魔法少女まどか☆555 〜カイザの呪い〜   作:人生舐めてる

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…すみません、今回のお話は深夜テンションで書いたので急展開が多いと思います。
うp主「こうなったのは私の責任だ、だが私は謝らない。」
まどか「(;0M0)ナニイッテンダ!?フザケルナ!!」



16話 Magic(特別な力)

ーー場所:魔女の結界のあった場所

 

ーー杏子は積み重なったオルフェノクと魔女の戦闘疲労によって、体が立っているだけで限界だった。

 

「……はぁ……はぁ。つ、疲れた〜〜。」

 

ーー杏子はそろそろ意識を保つのが限界になり、その場にうつ伏せに倒れこんでしまう。

 

「や、やべえな……もう、眠たくなって来ちまった……もしも、こんな姿……タカシに見られたら……」

「杏子ちゃ〜ん!そんな所で寝ていると風邪ひぃちゃうよぉ〜!」

 

「……そうそう、こんな風に……

……って!?」

 

ーー杏子は前方の方から、タカシ声が聴こえて驚いて顔を上げる。すると、タカシが手を車のワイパーみたいに大きく上に振りながら杏子に向かって走って来ていた。杏子はその姿と何故タカシがここにいるのかわからず、唖然としていまう。

 

「杏子ちゃん……はぁ…はぁ………あ~!疲れたぁ〜!」

 

「た、タカシ?な、なんで……お、お前が?」

 

「え?なんでって、散歩してたら杏子ちゃんが走ってる姿が見えて追いかけてきたんだよ。そしたら、びっくりしたよ!杏子ちゃんが倒れていたもんだから……

って!ええええ!?杏子ちゃん怪我だらけじゃないか!どうしたの!?いったい……!」

 

「え、えーとな……タカシ……。コレは転んでしまって…」

 

「え?杏子ちゃん……棒立ちだったのに転んだの?」

 

「うっ……」

 

 

ーー杏子はわかりやすい嘘を付いてあっさりと見抜かれてしまい、黙り込む。

タカシはやれやれといった感じで杏子をおんぶし始める。そのタカシの行動に杏子は焦りはじめて文句を言う。

 

「お、おい!タカシ!な、な、な、何しているんだよ!」

 

「え?何って……おんぶだけど?」

 

「そーゆー意味じゃねぇーーッ!」

 

「……だって、杏子ちゃん。本当はもう疲れて立てないんじゃ無いの?」

 

「うッ……!」

 

ーー杏子は文句を言うがタカシにあっさりと図星を突かれてしまい。自分の胸部をつけない様にタカシに体を預けてしまう。

 

「……///。しゃーねーな……。今回だけだぞ!」

 

「ははは。ありがと、杏子ちゃん」

 

「……ふん!」

 

「……ところで杏子ちゃん。」

 

「なんだよ?」

 

「あの砂山見たいなの、なんか……俺、気になるんだけど……なんか知らないかな?」

 

「ーーーあっ!グリーフシード!」

 

「グリーン……シート?」

 

「チゲーヨォ!グリーフ……じゃねぇ!

と、取り敢えず、タカシ。あの砂山に黒い玉みたいなの無いかみてくれねぇか?」

 

「うん、了ぉ解!」

 

ーー杏子はそう言って、タカシに元々魔女であった、灰色の塵山の方へ指を指す。

杏子の指示に従ってタカシは杏子を落さないようにグリーフシードを探し始める。すると、直ぐに発見する事ができた。

 

「…………なぁにこれぇ?」

 

「そう、それだ!タカシ!」

 

ーータカシは不思議な装束が施されている黒い玉をまじまじと見て杏子に渡す。

 

「……ふ〜〜ん。はい、杏子ちゃん!」

 

「サンキュー、タカシ。」

 

「ははは!どーいたしまして!……すぅ〜〜ッ。じゃ!帰りましょうか!」

 

