魔法少女まどか☆555 〜カイザの呪い〜   作:人生舐めてる

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前に12月は投稿出来ないって言った人達にあやまります…ごめんなさい!

12月も頑張って投稿します!!

え?いつ原作に入るかって?さ、30話までには……あと、1話に第一部の扉絵貼りましたので是非みてください。

えーと、あと、今回思ったより長くなりましたので2話構成にします。投稿は明日に…
後、今回。オリジナル設定あります

あと、今回バトル無しです。


12話 占い師(預言者)

ーー時刻:夕方

ーー場所:鹿目宅

 

ーー二年ぶりの魔女退治の次の日の事だ。タクヤとまどかはいつも通り暮しているが、タクヤは昨日までとは違い、肩の荷がおりた顔つきになっていた。でも、一つタクヤには気がかりなことがあった。

 

ーーそれは、鹿目まどかが全く、昨日の事を覚えていなかったのだった。巧也は不思議に思い、沢山の質問をまどかにぶつけた。

カイザのこと、サイドバッシャーのこと、タクヤがまどかに向かって殴ろうとしたこと、全部質問した。しかし、まどかから帰ってくる答えは、知らないのことだった。

 

ーータクヤは演技して、嘘をついているかもしれないと思っていたが、やがて本気でまどかは昨日の魔女のことを忘れていたことがわかった。

 

「…どうしてだ?」

 

ーー巧也にとってわからないことだらけだった。二年間、何故、魔女を察知する能力が消えて、昨日いきなり復活したのか…そして、何故、まどかに向けている殺意が途中からきっぱりときえたのか。

 

「俺について振り返ると、

俺はカイザギアで変身できるのは、多分俺がオルフェノクなのかもしれない……でも、オルフェノクには変身出来ない……出来る理由はその素質があるからなのか?

そして、魔女を察知する能力。これが一番わからない……なぜ、魔法少女よりも早く的確に察知出来る?

そして、まどかに殺意を向けてしまった理由……多分、魔女の口づけが原因かもしれない……それが消えた理由は魔女を察知出来る理由に関係あるのか?」

 

ーータクヤは悩んでいた。そして、まどかが昨日、魔女の結界の中での出来事が記憶の中から一切消えている理由が自分にあったのが、いずれわかるようになるまで、時間がかかった。

 

 

ーχー

 

side:まどか

 

昨日学校が終わってから、たっくんがとても明るくなってくれて良かった。

タクヤは二年間ずっと暗い顔していたから…

 

そういえば、二年前、偶然見ちゃったんだけど、X(ばってん)の戦士の正体がタクヤって思っていたんだけど、あれからずっとタクヤを見張っていたんだけど変身してないし……気のせいだったのかな?

 

タクヤは約束だけはほとんど守ってくれる(破ったらすぐに謝ってくれる)けど、自分が苦しんで周りに迷惑をかけると思うことだけは嘘をついちゃうし……心配だなぁ。

 

 

ーχー

 

 

ーー場所:見滝原某所

ーーside:????

 

「……鹿目タクヤ。君はいったい何者なんだ?魔女の口づけを自力で解除するだなんて、そんな人間……君の年齢では始めてだよ。後、彼は自分にに必要ないはずのグリーフシードを集めているみたいだね……どんな目的か知らないけど、そんなことをされると魔法少女と魔女の今までとってきたバランスがくずれかねないね…。

 

……早めに手をうっておくべきか……。」

 

 

ーχー

 

ーー日付:土曜日

ーー時刻:昼

 

ーー魔女と戦った翌日に巧也宛に一通の手紙が届く。

 

「巧也ぁ〜。あんた宛に手紙だよ!」

 

「ん?母さん?手紙って?」

 

「さぁ?自分で読んだ方がいいんじゃない?」

 

「ん、わかった。」

 

ーーそう言いつ、タクヤは母親(鹿目詢子)から封筒を受け取り、中から手紙を取り出した。

 

