少佐と骸骨   作:Yohane

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どもっ!ヨハネッス!ゆっくり書いていたらもう2月!早いですね。早く3月になりませんかね、10日にディビジョン、24日でしたっけ?ダークソウル3。楽しみですね。

それでは本編どうぞ


待ちに待った戦争

カッツェ平野に帝国と王国軍が展開され両者にらみ合いが続く。何故こうなったのか?それは帝国が王国に対して

『エ・ランテル周辺の土地は元々アインズ・ウール・ゴウン辺境侯の土地であり、王国はこの土地を不当に占拠している。よってこの土地の返還を命ずる』

といった文章が送られそれに反発した貴族派、国王派が戦争をすると言い出したのだ。

 

 

 

バハルス帝国軍駐屯地の指揮官の集まる天幕に一人の騎士がやって来た。帝国最強の四騎士の一人、『激風』のニンブル・アーク・ディル・アノックである。そして、彼は天幕に入り、将軍達の視線が自分に向いてないことをさとり、その視線を追ってみるとそこには、金髪で丸眼鏡を掛けた小太りの男ーー少佐が居た。

 

「どうした?」

 

ニンブルが近くの将校に聞いた。

 

「そ、それが少佐というあの男が『自分の傭兵達と辺境侯の軍だけで充分だ』と言ったんです。それに怒った将校と将軍が「貴様!我々を愚弄するか!!」あ・・・・」

 

将校の言葉は最後まで続かなかった。

 

 

「何度も言わせないで欲しいね。君らの軍の被害を減らそうって言ってるんだから、そう怒鳴らなくても良いだろ?」

 

小馬鹿にしたような笑みを浮かべながら、将校を見下す少佐。

 

「言わせておけば、貴様!この!「待ちなさい!」ッ!?ニンブル殿?」

 

将校達が顔を赤くして口を開いたが、ニンブルがそれを止めた。

 

「少佐殿初めまして。私は帝国の四騎士が一人『激風』のニンブル・アーク・ディル・アノックと言います。今回の戦争をあなた方の軍だけで、終わらせるとは本気ですか?」

 

ニンブルは冷静にあくまでも第三者として、少佐に聞いた。それに対して、少佐は勿論だと頷いた。

 

「信じられないのは分かるが、まあ見ていてくれ」

 

「ヤッホー(*^ー^)ノ♪。少佐、迎えに来たよ♪」

 

と、少佐が言い終わるとまるで、狙ったかのようにシュレディンガーが現れた。それに驚きその場の者達(ニンブルを除く)は剣に手を掛けた。

 

「ありゃ(;・ω・)驚かせちゃったかな?まあいっか!それでは、少佐行きますよ」

 

そして、シュレディンガーが少佐に触れると二人とも、シュレディンガーが現れた時のように、突然消えた。

 

 

 

 

暫くしてカッツェ平野の帝国軍の駐屯地にアインズ・ウール・ゴウン辺境侯が到着した。そして、帝国軍の駐屯地に軍勢が現れた。それらはアインズがスキルで作ったアンデッド達だった。スケリトル・ドラゴンとそれに跨がったデスナイトが300ほど、数は少なくともこれだけで一国は滅ぼせるだけの力である。そして、アンデッドの軍勢が現れると同時に、カッツェ平野上空に飛行船団が現れた。飛行船団は丁度両軍の間で止まった。

 

「何だあれは!?」

 

将校の一人が叫ぶ。

 

「あれは、少佐の空中要塞だ」

 

そこにアインズが説明を入れる。

 

 

 

 

 

 

 

ミレニアム本部 飛行船ツェッペリン号指令室

 

少佐が前に立ち、その両脇にヴェアヴォルフの面々そして、少佐の前には一千人の吸血鬼の兵士が並んでいた。

少佐は一歩前に出た。

あの始まりの時のように。

 

「諸君、私はPvPが好きだ。諸君、私はGvGが好きだ。諸君、私はPKが大好きだ」

 

「私はPvPが大好きだ 殲滅戦が好きだ 電撃戦が好きだ 打撃戦が好きだ 防衛戦が好きだ 包囲戦が好きだ 突破戦が好きだ 退却戦が好きだ 掃討戦が好きだ 撤退戦が好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ。

 

戦列をならべた魔法詠唱者(マジックキャスター)の一斉発射が轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ。

