ポケットモンスター 神々を繋ぐ者   作:紅蓮

8 / 9
接触。そして過剰戦力に。

フラグは初っ端から回収、巻いていく人。やりたいことは先にやっておかないとFateでは死ねます。


外伝? 3 Under The Moon

冬木にある協会、そこで、1人の男が不思議な機械を見つめていた。

 

「……残るはライダー、セイバー、アーチャー、アサシンだな」

 

男は、ある場所へ電話をかけ、先ほどの言葉を伝える。早く召喚しないと枠が埋まるぞという言葉と共に。

 

 

 

 

 

その後、電話先の人物は時期こそズレてはいるものの『正史通り』アーチャーを召喚する。ほぼ同時刻にライダーも召喚される。そして、その次の日にはセイバーが召喚される。

 

だが、そこから物語はイレギュラーにより崩れ始める……

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「ま、マスタァァァァ!?!?」

 

「ぐふっ……キャスター、俺はもうダメなようだ……」

 

「僕もー……もうだめ……」

 

「私も……もう無理……」

 

大学生3人組がぶっ倒れている。一応言っておくけど私、飛鳥とサイ、遊君である……自己紹介してる余裕は無いんだけどね……目の前に敵が居るというのに。

 

「そこの蟲使い、許しませんわよ……?」

 

「カカッ……

 

 

 

 

 

いや本当に申し訳ない、まさかこんなに料理が余るとは……」

 

そう、宴会の余り物という巨大な敵に……どうも遊君が友達来ると伝えたらそれで増やしちゃってたらしく、日持ちしないものだけでも私達がぶっ倒れる量があった。どうして増やしたし。

 

「エ、EJ……風神に頼めねぇ?」

 

「……風神様ねー……食物受け付けないらしいよー……」

 

「マ……?」

 

近所の人や間桐一家を総動員させてなんとか片付いたけど、その後元気なのがサーヴァントの2人だけだった。

 

 

 

 

 

「やっと落ち着いた……」

 

その次の日、正確にはライダーが召喚された次の日(午前1時を前の日と考えるなら2日後だけど)。協会には参加者が誰かを隠し、臓硯さんが参加を伝えていた。その時、どうも昨日アーチャーも召喚されたそうで……残りは2枠だから、と。

 

「セイバーとアサシン、ね……」

 

そういえばキャスターさんは間桐家の門辺りに結びつけてアサシンを召喚しようとしてたらしいが、私達が大学に行くことを考えて断念。これが後々に響くんだけど、もちろん私達は気付かなかった。

 

この日、セイバーが召喚された事を伝えられる。アサシンが出る気配が無いので聖杯戦争の開始だ、という事も伝えられる。運営がそれで良いのかと思う私を余所に、男共はゲーセンに行った……なにやってんだろうかと思ったけど、簡単に言えば『有名であれば強くなる』という知名度補正を利用しに行ったんだろう、うん。ただ音ゲーしたかったからとかそんな理由じゃ無いはず。

 

 

 

 

 

「……遅い! なにやってんのよあの2人は!?」

 

現在午後11時。ゲーセンはこの時間も空いてるんだろうけど、幾ら何でも遅すぎる気がする。まさか……? と思った私は書置きをしてゲーセンに向かう……と、途中見覚えのある顔を見つけてしまった。ここには居ないはずの顔を。

 

 

 

 

 

「……? あれ……?」

 

途中見かけた3人組、その中で雨降ってないのにカッパを着ていた女性がどう見てもzeroのセイバーだった。いや居るわけ無いでしょと思ったけど……

 

「……? あの、どうされましたか?」

 

「あ、いえいえ、ちょっと知り合いに似てたもので……」

 

声までそっくり。ただそれどころでは無いので駆け出そうとすると、3人組の中の1人、桜ちゃんと似た黒髪をしている女性に阻まれた。

 

「あの、友人を探したいんですが、どいてくれませんか……?」

 

「待ちなさい、貴方、魔術師よね?」

 

「……えっ、いや違いますけど」

 

「嘘つかないで、試してみたけど認識阻害を破ってるなんて魔術師の証拠よ」

 

「ええっ!? ……イヤイヤ確かに裏には関わってますけど本当に魔術師では無いんですってば」

 

「裏に関わってて魔術師じゃないとかどういう……」

 

「リン、彼女の言う事は本当の様です。サーヴァントと一緒にいたような雰囲気はありますが」

 

……リン? あれ、待てよ……

 