「た、タカシ、チョ、ちょッとタンマ!」

 

ーータカシがいざ帰ろうとすると、杏子はタカシを呼びかけ止めさせる。その事を疑問に思い、タカシはオンブしてる杏子を見る。

 

「ん?なぁに?」

 

「タカシ……よ、よくよく人考えたらこの格好……人前だとスゲェ〜恥ずかしい、からさ……お、おろしてくれね?」

 

「……よし!帰りましょうか!」

 

「無視すんなぁ〜〜ッ!」

 

 

ーータカシは杏子の希望を無視しながら帰っていった。後日、杏子に怒られるのは言われるまでも無かった。

 

 

 

 

 

 

ーαωー

 

ーー時刻:翌日

ーー場所:杏子の家

 

「杏子、聞きたい事があるけどいいかな?」

 

「ん?なんだよキュウべぇ、改まって?」

 

「君は、その自分の傷を何時直したんだい?」

 

ーーそう、杏子は倒れていたあの場所から家に帰った時には、傷は全回復していた。そのことに杏子は疑問に思っていなかった。

ーー傷が全て塞がって回復してたため、家族に聞かれずに安心していた。

 

「ん?いや、自然に……あ、そう言えば、今回は帰って来るまでは治ってたな……。」

 

「治っていた?」

 

「ああ、そうさ。魔法少女になったら傷の治りって早くなるんだろ?多分だけど。」

 

「……魔法少女は魔法を使わない限り、一般人と一緒で怪我とかは直ぐに治せないはずだよ?」

 

「……え?キュウべぇそれってマジか?

じゃあ私は、他の魔法少女と違って傷の治りが早いタイプなのか!?」

 

「違うと思うよ?多分、僕の推論なんだけど彼……ナカザワ タカシが関係していると思うんだ。」

 

「……なんで、あいつなんだよ?」

 

「彼が来る一週間ずっと君は自分で治すか、自然治癒で治していたからさ。」

 

「うーん?そうかぁ?……あ!まさか、キュウべぇ、あんたはあいつが私の怪我を今まで治していたって言いたいのかよ!?」

 

「平たく言うとそうだね。」

 

「うーん、あいつがそんな超能力持っていたら……

『わーい!みてみて杏子ちゃん!俺ってこんな事でるよぉー!』って言いそうだけどなぁ……。」

 

「……まぁ、超能力持って自慢するしないは人それぞれだけどね。とにかく、僕が気になっただけだし、君自身はあまりその事を気にする必要は無いかもね。

もしかしたら、僕の勘違いで、本当にただ単に君の自然治癒力が魔法少女になったと同時に上がっただけかもしれないしね。」

 

「モヤモヤする様なまとめ方しやがって……。

あっ、そうだキュウべぇ、今日私を助けたあの4号に似たオルフェノク。あんた、アギトって言っていたんだっけ?

アギトって何だ?」

 

「アギトは昔に滅んだ種族さ、まぁ、自分の()()()()()をやり放題できる種族だね……。」

 

「はぁ?まさかアギトも悪い奴かよ!?」

 

「(人や神の見方によっては、)うん、そうだね。」

 

「……じゃあ、あいつは?」

 

「……アレは確かにオルフェノクだ。だけど、アギトに似た顔をしている。ただそれだけさ。」

 

「じゃあ、敵になる可能性は?」

 

「十分にあるね。オルフェノクに気を許すと直ぐに殺されるから、気おつけてね!杏子!」

 

 

 

 

ーαωー

 

 

ーー場所:杏子の家

ーーキュウべぇと話したその後、杏子は一応。タカシに質問して、みるが、答えはNOで逆に何で怪我が治っているのか質問される。

 

「ほ、本当だ!杏子ちゃん?なんで怪我が治っているの?」

 

「(コイツ、とぼけてんのか?……まあ、いいや、どっちでも。コイツ隠し事下手だしいずれわかるだろ。)

……わかんね。勝手に治ってた、多分、傷が擦り程度しかなかったんじゃね?」

 

「……す、すごいね杏子ちゃん。もしかして……杏子ちゃん特有の……気合?」

 

「そうそう、気合で…………って、おい!

