みなさんごめんなさい…12月予定が変わりましたためにこれからも12月は投稿する予定ですが、スピードは遅いですごめんなさい。
後、今回いつもより短めです。
ー1ーー
ーーside:まどか
今日、またタクヤが出かけて行った…。何をしに?いつもタクヤは「ん?散歩。」とか、「ちょっと女子には教えられない事」とか言って出かける。
今日、どうしても気になった私はタクヤを探した。そこら中適当に探し回った。公園やタクヤの知り合いに聞いたりもした。それでもどこに行ったかわからなくて、あちらこちら探し回っていくしかなかった。
すると探し回っているうちに変な物を見つけた。黒い服に黄色の線が幾つも身体をなぞっていて、頭には二本の角、そして、顔の部分にある紫色のガラスは上の部分が4分の1欠けている円の仮面だった。
「もしかして…あれが、学校で噂になってる。バッテンのヒーローなの?」
私がそう呟くと、いきなりバッテンのヒーローの姿が変わった。その姿を見て私は驚かずにはいられなかった。
私の弟、鹿目タクヤだったからだ。
するとタクヤは身体を伸ばした後、まるで頭痛にかかった時みたいに頭を押えるとまたすぐに変身して何処かに行っちゃった…。バッテンのヒーローの噂はとても怖い怪物と戦っているという噂がある。しかし、その化け物とは一体なんなのかは誰も知らない…。
「たっくん…。あなたが学校で噂になっているバッテンのヒーローだったの?…貴方は一体、何と戦っているの?」
すぐさま、タクヤが心配だから追いかけた。でも、バイクのスピードに追いつくわけが無く直ぐに見失っちゃった。
ーχー
ーー場所:何処かの裏路地
その後も私はあちらこちらを探し回った。本当に単なる私の勘だ。
「タッくん…。いったいどこに……ん?…あれ?!もしかして!」
私はやっとタクヤを見つけた。
分厚い鉄のベルトそして、黄色いラインのある黒い携帯を持っていた、
「タッくん!……ねぇ、タッくん!」
「……まど…か。」
様子が変だった。声は掠れていて、顔が青くなっていて、汗がたくさん流れていた。
「た、タッくん!帰ろう……っ!」
無理矢理タクヤを連れて帰ろうとタクヤの手を握ると私はびっくりした。だってあの時の様に震えながら、氷のように冷たくなっていたのだから…。
ーχー
ーー場所:鹿目宅
あそこからタクヤを手を引っ張って連れて帰った。私が帰り道いろんな事を質問しても。
「ごめん、体の具合が悪いから明日にしてくれ。」と言ったきりずっと答えてくれなかった。
家に帰ると同時に巧也は家に帰って寝込んでしまった。たっくん…あなたはいったい何を隠しているの?
ーーまどかは寝ているタクヤ側に行き寝込んでいるタクヤに独り言の様に話しかけた。タクヤが聞いてないと知りながら。
「たっくん…私はそんなに頼りにならないの?なんでも良いから教えて欲しいの…。少しでもたっくんの気が楽になって欲しいの…。私はたっくんを助けたい。だって、私の弟なんだから…。」
ーーそう言うとまどかはタクヤの側から離れていった…
「……まどか…ごめん。……おれは、…オレは……。」
ーφχΔー
ーー経過時刻:二年弱
ーーあれから、二年経ち鹿目巧也、鹿目まどか、美樹さやか、上条恭介が共に小学六年生なった。
そして鹿目宅に新しい家族。鹿目タツヤが一歳と半年を迎えていた。
ーーside:
アレから(西園寺さんが魔女になってから)俺は魔女の討伐をやめた。いや、出来なかったと言うのが正しいのだろう…理由は二つ。
まず、一つ目、俺自身、やる気を失っている…いや、魔女退治なんてやる価値が無い、魔法少女を助けるとか言っておきながら肝心の魔女の正体を無視していた、ワザと、忘れていた。元々、魔法少女で会った事を…こんな、俺みたいな人殺しが…人を助ける価値なんてあるのかよ…。
もう一つ目俺は何故か…魔女を感知出来なくなっていた。
「……いや、もしかしたら、感知が可能な領域の範囲外だけなのかもしれない。…でも、この可能は薄い……あれだけ、あの時、二年前は魔女の反応を頻繁にキャッチしていたのに…なぜだ……?もしかして…、本当に消えてしまったのか?」
