞬間勝負が決まるかのような、必殺の一撃、その間合いを計っているようにも見える。

静寂の中で、ただ魔力の流れだけが感じられる、張り詰めた空気の中で、立夏たちはただそれを見上げていた。

誰もが、龍雅は負けないと信じて。この戦いが、無事に龍雅の勝利で終わり、そしてこれからもみんなで一緒に未来を歩んでいけると信じて。

 

――プツリと。

 

張り詰めた糸が一瞬にして切れる。

音もなく、先程までの場所から龍雅が消えた。神速の動きに、立夏たちの動体視力はついていけなかった。

シグナスでさえも、その一瞬に驚きの表情を浮かべている。

龍雅は、大量に放出した魔力を一瞬にして消し、そして自らの魔力も消して、自身の身体能力だけで神速を体現したのだ。

気が付けば龍雅はシグナスの目の前。その手には、2メートル以上はある長く大きなハルバードが握られていた。

得物が耐えうる最大出力の魔力を注ぎ込んで、シグナスに向かってハルバードを振り抜く。

シグナスの視線が動く。

煌めく閃光。

龍雅のハルバードは、シグナスの左手で作られた障壁によって遮られていた。

次の反撃を警戒し、距離をとり、様子を窺う。

 

「面白いことをするものだ。物理的にも、魔力的にもこの俺の目を欺くとはな。一瞬とは言え、貴様のことが見えなくなったぞ」

 

挑発気味にシグナスが龍雅の戦術を褒める。

しかし、成功しなかったのだから全く意味を成さない。それに、この技は1度見切られたら2度目はない。タネが割れている以上、対策も立てやすくなる。

 

「そいつはよかった。これで少なくとも俺が何かしらの面においてアンタを超えられることが分かったよ」

 

龍雅はシグナスの目を欺いた。

それはすなわちシグナスが完全にして無敵だという前提を崩壊させるのには十分過ぎた。

無茶で超えられないことはない。戦術によっては欺けないことはない。それだけでも立ち向かうだけの価値は十分に見出せる。

龍雅はニヤリと笑った。

 

「俺を相手にして笑みを零せる程度の余裕があるとはな。流石俺が育てた養子だ。この場で逆らうことさえなければ完璧だったのに」

 

明らかに皮肉のこもった言いように、龍雅は少し苛立つ。

しかしそれどころではないと、すぐに思考を一新させた。

 

「次はこちらから行かせてもらおう」

 

そう言うと、シグナスはその右の拳を左の胸に当て、目を閉じる。

次に彼の口から発せられたのは、言霊の呪文だった。

 

「『千の尖兵よ、勝利の時は来た。今こそ反撃の狼煙を上げ、矢を番えよ。帝の名の下に、正義の名の下に、逆賊を討ち払い、殲滅せよ』」

 

シグナスの足元から、異質なものが広がってくる。

それは次第に風景を塗り替え、そしてそこに、新しい世界を構築する。

呪文の言霊の中に秘められた心象風景が再現される。

気が付けば龍雅は、小さな砦の屋上に立っていた。

周囲を数千の兵士に取り囲まれ、そして更にその向こうには森が広がっている。

兵士の一番奥には、シグナスが悠然と立っていた。

 

「こいつは……」

 

驚くべきはその兵士たち一人ひとりから感じられる魔力。

その手に持つ槍や剣の一振りが、建物を全壊にできるくらいの力を秘めているようだった。

シグナスが放ったのは、とある平行世界上で起こった戦争の、圧倒的なまでに相手を壊滅させた一戦にて、大将が兵士に向けて上げた鼓舞の口上である。

様々な平行世界を渡った彼にこそできる、神業ともいえる芸当であった。

無数の兵士が砦に接近してくる。

剣を掲げ、槍を掲げ、全力で向かい、破壊しようと飛びかかる。

誰かが得物を振り抜いた。

砦が瓦解する。

粉々になり、砂煙を撒き散らし、轟音を立てながら砦は完全に崩壊した。

破壊される砦を尻目に、龍雅は既に空中へと飛び去っていた。

何とか瓦礫に呑み込まれることを回避し、相変わらず余裕の表情を浮かべているシグナスを睨みつける。

 

「何をしている、空を飛ぶなど卑怯だぞ」

 

そう言ったのは、誰でもなくシグナスだった。

その皮肉に対し、兵士の軍団に唾を吐き捨ててその中へと突撃していった。

縦横無尽にハルバードを振るい、押し寄せてくる大軍を蹴散らし、薙ぎ倒す。

それはもはや、孤軍奮闘する猛将、たった1人で数万の大軍に乗り込み、袋の中から鼠を捕まえるように大将の首を取ってくるとまで言われた、三国志演義の蜀の将軍、張飛翼徳のような猛威を放っていた。