タカシまさか、私を猛女(もうじょ)みたいな見方してないだろうなぁ?」

※猛女=タフガイの女バージョン

 

ーータカシは図星を突かれてしまい、杏子から目を逸らして黙ってしまう。

 

 

「………………………。」

 

 

「おい!目ぇ逸らさないでくれよタカシィ!?黙ってないで、なんか言えよぉ!

目を逸らしたって事は私を猛女みたいな見方をしてんだよなぁ!?……なぁ!」

「(;0w0)ナニヲジョウコニズンドコドォーン(何を証拠にそんな事ぉ)!!?」

 

ーータカシは追って図星を突かれてしまい滑舌の悪いセリフを言ってしまい、杏子に確信を突かれて頭を叩かれてしまう。

 

「あんたが焦って、その滑舌悪いセリフを言うのが証拠だぁーっ!!」

「あぁ痛い!」

 

ーー杏子は、はぁとため息をついて、タカシに対してちょっとしたお願いをする。

 

 

「……なぁ、タカシ。」

 

「ん?なぁに、杏子ちゃん?」

 

「ちょっと誰にも聞かれずに二人で話したいことあるからついてきてくれねぇか?」

 

「……うん!いいよ!」

 

 

 

 

 

 

ーαωー

 

ーー場所:公園

ーー杏子とタカシは公園に移動し話をし始めた。時刻は夜で公園には誰もいなかった。

 

「なぁ、タカシ。」

 

「ん?なぁに、杏子ちゃん?」

 

「もしも、もしもだ。自分に他の人とは違った特別な力を持っていたとしたら、どんな気分だ?」

 

「……うーん?わかんないなぁ……。でも、もしも特別な力を持っていたとしたら、俺は人のために使うなぁ。」

 

「そっか……そうだよな!人のために特別な力を使うのが一番だよな!」

 

 

「………まぁ、でもさ、偶には自分の為にも使ってもいいと思うよ?」

 

「え?……はぁ?自分の為?」

 

「もしも、杏子ちゃんが特別な力を持っていて人の為だけに生きていたら……いずれ、自分を見失うと思うからさ……。ごめん、意味がわからないね。あははは……。」

 

「……まぁ、何となく、私が特別な力を持っていたら心配してくれる事だけは分かったよ!」

 

「そうだね、まぁ、俺はさぁ、記憶喪失だから……もしかしたら、思い出したら、俺に特別な力があって、その力の使い方を思い出すかも!」

 

「あっははは!そりゃいいなぁ!記憶が戻って超能力とかあったら、是非真っ先に私に見せてくれよな!」

 

「面白い駄洒落も思い出すかもしれないしそれも杏子ちゃんに聞かせてあげるよ!」

 

「あ、それは遠慮するわ。」

 

「え〜〜?」

 

 

ーータカシと杏子が談笑していると、突然何か、凄い勢いでタカシの方へ飛んできた。

 

「ーーッ!?危ない!タカシ!」

「え?うわぁ!」

 

ーー杏子が直様察知して、タカシを抱いて躱した為、二人とも怪我をせずに済む、その飛んできた何かは、二人の後ろにあった木に当たり鈍い音がした。音がした方を杏子とタカシは見ると、銛と言う事が確認できた。

 

「な、何だよこれ!?」

 

ーー杏子がそう呟いた瞬間、木は根元から葉の先まで全て、灰色になり、一瞬にして、砂の造形物の様に崩れ、塵に還っていった。

 

「ッ!ま、まさか!」

 

ーー杏子はその銛が飛んできた方を見ると、灰色の異形が立っていた。その姿はまさに化け物じみた姿をしており、どこかトビウオを彷彿とさせる姿をしている。……フライングフィッシュオルフェノクだ。

