魔法少女まどか☆555 〜カイザの呪い〜   作:人生舐めてる

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そろそろ投稿スピードが遅くなりそうです。

これも全部、ディケイドに登場するゴルゴムの手下の眼魔(がんま)に憑依された乾巧っていう奴の仕業なんだ!

※訂正
そんなことなかった、1/10と1/11に投稿予定です。


15話 Angel(オルフェノク)

ーー翌日、

 

ーー場所:某所

ーー杏子が学校が終わって返っているところだった。そこで杏子はキュウべぇと話していた。

 

「なぁ、キュウべぇ……モモ、私の妹から聞いたんだけど……角が6本あって白くて4号に似た奴が助けたって言ってたけどそいつオルフェノクか?」

 

「杏子、それは君の妹が言っていたとしたら……自分の理想世界を語りたいがために君に嘘を言った可能性があると思うよ?人間の年を考えればね……。」

 

「……でもなぁ。タカシに賭けをするあの様子は」

 

「とにかく、僕が言いたいのは君の妹が4号と遭遇したって言うのはただの作り話かもしれない。てことだね……。」

 

「う〜〜ん。」

 

「………(角が6本で4号に似てる……まさかね……)」

 

ーー杏子とキュウべぇが話しをしていると、杏子はおよそ20代くらいの青年と肩をぶつけてしまう。

 

「お、おっと!お、おい!気をつけろよ!」

 

ーー杏子はぶつかった相手に言うが反応は無くそのまま歩き去っていこうとしたが様子がおかしかった。

左右にやたらふらつきながら今にも倒れてしまいそうな姿で歩いている。もしかして、気分が悪いのかと杏子は気になって、追いかけていき、ぶつかった相手の顔をみる。

すると、顔はまるで意識ない、いや、生気がないように見えた。

それを見た杏子はもしかして、魔女に操られていると思って首筋を見たがどこにも魔女の口づけは無く、体調が悪い人なだけかと思い、話しかけた。

 

「お、おい大丈夫かよ?あんた?」

 

ーー杏子が、そう言った瞬間、青年は鈍い音を立て倒れた。その瞬間、杏子は驚いて青年を揺すって声をかけた。

 

「し、しっかりしろ!!大丈夫か!?」

 

ーー彼女が青年の体を揺すって、青年の肌を見た瞬間、言葉を失った。

 

「ッ!?」

 

ーー青年の身体中全てが灰色へみるみる変わっていき、外側からどんどん灰色の砂で出来た人形の様に崩れ落ちていった。青年の体の崩壊は止まらず全てが塵へ還っていき、彼の肉体は一切残らずに空気と同化してしまった。

彼女は叫びながら、キュウべぇに何か知っていないか尋ねた。

 

「わ、私は……いったい何を見ていたんだ!?キュウべぇ!!」

 

「杏子……これがオルフェノクの使徒再生に適合できずにオルフェノクにならなかった人間の末路だよ。適合出来なかった人間は今、杏子が見た様に、灰になって死んでしまうんだ。」

 

ーー杏子の質問にキュウべぇは淡々と答えた。

 

「こ、これが、オルフェノクの殺し方かよ!」

 

「ーー!杏子!いますぐここから離れるんだ!」

 

「え?なんでだよぉ?」

 

ーー杏子は焦り、動揺そして、恐怖を感じずにはいられなかった。すると

 

「おい、そこのガキぃ……いま、オルフェノクって言ったかぁ?」

 

ーー後ろから杏子に話しかける男性がいた。杏子は後ろを見ると年齢はおそらく20代後半くらいだろうという雰囲気の顔つきで、敵意がむきでていたことがわかる。

 

「おい!どうなんだ!答えろぉ!」

 

ーー相手の質問を無視し、杏子はキュウべぇにテレパシーで質問した。

 

「《キュウべぇ……あいつ、まさか!?》」

 

「間違いない!オルフェノクだ!」

 

「《お前、言ってたけど普通のオルフェノクなら勝てるだよな?あいつ一人だけど……オリジナル?普通のオルフェノクか?どっちだ?》」

 

「わからない……ただ、オリジナルの戦闘能力はとても強い下手したら杏子が勝てないかもしれない!前に話したとうりオルフェノクの強みは頑丈さと、魔法少女を上回る怪力、そして、オルフェノクの使徒再生の特別エネルギーを食らうと体が灰になる!」