敵陣後方の兵士たちが矢を番え、弓を射る。

無限に飛来してくる魔力の塊と化した矢を障壁魔法で受け止め、逸らしながら少しずつ、少しずつシグナスへと向かう。

 

「ほう……」

 

あまりの迫力に、シグナスの血も騒ぎ出す。

目の前の男が大軍の中で果敢にもこちらへと向かってくる様は、彼が実験に組み込んだシナリオの一部に類似していた。まるで、運命に立ち向かおうとでもしているような彼に、それを挫く熱が生まれてきたのだ。

 

「はぁああああああッ!!」

 

気力のこもった息吹共に放ったハルバードの一撃で、遂に龍雅は囲いを破り、シグナスの前に躍り出た。

その勢いのまま、スピードを落とすことなく、その片手に魔弾を生成し、相手に放つ。

シグナスはそれを上空に飛行することで容易に回避し、刃を生成して龍雅へと飛ばす。もちろんこの刃からは魔力が感じられず、魔法と同じ形式で作られているにもかかわらず、そこには魔力という概念が行使されていなかった。

攻撃を回避された龍雅は、相手の反撃を躱し、追撃のために同じく飛行体勢へと入り、地を強く蹴り空中へと飛び立つ。

 

「さて、そろそろか……」

 

シグナスがふと呟いた。

龍雅にとって、それが何を意味しているのかは当然理解できない、が、シグナスがそう言ったのだ。龍雅は警戒を強めて更に周囲に注意を配った。

魔力反応はなかったが、刹那的な殺気を感じ、視線をそちらに向けると、既にシグナスがこちらに向けて腕を伸ばし、掌をかざしていた。

そこに光が少しずつ集約され、やがて巨大な球を創り上げる。

本来なら強烈な魔力が感じられるであろうその物体に、やはりそれは感じられない。

ただ龍雅の肌に与えるのは、その冷たさと、無機質さ。体中の悪寒を誘うような、そんな球だ。

 

「≪隷従する熾天使の聖火(セラフィム・フォール)≫」

 

一瞬輝きを増し、次の瞬間にはそこから光線が伸び、龍雅へと迫っていた。

しかしこの技に、龍雅は見覚えがあった。

この技は、かつて龍雅が彼の弟と対峙した時、彼が自分に放った砲撃魔法だった。

それは彼の力、≪solitary Pluto(孤独の冥王星)≫に内包された技の1つで、発動の速さの割に馬鹿げた破壊力を生み出す魔法であり、もちろん使用できるのはただ1人、弓月光雅だけのはずだった。

それを、どういう訳か、目の前の男が、シグナス・ルーンが使用したのだ。

それが何を意味するのか――

 

「アンタ、光雅に何しやがった……!?」

 

凶悪とも言える破壊力を持つ砲撃を障壁魔法で何とか食い止め、怒りを露わにする。

彼がこの魔法を使うということは、世界において1つだけしか存在しないこの魔法を彼が使うということは、弓月光雅から、その力が簒奪されたということに他ならない。

つまり、龍雅の弟が死んだという可能性が考えられてしまう。

それだけは信じたくなかった。

そんなことがあるはずもない――しかし、怒りは止まらない。

目の前の男に憤怒の炎を燃やしながら、砲撃を押し返そうと力を込める。

しかし、流石は≪solitary Pluto(孤独の冥王星)≫、破壊力は底知れず、計り知れない。

龍雅を一撃必殺で屠った光雅のそれと比べることはできないが、それでもシグナスはその孤独の力を理解し、自らの力で操っている。

自身の持つ無の力と、孤独の力が内包する無限の源。

相反する2つがシグナスの中で見事に融和していると言って間違いはなかった。

龍雅の障壁は十分にシグナスの砲撃を止めることはできているが、それは所詮その場凌ぎでしかない。

だからこそ、龍雅はこの状態から戦況を変えることができないでいる。

 

「このままでは面白くない。そろそろ見せてやろう。再来する絶望を」

 

シグナスが、開いたもう片方の手を空へと掲げ、何やら言霊を放っている。

それはこの幻想世界を超え、現実世界へとリンクしようとしていることが分かった。

つまり、狙いは――

 

「立夏!さくら!」

 

