此処は祇王泠呀が張った結界の中だ
此処に、少女の大きな怒号の声が響く
「泠呀達のバカーーーーーーー!!!大っ嫌い!!!!」
そう言って結界の外へと飛び出していく1人の少女
そして、放心状態の泠呀、カデンツァ、ルゼ、エレジーの4人
其れから1時間、漸く放心状態から回復すると、この世の終わりの様な顔をしながら
「姫が馬鹿って言った」
「姫が大っ嫌いって言った」
などと、うわ言のように呟いている
どうやら回復した訳ではないようだ
そこから15分経って漸く姫が居ない事に気が付いた4人は、慌てて人間界へと姫を探しに結界の外へと向かう
慌て過ぎたせいで壁や扉に体をぶつけまくったのは此処だけの秘密
一方その頃、先程泠呀の結界を飛び出した少女はと言うと
「ふんっ、泠呀達の馬鹿っ!何が『危険だから、つれていくわけには』よ、私だっていざとなれば一応は戦えるのに、こうなったら連れて行ってくれるまで意地でも帰らないんだから」
まだ怒っていた
少女紹介
・名前はユキ
・知らない事は無いんじゃないのかと思うほどの物知り
・戦闘も出来るが普段は戦わない
・只今絶賛家出実行中
・悪魔の姫
・絶世の美少女(と言うか、美女?)
・性格は温厚
・悪魔はみんな好きだけど、そのなかでもエレジーが大のお気に入り
*****
そもそも如何してユキが泠呀の結界の外へと飛び出したかと言うと、其れは積もりに積もった我慢と言う名のイライラが爆発したからである
では如何して我慢と言う名のイライラが爆発したかと言うと、原因は悪魔達の超がついて良いほどの過保護ぶりが元凶だったりする
ユキは今まで1度も泠呀たちが、実戦で戦っている姿を見たことがない
何故かと言うと、泠呀達悪魔にとってユキは特別な存在である
その特別な存在が自分達が戦っている最中に敵と遭遇したら、敵に人質として連れて行かれたら、などと、普段だったら絶対に人間相手にそのような事思わないし、まず人質にされてしまうような事にはならないのだが、姫の事になると冷静な判断が出来なくなるのが惚れた弱みならぬ過保護の弱みである
自分達の姫を必ず危険から守れるとは言い難い、特に姫が関わってくると冷静な判断が出来なくなるのでユキはお留守番なのだ
勿論ユキが結界の外へと1人で行かないようにご丁寧に見張りもつけて
がしかし、そんなことで諦めるユキではない
普段見る事のできない泠呀達の戦っている姿は是非とも脳裏に焼き付けておきたいと言う思いがユキに家出を促したそしてユキは家出する事を決意した
しかし、最初に起こった喧嘩?はユキにとっても予想外の事だった
最初の喧嘩はユキと泠呀達が討論をしていて、何が何でも戦場へ行かせてくれない泠呀達にユキがとうとう我慢と言う名のイライラが爆発して、あんな大惨事(泠呀達悪魔からしてみれば大惨事どころではない)を引き起こした
行き過ぎた過保護は時として身を滅すとは正にこのことである
如何ですか?私としては頑張った方だと思います
グダグダですが、此れから頑張りたいと思います
其れから、悪魔は悪魔と書いて【デュラス】と読みます
これからもよろしくお願いします