少佐と骸骨   作:Yohane

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どもヨハネッス!実は今月これから忙しくなるので、暫く更新できません。読んでくださっているかたすいません。ちょこちょこ書き溜めして来月に出したいと思いますので、今回の短いので我慢してください。それでは本編どぞ


執事無双

少佐達がエ・ランテルに到着した頃

 

シャルティア・ブラッドフォールンは盗賊団のアジトを襲撃していた。その後ろに付き従うのは本来ならシャルティアの僕であるヴァンパイアがいるはずなのだが、今回は違った。

 

「こんなものかぇ」

 

「お見事でございます。御嬢様」

 

そこにいたのは、執事のウォルター C ドルネーズという男であった。彼は、少佐がユグドラシルに居たときにとあるギルドから奪ってきたNPCなのだ。そんな彼が何故シャルティアと一緒にいるのかと言うと少佐が

 

「セバスだけってのもつまらん。そうだ!ウォルターも行ってこい、頑張れよ」

 

と言ったからである。そして今、ウォルターはシャルティアのサポートのために一緒に傭兵団のアジトを襲撃しているのだ。入り口の見張りをシャルティアが始末し、洞窟の奥に進んでいくと奥から刀を持った男が出てきた。

 

「女と執事?何処の金持ちか知らねぇが、手下殺したんだから死んで償ってもらうぜ」

 

直後男は一直線にシャルティア目掛けて飛び、刀を抜き放った。

 

(取った!)

 

この男はブレイン・アングラウスと言って、王国戦士長のガゼフと同じぐらいの剣の腕を持つのだ。故にブレインは確信していた。目の前の女一人一瞬で片がつくと。しかし、ブレインは知らない目の前の二人が人外の化物であると

 

「取ってないぞ」

 

その言葉にハッとしたブレイン。何故か体が動かない。何故刀は女の首を切っていない、何故体が動かない?

ブレインの体には鋼の糸が巻き付いていた。

 

「弱いな、この程度ですかな?」

 

ウォルターは嘲るように言った。

 

「テメェ、暗器使いか。いつの間に仕掛けやがった。汚い野郎だなぁ」

 

「戯れ言は良い、もう一度本気で来なさい」

 

ウォルターが腕を振るとブレインの拘束が外れた。ブレインは直ぐ様距離を取り、今度は刀を鞘に納め居合いの構えをとった。

 

「ウォルター下がりんす、わっちがいくでありんす。蹂躙を開始んすぇ」

 

ブレインは彼のオリジナル武技『領域』を発動した。狭い範囲だが彼の間合いの物を全て知覚することが出来る武技であり、彼の卓越した集中力と強さえの執念が生み出した技だ。そしてそこから放たれる一閃はまさに神速故に、これを『神閃』という。これ等を合わせたブレインの秘技『虎落笛』はガゼフでさえ防げない。ブレインの本気の一撃である。シャルティアは一歩一歩優雅に歩いていく、そしてブレインの領域に足を踏み入れた瞬間ブレインの刀が、シャルティアの喉目掛けて飛んでいく。恐らくガゼフでさえ初見では防げないであろう一撃がシャルティアに迫った。本来ならここでシャルティアは首と胴体が分かれていたのだろう。

 

ガキンッ!

 

「は?」

 

しかし、それはシャルティアが人間だったらの話だ。彼女は吸血鬼、それも真祖の吸血鬼(トゥルーヴァンパイア)である。その彼女がこの程度の攻撃を食らう訳がない。その証拠にブレインの神速の刀を二本の指で、()()()()()()()()()()()()()のだから。

 

「・・・・武技が使えないでありんすか?」

 

(コイツ!化物かよ!不味い、暗器使いが居るしそもそもコイツらを振り切って、逃げれる予想が出来ない。)

 

