ポケットモンスターSPECIAL Anotherの物語   作:マルオ・オメル

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カントー編 赤緑黄青編
プロローグ


「いけ、オコリザル!"けたぐり"だ!」

 

少年はオコリザルにそう言うとオコリザルはイワークにけたぐりをくらわせイワークを倒した。

 

彼の名前はアナザー、幼少はマサラタウンに住んでおり、レッドという弟分とよく遊んでいた。ちなみにレッドはニョロゾを持っており、同年代では一番強かった。アナザーのマンキーには勝てなかったが…。

 

だが、レッドはポケモンリーグのチャンピオンになって今のアナザーでは勝てるかどうかも怪しいものだ。

 

ピリリリリ!

 

電話にアナザーは出る。

 

「はい、もしもし」

 

『おお、アナザー。ワシだ。オーキドじゃ』

 

「あ、オーキド博士。ご無沙汰してます。どうしたんですか?珍しいですね~」

 

アナザーが電話してるのはオーキド・ユキナリ博士。ポケモン学の第一人者でマサラタウンに研究室を置いて日々ポケモンの謎を解き明かしている。

 

そんな、オーキド博士とアナザーは小さい頃から付き合いがあって、レッドも博士に認められ図鑑を所有している。

 

『…実はキミに話しておきたいことがあるのじゃな…一回マサラタウンに赴いてくれんかの?』

 

アナザーはオーキド博士からとても重苦しい雰囲気を感じる。

 

「…解りました。それじゃあ、また」

 

ピッ。

 

「……何か一波乱起きそうな気がするな…」

 

とりあえず色々と準備しなきゃそう心で呟くと荷造りを始めた。

 

 

マサラタウンからアナザーのいるシロガネやまはそう遠くない、だからあっさりと到着する。

 

「博士~!アナザーです。ただいま参りました。入りまーす」

 

「おお、アナザー。入ってきてくれ!」

 

「博士、久しぶりです。どうしたんですか?」

 

「…実はアナザーよ…。大変なことになってしまったのじゃ」

 

オーキドは重い口を開き話した。その内容はレッドの失踪…。

 

「な、なんでアイツが…!」

 

「お、落ち着けアナザー!」

 

「落ち着いてられますか!レッドは俺の弟みたいなもの何ですよ!」

 

「実はレッドが失踪する前、レッドは果たし状をもらっておってのぅ…そして、それから数日がたったある日、レッドの手持ちポケモンであるピカチュウのピカが傷だらけでここにやって来て…」

 

「……そして、今に至るってことですか?」

 

「その通りじゃ…そこでアナザーよ。お主に頼みたいことがあるのじゃ」

 

「…レッドの捜索ですか?」

 

「その通りじゃが他にもレッドを捜索するのを依頼した少年がいる。その少年と合流してくれんか?」

 

「解りましたけど…その少年の特徴は?」

 

「うむ、金髪で麦わら帽子を被っていて、釣竿を持った平均より少し背が低めじゃな、名前は本人の要望でおしえてくれなかったわい確かトキワのもりに住んでいるとか」

 

「名前を知らないのによく信じましたね?」

 

「うむ、その少年は不思議なことにポケモンの気持ちを理解することができるのじゃ、それに他人にはあまり懐かないレッドのピカが懐いておったからその少年の言葉を信じてみることにしたんじゃが…いまひとつ頼りないと言うかのう…」

 

「解りました。それじゃあ、いってき…「ちょっと待てアナザー!」

 

オーキドはアナザーの言葉を遮ると慌てて自分の机の引き出しを開けて漁る。

 

「あった…これじゃ、これ」

 

「博士これは?」

 

オーキドが取り出したのは黒い箱のような物だ。

 

「これはポケモン図鑑じゃ、レッドやワシの孫のグリーンが持っておる物とは違う試験用のプロトタイプじゃがキミが持っておってくれんかの?」

 

それはオーキドが認めたものにしかくれないというポケモン図鑑だ。

 

図鑑の所有者は他のトレーナーとは違った特別なトレーナーになる。実質レッドや博士の孫のグリーンがその実力を表している。

 

「これがあればレッドの図鑑を預かってくれてる少年と合った瞬間、共鳴音がなるはずじゃ」

 

「…博士、ありがとうございます」

 

そうお礼を言い、俺は研究所を後にした。

 




オコリザル Lv62

特性 まけんき
性格;がんばりや

アナザーがゲットした最初のポケモン。格闘タイプ特有の力と身軽なフットワークが特徴。
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