 

「《普通のオルフェノクは?》」

 

「おそらく、勝てるね。でも、いまは逃げるのが良いと思うよ!」

 

ーー杏子がキュウべぇと話していたが、相手から見れば喋らずに黙って何か考えていると思い、痺れをきらし、

 

「もしかしたら、ガキ、オルフェノクを知っているという事はその年で同族か?」

 

ーーそういうと、男の顔に模様が浮かび上がり、その瞬間、男の身体中が変化した。

男は体が一回り大きくなり、男顔はまるでタコを彷彿とさせられるような姿をし体はまるで鎧と服を混ぜたような姿をし、頭から足まで全て黒と灰色の姿をしていた。

杏子はその姿を見て率直な感想は、子供番組でみる怪人、と恐怖を組み合わせた。人間が見てはいけない、なってはいけないものだと思った。

それに対し、相手のオルフェノクは……。

 

「どうだ、答えろ。お前はオルフェノクか?それとも、ただその言葉を知ってるだけか?

 

…まぁ、この攻撃に耐えればわかるか……」

 

ーーそう言って相手のオルフェノクは何もないてから銃らしき武器を出現させた。

それを見た杏子は驚き咄嗟に魔法少女に変身した。

 

「チィ!てめぇ!人間を殺すのに躊躇ってもんがねぇのかよ!」

 

ーー杏子の魔法少女の姿を見た相手のオルフェノクは驚きを隠さず。感動した様子だった。

 

「ほぅ……、面白い……お前がまさか上が言っていた魔法少女だったとは……半信半疑だったがな、あんな馬鹿げた話……。

連れて帰えれば……。俺は……ラッキークローバーになれるかもしれない……!」

 

「ラッキー……クローバー……?」

 

「おい、さっきまでガキと言って悪かった……君について来て欲しいところがある。正直言って無理にでも来て欲しい!悪い様にしない……君にとっても良い話がある。どうだ?こないか?」

 

ーーそう相手のオルフェノクは言っているが突然の掌の返しに杏子は怪しさを感じずにはいられず杏子は反抗する返事をした

 

「だ、誰かついて行くかよ!てめぇらの様な人殺しの集団に!怪し過ぎるんだよ!」

 

ーーそう杏子が答えると相手のオルフェノクは「はぁ」と、溜息をついて、

 

「交渉決裂か……ならば……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前を殺してソウルジェムだけでも頂こう!」

 

ーー相手のオルフェノクがそういうと、オルフェノクは銃を構え、杏子は咄嗟に自身の手持ちの槍を構えた。

 

「……ちぃ!」

 

「くるよ!杏子!」

 

ーー杏子とオルフェノクの戦いの火蓋が切られた。

 

 

ーαωー

 

 

 

 

 

 

 

ーー場所:人通りの少ない某所

 

「おりゃあーーーッ!!」

「ぐっ!……すばしっこい小娘だなぁ……!」

 

ーーそこでは、一人の魔法少女とタコのオルフェノクが戦っていた。

タコのオルフェノクの得意な武器はショットガンぐらいの大きさの銃から高速でスミを飛ばしている。

杏子に目掛けて乱射しているが一発も当たっていない、しかし、杏子は余裕では無かった。

 

「(……あのタコ野郎の攻撃、ヤバすぎるだろ!タダのスミだと思ったら、スミに付着したころが爆発しやがった!)」

 

ーー杏子は一発でも当たればアウトであり、動きを休ませることは許されない状況だった。杏子のとる戦法はひたすらヒットアンドアウェイだった。

杏子は相手が元々人間であると理解しているがため無意識に手加減して、攻撃してしまっていた。杏子が攻撃するたびにオルフェノクの体の性質のせいか、血の代わりに火花がひたすら飛び散っていた。

 

「今からでも遅くはない!俺について来い!」

 

「殺す気でいる奴の所にだれが行くかよぉ!」

 

 

 

 

 

ーー遠くで、魔法少女(佐倉杏子)とオルフェノクの戦いを物陰で観察している男がいたその男は黒服を着ており、誰かと電話で話していた。

 

 

「ボス、報告があります。」

 