ブレインは内心絶望していた。今までの自分の努力の結晶である武技を防がれ、あまつさえ相手は自分が武技を使ったとは思っていないのだ。もはや半分諦めていた。しかし、それでも彼は生きたいと思った。それは生物の本能的欲求だからだ。彼は刀を戻し今度は乱暴に刀を振ってきた(それでも全て急所を狙っていた)。それを全てつまらなさそうに爪で弾いていくシャルティア。そして、暫く打ち合ってから突然ブレインが後ろに下がり、背中を向けて洞窟の奥へ走り出した。シャルティアは一瞬ポカンとしたが、直ぐに無表情になりつまらなさそうに

 

「ウォルター、飽きんした。後はやりなんし」

 

「畏まりました。御嬢様」

 

ウォルターがシャルティアに礼をして、奥へ進んでいく。

 

 

 

 

 

それから数分後洞窟にはバラバラ死体が溢れていた。勿論ウォルターがやったのだ。彼が奥に行くと大部屋に盗賊が全員いたので、部屋に入った瞬間糸で細切れにしたのだ。そして、今ウォルターはシャルティアと共に近くに居るこの世界では強いであろう一団に接近していた。

森の少し開けたところにその一団はいた。ウォルターのスキル『鑑定』によると大体がlevel30前後であったが、そのうちの一人老婆が着ているチャイナ服のような物を見てウォルターが絶句した。

 

「っ!アレは、まさか」

 

「どうしたでありんす、ウォルター?」

 

ハッと我に返ったウォルターはシャルティアに衝撃の事実を話した。

 

「あの老婆が着ているのは、世界級(ワールド)アイテム『傾城傾国』です。アレはアンデッドでさえ精神支配できる代物です」

 

その言葉にシャルティアも絶句した。世界級(ワールド)のアイテムがあることもだが、その効果がとても危険なものだったからだ。シャルティアは直ぐにアレを回収するために行動した。が、ウォルターに止められた。

 

「御嬢様、お任せを」

 

言うや否やウォルターは森から飛び出し10人ほどの集団に向かって行った。ウォルターは飛び上がり丁度集団の真上に来ると、糸を展開してそれぞれの首や胴体、手足等に巻き付け、一瞬で全員を細切れにした。二人は知らないがこの集団はスレイン法国の特殊部隊であり、最強の部隊漆黒聖典の者達だったのだ。シャルティアはウォルターが強いのは分かっていたが、まさか自分が追い付けない程の速さを持っているとは思っていなかったのだ。

 

「さ、流石でありんすね」

 

若干引き気味のシャルティアに気付かず、ウォルターは優雅に一礼する。

 

「とりあえず、アレはアインズ様に持って行ってから、どうするかをお聴きしましょう」

 

ウォルターの提案にシャルティアも賛成して、二人はナザリックに帰っていった。

 

しかし、その際ウォルターはスキルを発動していた。『完全模倣』と言うスキルで50%の確率でどんなアイテムでも模倣できるスキルだ、それを使い同じものを作りそれをシャルティアにばれないようにしまい、何食わぬ顔でナザリックまで行き、そこでシャルティアと別れミレニアム本部まで戻ったのだ。

 

 

 

「えー、以上がこのアイテムの入手までの経緯です」

 

とドクが少佐に報告を終えた。

 

「素晴らしい!流石ウォルターだな!では作戦を次の段階に進めるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

nameウォルターCドルネーズ

カルマ値極悪-500

level100

種族level25

古の吸血鬼(エルダーヴァンパイア)level10

人造ヴァンパイアlevel15

職業level75

暗器使いlevel15

アサシンlevel10

暗器マスターlevel5

鑑定士level10

執事level15

完璧執事level10

糸使いlevel10

ステータス最高値が100の場合

HP100

MP60

物理攻撃力100

物理防御力90

素早さ110

魔法攻撃力50

魔法防御力60

総合耐性90

 

 

 

 

 

 

 




ハーイ見てくれて有り難うございました。次回は前書きに書いた通り来月ですのでそれまでお待ちください。
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