グレートレッドを気絶させてから神殿に連れて来たのは良いけどその先の事を考えてなかった。・・・取り合えず人化させてからベットに寝かすか。このままでは聖獣たちが怯えて仕方が無い。
森に横たわっているグレートレッドの頭に手をかざすとグレートレッドの身体が光だし徐々に小さくなっていきやがて人の姿になった。
・・・僕より身長高い・・・しかもかなりのイケメンだし。
人の姿に成ったグレートレッドと自分の身体を比較してコンプレックスを感じつつ180cmもある身体をお姫様抱っこをして神殿に戻っていた。
客室にグレートレッドを寝かせてオーフィスのいる別の客室に向かっている。
オーフィスの頼みはこれで良い。問題はグレートレッドなんだよね。いっその事一緒に暮らすか?、そうすればあの戦闘狂も大人しくなるだろうし。っまオーフィスに報告してから考えるか。
考えている間にオーフィスすがいる客室に着きノックして入る。
「・・・オーフィス、終わった・・・」
「!!グレートレッドは?」
「・・・落ち着け・・」
僕の肩を持ちグングン揺さぶってくるので頭に軽く奏チョップを食らわせてから落ち着かせた。
「・・・・落ち着いた?・・」
「(コクリ)」
落ち着いたのを確認すると一からグレートレッドを気絶させるまでの事を説明して今人の姿にしてから寝かしていると言うとかなり驚いていた。それからグレートレッドをどうして欲しいのか聞くと好きにして構わないと言われたのでしばらく神殿の中に置いておこう。
「我、再び次元の狭間に帰る」
「・・・汝、たまに・・・遊びに、来い」
「分かった」
これで悩みは解決。さてと次はグレートレッドだな。
奏は先の事を考えため息を着くと再び神殿へと帰っていった。
グレートレッドがいる客室に入る、まだ眠っているのか寝息が聞こえてきた。
こうして見るとただの人なんだけどな。グレートレッドには悪いけど起きて貰うか。
「・・・グレートレッド・・・グレートレッド・・・」
「・・・・ん?」
「・・・起きた?」
「き、貴様!!」
ベッドから飛び降りようとするが人間の身体にまだグレートレッドが馴染んでおらず盛大にベットから転げ落ちた。不覚にも奏は笑ってしまった。
「グフゥ!」
「・・・・・ぷぷ」
「貴様!、我に何をした!」
「・・・力を封印して・・・人間の、姿にした・・・」
「封印しただと!?。己小娘風情が!」
ん?、聞き違いかな?。今小娘って聞こえた様な。
「・・・こ、小娘?・・・」
「ふん!、そんな小さき身体小娘の他ないだろう!!」
「・・・・ブチ!」
その時奏の何かが切れる音がした。
・・・・・しばらくを待ちください・・・・・
血まみれの部屋の中心に瀕死のグレードレッドの上に奏が不機嫌な顔をして座っていた
「ぐはぁ!、なぜ勝てぬのだ」
「・・・勝てないのは・・・必然・・・余は、神龍・・・」
「なに!、貴様の様な小『ベシ!!』ぐふぁ!!」
「・・・そんな事より・・・汝、これから如何する?・・・」
やっとうつ伏せから四つん這いになったグレートレッドが上に座っている奏を恨めしそうに睨みながら答える。
「ふん、知れた事を、再びオーフィスを倒し次元の狭間に君臨す『バシ!!』ぐはぁ!」
バカかこのトカゲ・・・。
「・・・この、愚か者め・・・オーフィスと、共存するなら、まだしも・・・同じ事を、しようなど・・・バカトカゲが・・・」
「貴様誰にむか「・・・口答えするな・・・」がはぁ!」
奏の言葉に気に障ったのか懇親の力で立ち上がろうとした瞬間奏チョップがグレートレッドの首を捉え、四つん這いからまたうつ伏せになってしまった。奏はグレートレッドの上に座りながら何か考えている。
「・・・はぁ・・・トカゲ、しばらく此処に住め・・・お前の、性格・・・直してやる・・・」
「はぁ!、なぜ我がそんな事『パシュ!』ぐへぇ!」
間抜けな言葉を最後にグレートレッドは夢へと旅立った。
「・・・軟弱・・・」
・・・・神龍の攻撃をもろに受けて此処まで気絶しなかったグレートレッドを褒めるべきだと思うが。