「これは……!」

 

ーータクヤは驚きを隠せなかった。手紙内容は

 

『もう直ぐ中学生ですね。おめでとうございます。前書きはさておき

貴方にデルタのベルトを直接お渡しします。地図もご一緒に入れておきますので、指定の場所まで来てください。其処からは車での送迎があります。

持ち物はカイザのベルトを持参してください。』

 

ーー更に封筒の中を漁ると、フェリー乗り場への案内の地図とそのチケットが往復分、入っていた。

 

ーータクヤは明日、少し遠いところに出かける事をすぐさま家族に話した。まどかには、少し反対されたがちゃんと帰ってくると何度も言って安心させておいた。

 

ーー俺は明日出かけるために必要なものだけ揃えようと買いに出かけた。

 

 

 

ーχー

 

ーー場所:コンビニ近く

 

ーータクヤは明日の食べ物やその他を買い物しようとコンビニに向かって行ってた。しかし、あることにタクヤは気づいてしまう。

 

「……コンビニで食い物を買い物しようと思ったけど弁当渡されそうだしなぁ……戻ろう。」

 

ーーそう行って、一旦家に戻って家の中で必要な物だけ揃えようと帰ろうとした。すると、背後から声が掛かる。

 

「鎧ドライバーのお兄さん!」

 

ーータクヤは自分の事では無いと思っていたが気になって後ろを向くと、見覚えのある人物がいた。

 

「君は……!」

 

ーー二年前、タクヤが病院で魔女の結界から保護した女の子だった。

 

ーχー

 

ーータクヤは二年前に助けた白髪の少女と話しながら、病院に向かって歩いていた。

 

「じゃあ、君はあそこの病院の院長の娘なのか。」

 

「はい!二年前お兄さんのお陰で、沢山の人が助かりましたのです!」

 

「その後、どうだった?」

 

「みんな、変な夢を見たと言っていたのです……なぎさの話をみんな信用してくれなかったのです……。」

 

「ま、そりゃそうだ。みんな信じたく無い世界にワープしていたんだからな……。」

 

「ところで、お兄さんのお名前は何と言うのですか?なぎさは百江なぎさというのです。」

 

「……モモエ……ナギサ……?」

 

「はい!……どうしたのです?」

 

「いや、何でも無い。俺の名前は鹿目巧也(タクヤ)だ。よろしくな。(百江なぎさ……どこかで聞いた事があるような……。)」

 

「ところで、タクヤお兄さん!」

 

「タクヤ…お兄さん……!?」

 

「はい!そう呼ばせてもらいますのです!」

 

「……好きにしろ。で、なんだ?」

 

(ガイ)ドライバーにもう一度、変身するところを見せてくださいです!」

 

「や。」

 

「タクヤお兄さん……一文字で断らないでください……。どうしてダメなのです?」

 

「そんなに簡単に遊びで見せるもんじゃ無いんだよ。……そもそも、『がいどらいば〜』て、なんなんだ?」

 

「え?見ていないのですか?」

 

「ごめん、見てない(この世界で、そんな心の余裕は無かったんだよ……特に、この二年間はな。)」

 

「面白いですよ!?今やっているガイドライバー ユウレイを見ていないのですか?

むしろ、お兄さんが、ガイドライバーユウレイに出てくる新しいガイドライバーと思っていたのですが……。」

 

「(俺のいた世界での仮面ライダーみたいなものか?つまり、ドライバーって事は……車かな?車に乗るライダーなんて、ブラックrxとドライブぐらいだぞ?)面白いのか?そのガイドライバーってのは?」

 

「はい!とっても面白いです!お兄さんはどんな車に乗りますか?やっぱり紫か黄色なのですか?」

 

「わるいな、俺は今、小学生だし車に乗れない(バイクには乗ったけどね)……と、そんな事を話している内に着いたな……。」

 