 

「あ、アレは!オルフェノク!」

 

「……オルフェ……ノク……?」

 

ーー杏子は直様に呆然としているタカシを逃がそうとしようとする。すると、相手のオルフェノクの影が青く変色し、肩から上が人の像を映して杏子達に話しかける。

 

『悪いがガキ共、俺の憂さ晴らしになってくれねぇかな?なぁに、苦しいのは一瞬だ。』

 

ーーそう言ってフライングフィッシュオルフェノクはボウガンみたいな物を杏子達に向ける。杏子はこのままではタカシを庇いながら戦えないと思い、タカシに告げる。

 

「タカシ……、」

 

「な、何?杏子ちゃん?」

 

「家族には……黙っていてくれよな……。」

 

ーーそう言うと杏子は手持ちのソウルジェムを前に突き出す。すると、杏子の体が光りだして、杏子の服がどんどん変わっていき、身体から槍が出てくる。杏子は、魔法少女に変身したのだ。

 

「き、杏子ちゃん……!そ、その姿は!」

 

「……今まで黙っててごめん!」

 

ーーそれだけ言うと、杏子はオルフェノクに突っ込んでいく。オルフェノクは杏子が魔法少女に変化した事に驚き反応できずに、杏子は咄嗟に相手の手持ち武器を弾き飛ばした。そして、槍の根の部分を分離させて、オルフェノクを拘束して、タカシに叫ぶ。

 

「おい!タカシ!逃げろぉ!」『離しやがれ!クソガキィ!』

 

「き、杏子ちゃんはどうするの!?」

 

「コイツと戦うんだよ!あんたがいたら邪魔だ!足手まといだ!早くここから、離れろ!」

 

「……え…あ……!」

 

「早くしろぉーッ!」

 

「わ、わかった!」

 

ーータカシはその場を離れる事を躊躇したが、仕方なくその場を離れる。タカシが離れるのを杏子は確認すると、気を緩めてしまい、拘束していたフライングフィッシュオルフェノクの脱出を許してしまう。

 

「ーーチィ!」

 

ーー杏子は自分の失敗に舌打ちをする。オルフェノクは再び、杏子に目掛けてボウガンを、構えて撃つが槍でガードする。その攻撃は杏子にとって思ったよりも強く、衝撃により少しふらついてしまう。

 

ーーオルフェノクは武器を捨て攻撃を拳に切り替えて、杏子に殴りかかる。連打、連打で槍でガードしている杏子を何度も殴る。

杏子もやられっぱなしでガードだけでなく、槍で反撃する。

 

「おぉらぁ!」『グぅ……!』

 

ーー何度も槍で突き出す。オルフェノクも負けないとばかりに拳で杏子に攻撃を仕掛けるが、それを杏子が槍を使い、掴まれてしまう。

杏子はその時、オルフェノクに話しかける。

 

「おい、てめぇいい加減にしやがれ!今日から殺人なんて馬鹿なこと辞めてとっとと家に帰りな!」

 

『はははははは!コスプレ娘が大人に偉そうに言ってんじゃねーーよ!』

 

「はぁ?あんた!?まさか、魔法少女を知らないのか?ラッキークローバーって奴は?」

 

『んなもん…知らねえーなぁッ!』

 

ーーオルフェノクはそう言うと杏子を遠くへ弾き飛ばす。オルフェノクは再び、ボウガン状の武器を取り出す。それを杏子に目掛けてそのボウガンに装着していた銛を撃つが、またもやガードされてしまう。

 

「ちぃとばっかし、痛ぇからなぁ!」

 

ーー杏子はガードして弾いた瞬間、手持ちの槍を構えて、魔法で飛ばす様に伸ばした。その攻撃はオルフェノクに大打撃を与えた。

 

『ぐ、ぐあああああ!ぐ、くう』

 

