少佐と骸骨   作:Yohane

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アーカードの旦那が主人公のヤツがあったので、少佐のも何となく書いてみた



修正levelと職業を修正しました。ご指摘有り難うございました。


少佐と骸骨

整然と並ぶ黒いナチスドイツの軍服を着た、兵士達。

彼らの見つめる先には白いスーツを着た小太りの金髪メガネの男がいた。ここは、DMMORPGユグドラシルの、ギルド『ミレニアム』のギルド本部指令室である。

 

「諸君、私はPvPが好きだ。諸君、私はGvGが好きだ。諸君、私はPKが大好きだ」

 

ユグドラシル最終日、ただ一人ギルドに残った男、百年前のアニメのシーンを再現しようとしている男。

 

「私はPvPが大好きだ 殲滅戦が好きだ 電撃戦が好きだ 打撃戦が好きだ 防衛戦が好きだ 包囲戦が好きだ 突破戦が好きだ 退却戦が好きだ 掃討戦が好きだ 撤退戦が好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ。

 

戦列をならべた魔法詠唱者(マジックキャスター)の一斉発射が轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ。

空中高く放り上げられた敵が魔法でばらばらになった時など心がおどる。

 

龍騎兵の操るドラグーンのブレスが敵を撃破するのが好きだ。

悲鳴を上げて燃えさかる敵兵を範囲魔法でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった。

 

剣先をそろえた歩兵の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ。

恐慌状態の新兵達が一人の敵をよってたかって何度も何度も刺突している様など感動すら覚える。

 

ギルドの情報を流すスパイ達を処刑台に吊るし上げていく様などはもうたまらない。

泣き叫ぶ捕虜達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるシュマイザーにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

 

哀れな弱小ギルドが雑多な武器で健気にも立ち上がってきたのを魔法詠唱者(マジックキャスター)の超位魔法がフィールドごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。

 

連合のギルドに滅茶苦茶にされるのが好きだ。

 

必死に守るはずだったギルドが蹂躙されレアアイアムが壊され盗まれていく様はとてもとても悲しいものだ。

 

連合の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

連合の龍騎兵に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

 

諸君 私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?

 

更なる戦争を望むか?

情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?」

 

ーあぁ、これでユグドラシルも終わり、最後にこの演説が出来て良かった。

 

男は満足そうな顔をして終わりの時を待った。しかし

 

「「「「クリーク!クリーク!クリーク!」」」

 

帰ってくるはずのない返事、しかし男はそんなことどうでもよかった。NPCが答えてくれたのなら、自分も答えよう。

 

「よろしい ならば戦争だ

 

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ。

だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!

 

大戦争を!!

一心不乱の大戦争を!!

 

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない。

だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している。

ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる。

 

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう。

髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう。

連中に恐怖の味を思い出させてやる。

連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる。

 

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる。

一千人の吸血鬼の戦闘団(カンプグルッペ)で世界を燃やし尽くしてやる」

 

力強い宣誓そして喚声、男は満足そうに頷き喚声が止むまで待った。

 

「では、まずは状況を確認しよう。ドク今の状況の説明をしろ」

 

ドクと呼ばれた男(金髪で奇妙な形の丸眼鏡をかけ、お腹を出して血みどろの白衣を着ている)が前に出てきた。

 

「ではまず、正面の画面をご覧ください。この画面にはユグドラシルの世界地図が写っていましたが、先程少佐の演説の途中にまったく別の、世界地図に変わっていました。そこでまずは情報が大事と言うことで、ヴァレンタイン兄弟はグール百人、それぞれ五十人ずつにわけ、周囲一キロを捜索、知能のある生物を見つけたら友好的に、同行してもらってください。他のかたは、各施設の警備の強化をお願いします。何か質問はありますか?」

 

テキパキと状況を整理して、指示を飛ばすドクを見て、少佐は感心していた。

 

(面倒な事はドクに任せるに限る、それに恐らくここは現実、異世界だろう、まずは情報が大事だ)

 

男は椅子に座り、周囲を見渡す。自分達が作った、ギルド。百年前のアニメの敵役の本拠地、幹部、兵士達を見るこの外装、種族、職業、施設は運営がくれたものでGvG(ギルド同士の対戦)、対戦数、勝利数が千を越えたギルドに『戦争狂(ウォーモンガー)』の称号と共に貰った。これを見たとき、『運営しってんのかよ!?』とギルメン皆で突っ込んだのは良い思い出だ。感傷に耽っていると、シュレディンガーがやって来た。

 

「ねぇ、少佐~地図のどくろマークなに?」

 

言われて見てみると、この施設の近くにドクロのマークがあった。

 

「ほう、何かありそうだ。トバルカイン、一個分隊を連れて調査にいきたまえ、何かあれば直ぐに無線を使え、くれぐれも一人で勝手に判断するなよ」

 

茶色いスーツとハットを被った紳士的な男が一礼して、部屋を出ていった。

 

「さて、私は部屋に戻るとするか、行くぞ大尉、ドク」

 

そう言って椅子から降りてあるきだす少佐の後ろを、ついていくドクと大尉と呼ばれた男(襟を立てた黄色の熱帯用オーバーコートに規格帽という格好の)が付き従う。

 

 

 

 

 

トバルカインは、少佐の命令を受けて、地図を見ながらドクロのところに向かっていた。

 