「タクヤお兄さんはどこの小学校で、何年生なのですか?なぎさは北見滝原小学校の小学2年生なのです。」

 

「そっか、俺は南の方にある見滝原小学校だ。因みに、小6。」

 

 

ーー場所:病院玄関前

 

ーータクヤは病院へ着くと「ふぅ…」とひと息つき別れの挨拶をして帰ろうとした。

 

「じゃあな、なぎさ!俺は帰るからな。また、会う事があればその時またよろしく。」

 

「ま、待ってください!タクヤお兄さん!」

 

「何かな?」

 

「お、お父さんに紹介させてください!」

 

「ウェ!?」

 

 

ーχー

 

ーー場所:病院内 廊下

 

ーータクヤはなぎさに病院内に連れてこられてキョロキョロ辺りを見回して、口を開いた。

 

「おいおい、なぎさ……お前の父さんに紹介するのはいいけど、仕事の邪魔にならない?それに、さっき言ってたけど、俺たち別々の学校だし……話す必要が…」

 

「タクヤお兄さんは友達で命の恩人なのです!だから紹介するのは当然なのです!」

 

「当然て……ま、いっか。後、此処は病院だし静かに話そうぜなぎさ。」

 

「ご、ごめんなさいです……。」

 

ーー巧也となぎさがそう話をしていると巧也にガラスの割れる音が聞こえてきた。

 

「……ん?なんか割れる音が聞こえた。」

 

「ふえ?、なぎさには何も聞こえ無かったです。」

 

「いやいや、思いっきり聞こえたぞ。」

 

ーーそう言って巧也は聞こえてきた方に駆け出す。

 

「ちょ、ちょっとタクヤお兄さん!?」

 

ーーなぎさの言葉をタクヤは無視し、そのまま向かって行ってた。

 

 

ーχー

ーφー

 

ーー場所:とある病室

ーーside:????

 

「(わたし……何で、この世に生まれて来たの?何で、生きているんだろう?)」

 

ーー病室に、ベットで横になっている黒髪の少女がいた。その少女の見た目は長い黒髪に赤いメガネをかけ三つ編みをしている。

その少女はベットから上半身を起こし窓を見て思う。自分がなぜ、周りと違って病弱なのかを……。

 

「(…小学校はそろそろ卒業しちゃう…。小学校は良くなかった…行ってもいいこと無かったし……どうせ、中学校でも同じ…小学校に行っても、弱くて……惨めで……何にもできなくて……そして、誰にも相手にして貰えなくてそれで学校生活がまた終わっちゃう……ただそれの繰り返し……。)」

 

ーー今、彼女は病気にかかり入院していた。彼女は病弱なため、学校に行っても保健室に行く事が多い事があり友達がいなく。そのせいか、気弱で後ろ向きな性格だった。

 

「………ぅぅ!」

 

ーー彼女は憎しみが湧いていた。自分の身体と生活と性格に。その事に彼女は今我慢できずに、ベットの隣にある、小さなタンスの上に置いている花瓶に思いっきり床に落ちるように払いのけた。

 

《パリ--------ン!!》

 

ーー当然落ちると同時に花瓶は割れ。大きな音が出る。

 

ーー彼女は泣いてしまう。自分は生きて何にも出来ない……生きていてもただ迷惑をかけている事に。

 

「うぅ……くぅ……。」

 

ーーすると誰かが走ってくる音が聞こえてくる。それと同時に、彼女は我にかえるが、怒られる事を覚悟しうつむく。

 

ーー扉が開く音がして、入ってきた人物を見て彼女は不思議に思った。見たことの無い自分と同い年くらいの男の子が入ってきたからだ。

 

「え、えーと、あ、あなたは…」

 

「いや、急に入ってすまん。ただ、大きな音がしたからな…」

 

ーー入ってきた男の子はふと、黒髪の女の子の足元を見て理解した。

 