「安心しな!命までとらねえ、気絶で済ませてやる。」

 

ーーオルフェノクはその場に気絶して倒れる。杏子は ふぅと一息つき、戦った感想を述べた。

 

 

「それにしても、前に戦った奴の方が強かったな……タコの奴は魔法少女について知ってたみたいだけど、オルフェノク全員が知って訳じゃ無いのか?……ま、いっか帰りますか……って!」

 

ーー杏子が振り向き、帰ろうとすると其処にはタカシが立っていた。

 

「お、お疲れ……杏子ちゃん。」

「た、タカシィ!?何でここにいるんだよ!?」

 

「ご、ごめん、どうしても木になっちゃって……。」

 

「お前、逃げろっつーたろ!」

 

「ちゃんと離れて見てたよ?」

「もっと、遠くにだ!だいたい、お前は常識がわかってなさすぎるんだよ!もっと節度ってもんをなぁ!」

 

「杏子ちゃんごめんって!次から気をつけ------------」

ドスッ

 

「た、タカ……シ……?」

ーー突如、タカシの胸に銛が突き刺さる。一瞬の出来事だった。タカシはその場に倒れ、動かなくなる。

 

ーーすると、後ろから声が聞こえてくる。

 

『フハハハハハハ!ザマァみやがれぇ!』

「…………。」

『俺にこんなことするから、お前は------------ぐぁぁ!!』

 

ーー杏子は直様、フライングフィッシュオルフェノクに攻撃をし始めた。しかし、感情は怒っていた。

杏子は怒り狂いながら、相手のオルフェノクを何度も、無言で

何度も槍で痛めつけ始めた。

オルフェノクは杏子に槍で切り裂かれ、又は突かれて、人間とは違い、血の代わりに火花が散る。その激痛で叫び始める。

 

『ぐわあああああーー!!』

「…………。」

 

ーーオルフェノクは今更、死が怖くなり杏子に命乞いをし始めた。

 

『た、頼む!死にたくない!もう、人殺しも何もしない!心を入れ替えた!何でもする! だ、だから------------ぐあああああ!』

「……ふざけるな。…………ふざけるなぁぁぁぁああ!!」

『ぐあああああああああああ!!』

 

ーー杏子は力を全力で籠めて、相手のオルフェノクを槍で穿った。

それと同時にオルフェノクは青い爆炎を身体から噴き出し、それと同時に身体は全て灰色の塵に変化して崩れる。

 

ーー杏子は魔法少女の変身を解除してその場に崩れる。自分の情けで家族を殺してしまった事に後悔した。杏子は、親愛なる人の名を呟いた。

 

「……タカシ………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「呼んだ?」

 

 

 

「え゛!?

ーーーーーはぁああああぁ!!?」

 

「イタタタ……死ぬかと思った。」

 

ーー声がする方向に杏子は振り向くと、オルフェノクの攻撃で貫かれて死んだと思っていたタカシは五体満足だった。その状況に驚きを隠せず杏子は叫んでしまう。

 

「お、お前、何で……!?」

 

「いやぁ〜自分でもびっくりしたよ!死ぬかと思ってたら生きてた!

ごめんね杏子ちゃん。心配を------------て!き、杏子ちゃん!?ど、どうしたの?」

「馬鹿野郎ぉーーッ!」

 

ーー杏子はタカシが生きていた事に安堵してタカシに抱きついてなきじゃくり、文句を言う。

 

「本当に、本当に……死んだんじゃないかって思ったじゃねーか!」

 

「ご、ごめん……杏子ちゃん……。」

 

「うぅ、ぐす……うっ…ぐぅ……。」

 

「本当に心配かけてごめん……。」

 

 

 

 

 

ーー杏子はタカシの胸で泣いて、その後も文句を何個も言う。

タカシはそれに対して、言い訳をして謝る…その繰り返しだった。

 

ーーそして、その様子を覗いて電話する者がいた。

 