ーータクヤは独り言を話していると後ろから声をかける者がいた。
「ねぇ、タッくん、何ボソボソ呟いているの?」
「まどか…か。」
「で!なに、独り言喋っていたの?」
「かんけーねーだろ。」
「あ〜!お姉ちゃんにそんな話し方はいけないだよ!」
「…はぁ。……ん?」
ーーすると、タクヤのズボンの裾を引っ張る者がいた。
「あ〜う〜〜!」
「あっ、タツヤ!」
ーー鹿目巧也にとって鹿目まどかの本当の弟、鹿目タ
「たぁ〜くぅ〜やぁ〜!たぁ〜くぅ〜やぁ〜!」
「…おい、タツヤ。何の用だ?」
「だぁ〜(こ)!だぁ〜(こ)!」※「こ」発音できてない。
「……はぁ…なんで俺?」
ーータクヤはため息をつき疑問に思う。
「うぇひひ。本当にタツヤはタッくんの事好きなんだね。」
「……フツーは、女に頼むもんなんだけどな…」
ーーそう言いながらも、しぶしぶタクヤはタツヤをだき抱える。
「あぁーよしよし。」
ーータクヤは心の中でこんな日常が続けばいいと思っていたが、毎日安心できなかった。アギトみたいに敵を察知する能力が無くなってしまった(と多分そうだと思ってる)今はまどかから距離を取らずに神経をずっと張り巡らせる毎日になってしまった。
その所為で、巧也は安心して寝れる日は無くなってしまった。
「(本当にこんな毎日が続けばいいと思ってる。でも…西園寺さんが魔女になってから魔女と戦ってない…。まさか魔女への恐怖心が染み付いている所為で感知が……。いや、わからないな、やっぱり。)」
「……(あの時から……二年前からたっくん…笑わなくなった。心から笑わなくなった。どうしたら笑ってくれるんだろ?いつか笑ってくれるよね?)」
ーχー
ーーside:????
ーー場所:某所
ーーこの街を覗いて観察している者は言葉を呟く。
「鹿目タクヤこの二年間、君を見てきたが…どうやら君は唯の男の子だったようだね。
三回ほど君の近所に魔女の結界や使い魔が出てきているというのに君は全く退治しに行かない…つまり、やっぱり西園寺信乃の力を借りていたようだね。
しかし、もう少しあの変な鎧の姿には興味のある…」
ーχー
ーー時刻:平日
ーー場所:学校
ーー時刻:昼
ーーside:巧也(タクヤ)
ーータクヤの学校での毎日は学校の図書室で調べ物をしている。主にオカルトについてだ。少しでも魔法少女の助けの手がかりになりそうなものはノートにメモをし過ごしている。
一応全て読み尽くしているのだが、見過ごしている点は無いかと同じ本を何度も読み返したりしている。
「……中世に行われた魔女狩り…ここに描かれている処刑されている女性の年齢がバラバラだが、まさか…全員キュウべぇと契約していた魔法少女なのか……?いや……成人女性や老婆は、違うかもしれないな…ただの容疑者でそのまま証拠もなく処刑されてしまったパターンか?……」
ーー昔のオカルト事件に考察していると声をかける者がいた。
「タクヤ…ぶつぶつ言って何しているの?」
「…美樹か。」
ーータクヤの親友美樹さやかだった。上条との関係はまだ友達のままらしい。一応、日常でそれとなく美樹さやかと上条恭介がどうやって恋人同志になるかも考えている。
「はぁ…さやかでいいって、言ってんのに…。」
「で?なんか用か?み…いや、さやか。」
「……あんた、オカルトとか好きなの?」
「別に…いや、うん、そうだよ。」
「…どっちよ?」
「オカルトが好き。」
「……嘘だよね。それ、」
ーーその言葉にタクヤは眉間にしわを寄せて言い返す。
「馬鹿かお前、好きじゃなかったら読まないに決まってるだろ。」
ーーさやかは少し悲しそうな顔をし、言葉を返した
「…いや、ごめん。なんか、タクヤさ……」
「なんかって、どうした?」
「…いや、オカルトの本読んでるとき、全然楽しそうじゃ…なかったからさ……。」
ーーそう言われてタクヤは黙ってしまい、さやかは言葉を続ける。
「あとさ…あんた、最近全然…笑わなくなった…よね?何があったの?」
「……別に。何もねーよ。」
ーータクヤはそう言ってバツが悪そうに持ち物を持ってその場を立ち去った。
「…タクヤ。」
ーー
ーχー
ーー
ーーside:????