「ご、ごめんなさい……!わ、私………」

 

「ああ、なるほど。花瓶が割れた音かぁ……。君、ケガとかは無いか?」

 

「あ、あなたはいったい…だれ…ですか?」

 

「ただの通りすがりだ。覚えてなくていい……-----------!!」

 

ーーそう言いつつ彼は黒髪の少女の顔を見て驚いた顔をしたように見えた。

 

「ど、どうしたのですか?」

 

「いや、なんでも無い……すこし、君が知り合いに似ていただけだ…。」

 

ーーそう言いつつ、彼は黒髪の少女の病室に入り割れた花瓶を片付けはじめた。

 

「え、あ、ご、ごめんなさい。わ、わたし……」

 

「おい、お前。そこで、ジッとして大人しくしてろよ、じゃ無いと怪我とかするぞ。(ま、まさか!?暁美ほむら?か?……それとも似てるだけ?でも、この三つ編みとメガネは…。)」

 

「ご、ごめんなさい……私が割ってしまったのに……あなたに……片付け…させて…しまって……。」

 

「別に…今俺は、たまたま落ちている割れた花瓶の破片を、片付けたくて片付けたくてしょうがないから片付けているだけだ……別に迷惑じゃあない……。」

 

「…………。(変な人……。)」

 

ーー彼女は黙ったまま彼が割れた花瓶を片付けるのを見つめていた。すると、片付けている彼は独り言を呟きはじめた。

 

 

「…………ボソボソ((まさかこの歳からか))?ボソボソ((ほむらが病弱なのは))?ボソリ-ヌ((知らなかった……辛かったろうな…こいつ))」

 

「えぇ!?」

 

ーー彼女は、人生の中で一番不思議な体験をした。全く知らない初対面の相手がいきなり自分の名前を呟きかつ、病弱なのを知っていたからだ。もしかしたら、自分が知らないだけで同じ小学校の生徒かもしれないと思い質問をした。

 

「あ、あの…。」

 

「ん?なんだぁ…?」

 

「あ、あなたは…何処の学校の…男の子…ですか?」

 

ーー彼はそう聞かれると上をみて答えた。

 

「んー?えっとな…見滝原小学校の男子。因みに小6。」

 

()見滝原小学校じゃ……無いのですか?」

 

「北はついてない…ただの見滝原小学校だ。君…そこの生徒か?」

 

「ど、どうして私の名前を知っているのですか?」

 

「あ?なんでだ?知るわけねーだろ。初対面だし。」

 

ーー彼は独り言を言った自覚が無いのか。わからないような間抜けな顔をして彼女を見ていた。

 

「さ、さっき言っていたじゃ無いですか…!」

 

「?、?、??」

 

「私の名前と、私が病弱な事を!」

 

「?…?…………………ぁ。…(まさか、口に出てたか……。ちゅーか、こいつ、やっぱり、ほむらだったのか……)」

 

ーー言われてはじめて彼は気づいた自分が思っていた事を口で言っていた事を。そして、直ぐにどうやって誤魔化そうかと考え始めた。

 

「え、あ、うん……まぁ…気にするな。」

 

「気になりますよ!」

 

「…………じゃ、今から言う俺の約束するなら……教えてやる。」

 

「わ……わかりました。や、約束します。」

 

「じゃあ……約束その1、誰にも言わない。その2、言っても笑わないこの二つだ。(そうだな……将来、時を繰り返したほむらに会った時に仲良くなりやすい嘘ついておくか…。)」

 

「……はい。」

 

ーー彼は言葉を溜めて、落ちている全ての花瓶の破片を片付け、ティシュで零れた水を全て拭き取ってから言葉を放つ。

 

「俺はな……未来を……予知することができる。」

 

「み、未来ですか?!」

 

「どうだ?馬鹿馬鹿しいか?」

 

「ば、馬鹿馬鹿しいも…何も……そんな、超能力みたいなもの……。」

 