「もしもし、私です。スマートブレインに勧誘しようとしましたが、サクラキョウコに殺されました。……はい、ベルトを使い報復ですか……わかりました。

あと、面白いことがあります。サクラキョウコの近くにいる男の子は

 

オルフェノクです。……はい。再び、監視を続けます。失礼します……。」

 

ーー電話を切りその男は独り言を呟いた。

 

「鹿目 巧也の捜索の次は、魔法少女の抹殺か……スマートブレインの対象は子供が多すぎる……。

……しかし、この鹿目 巧也くん、顔が髪の毛で隠れすぎてどの子供かわからねーよ。しかもこれ、小6の写真で時間的には中1だろ?……たく、上は何やってんだ」ブツブツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーαωー2

 

 

ーー時刻:二日後

 

ーー杏子はあれから、タカシに質問攻めだった。

 

ーー杏子は全てタカシに話した。キュウべぇの事、魔法少女の事、オルフェノクの事。しかし、願い事は話せなかった…。

 

ーーその後、杏子はタカシに怒られる。身内に黙って危険な事をしていたからだ。

 

「杏子ちゃん、危険な事をしないと生きていけないという事はわかった……でも、杏子ちゃんと僕は家族なんだから心配くらいさせてくれたっていいじゃないか!

俺、杏子ちゃんと家族になってからまだ短いけど……辛い事や楽しい事を話し合って心配し合うのが家族なんじゃないの?」

 

ーーと言って、タカシは杏子を説得した。杏子は次からはちゃんと報告するとタカシに言って、タカシは納得した。

 

 

「わかった……タカシ。もう、黙って行かないよ。」

 

「うん…ありがとう!杏子ちゃん!」

 

「あ!そう言えばタカシ!なんであの時さぁ…あのオルフェノクの銛が当たったのに生きてんだ!?」

 

「そうそう、それ!

ちゃんと当たっていたのは服だけでさ!体にはあんまり当たらなかったんだ!……流石にかすり傷できているけど……」

 

ーーそう言ってタカシは上の服を脱いで、上半身裸になって杏子に見せた。

 

「……お、おい!タカシ!いきなり脱ぐんじゃねー!///」

 

「あ、ごめん……でも見てよ?ほら、ここに傷が出来てる。」

 

ーーそう言って、タカシは自分の胸に出来てる傷をさす。

 

「(お、思ったよりこいつ筋肉あるな……///)わかった!わかったから着ろぉ!!///」

ーータカシは杏子の顔が赤くなっているのをわからず、不思議に思いながら服をきる。

 

「……俺、何でそう言えば筋肉あるんだろ?」

 

「あたしが知るか!」

 

ーー杏子が見た感じ、タカシの筋肉は思ったよりあった。タカシ自身、何故こんなにあるのかは記憶喪失なので知るはずなかった。

 

 

 

「……あ!」

 

「ん、どうした?隆?」

 

「俺が銛で死ななかったのは筋肉がモリ()モリ()だったからかな?------なんて、あはははは!」

 

「奇跡的に生き残った癖にオヤジギャグを醸し出してんじゃねぇ!!」

「痛い!」

 

ーー隆は死にかけたのに場違いな寒いオヤジギャグを出したことに杏子に叩かれてしまい説教を食らった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーαωー

 

 

ーー時刻:昼の放課後、

ーーキュウべぇが突然、杏子に話しかけた。魔女の事についてだ。

 

「杏子、大変だ!君が半年前、最初に戦った魔女が出現した!」

「な、なんだって!それは本当かよ!?」

 

ーー杏子にとって最初に戦った魔女は因縁のある相手だった。一度失敗して逃してしまって、止められなかった魔女だからだ。

しかし、キュウべぇは、少し考えた素振りを見せて杏子に提案する。

 

「……いや、杏子、やっぱり行かなくても大丈夫だ。」

「な、なんでだよ!?」

 