空中高く放り上げられた敵が魔法でばらばらになった時など心がおどる。

 

龍騎兵の操るドラグーンのブレスが敵を撃破するのが好きだ。

悲鳴を上げて燃えさかる敵兵をMGでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった。

 

剣先をそろえた歩兵の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ。

恐慌状態の新兵達が一人の敵をよってたかって何度も何度も刺突している様など感動すら覚える。

 

ギルドの情報を流すスパイ達を処刑台に吊るし上げていく様などはもうたまらない。

泣き叫ぶ捕虜達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるシュマイザーにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

 

哀れな弱小ギルドが雑多な武器で健気にも立ち上がってきたのを魔法詠唱者(マジックキャスター)の超位魔法がフィールドごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。

 

連合のギルドに滅茶苦茶にされるのが好きだ。

 

必死に守るはずだったギルドが蹂躙されレアアイアムが壊され盗まれていく様はとてもとても悲しいものだ。

 

連合の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

連合の龍騎兵に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

 

諸君 私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?

 

更なる戦争を望むか?

情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?」

 

「「「「クリーク!クリーク!クリーク!」」」

 

 

「よろしい、ならば戦争(クリーク)

 

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ。

だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!

 

大戦争を!!

一心不乱の大戦争を!!

 

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない。

だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している。

ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる。

 

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう。

髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう。

連中に恐怖の味を思い出させてやる。

連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる。

 

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる。

一千人の吸血鬼の戦闘団(カンプグルッペ)で世界を燃やし尽くしてやる」

 

「さあ、戦争を始めよう」

 

 

 

「あれが少佐の戦力ですか。辺境侯は知っていたのですか?」

 

ニンブルが畏怖を込めた視線を飛行船に向けつつ、アインズに聞いた。

 

「ああ、少佐とは昔馴染みでな、よく彼らの力を借りてるよ。まあ、見てると良い」

 

 

 

「降下部隊、カタパルトについた」

 

「了解、降下を開始しろ」

 

「行くぞ!」

 

ナチスの突撃隊の服を着て、シュマイザーに軍用スコップ、パンツァーファウストを背負った兵士がカタパルトから次々射出される。

 

着地した兵士達は王国軍から、100メートルほど離れたところに横一列に並び、シュマイザーを構えた。

 

「少佐、準備ができました」

 

ドクの報告を聞き、少佐はシュレディンガーと共に帝国の駐屯地に戻った。

 

 

 

 

駐屯地に戻った少佐はアインズと合流して、戦場えと向かった。

 

「では、アインズ殿の軍は取り零しをお願いしよう。後は我等に任せて貰おう」

 

少佐が手を振り上げると、兵士達は一斉に安全装置を外し、コッキングレバーを引いた。そして、少佐はスキルを発動した。

『戦意超向上』『集団戦意超向上』『狂化』『軍団の誇り(レギオン・プライド)』『減体増力』。相手には『恐慌付与』『絶望付与』のスキルを発動した。これによりナチスの兵達はステータスが合計で2倍になり、王国軍は恐慌状態や絶望したりして大混乱に陥った。少佐が手を降り下ろすと同時に、兵士達はシュマイザーを撃ちながら前進した。距離が90、80と縮むにつれて、シュマイザーの9ミリパラベラム弾は易々と王国軍の兵士の鎧を貫き、肉を吹き飛ばす。兵士達は痛みと絶望に苦しみの声を漏らす。

 

「て、撤退!撤退!」

 

そんな混乱の中でもガゼフ・ストロノーフは冷静に撤退命令を出していた。そして、鉛の弾丸の雨が止み前線の生き残った兵士達が下がろうとした瞬間、ナチスの兵士達は無慈悲にも背中に背負ったパンツァーファウストを放った。それにより前線の兵士だけでなく、後方の兵士達も爆発の熱と衝撃飛び散る金属片の餌食になり、即死した者もいたが、それ以上に手足が千切れたり、近くにいた仲間の骨片や鎧の金属片が、手足や顔に刺さって痛みに苦しむ者達が居た。

 

それらを見た少佐の笑顔は歪んだ愉悦に満ちていた。そして、少佐は王国軍にとっての死刑宣告を下した。

 

「ヴェアヴォルフ及び全軍突撃」

 