「いや、ごめん……やっぱり、俺は占い師だ。だからお前の名前も未来も読むこともできる。」

 

「え?あ、…はい。(や、やっぱり変な人だな…未来を予知することができるって言ったり占い師って言ったり…)」

 

「言っておくが、俺の占いは当たる……。試しにお前の未来を占ってやる……特別に無料だ。」

 

「(さっき私の名前を当てたし……)お、お願いします!」

 

ーーそう言って自称占い師の少年は白いハンカチとコイン(500円玉)3枚を取り出した。

 

ーーまずハンカチを床に敷き、その前に少年は座り、右手は拳を作り、その親指の上にコインを置き、念じる様に眉間にシワを寄せた。そして、コインを上に弾き飛ばしハンカチの上に着地させる。それを三回、少年は繰り返した。

 

ーー三回繰り返し終えると少年は口を開き、黒髪の少女に言葉を告げた。

 

「……なるほど、君は中学生になって重い病気にかかる。だが、死にはしない…」

 

「え……!?う、嘘ですよね?」

 

「……嘘じゃ無い……詳しい内容は聞きたいか?」

 

ーーほむらの少女は無言で頷いた。

ほむらは彼の事を胡散臭い人物だと思っていたが、最初に自分の名前と身体の特徴について当てたのだ……だから、なんとなくだが聞くことにした。

 

「まずこの重い病気については、心臓病だ……ちなみに中学一年でかかる……だか、さっき言ったとうり死にはしない。」

 

「……死なないの……ですか?」

 

「……一応な、」

 

「ど、どれぐらいで治りますか?」

 

「中学二年生の時には治る……」

 

「……。」

 

「あと、良いニュースとしては退院したら君にとって掛け替えのない友人ができる……」

 

「友達…ですか?」

 

「ああ、お前にとって最高の友達ができる……」

 

「……。」

 

「俺が言いたいことは一つだ……諦めるな。」

 

ーーほむらは彼の言ったことに戸惑う。中学二年生になる事なんて凄く先のことであり、中学一年生になると心臓病にかかるという縁起が悪い未来を予言されたからだ。

 

「まぁ……不安だろうな……縁起でも無いこと言って悪った。」

 

「……べつに……いいです……身体が弱い私が悪いの……ですから……。」

 

「……おい、お前、そこは俺に怒るとこだと思うぞ……。変な奴だ……。」

 

「あ、あなたに言われたくないです!」

 

「わるいね……でも、本当に死にはしない……100%だ。そして、その後本当に君にとって掛け替えのない友達ができるのも100%だ!」

 

「……その友達は優しいですか?」

 

「ああ……優しい以上に優しいぞ。因みに性別はちゃんと女子だ。」

 

ーーそう言って彼は彼女に向かって笑いかける。すると彼女は安心した表情を彼に見せた。ほむらは次の質問をした。

 

「あの…その心臓病の次にかかる病気は、なんですか?」

 

「それはな…………ッ!」

 

ーー彼は額に汗を滲ませながら悩んだ。確かに彼女はもう二度病に侵され無い代わりに死ぬよりもつらい地獄を味わうからだ……ついうっかりでも彼は言いたくなかったのだ。誤魔化すかの様に次の言葉を告げた

 

「…………すまない。そこまではまだ占うことができない……。」

 

「そう……ですか……」

 

「ああ……」

 

ーーその言葉を告げ終えると病室に誰かが入る音が聞こえた。

彼とほむらはそちらの方へ向くと年齢は50過ぎたぐらいの看護師だった。看護師の人はほむらと占っていた男の子を見て驚いていた。

 

「え、えーとほむらちゃん?元気そうでよかったねぇ〜。そちらは、もしかして友達かしら?(ほむらちゃん、同い年の子が今まで手紙を送ったり見舞いに来たりすることが無かったけど……そんなこと無かったのね……よかったわ!)」

 

「え、えーと、看護師さん…この人は……」

 

「はい、ただの知り合いです。」

 

「(……え?)」

 

「ただの知り合いにしては仲が良さそうねぇ。……あら?