「この街から離れて、隣町の見滝原に行ってしまったようだ……。他の人に任せよう杏子。」

 

「いや、キュウべぇ、その魔女の場所に案内しろ!」

 

「何言ってるんだい!?自分の縄張り以外でそんな事をすればその町の魔法少女と戦闘になって君は殺されるかもしれないんだよ?ここはいかないのが正解だ。」

 

「でも、落とし前だけはつけてぇんだ!この手で!」

 

「でも、マナー違反ってわかってる?」

 

「それでもだ!」

 

ーーそう言って、杏子は見滝原へ急ぎ足で出かけていく。その行動にキュウべぇはため息をつく。

 

「やれやれ。」

 

 

 

 

 

 

ーーαωー

 

ーー場所:見滝原

 

ーー杏子は今、因縁のある魔女を追って、追いつき、魔女の結界に入っていて戦闘している最中だった。

魔女の特徴は影を基本としており、形は神話にでるミノタウルスを彷彿とさせらる姿をしていた。

 

ーーしかし、結果は、苦戦していた。

相手はとても強い力で斧を振り回し、杏子を攻撃していた。苦戦していた理由は脳筋なだけではなく、相手は体が消滅しても何度も復活していたからだ。

 

「くっ、コイツ……!なんで奴だ!倒しても、倒してもキリがねぇ!------------おりゃあッ!」

 

「ค่ะ#°ةة°زت⁂แอ้่⁂⁂!!」

 

ーー杏子はまた相手を倒す。しかし、魔女は復活するその繰り返しだ。

 

「はぁ……はぁ……いい加減くたばりなよ!」

『杏子!疲労で体力が消耗し過ぎている!ここは一旦引くんだ!』

 

「……誰が逃げるもんかぁ!」

 

 

「ب(இரEdگ۵aAஎغq!!」

 

「ッ!?ーーしまった!」

 

ーー杏子は疲労の性で、相手の攻撃を槍で塞いでいたが、それが弾き飛んでしまう。

それと同時に魔女はそれを隙と見て使い魔を使い杏子を拘束する。

「ーーうわぁ!」

 

ーーそして、魔女は自慢の馬鹿力と斧で攻撃を仕掛ける。

「(チクショウ------このままじゃ、あたし------」

 

ーー身動き取れずに、杏子は攻撃を受け入れるしかなかった

 

「غaะ٤g6٢@٠ஓى٪m‏*------------£'யا!?」

 

ーーかのように思われたが、その魔女の攻撃に使う斧は黄色いリボンに拘束された。

「یےhพึุ่௴fஉyy!?」

 

「……!?だ、だれなんだ?まさか、あの……」

 

ーーそれと同時に杏子を拘束していた物が破壊される。杏子は一瞬、前に助けてくれたオルフェノクかと思っていたが……。

「危ないところだったわね。」

 

「魔法少女……?」

 

「大丈夫?」

ーーそう言って金髪のウイッグヘアーの魔法少女は手を差し伸べて杏子を心配する。

 

「あ、その……助かったよ。誰なんだあんた一体……?」

 

「自己紹介は後、今はあの魔女を倒さなくちゃね。」

 

ーー金髪のウイッグヘアーの魔法少女は魔女を見て少し考えて杏子に告げる。

 

「……………なるほどね。あの魔女の本体は斧ね。」

 

「え?」

 

「だから、何度も倒しても復活してしまうのね。」

 

ーーそして、その魔法少女は杏子にある提案をする。

 

「私は魔法であの使い魔達を一掃するわ……その隙に貴女は本体を壊してくれる?」

 

ーー杏子はその提案を聞いて微笑んで了承する。

 

「わかった!」

 

ーーそこからは、魔法少女達は一方的な戦いを見せた。まるで、初めて会った仲とは思われない、連携を見せて魔女を翻弄した。金髪の魔法少女は使い魔を倒し、杏子はドンドン本体へ近づく。