彼女らの危険を察知し、注意を促そうとするも、声は届いていそうもない。

しかし、その必要もなく、既に事態は進行してしまっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

幻想世界の外側では、立夏とさくら、そして清隆が既に戦闘態勢をとっていた。

警戒する対象は、遠くにあるはずなのに、その大きさからすぐ近くにあるように感じ、圧倒的な威圧感を醸し出している――巨大な腕。

さらに術式魔法で強化してもらい、3人は空中へと飛び立つ。

その大きさに、改めて眩暈を起こしそうになった。

海から生えて伸びている人の腕のようなもの、そしてその拳は、叩きつけるだけで初音島を簡単に覆ってしまう程だった。

 

「一体、どうすれば……」

 

さくらが思考をフル回転させるが、この腕をどうにかするだけの方法を持ち合わせてはいなかった。それは立夏も同然である。

立夏たちに考える間も与えずその手は島へと降りてきた。

このままでは、初音島もろとも自分たちは消し飛んでしまう。

 

「さくら、清隆!何が何でもこれを食い止めるわよ!」

 

「分かりました!」

 

「無理しないでね!」

 

それぞれ、自身の持つ魔力を最大まで放出させて障壁を張る。

苦しむ葵を姫乃とさらに任せ、シャルルも応戦に参加した。

巨大な腕が、耳をつんざくような巨大な音と共に障壁と衝突する。

衝撃に耐えられず、4人は障壁を張ったままかなり高度を下げることとなった。

押しは強く、このままでは確実に潰されてしまう。

想いだけが募り、策を巡らす隙も与えず、巨人の腕は彼女たちを押しつぶそうとしていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

目の前で、自分の目の前で、大事な人たちが消される。

自分がこの状況を変えられないばかりに、再び絶望が自分を襲おうとしている。

もう嫌だった。自分のせいで、誰かが傷つくのを見るのは。

上代龍輝の頃から、たくさんのことを彼女たちから教わり、そして得た。

かけがえのない感情を、そして大切な時間を、ずっと一緒に過ごしてきた。

それがたとえ隠された物語であったとしても、それでも自分たちは再びめぐり合うことができた。

それなのに。

それなのにこんなところで、また、失ってしまうのか。

龍雅は、焦燥と絶望に苛まれ、心が壊れそうになっていた。

もう何度目になるだろうか、龍雅が、自分の目の前で誰かを失うのを見るのは。

誰かが自分のせいで悲しみを味わうことになるのは。

叫び声を、痛切な悲鳴を上げようとした、その時だった。

 

――強力な魔力反応と共に、一瞬の閃光が煌めき、そして。

 

巨人の腕が、消え去っていた。

そして、気が付けば龍雅自身も、幻想世界から解放され、元の世界へと帰ってきていた。

突然の出来事に、立夏たちも疲労で肩で息をしながら戸惑っていた。

龍雅自身、何が起こっているのか分からない。

シグナスもまた、怪訝な表情をしていた。

 

「いやぁ、遅くなったな」

 

静寂に響く、新しい声。

第三者の介入により、事態は一変する。

閃光が晴れ、そこに姿を現したのは。

 

「待たせたな、って、別に待ってないだろ、『魂の選別者』さんよ」

 

優しき紫色の瞳を持った、龍雅の弟であり、そして、これまでに幾人もの人間を窮地から救い出してきた男。

 

――弓月光雅。

 

その右手には身の丈を超える程の長さを持つ太刀を握り締め、そして視線はしっかりとシグナスを捉えていた。

既に状況を理解しているのか、その中で光雅はニヤリと笑った。

この状況を変える自信は山程ある、そんな笑み。

両手で太刀を握り、軽く振り回して正面で停止させる。

 

「『結刀(ゆいとう)-十二単(じゅうにひとえ)-』、状態は良好か」

 

12の不揃いな力や想いを一つに重ね、一重(ひとえ)に束ねることで力を発揮し、そしてその力で以って争いを終結させ、平和へと、幸福へと帰結させる。

光雅の想いが詰まったその刀には、異能を切り裂く力が付与されていた。

その力によって巨人の腕を切り裂き、幻想世界を切り裂き、そしてシグナスの砲撃を切り裂いた。

 

「さてと、まだやることは残っていそうだ」

 

光雅の両目の瞳が、禍々しい金色へと変色する。

それは、孤独の力の象徴であり、彼が戦う決意をした証であった。

そして――

 

「やっと追いついた。光くん、そろそろ転移短縮の方法教えてくれたっていいじゃない」

 

栗色のロングヘアを大きなピンク色のリボンで後ろに束ね、純白のワンピースの上から黒色の上着を羽織った女性。

弓月光雅の生涯の伴侶である、朝倉音姫。

 