…あぁ…!あら、あら!」

 

ーーふと、看護師の人はふとある場所に目をやる……すると割れた花瓶の破片の山があった。

 

ーーすると、ほむらはバツが悪そうな顔をしてしまう……その様子をみた彼は庇おうと思い、咄嗟に言い訳をした。

 

「すみません!

床に“サソリ”がいたんで追い払うために俺が割ってしまいましたぁ!弁償します!」

 

ーーそう言って頭を下げ彼は答えると、その場にいた全員が彼の突拍子のない言い訳に戸惑うばかりだった。

 

「(庇おうと思って言い訳しようとしたのはいいけど、なんだこの言い訳!?もう少しマシな言い訳を思いつけよ!俺ッ!サソリは日本にいねーだろ!……あれ、やっぱりいたような?)」

 

「え……あ…あの……」

 

「え、えぇーと?さ、サソリ?」

 

ーーするとその時、その異様な空気を壊すかの様にまた別の誰かがこの病室に入って来た。

 

「タクヤお兄さん!」

 

「あ、なぎさ。」

 

 

ーχー

ーχー

 

 

 

「すまん、なぎさ。助かった。(微妙な空気を解放してくれて)」

 

「仕方がないのです!床にサソリがいたら誰でもパニックになってしまうのです!できれば捕まえてなぎさにも見せて欲しかったのです!」

 

「あ、すまんそれは嘘だ。」

 

「えーー!う、嘘なのですか?!」

 

ーーΔ

 

 

ーーあの後、タクヤはサソリがいたと分かりやすい嘘をついて押し通して誤魔化した。タクヤは弁償しますと何度も言ったが、遠慮されてしまった。

 

「だからね、弁償なんかいらないからほむらちゃんと君は遊んでいてね!あの子、友達なんかいなかったから!

じゃそういうことで……!ほら、なぎさちゃん!お父さんの何処へ行きましょうねぇ〜。」

 

「あ!あのぉ!ツッ、チョッ、チョッチョマッテクラサイヨ……!…行きやがった………クソォ……

(#0w0)……オホ-ツクババア(ごうつくババア)…。」

 

「……なにか言った?(ニッコリ)」  

 

「Σ(;0w0) イエ、マリモ!(いえ、何も!)

 

 

ーχー

 

ーー時刻:看護師が割れた花瓶を片付け去った後。

 

「ほ、本当にごめんなさい!……えーと…お、お名前は……」

 

「巧也だ。」

 

「え、えっと……う、上の名前は……な、何ですか……?」

 

「……(どしよ?ここで教えて下手に未来が変わったらダメだしなぁ……うん、隠しとこ。)ごめん!事情があって今は教えられない!」

 

ーーそう言ってタクヤは『ぱん』と音が出るほど手を合唱して頭を下げて謝った。

 

「そ、そうなのですか……じゃあ……タクヤさん……本当に私のせいで迷惑かけてごめんなさい!」

 

 

ーーほむらがそう言って謝るとタクヤはため息をついて、彼女に言葉を告げた。

 

「知り合いのよしみだし謝らなくていいし、迷惑じゃ無い。大丈夫だ。」

 

「………。」

 

ーーすると、ほむらはしばらく沈黙した…。巧也は見た感じ何か悩んでるように感じ取り、聞いてみた。

 

「どうした?」

 

「た、タクヤさん、わ、私と……

私と、友達になってくれませんか?」

 

ーータクヤは驚いたと同時に迷った。もしここで友達になっておけば未来が変わるかもしれない……だからと言って、ほっておいたらそれはそれで残酷である。

 

「おう!いいぜ。(ここで友達になって置けば将来、協力しやすか……)」

 