「部下の一人が、オクトパスが魔法少女と接触しました……はい……はい……。申し訳ございません。どうやら交渉は決裂してしまい、いま戦闘しています」

 

「私は加勢なしで?……またの機会に……ッ!?アレを使うおつもりですか!?……確かに、あれを使えば確実ですが……わかりました。念のため……私もそのときに立ち会います。」

 

「失礼します……ボス、引き続き、オクトパスと魔法少女の戦闘の観察をしておきます。……はい、失礼します……。」

 

 

ーーそういうと、通話をしていた黒服の男はそのまま杏子とオルフェノクの戦闘を観察し続けた。

 

 

 

ーaωー

 

 

「フゥーー、フゥーー!……ガキぃ……ずっと俺の攻撃が一発も当たらずにいられるなぁ!」

 

「はぁ……はぁ……あんたこそ……いい加減に倒れやがれ!しつけーぞ!」

 

「一つ面白い事を教えてやる……。」

 

「なんだ?」

 

「俺の所属している組織には、強さがあってな……俺より強いやつは沢山いる。……俺を倒せばその組織と完全に敵対関係になってしまうぞ?悪いことは、言わない……俺について来い!」

 

「……しつけぇー!チョーしつけぇ!私はてめぇらの様な奴らにはついてかねぇつーてんだろぉ!」

 

ーーそう言い合って杏子は拉致があかないと思っているとキュウべぇが杏子に話しかける。

 

「杏子!オルフェノクの弱点は巨大な一撃だ!そうすれば倒せる!一気に攻めるんだ!」

 

「《……キュウべぇ、オルフェノクって元々人間なんだよな?そうしたら

……私は、人殺し…なのか?》」

 

「そんなこと考えている場合じゃないよ!オルフェノクは人を殺してもなんとも思わない種族なんだよ!?見たまま化け物だ!早く倒さないと、君の家族まで死ぬんだよ!

オルフェノクを……人間と思ってはダメだ!オルフェノクは化け物だ!」

 

「《……わかった、キュウべぇ………家族ためだ……!》

おい!オルフェノク!これで、終わりにしてやる!」

 

ーー杏子が、その言葉をオルフェノクにかけると同時に、突然、杏子の姿が3人に増えた。オルフェノクは驚きを隠さずに、感想を言葉で表す。

 

「なっ!なんだと!?急に3人に増えただと?分身か!?それとも……幻覚か!?」

 

「「「さぁ……覚悟しな!」」」

 

ーー3人に姿が増えた杏子は、タコのオルフェノクを取り囲む様に陣をとった。タコのオルフェノクは360度見回し確認し、考える。

杏子はそのタコのオルフェノクの様子を見て予想どうりとばかりに笑みを浮かべるが……

タコのオルフェノクも笑みを浮かべ杏子に話しかける。

 

「ふん……ガキぃ!こんな奥の手があったとは驚いたぞ!」

 

「(…なんだ?コイツの余裕な感じは?ま、まさか、コイツにまだ奥の手が?!)」

 

「分身を使って囲む戦法……魔法少女ならではできるだろう……なら、オルフェノクならではできる方法を見せてやる!!」

 

ーーそう、タコのオルフェノクがいうと、突然オルフェノクのアゴの部分から四つの長い触手が伸びる。そして、そこから今まで打っていた銃と同じ物がでる。両手と触手合わせて合計6丁の銃が出て、3人に増えた杏子の姿、一人に2本ずつ向けられた。

 

「偽物ごと撃ち抜いてやるぞ!ガキぃ!」

 

ーータコのオルフェノクがそういうと同時に杏子に向けて乱射され始めた。乱射され、スミが付着した場所は多数あり、どんどん爆発していき煙が立って行く。

煙が止むと、杏子の分身は一人、二人と分身が消えていく。杏子は残り一人となり、残った一人の杏子は爆発によってダメージを受けた様だった。

タコのオルフェノクはそこにいる杏子の目の前まで移動し銃口を突きつけた。

 

「……くっ!」

 

「……分身を使ったのは驚いたがぁ…俺にとっては、なんの意味も無かったな……ガキぃ。

ざんねんだったな?勝てると思ったろう?俺に。だが、無駄なことだ。

さて、お前を殺して、ソウルジェムを回収させて貰うぞ。」

 