そして、本体の斧に向かって杏子は渾身の一撃をくらわした。

 

「はぁぁあああッ!!」

「ளگaپーーー€€€€€€€!!!」

 

ーー杏子は魔女の本体である斧を壊すと中からグリーフシードがでてきて、遂に魔女を倒す事に成功した。倒した杏子は歓喜の声を上げ、金髪の魔法少女は微笑んで賞賛した。

 

「や……やったぁ!」

 

「お見事ね!」

 

ーーそして、魔女の結界が晴れていき、杏子は助けてくれた魔法少女に話しかけ、自己紹介をする。

 

「あんた、さっきはありがとうな!あたしの名前は佐倉杏子ってんだ!」

 

「ふふふ、改めまして…私の名前は巴マミこの見滝原の町の魔法少女よ。」

 

「実はあたしは……」

ーー杏子はその時、わざわざ隣町に来て魔女を狩ろうとした事を謝ろうとするが、巴マミに止められる。

 

「少し、待って。」

 

「?」

 

「そこのあなた、そこで見てないで出てきたらどうかしら?」

 

ーー杏子は巴マミが向いている方向へ向くと、

 

「あ、あいつは!」

 

「あら?知っているの佐倉さん?」

 

 

 

 

ーー前に杏子を助けたアギトの顔をしたオルフェノク……アギトオルフェノクが物陰に潜んで見ていた。

「……………。」

 

ーーしかし、そのオルフェノクは巴マミの提案に応じず逃げていった。

 

「あ、あら?」

 

「に、逃げやがった!ま、待て!」

 

ーー杏子は追いかけようとするが、ものすごいスピードを出していたためすぐに見失ってしまった。

「……なんなんだよあいつ!……いったい、なにがしてぇーんだよ……?」

 

 

 

 

 

 

 

ーαωー

 

ーーアギトオルフェノクは逃げ切った後、空を見ながら呟いた。

 

 

「優しそうな人だったな…………しばらくは……大丈夫、かな?」

 

ーーアギトオルフェノクはそのまま闇の中へ消えていった。

 

To be continued......




質問コーナーQ&A

Qオルフェノクってそんなに頑丈だっけ?
A人間の姿でビルから飛び降り自殺した木場さんが生きていたので。それに、銃弾ならオルフェノクの身体に全然ビクともせず弾きます。
魔女の使い魔は"戦闘タイプじゃ無い奴"で即死の設定です。

Qアギトとオルフェノクって関係あるの?
Aミラージュアギトで検索してください。お願いします。

Qあのアギトの紋章教えてよぉ〜!
A一応、オルフェノクですが、アギトならこうなります(挿絵参照)
左、謎のアギト、上、アギト 。下、アナザー

【挿絵表示】


Qこのアンコちゃんストーリーはフェアウェル•ストーリー基準?
Aはい、一応そうです。どちらかと言うと漫画版The_different_story基準ですけどね。

Q巧也!生きとったんかワレ!!
A彼は巧也ではない!隆だ!

Qオルフェノクを出す必要性は?
A今後のために必要不可欠なものです。ドラえもんでいうと四次元ポケットくらい重要です。

Qこれ、杏子ちゃんが主人公?
A最初そのつもりなかったす。今はそうなってしまいました。もうそろそろ戻すつもりです。

Q本編いつ?
Aこの章の次です。そしたら、杏子以外のキャラが序盤ででる予定です。

Q鹿目 巧也と中澤 隆の顔違いってある?
Aあります。いずれ描く予定です。真ん中わけか、片目が隠れているかの違いです。

Q杏子ちゃんがオルフェノクに対しても優しすぎ無い?
A杏子ちゃんはやさぐれなかったら、ぐう聖な女の子思っているうp主です。異論は認めます。

因みに今回出たフライングフィッシュオルフェノクはスマートブレインに属していなかった野良使徒再生オルフェノクです。(成り立てで凄く弱い。)
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