ーー場所:某所
「鹿目巧也、君の近くに使い魔の反応がある…下手すれば君の友達が死ぬけど…君が発見できれば話は別だよ。この目でもう一度見せて欲しいな、そのベルトの力を!もしかしたら、僕たちといい関係を築けるかもしれないからね。」
ーー
ーχー
ーー
ーー時刻:午後
ーー場所:教室
ーータクヤは授業中ため息をつき考えごとをする。
「(俺…コレから先の生活…ずっと魔女と戦わずして過ごすのか?……探し方がわからないからって理由で……。
はぁ……こんなんじゃ将来、暁美ほむらに合わせる顔が無いぞ……。)」
ーーふと学校の体育館を見てタクヤは焦燥した顔をし、すぐに立ち上がってしまった。
「……あ、あれは…!」
ーータクヤの見つめる先には、二年前から見覚えのある物だった。
魔女の結界の入り口だった。タクヤはすぐさま走って移動しようとしたが先生に声をかけられる。
「おい!どこに行く!?タクヤ?」
「便所です!」
ーーそれだけ言うとタクヤは目的地まで向かっていった。
ーχー
ーー場所:体育館に発生した結界。
ーータクヤはカイザフォンを取り出し番号を入力しサイドバッシャーを呼び出す。
【9】ピッ"【8】ピッ"【2】ポッ"【1】ポッ"
【Enter】プッ"
『Side basher come closer』
ーーサイドバッシャーが来た瞬時にタクヤサイドカーに乗っているカイザギアを出し身体に装着する。次にカイザフォンをポケットから取り出して四つのボタンを入力する。
【9】ピィ"【1】ポォ"【3】パァ"【Enter】ポッ"
『Standing by』
ーー携帯から低く濁った電子音声がなり、巧也は掲げ掛け声をかけた。
「変身!」
ガチャン!『Complete!』
ーーそれと、同時に携帯電話を腰に装着しているベルトのバックルに差し込んだと同時に、ベルトから黄色の光のラインが四肢の先まで伸びていく、到達すると同時に巧也の体全身が光に包まれ、光が止むとそこには、仮面ライダーカイザの姿があった。
「久々の戦いと変身だ……。…俺は魔女が……魔法少女だとわかってる…!だけど、他の人が死ぬくらいなら倒さなくてはならない!俺はその為になら俺は…鬼ならないといけない!!」
ーーそう言って心で決心し、カイザは結界の中に入っていった。
ーχー
ーー場所:魔女の結界の中
「7y#々€%%4a'!(ぎゃーー!!)」
「々99△〆*7y#々€%%4a'!・〒](ぎゃーー!!)」
「$$¥¥+4→7%h&a○×5>9(ぎゃぁー!)」
ーータクヤは、二年前と違って魔女の使い魔に心境の変化が体に現れ始めた。
状態は、使い魔一体一体倒す度に心臓が締めつく様に痛み出した。理由としては非常式だが、タクヤは魔女の使い魔ですら生き物に感じていた。
「はぁ…はぁ…ッ!」
ーーこの時、カイザは魔女を倒すのはもう、慣れるしか方法は無いと考える。
「仕方がない……犠牲だ……!魔女は……魔女は倒していく!元々魔法少女だろうと!人の為に!世界の為に!」
ーーカイザはエゴよりも合理的なことを目的とし始めた。それが正しいと思い始めてしまう。
「…はぁ…はぁ…!直ぐに倒してやる!」
ーー目的を達成する為場所を進めていこうとしたその時、後ろから声がした。
「……タクヤッ!」
ーー誰か迷ってしまったのか?とカイザは思いながら後ろへ振り向いた。すると、巧也は声を出して驚いた。
「…ま、まどか!」
ーーそう、巧也とタツヤの姉、鹿目まどかがいた。