ーータコのオルフェノクがそういうと、杏子は不敵な笑みを浮かべる。その様子にオルフェノクは不思議に思う。

 

「は、ははは……。」

 

「……ん?どうした?絶望しきって、可笑しくなってしまったか?」

 

「ちげーよ!これはな……………勝利を確信した時の笑みさ!」

 

ーーそう、そこにいた杏子が言ったと同時に姿が消えた。その瞬間、タコのオルフェノクは驚いたと同時に理解した。

 

「ーーーッ!こ、これも分身だとぉ!?」

 

「正解だぁ!」

 

ーータコのオルフェノクは咄嗟に後ろへ振り向いた、するとそこには、元気な魔法少女(杏子)の姿があった。杏子は渾身の一撃の突きをタコのオルフェノクに仕掛けていた。タコのオルフェノクは振り向いたが反応が遅れてしまい、杏子の攻撃をそのまま受け入れるしか無かった。

 

「ぐ、ぐぉおおおおお!!」

 

ーーその攻撃を食らったタコのオルフェノクは大きな火花が散り、吹き飛ばされてしまう。触手の何本かは引き千切れ、タコのオルフェノクはまともに立ち上がれなくなってしまう。

 

「ぐっ……!く、クソォ!」

 

「《すごい!見事だよ杏子!》」

 

ーー杏子はそのオルフェノクに近づいていき、目の前に槍を向ける。

 

「き、貴様、なぜだ?分身は二人しか作っていなかったのでは?」

 

「……分身は三体だ。……その中に一人と像がかぶる様に一緒に行動していたんだ。囲んだ時になるべくあんたが見づらいところに一緒に移動した。

で、その後、あんたが爆発するスミを乱射して爆発した時、何とか爆発の被害が少ない所に移動して爆発した後に煙が立ったら私、本物は隠れる。

で、さっきみたいに、分身の一人は消させずに他二人は消す。まるで私がピンチみたいにね……。」

 

「随分とネタばらししてくれるんだな。」

 

「……あんたがここで終わるからさ。」

 

「……ふん、なら死ぬ前にお前にお前に土産話をしてやる。」

 

「……何だよ?」

 

「ベルトに気をつけろ。」

 

「……ベルト?ベルトって何だよ?」

 

「簡単に言えば、体全身にラインのある未来チックなロボットみたいな奴だ。……いいか?あったらすぐさまお前は逃げろ!絶対に勝てない!」

 

「何で、そこまで私に警告するんだ?」

 

「…………気まぐれだ

(……終わらせてくれるからだ……化け物となった……俺を…) 。」

 

「聞きたいことが、ある。」

 

「なんだ?」

 

「あんたは、オリジナルのオルフェノクか?」

 

「……違う、普通のオルフェノクだ、使徒再生で出来た即席(インスタント)だ。まぁ、その中でも、俺は強い方だと自負しているぞ?」

 

「……そうか、後、もう一つ。

魔法少女を連れて行きたい理由はなんだ?」

 

「……悪いか、俺もそれは知らない。何故か上の奴らは貴様ら魔法少女を欲しがっている。俺に言い渡された任務は『魔法少女を見つけ次第、どんな手を使ってもいいから連れて来い、最悪殺してソウルジェムだけでも持ってくる事が出来ればいい』だ。俺の予想だが多分、上の目的はお前らを実験動物(モルモット)にするつもりかもしれん。」

 

「………そうかよ。」

 

「話す事は話した……もう、流石にないだろう。殺せ」

 

「《さぁ、やるんだ、杏子!》」

 

「……………。」

 

「どうした?早く殺せ……さもなければ、他の誰かに見られるぞ?」

 

ーーそう、自分を殺す様にタコのオルフェノクは杏子に催促するが、当の本人の杏子の様子は違った。

構えてた槍を突然、杏子はソウルジェムの中にしまい、次の言葉を述べる。

 

「……殺せねぇ。」

 

ーーその言葉を聞いたタコのオルフェノクは杏子に怒るように言い返し、

 

「ば、馬鹿か、お前は!?こんな化け物を……まして、お前を殺そうとした相手だぞ!生かさない理由が無い!!貴様、一体何を考えて------------。」

 

「……あんた……元々、人間なんだろ?……自分をそこまで化け物扱いにするのは止めろよ……

 