「中尉、前方に人影です。あ!セバス殿です!」

 

双眼鏡を持っていた兵士が叫び知らせてきた。トバルカインは双眼鏡を受け取り、見てみると、前方に執事服を着た初老の男性がいた。

 

「オォ、確かにセバス殿だな、少佐に連絡しろ」

 

 

 

 

「これはこれは、セバス殿お久しぶりです」

 

トバルカインはセバスと合流し情報交換をしていた。

 

「失礼します、モモンガ様から伝言(メッセージ)のようです」

 

こめかみに指を当てて、モモンガと話始めるセバス、トバルカインもちょうど少佐からの、通信を受けていた。

 

(今からそっちに行くから、セバスにそう伝えろではな伊達男)

 

一方的に用件を伝え通信を切る少佐、トバルカインはセバスも終わったことを確認して。

「少佐が今モモンガ様に会いたいと、おっしゃっていたので、此方に来るそうだ。案内お願いできますかな?」

 

「ええ、モモンガ様も少佐殿をお招きしたいそうですので」

 

「ではお願いします。おっと、いってるそばから来ましたな」

 

トバルカインの目線の先にはジープが一台こっちに向かってきていた。そして二人の前で止まり、助手席からドクが出てきて後部座席のドアを開ける。そして少佐が降りてきた。

 

「やぁ執事(バトラー)セバス久しぶりだな、元気か?」

 

「お久しぶりでごさいます。少佐殿、少佐殿もおかわりないようで、それでは早速モモンガ様の所にご案内致します」

 

セバスの案内でジープはナザリックに到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナザリック第六層闘技場

 

 

そこには、アインズ・ウール・ゴウンのギルドマスターモモンガ、そして各階層守護者、シャルティア、コキュートス、アウラ、デミウルゴスがいた。ちょうど全員が集まった所のようだ。

闘技場の入り口からセバス、そのあとに大尉、少佐、ドクと続いて来た。

 

「お久しぶりです。少佐」

 

「久しぶり、モモンガさん」

 

互いにてをあげて挨拶する。

 

「今忠誠の儀が終わったところです。」

 

忠誠の儀が何かは、大体予想がつくので聞かず、少佐はモモンガの隣に行くと

 

「改めて、私は同盟ギルド『ミレニアム』のギルドマスターの少佐という、知っていると思うがよろしく頼む。後ろにいるのは白衣を着ているのは、ドク優秀な科学者だ、もう一人が我がギルド最高の戦力、人狼の大尉だ、よろしくしてやってくれ」

 

軽く会釈して自己紹介をする。少佐、モモンガが各階層守護者に指示を出し最後に

 

「これからは少佐と共に我がギルドは行動する。それに伴って、お前たちに聞きたい、私と少佐のことをどう思う。シャルティア」

 

「モモンガ様は正に美の化身、その白い輝きはこの世の全ての、宝石に勝るでしょう。少佐殿はカリスマ的な存在で、吸血鬼の軍団を指揮する、素晴らしい御方でありんす」

 

「アウラ」

 

「慈悲深く、深い配慮に優れた御方達だと思います」

「コキュートス」

 

「モモンガ様ハ守護者各員ヨリモ強者デアリ正ニ、ナザリックノ支配者ニフサワシイ御方デス。少佐殿は優レタ指揮能力トカリスマ性ヲソナエタ、御方デス」

 

「デミウルゴス」

 

「モモンガ様は賢明な判断力と、瞬時に実行される行動力を兼ね備えた方、まさに端倪すべからざる、という言葉がふさわしいお方です。少佐殿は戦闘に関する知識、経験では他のものの追従を許さない、戦争の指揮者でごさいます」

 

「各員の考えは理解した。今後も忠義に励め、では行きますか少佐」

 

そう言って消えるモモンガと少佐達

 

 

 

 

name少佐

種族 人間

カルマ値 極悪-500

level100

職業level100

指揮官level10

ウォーモンガーlevel5

ガンナーlevel10

支援魔法使いlevel15

洗脳魔法使いlevel15

大隊指揮官level5

観察者level10

少佐level10

戦略家level15

指揮者level5

ステータス(最高値100)

HP100

MP90

物理攻撃力60

物理防御力50

魔法攻撃力80

魔法耐性50

総合耐性50

特殊100

 

name大尉

種族人狼

カルマ値 中立0

level100

種族level40

ワーウルフlevel15

狼男level15

ヴェアヴォルフlevel5

レジェンド・ウルフlevel5

職業level60

大尉level5

ガンナーlevel10

モンクlevel15

バトルモンクlevel10

アサシンlevel5

スナイパーlevel10

ニンジャlevel10

 

ステータス(最高値100)

HP100

MP50

物理攻撃力100

物理防御力90

魔法攻撃力40

魔法耐性60

総合耐性90

特殊70

 

nameドク

種族人間

カルマ値 極悪500

level100

職業level100

マッドサイエンティストlevel5

グランドプロフェサーlevel5

科学者level15

錬金術師level15

魔法詠唱者level10

生物学者level15

機械化学者level10

ガンスミスlevel10

攻性咒式士level5

観察者level10

ステータス(最高値100)

HP50

MP100

物理攻撃力50

物 理防御力40

魔法攻撃力90

魔法耐性80

総合耐性60

特殊100

 

 

 

 

 

 




もしも要望があれば続けるつもりデース、それではサラダバー
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