ーーと答え、ポジティブ思考で考え友達になることした。たが少しほむらは不安そうな顔をした。

 

「ん?どうしたほむら?そんな不安そうな顔して?」

 

「や、やっぱりタクヤさん……私と友達にならない方がいいかも……知れない……です……。」

 

「え?もう一回言って?」

 

「だから……タクヤさんは私なんかと……友達になんてやっぱりならない方が良いと思います……!どうせ、私なんかといても退屈になるか、迷惑かけるだけです!」

 

ーーそう、タクヤは友達になってと頼まれてから、友達にならなくて良いと言われて、眉間にしわを寄せ彼女に向かって怒った。

 

「おい!ほむら?おめえさん、友達になって、て言ってから友達になるなはダメだろ!」

 

「でも……タクヤさん……他に友達がいますよね?そっちの友達と遊んだほうが……あれ?どうしたのですか?」

 

ーーふと、ほむらはタクヤの方をみて違和感を感じた。何処か泣いている様な感じがしたからだ?

 

「……友達。あまり…いないんだ。一人は姉の友達で遊び辛くて…もう一人は……バイオリンのレッスンで忙しくて……。」

 

「え、…ええ!?う、嘘ですよね?タクヤさんなら沢山いると……私は……思っていたのですが……!?」

 

ーー彼が友達が少ないのは無理がない、彼は二年前から暗い性格で無口な学校生活を送り次第に、さやか、上条、以外いなくなったのだ。

 

「……いやね…うん、俺って不器用だから…」

 

「……ご、ごめんなさい。」

 

「……うん、本当にこれは謝って欲しかったわ。……でも、謝ったから許す。

後、お前が友達になって欲しいって言ってくれた時よ…、俺、嬉しかったんだよ!」

 

「……え?」

 

「俺が一番嬉しいことは友達が増えることなんだ!だから…俺のために友達にならない方が良いて、言わないでくれよ。」

 

「……はい!で、でも」

 

「ん?まさか……俺じゃ不満か?」

 

「ち、違います!ただ、タクヤさんを怒らせる様な事しないかなんて……」

 

「なるほど……絶交が怖いと…?」

 

「……はい。」

 

「安心しろ!俺は友達と絶交なんかしない!

それに、将来お前にはな俺よりも最高の友達ができる!なんせ俺は未来から来たんだからな…!」

 

「占い師じゃ無いのですか?」

 

「(あっ…!)…そうだ、占い師だ。」

 

「どっちですか……。」

ーーと微笑しながら、ほむらは返事を返し、再びタクヤに質問した。

 

「ごめんなさい、タクヤさん…今、もう一度お願いしてもいいですか?」

 

「ん?おう!」

 

「タクヤさん……私と仲良くしてくれせんか?…友だちになってくれませんか?」

 

ーーその言葉にタクヤは、笑って、

 

「わかった…!いいぜ!今日は遅いから、次会ったらなんかして遊ぼうか。」

 

ーーと言って返し、タクヤは帰っていった。

 

ーーその後、タクヤはなぎさの父親に会おうとしたのだが不在だったので会えなかった。なぎさはしぶしぶしていたがタクヤは「また今度会ってやる」と言って安心させた。

 

ーーΔ

 

ーχー

 

「タクヤお兄さんが言うから信じてしまいましたよ……」

 

「悪かったな…」

 

「あ!タクヤお兄さん!嘘ついたらハリセンボン飲まないといけないとダメなのですよ!」

 

「それは指切りをした時の話だ……だから俺はセーフ。」

 

「屁理屈ですー!」

 

「屁理屈で結構。」

 

ーーそんな会話をして、タクヤはなぎさを家まで送り届け、自分も家に帰った。

 

「さて、家に帰って明日の準備しますか……。(後、ほむらでも楽しめる遊びも考えておくか……)」





続きは明日に投稿します!
次回お楽しみに!

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