「もしかして、逢坂 凛さん?」

 

「あら、私をご存知?」

 

「ええ、ちょっと調べ物をした時に……ってそうじゃない、事情は話しますから一緒に来ても良いですから行かせてください!」

 

逢坂さんとセイバーさん(仮)、それと赤髪の男の人と一緒にゲーセンに向かう……ゲーセンがあるはずの場所から煙が上がっている。更に入り口まで向かうと、座り込むサイと遊君、それにキャスターさんと何者かと龍が見えた。

 

「サイ! 遊君! キャスターさん! ライダー! 大丈夫だった!?」

 

 

 

 

 

「あ、アスカ……聖地が潰れてしまったぁぁぁ……」

 

「それで今まで放心してたんかーい!!」

 

そしてサイをぶっ飛ばした。一緒にいた青タイツの男が妙な顔をしていた。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

午前零時付近。警察が来る前にと男の子……衛宮 士郎君の家へ突撃。ライダーのみ霊体化しているけど。

 

あの時あった事を纏めると……

 

3人と1体、ゲーセンで遊ぶ。青タイツの男、ランサー襲撃。キャスターが魔力切れで倒そうとルールブレイカーという宝具をランサーに当てる。けどまぁそこからも戦いがあって音ゲーが壊される。ブチ切れたライダーがキャスターにランサーを契約するよう言い、契約、それからの戦闘でゲーセン破壊。ちなみにゲーセンに被害を与えたのはランサーだけだったとの事。いやライダーも悪いでしょこれ。契約させた理由は『魔力不足で逃げるなんてやらせねぇ』という事だったらしい。

 

聞いてた3人とさっきは霊体化してたのであろう男、アーチャーさんがとても微妙な顔をしていた。かくいう私もしていた。

 

で、その後の会話で衛宮 切継の息子という話から士郎君が主人公である事が分かったり、またセイバーさんが(仮)ではなくzeroと同じという事を知ったりして今度は私達大学生陣営が微妙な顔をする羽目に……私してばっかじゃないの……とりあえず、今の聖杯の状況だけ伝える。夜も遅いから明日に詳しく話そうという事で。

 

……アーチャーさんがずっと私達、正確には大学生組とライダーを見て唸ってたけどどうしたんだろう。そんでセイバーさんが何か納得してた顔をしたけど、あれかな、前回何故破壊を命じられたのか分かったからかな。

 

……あ、そうだ。それと私にとてつもない対魔力という能力が備わっている事が分かったんだった。私だけじゃなくてサイと遊君も。ランクで言うとAらしくて、そこんじょらの催眠とか効かないらしい。だから認識阻害を受けなかったのか……むしろその違和感で逆に気づいたのかも。アーチャーが『キャスターなら破れるかもしれんが』という話をしてたけどキャスターは一応味方だからなんとかなりそう。

 

 

 

 

 

余談だけど、私が大学生というのを知って凛さんがDOGEZAしてた。タメ口で良いとは言っといたけど。

 

 

 

 

 

現在の勢力

 

士郎君、凛さん、セイバーさん(真名知ってるけど言わない様に言われた)、アーチャーさんの陣営

 

私……はマスターじゃないから除いて、サイ、遊君、ライダーの風神さん、キャスターさん、ついでにランサーさんの陣営。結局味方にしようって話になってた。

 

バーサーカー枠とアインツベルンの陣営(後で凛さんから聖杯の情報の代わりにと頂いたけど、バーサーカーの真名はヘラクレスらしい)

 

おそらく出るであろうアサシンの陣営

 

……あれ、私達過剰戦力じゃない? というか終わった後願いどうなるのよこれ。キャスターさん曰く『聖杯の浄化は出来るだろうし、聖杯からの知識的に私とライダーの願い位なら叶えても多分余るわよ』とは言ってたけど、私達としては士郎君達とも組みたいから……うーん、嫌な予感がする。アサシンを私が召喚できれば良いけど、令呪が宿る気配無し。宿った人からいただくしかないかな。

 

 

 

 

 

「なぁアスカ、思ったけど第一次と三次、四次の時の魔力って余ってないのか……?」

 

「……あれ?」

 

そういえば、一次はよく分からないし四次は冬木焼いたからあまり残って無さそうだけど、三次の時の魔力って残ってるはずよね……?




さて、アサシンはどうなるでしょう。

なお、この世界線では衛宮君はバーサーカーの攻撃をかばってやられる前に向こうが帰っております。
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