その瞬間ヴェアヴォルフの面々は少佐の後ろから、弾けるようにして前線まで飛び、兵士達はナイフや軍用スコップを持ち突撃した。

王国軍はこれを『敵の魔法は使えなくなって自棄になったのだ』と、勘違いしてしまった。

彼等がもし、冷静に思考出来ていればここで撤退をしたのだろうが、もう後悔しても遅い、死は目の前に迫っていた。

まずヴェアヴォルフの面々が王国軍と衝突した。

大尉はその肉体で兵士達を穿ち、潰し、殴り、切り裂いた。

ゾーリンは鎌を降り回して、兵士達の首や胴体を切り裂いていく。

リップバーンは魔弾を放ち周囲の兵士達を蜂の巣にしていく。

トバルカインは特殊なトランプを投げて切り裂いたり、手に持って兵士達を切っていく。

そこに合流したナチスの兵士達も同じように兵士達を蹂躙していった。

吸血鬼特有の怪力で頭と胴体を千切り血を貪り、銃剣に頭を刺して血を身体中に浴びたり、正に阿鼻叫喚の地獄と化していた。

それを見ていた帝国の兵士達は一部の者を除いて皆、顔を青くしていたり、悪い者は吐いていた。アインズはリアルな戦争映画を見ている気分でその戦場を見ていた。

 

 

「くっ!このままでは不味い早く陛下を連れて逃げろぉぉぉ!!」

 

ガゼフは国王を逃がすため、自分の戦士団と共に最前線つまり、ヴェアヴォルフの元へ突っ込んで行った。

しかし、部下の兵士達はトランプに切り裂かれたり、魔弾により頭を吹き飛ばされ、ガゼフだけが残ってしまった。

それでも、ガゼフは諦めずに進んだ。

しかし、目の前に現れた白い狼のようなものが通りすぎたと思ったら、ガゼフは馬上から転落してしまった。

ガゼフは直ぐに起き上がろうとしたが体に力が入らない、逆に手足に激痛が走った。

不審に思い体を見てみると、手足がひしゃげたり砕けて居たのだ。

そして、ガゼフが顔をあげると、目の前に拳が迫っていた。

それがガゼフ見た最後の光景だった。

 

大尉は今しがた潰した兵士ガゼフから拳を引き抜き、他の仲間と同じように塵王国軍兵士を片付けに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くしてカッツェ平野の王国軍の駐屯地は赤く染まっていた。

 

「ふむ、アインズ殿の出番はありませんでしたな。しかし、これでこの世界の戦力がわかったのだから、かまわないだろう」

 

「そうですね。では、後始末はやっておきましょう。ではまた、少佐」

 

少佐はシュレディンガーと共に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くしてエ・ランテル及び周辺の土地は、帝国の貴族アインズ・ウール・ゴウン辺境侯の土地になった。

 

 

「そうか、我々も帝国の一部に加われたのだな。まずまずだ。さあ、ドク、次の戦争の準備だ。目標はスレイン法国。戦力を調べろ、人工を文化を信仰の元を全て調べろ。一から徹底的に」

 

暗い司令室で少佐は狂気に染まった顔で嗤う。

 

 

 

 

 

 

 

同時刻スレイン法国武装神父隊本部

 

()()()動き出したか。・・・・・吸血鬼如きを我らが神聖な国に入れてなるものか!ハインケル!マクスウェルに伝えろ!武装神父隊を召集しろと」

 

「は!」

 

「そんなに戦争が望みなら、貴様らに神罰を下してやろ。聖戦の時だ!」

 

 

 




とまあ、戦争というよりは蹂躙ってのが正しいですね。
少佐のスキルについて
・『戦意向上』自分の見える、認識できる範囲の仲間のステータスを10%アップする 。
・『集団戦意向上』同じギルド又はグループのメンバーのステータスを40%アップする。
・『狂化』物理、魔法防御力と知能が下がるが、体力と物理、魔法攻撃力が20%アップする。
・『軍団の誇り』同じギルド又はグループのメンバー×0.1ステータスがアップする
・『減体増力』体力が減る代わりに、物理、魔法攻撃力が30%アップする。
『恐慌付与』と『絶望付与』は自分のレベル以下の相手に恐怖、絶望を与えるものです。
ちょっと反則?(; ̄ー ̄A
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