 

私に人殺しを……させるな……。」

 

ーー杏子はそう言うと、タコのオルフェノクは更に怒り、杏子に話す

 

「ーーーーーっ!?ふ、ふざけるなよ!?オルフェノクは最早、化け物と言った存在だ!それ以外に理由があるのか!!化け物だから殺すのが当然だろうが!!?」

 

「……お前、まさか……死にたいのか?」

 

ーー杏子が、そう聞くとタコのオルフェノクは怒りの勢いに乗りながら杏子に自分の事を、話す。

 

「当たり前だ!!ある日突然、化け物に襲われたと思えば、いきなりこんな化け物に変身できる体にしやがった!!そしたら、あいつらスマートブレインは何て言いやがった!?『おめでとうございます、あなたは選ばれました。今日から、私たちスマートブレインの仲間です』と言いやがったんだ!!俺はこんな体になるのを望んでいなかった!

拒んだらあいつら、何しやがったと思う?俺の家族を全員殺しやがった!」

 

「っ!?」

 

 

ーー杏子が相手のオルフェノクの話を聞くたび、どんどん殺す気は失せしまう。杏子はオルフェノクの認識が、化け物から、ただの被害者でしか無いという考えに変わっていった。

 

「その後は仕事や家を全て奪って拷問だ!

いいか!?スマートブレインは糞だ!奴らの目的はえげつない事だ!!」

 

「……スマートブレインの……目的?」

 

「いいか?奴らは------------」

 

ーーそうタコのオルフェノクが杏子に話そうとした瞬間、タコのオルフェノクの首が体から別れる。その瞬間、タコのオルフェノクの体のところどころから青い炎が噴き出し始めた。すると、まるで砂で出来た人形のように、外側から崩れ始める。その崩れた破片は地面に着く前に灰色の塵へと化し、やがて全身が塵へと化し、そこに塵山が出来た。

杏子は咄嗟の出来事で判断ができず、ただその光景をみ続けるしか無かった。

 

「……な、なんだよ!?これ?」

 

「困りますよ?我々のマイナスイメージを淡々と会ったばかりの少女に話すなんて……。」

 

ーーすると、杏子は声のする方向へ顔を上げた。そこには黒服の男性が立っており、手には灰色のサーベルが握られていた。それを地面に捨て、杏子に話しかける。

 

「ふぅ……サクラキョウコさんですね?」

 

「て、てめぇ!何で殺しやがった!?仲間じゃ無かったのか!?」

 

「質問を、質問で返すなぁ!……と、言いたいところですが……まぁいいでしょう、お答えましょうか……答えは、そいつが貴女に勝てない役立たずだからですよ。それに、まさかっ!自分が負けたという理由でペラペラと情報を相手側に流すからですよ!」

 

「……てめえも、私を殺しに来たのか?」

 

「そうしたいのは山々ですが、今回はただの観察でしたので、退散させてもらいます、では、さようなら。」

 

「ま、まて…------------ッ!?」

 

ーーそう、言って黒服の男性は去っていく、杏子は追いかけようとするがふと、自分のソウルジェムを見て驚く。

 

「……ま、まじかよ!?こんな時にぃ!!」

 

ーー杏子のソウルジェムに魔女の反応がありそちらに急ぎ足でいく。その様子を振り返り、黒服の男性は見送る。

 

「……いずれあなたは、知る事になります。あのベルトの恐ろしさにね……。さて、私は引き続き捜索と報告だけしますかね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーαωー

 

 

 

 

 

 

ーー場所:魔女の結界

 

ーー魔女の結界に入った杏子は早々と魔女に勝負を仕掛け戦っていたが、

 

「ーーーがぁッ!……く、クソォ!!」

 

「&gسiหbmچ!」

 

ーー杏子は魔女に押されていた。おそらく、先ほどのオルフェノクとの戦いで疲労が積みかなったせいであろう。杏子は魔女との戦闘を始めてすぐに息が上がっていた。

 

「はぁ……はぁ……!」

 

「چvjgץl€〆ะysד!」

 

ーー魔女は自前の尻尾を振り上げて思いっきり杏子に攻撃を与える。

 

「うわあああああああ!!」

 