「そうだな。音姫もそろそろ転移に慣れてきただろうし、短い距離なら大丈夫だろ」

 

戦闘中であるにも拘らず、相変わらず中のいい夫婦であった。

 

「おかしい、何故貴様が≪solitary Pluto(孤独の冥王星)≫を発動している?何故朝倉音姫が未だに生存している?そこの娘は『鬼』の力よって既に死んでいてもおかしくない時期のはずだ」

 

立て続けに、しかし状況を把握するために冷静に質問を繰り出すシグナス。

それに対して光雅は首を傾げながら答えを返した。

 

「決まってんだろ。まず最初の質問の答えは、アンタが俺に与えてくれた最初の魔法、≪魔術創造(マジカルクリエイト)≫で、いちから≪solitary Pluto(孤独の冥王星)≫を構築したんだよ。勿論無限の恩恵だって受けられないから完全に再現することはできなかったけど、それでも運用するには十分だ。完成した後1週間くらいぶっ倒れてたけどな」

 

その期間音姫にずっと看ていてもらっていたことを自慢げに語りながら、2つ目の質問に答える。

 

「そしてもう1つ。確かに音姫は『お役目』の影響で由姫さんみたいに短命になるはずだった。けどそれ、もうほとんど解決済みなんだよ」

 

「……どういうことだ」

 

シグナスの放った声は、先程と比べて更に低くなっていた。光雅にしてやられたことに少しばかり腹を立てているようだ。

 

「俺は兄さんとの戦いで音姫の心を共有することになった。それがきっかけで死にかけたらしいけど、誰かのおかげで俺は無事に生き延びることができた。そして俺はまだ音姫の心を保有して、なおかつそれが可能な体を持っている。それだけで過去の前例とは大きく違う訳さ」

 

龍雅はふとその時のことを思い出していた。

あの時の自分の行いが、彼の運命を大きく変えていたということが、何となく嬉しかった。

光雅は音姫に歩み寄り、そしてその頭に手をポンと乗せる。

 

「そこから俺と音姫の間に魔力供給のパスを作り、恋愛に想いの力――魔力が持っていかれるのを俺の魔力でカバーしたわけさ。これは俺と音姫の心が密接に繋がっているからできたわけで、更にもう、次の世代に『お役目』を引き継がせないための対策も理論は完成している」

 

その台詞に、姫乃が目を丸くする。

自分の過去も、『お役目』と向き合い、そしてそれを受け入れることで清隆を救う力を手に入れたのだ。

しかし実際は今もまだ『お役目』は残っており、そしてその存在が今も目の前にいる、そして挙句の果てには既に解決されようとしていたのだ。

驚くのも無理もない。

 

「音姫から『鬼』を抽出し、俺が構築する別世界に閉じ込めて、そこで俺が殲滅する。この『結刀-十二単-』もそのために用意されたものなんだけどな」

 

「しかし、確かに少し前に貴様に会った時は、まるで絶望しきったような表情をしていたではないか」

 

「ああ、あれはただ単に音姫がフランスの方に用事があって1週間くらい帰ってこないって、もう死ぬ程寂しかったんだよ。俺が資料作成頑張ってるっていうのにさくらは急に帰っちゃうし音姫も大事な会談があるとかでどっか行っちゃうし……。――どうやら勘違いしてたみたいだな」

 

そして、光雅は、そっとその視線を龍雅に向ける。

その顔は、懐かしさに笑っていた。

龍雅を歓迎するように。受け入れるように。

それだけで、龍雅は感極まった。

声を上げて泣きたかった。ここまで生きて、本当に良かったと。

しかし、今はそれどころではない。光雅の言いたいことは、龍雅には分かる。

 

「今の俺にそこの阿呆をぶん殴る力はない。でも、兄さん。憂さ晴らしでも何でもいい、何も考えずにそいつをブッ飛ばしてやれ」

 

光雅が握った拳を前へと突き出す。

距離的に2人は離れていたが、それでも、どうしようもない程固い絆に結ばれているような、迷う背中を押されたような、そんな心強い想いが、胸に響いてきた。

龍雅は、光雅のその拳に頷き、そして再び、シグナスへと体を向けた。

一方でシグナスも、実験の駒がここに全て揃ったことに喜びを感じ、狂気に、驚喜に唇を歪めていた。




突如現れた光雅の戦力により、状況は一変する。
絆が試される時が来た。
走れ――かつて魔法使いとしてロンドン中を奔走し事件を解決してきた者たちよ。
ただ1つの未来を、全員で掴み取れ。

次回『舞台裏の東奔西走』
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