ーー杏子は痛みで声を上げるが、その様子を魔女は物ともせずに掴み上げて壁に叩きつける。

 

「ーーーがぁぁあ!!」

 

「er©︎%چvjgץl々<;ヾ!」

 

ーー体力が全快だったのならもしかしたら杏子は勝っていたのだろう。しかし、彼女には運が無かったのか、このまま魔女に殺され死ぬのかもしれない。

魔女は彼女の体を掴み上げた。

 

「……ち、チクショウ……ここが私の死に場所か……。」

 

ーー彼女は自分の死を悟り、諦め始めてしまう。

 

ーーそして、彼女の脳裏に家族との楽しく過ごしてきた日々を思い出す。

 

「父さん……母さん……モモ……タカシ……

 

------ッあ!!ふ ざ け る なぁああああ!!」

 

ーー彼女はそう叫び、自分の運命に抗う叫びを上げ、抵抗して魔女の拘束を力技で解く、

 

「*$ヾkm〆〆!!」

 

「おぉおりゃあーーッ!!」

 

ーー杏子は反撃しだす、巨大な魔女の腕を足場にして走り顔面を自前の槍で突く

 

「だぁっ!せりゃあ!!」

 

ーー杏子は無我夢中になり、魔女に追い打ちをかける。しかし、

 

「◆○vg#ヾ°°°!!」

 

「う、うわぁ!?」

 

ーーこのまま勢いに乗って魔女を倒そうとしたがまたもや魔女の手に捕まってしまう、今度も杏子は自力で拘束を解こうとする。

 

「が……うっ……ぐぅ……!

(ほ、解けねぇ!……ち、チクショウ……も、もうダメなのか……)

……うわぁーーーーーーああああ!!」

 

ーーがどうしようも自身の力ではどうしようも無かった。抵抗し抗っていたがただ杏子は叫ぶ事しか出来なかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〆kijf$2%fj∮b#°------cẖvjgẕl888!?」

 

「ーーう、うわぁ!?……いっつー!」

 

ーーすると、突然、杏子を掴んでいた魔女の腕に一本の閃光が走る。それと同時に杏子を掴んでいた手が引き千切れしまい、杏子は尻もちをついてしまう。杏子と魔女は咄嗟の出来事に理解が出来なかったが……ただ、何者かが魔女の邪魔をした事がわかる。

 

ーー杏子は引き千切れて掴んでいる魔女の手を話そうとしたが、その必要は無かった。咄嗟に杏子を掴んでいた魔女の手は灰色に染まっていき、砂の造形物の様に崩れていき、塵と化して灰色の砂の山になっていった。

 

「な、なんだよこれ!?まるで、これは……!?」

 

ーーそう、オルフェノクが攻撃した様な跡だった。杏子は立ち上がり、誰が自分を助けたかを見回す。

 

 

《ギィィ------------------------ッ》

ーーすると、どこからか眩しく光が放たれているのがわかり杏子と魔女はそっちに向く。そこには、人が歩いて来ており、胸部から激しい光が放たれており逆光で見えなかった。

 

 

ーーわかる事があると言えば、その人物は人間では無く、角が6本ある事だ。そして、灰色の塵山になった魔女の腕が風によりそこら一帯を散り煙で視界が見えなくなる。

 

「……う!め、目が!」

 

 

ーー瞬時に煙が止みどんどん、その姿が露わになって来る。

 

「……ッ!あ、あれは……天使?!

ち、違う……あ、あれは……!」

 

ーー杏子が見たシルエットが一瞬、マントの部分を翼と見間違える。

 

「GسIห%!?」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

ーーそこに立っていた人物は全身が銀色、灰色に覆われており、目は若干灰色ががった青色。首にはマフラーが巻かれており、肩からもマフラーが生えていた。

その人物の一番の特徴は顔だった。過去に未確認の脅威から守った4号と、西洋のドラゴンを彷彿とさせられる。

しかし、頭に生えている角は6本あり、一番前が短く、後ろが長くなっている。

 

「……ま、まさか、あれがモモが見たっていう。4号に似た奴なのか……!?」

 

 

「سIiftttسIหห/!!」

 

ーーすると、突然、魔女は灰色の戦士に攻撃を加える。しかし、灰色の戦士はその攻撃をあっさりと躱す、魔女は灰色の戦士に追撃するが、それも回避されてしまう。灰色の戦士はお返しに二発殴る。

 

「フッ!はっ!!」

 

「∮、∮〆iljd/°!?」

 

ーーそこからは、一方的な戦いだった。魔女が灰色の戦士に攻撃すればそれを躱し、灰色の戦士が反撃する。それの繰り返しだった。

 

「……あ、あいつ…い、いったい?」

 

 

「GسIห$÷€€o¥!」

 

ーー魔女がダメージを受けすぎてふらつき始める。灰色の戦士はそれを確認し終えると、気合いを入れるかの様に唸り声を上げて、足に力を溜め始めた。

 

「んんんんんんんんっ!!------とぉぅ!!

 

 

 

 

 

------------はぁあっ!!」

 

ーーそして掛け声を上げ魔女に向かってジャンプし足を突き出し、魔女を穿つように蹴り飛ばした。

 

「چvץlะv®︎⌒⌘∬£cccーーーッ!!!」

 

 

ーー蹴り飛ばされた魔女は悲鳴を上げ、みるみる灰色へ変わっていった。そして、まるで砂で出来た人形のように、外側から崩れ始める。その崩れた破片は地面に着く前に灰色の塵へと化し、やがて全身が塵へと化し、そこに塵山が出来た。

それと同時に、魔女の結界は晴れていった。

 

「あ、あいつは……いったい……敵なのか?……それとも、味方なのか?」

 

 

ーーすると、杏子に走ってきて声をかける者がいた。

 

「杏子!?大丈夫かい!?」

 

「き、キュウべぇ!お、お前、今までどこに!?」

 

「杏子が置いていったんじゃないか。あのオルフェノクの場所から、勝手に僕を置いて行くもんだから……。」

 

「あ……そっか、それよりもアイツもオルフェノクなのか?」

 

ーーそう言って杏子は灰色の戦士をオルフェノクかどうか判断させる様に、指でさしてキュウべぇに見てもらう様に催促する。

 

「………ッ!?……間違いなく、反応はオルフェノクだ……でも……。」

 

「……でも?でもってなんだよ!?」

 

「あの顔は………

 

 

 

 

 

 

 

 

…………アギトだ。」

 

「………ア…ギ……ト?」

 

ーーキュウべぇがそう言うと、魔女を倒したキュウべぇにアギトと呼ばれた戦士は何も言わずに肩から生えているマフラーを風に靡かせながらそこから去っていった。

杏子はそれを追いかけようともせずに、ただ見届けていた。

 

 

 

to be continued......




おまけ
◆オルフェノクデータ

@名前:(この世界での)オクトパス オルフェノク

特徴:原作とは違って、徒手空拳ではなく、ショットガンくらいの大きさの銃を使うことができる。

強さ:使徒再生オルフェノク<魔女≦このオクトパスオルフェノク≦オリジナル

生い立ち:スマートブレインに全てを奪われて、自暴自棄になってしまい、人殺しを簡単にする様になってしまった。


@名前:不明(オクトパスオルフェノクを殺したオルフェノク)

特徴:オリジナルのオルフェノク(どんな相手も敬語口調、だが激昂すると素に戻る)。

@名前:不明(アギトの姿をしたオルフェノク)

特徴:強さは不明。
最初、地面に紋章を出して倒すみたいな事を、うp主は考えてましたがボツにしました。↓の挿絵見たいな感じです。今回、魔女を倒したポーズは紋章は無しで力を溜めて蹴る。みたいな感じをイメージしてください。



【挿絵表示】





☆杏子の魔法データ

魔法:まだ名前はない分身の術(ロッソ・ファンタズマ)

概要:平成仮面ライダー風に言えば、トリックベント。ガタキリバみたいに実体ではない。
分身の数がどれだけできるかは不明、このssでは最大数10前後の予定。





次回予告



「……アレは確かにオルフェノクだ。だけど、アギトに似た顔をしている。ただそれだけさ。」

「タカシ、あんた、何か隠してないか?」

「杏子ちゃん?その格好は一体……?」

「オルフェノク……?」

「落とし前だけはつけてぇんだ!この手で!」
「でも、マナー違反ってわかってる?」
「それでもだ!」

「誰なんだあんた一体……。」
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